2022-03-07 22:50:54 更新

概要

もともとブラック鎮守府だったところに着任した田村君、彼の本当の顔は、
対テロ組織code 第二課の部隊長だった?
ゆっくりと更新していくため進行は遅いですが見てもらえると嬉しいです


前書き

割と前任がいい人になってしまった…
今回マジで伸びてしまい申し訳ない。
提督 「中の人が土下座するんで、許して島風」
中村「っ全然面白くないよ…黒さん」
提督(´・ω・`)
中の人「ぶふっ」((´・ω・`)で吹いた)


現実


私は今鎮守府の地下にある臨時監禁用の牢屋の前にいる。中には久しぶりに意識が現実に戻ってきた少しやせた前任がいた。


もちろんこれからどうなるかは教えないが、まぁせめて自分の最期くらい地上で過ごさせてやるか…


前任サイド

(ある程度更生しているがまだ腐っている)


今日はいつもと違いあの真っ暗な世界ではな現実世界?に来ることができた…しかし相変わらず牢屋の中だ…

1週間ほどたっただろうか…?風呂にも味のある物も何も食べれていない。


???「おぉ~い、起きてるか前任」


彼女?が来た…殺しに来たのだろうか…あの地獄を耐えるくらいならいっそ殺してほしい。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

「はひッ、もちろんでございます中村様」緊張と恐怖から変な声が出る…


中村「お前を今日一時的に地上に出すそれまでに風呂に入れ。正面に看守用の風呂と着替えがある。少しはさっぱりしてこい、髭も忘れるなよ~2時間後くらいにもう一度来る。じゃあな」


何だと…あの女がここまで優しくなるとは。不思議なこともあるもんだ…しかし怪しいとはいえ風呂はありがたい。早速は入らせてもらおう。服は普通のものだな…風呂の方も流石に管理人用だからかそこまで狭くはなく男一人なら余裕で入れるくらいだった

15分後 フロデタヨ


さて、これからどうしようか…まあ、久しぶりの現実なんだ寝るとするか。


中村に戻ります

地下から出て部屋に向かう私も着替えたいし、何より腹減った(起床0430)


部屋で湯治を済ませた後、執務室に向かう。もちろん田村に話があるからだ現在時刻0930

うちはまともに出撃しないから始業は9時からだからもういるだろう。私の部屋から執務室までは5分ほど、遠すぎないからありがたい


中村「黒さん、居るかい?」


提督「鍵は開いてるからどうぞ~」


中村「失礼するよ。いきなりだがあの前任どうしたい?私はこのまま本営に送るのもいいと思っているのだが…」


提督「でもなぁ、それだとあの子たちの反応が怖いんだよな~こっちとしては処刑したいんだけどグロすぎるからな」


中村「それじゃあ黒さん。私に判断を任せてくれないか?」


提督「それもそうか…昔と同じようにしな。君の自由だが責任は私が持とう好きにやってくれ」


中村「了解♪じゃあ1600に中央講堂に集合で放送よろしくお願いしますね~」


1130


中村「前任…いや、黒杉さん、最後に何食べたい?そのくらいはかなえさせるよ」


前任「そうだな…最後なんだとしたらいいもの食いたいと思うかもしれないが…カップヌードルでお願いする」


中村「そんなのでいいのかい?」


前任「あぁ、この日本の食料の最高傑作だと思っているのがカップヌードルだからな」


中村「まぁ、確かにおいしいけど、まあいいや、お湯入れた状態で持ってくるよ。米もいるかい?」


前任「頼もうかな。最後に君でも食べようかと思ったけど流石にダメそうだからな…ハハハ」


中村「まぁ私も傷物じゃ無いだけで口は入れられたことあるしね…」


前任「言いたくなければ答えなくてもいいがいつやられたんだ?」


中村「君はさ。昔あった大本営襲撃事件知ってるかい?そしてその場で戦った人の名前を」


前任「大本営襲撃事件…確か…艦娘は出撃ゲートがつぶれ誰も出撃せず男一人と女二人。そのうち女が一人戦死したと噂程度に聞いている

   が…名前までは」


中村「そうか…その戦いで死んだのは零さんっていう人だよ。私達と最後まで戦ってくれたホントの戦友…いまっは…もう…」


前任の前で泣きかける中村。昔の前任ならそのまま襲いそうになるが…無言で背中をさする


前任「すまない。つらいことを思い出させた。私がこの世を去るまでその名前を忘れることはない」


中村「すいません、ちょっと思い出しちゃて…話を戻しますか。その襲撃事件から半年前に深海棲艦と人間の中間の生命体…いや、人間が

   大本営の深海棲艦の有効攻撃を見つける部門に連れてかれてテストベットにされた」


前任「もしかして、あの深海棲艦に主砲(意味深)を食いちぎられて死んだ事件は君が…」


中村「そうだよ。電気で無理やり体が動かなくなってる時に口の中に突っ込んできてね…大体1日で3回くらい…だったかなそれが1か月くら

   い続いてわざと堕ちたふりしたら検査員が拘束具と電撃装置外してくれたからそのまま食いちぎって脱出したってだけ」


前任「そ、そうか…」


中村「こんな話してないで持ってくるね、それまで自由にしててよ」


1145


中村「持ってきたよ~…」


その部屋からは前任及び水の入ったペットボトル数本が居なくなっていた


中村「やっぱり逃げちゃったか…殺したくなかったんだけどな…妖精さん、擬装の用意よろしくね」


執務室


提督「はい、こちら執務室。要件をどうぞ」


無線連絡先中村「こちら中村、前任が脱走、これより追跡及び処分をする。擬装の使用許可求む」


提督「許可する。私も捜索に参加したほうがいいかい?」


無線連絡先中村「いや、私一人でいい」


大淀「提督さん、近海に深海棲艦が来ています。姫級が2体、通常種が1体接近中です」


提督「この時に…中村お前はドックに向かえ、深海棲艦を沈めた後前任の確保もしくは処分に入る」


ドック


中村「了解、中村桜芽出撃する」


ドック内妖精さん

「ボート一ツ無イケドヨカッタノカナ?」


鎮守府近海


???「ハァ、ハァ…アトチョットデ…ホッポ。モウ少シダカラネ」


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2021-10-30 20:25:17

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2021-10-30 20:25:15

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