トレーナー「また変なの作ったの？」

アグネスタキオン「変なのとは心外だねぇ、これを押すだけで全ウマ娘から嫌われるスイッチだよ、どうだい？心が躍らないかい？」

トレーナー「何も踊らないし、嫌われる必要があるのか」

アグネスタキオン「それがあるんだねぇ、いいかい？君は最近、モテていることに気づいているかい？」

トレーナー「いや、とくには」

アグネスタキオン「そういうところだよ」

トレーナー「？」

アグネスタキオン「とりあえず押してくれたまえー、きっと楽しい生活が君を待っているよ」

トレーナー「嫌な未来しか見えないからとりあえず弁当を作ってくるよ」

アグネスタキオン「逃げられたねぇ、でもモルモット君、実験は既に始まってるんだよ」ﾎﾟﾁｯ

アグネスタキオン「別にトレーナー君が押さなくてもいいからねぇ」ｸｸｯ

――――――――大樹のウロ前。

弁当を作るために移動中、大樹のウロ前を通ろうとしたとき。

？「ト･･･ーなんて大っ嫌い！」

トレーナー「！」

とっさに近くの茂みに隠れて、様子を見てみる。そこにはトウカイテイオーが大樹のウロに何かを叫んでいる。