【短編SS】海馬社長がエレン達と刻を越えて出会ったようです。 ~1ターン目~
・作者は海馬社長が好きなだけの素人
・キャラ崩壊とかも少しあるかもしれない
それでもよければ、読んでください。
『兄様、大変な事が分かった!この機械はやっぱり使わないほうがいい!!』
『何ッ!?停止しないだって!?何言ってんだよ磯野!早く止めなきゃ、兄様が・・・!!』
『クソッ!!止まれ!止まってくれよ!!兄様も目を覚ましてくれッ!!』
『兄様ッ!早く起きてくれ兄様!兄様ぁぁぁぁぁッ・・・・・・・
――――――――――――――――――――
――――――――――――――
―――――――――――
――――――
【845年 ウォールマリア シガンシナ区】
アルミン「ぐすっ・・・えぐっ・・・」
アルミン「どうして・・・何でいっつもこんな目に・・・」ガサゴソ
~回想~
ガキA「おらぁっ!!」バキッ
アルミン「うわぁっ・・・!」ドサッ
ガキA「はぁはぁ・・・よっしゃ!異端者をやっつけたぜ!」
ガキB「流石A!いよっ!正義の味方!未来の憲兵様!」ヒューヒュー
アルミン「う、うぅ・・・・・・」
ガキA「はぁ、はぁ・・・にしてもコイツ、三日前にもぶっ飛ばしたのに全然懲りずに外の世界なんかの本を持ち歩いてやがった」
ガキB「ほんと・・・異端者は異端すぎて理解力にも欠けるみたいだね」
ガキA「この異端者には、俺達が現実を分からせてやらないとな・・・」ガシッ
アルミン「・・・それは、僕の本・・・!?か、返して・・・・・・!」
ガキA「うぉりゃあぁっ!!」ポイッ
アルミン「ああぁっ!!?お爺ちゃん本がっ!!」
ガキA「あれ~~?お前の本、どっか行っちゃったぁ~~」
ガキB「ほんとだ~!何処行ったんだろうな~?」
ガキ共「見つかりそうもないし、僕らは帰るとするかぁ~♪せいぜい頑張って探してねぇ~♪」
ギャハハハハハ・・・
アルミン「あ、ああぁ・・・・・・」シクシク
―――――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――
アルミン(くそっ!今に見ていろ・・・!)涙フキフキ
アルミン「確か、本はこっちの方に飛んで行った気が・・・」
アルミン「あぁよかった・・・あったあった・・・・・」チラッ
白コートの男「」チーン
アルミン「・・・・・・!!!?」ビクッ
アルミン「ひ、人が倒れてる!た、大変だぁぁっ!おじいちゃーーん!!!」
――――――――――――――――――
―――――――――――――
―――――――
「う、うぅぅむ・・・・・・」
海馬「・・・・・・ハッ!」ガバッ
海馬「ここは、何処だ・・・?」
??「あっ!目を覚ましたんですね?」
海馬「ん?誰だ貴様・・・」ジロリ
アルミン「あ、すみません・・・僕はアルミンと言います」ペコリ
海馬(アルミン・・・聞かぬ名だ。金髪から察するに、米国人か?)
アルミン「えっと、あなたが路地裏で倒れているのを見かけて、それで僕の家までお爺ちゃんと一緒に運んだんです!」
海馬(路地裏・・・?何故俺はそんな所で寝ていたんだ?・・・ムッ!?)
アルミン「おじいちゃーん!さっきの人が目を覚ましたよー!」
アル爺「おぉ、そうかそうか・・・いやはや、無事で何よりでs 海馬「俺のデュエルディスクがない!!デッキも!!」
アル、アル爺「!!!?」ビクッ
海馬「おい!俺のデュエルディスクとデッキを何処にやった!?」
アル爺「と、取りあえず落ち着きなされ・・・」
海馬「あれには俺の大切なブルーアイズも入っているんだ!!何処だ!?」
アル爺「でゅえるでぃすく、とかいう名称は知りませんが、貴方を解放する際にあなたの腕やら腰についていた物は、全部外してあちらに保管してありますぞ。ご安心なされ」ユビサシ
棚の上の社長嫁『安心して瀬人。貴方を置いては行かないわ』
海馬「そ、そうか・・・」フゥ
アルミン「ねぇお兄さん!」
海馬「確かアルミン、と言ったな?何だ・・・?」
アルミン「お兄さんって、どこから来たの!?お兄さんが腕に付けていた物は一体何!?服装もここらでは見ないし!」
アル爺「これこれ・・・この方はまだ目を覚ましたばかりなのだかr 海馬「貴様!デュエルモンスターズを知らないのか!?」
アル爺、アルミン「!?」ビクッ
海馬(今や世界的に有名なデュエルモンスターズ・・・もはや全国に広まっている筈だが、何故この少年らは名前すら知らないのだ・・・!?ここは、米国ではないのか!?)
海馬(だとしたら、ここは一体何処だ・・・!?何故俺はここにいるんだ?・・・クッ、駄目だ思い出せん・・・!思い出そうとすると、頭痛がッ・・・!)
海馬「ぐぬぅ・・・・・・」ズキズキ
アルミン「あっ!大丈夫ですか!?」
アル爺「取りあえず、容態が安定するまでもっと良く休みなされ!」ネカシツケ
海馬「ぬぅぅ・・・恩に着る」ズキズキ
アル爺「アルミンや。この方の看病はワシに任せて、お前は外で遊んで来なさい」
アルミン「う、うん・・・」ガチャ
アルミン「・・・・・・」テクテク
アルミン「・・・・・・」テクテク
アルミン「・・・・・・」チラッ
アルミン「どうしよ・・・あの人の持ってた箱、持ってきちゃったよ・・・」
デッキケース「解せぬ」
アルミン(珍しい刺繍がしてあったからどうも気になってしまった・・・鉄みたいな色してるし、貴族の物なのかなぁ・・・?だとしたらあの人、ウチなんかに連れて来ちゃ駄目だったんじゃ・・・)
アルミン(どうしよう・・・今からでも一旦家に帰ろうかな・・・)
??「おーいアルミン!」
アルミン(この声は・・・!)
アルミン「エレン!ミカサも一緒なんだ!」パァァ
エレン「おーーーーいっ!」手ブンブン
ミカサ「・・・」手フリフリ
アルミン「二人共、どうしたの?」
エレン「薪集めに行く途中でお前を見かけたからよ!声かけたんだ!」ニカッ
エレン「なっ?ミカサ」クルッ
ミカサ「・・・うん」コクコク
アルミン(折角エレンとミカサが来たんだし、やっぱ帰らなくてもいっか!ウチにいるだろうからいつでも返せるし)テヘッ
エレン「ん?アルミン、お前が持ってるそれ、なんだよ?」
アルミン「あぁ、実はね・・・?」
カクカクシカジカ・・・ウンヌン・・・
アルミン「・・・というわけなんだよ」
エレン「ふーん・・・つまりそれは、お前が助けた見た事無い格好の奴の持ち物なんだな?」
アルミン「なんか、見たこともない綺麗な箱だったからつい・・・ね?」ハハハ・・・
ミカサ「アルミン・・・人の物を勝手に持ち出すのは良くない・・・」
エレン「・・ったく、ミカサは俺らのカーチャンかよ!別にいいだろ?返す気になれば、すぐ返せるんだしさ!」
ミカサ「で、でも・・・」オロオロ
エレン「はぁ・・・うるせーなぁ・・・じゃ、こうしようぜ!」
アルミカ「??」
エレン「その箱、なんか入ってるような感じあったんだろ?じゃ、ちょっと箱の中見ちまおうぜ?それから返しても、全然遅くはないだろ?」ニヤリ
アルミン「エレン、それはさすがに・・・」
ミカサ「エレン・・・貴方はやっぱりまだまだ子供・・・」ハァ
エレン「どーせ俺は子供ですよーだ!アルミン、ちょっとそれ借りるぜ?」バッ
アルミン「あっ・・・・・・」
エレン「さーて、中には一体何が入ってるのかなー?」パカッ
アルミカ「・・・・・」ゴクリ
――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――
―――――――――――
エレン「・・・なんか、正直期待外れだったなー・・・・・・」トボトボ
アルミン「不思議な絵柄の描かれた紙が沢山入ってるだけだったね・・・文字のようなものもあった。全く読めなかったけど、僕にとっては興味深いな!」
ミカサ「アルミンはともかく、エレン・・・勝手に覗いておいてなんて言い草・・・」タメイキ
エレン「取りあえずそれ、もう中身は見たし、返して来いよ」
アルミン「うん、そうだね・・・」
エレン「じゃ、俺らは薪集めに戻るから、じゃぁな!」
アルミン「あ、うん。またねー」手ヒラヒラ
アルミン「・・・僕はもう少しこの紙に書かれてることについて議論したかったんだけどなー・・・エレンの性格だから、仕方ないか!」
アルミン(一度家に帰って、また外の世界の本でも読んでいようっと!)
アルミン(・・・にしても)パカッ
アルミン「一体この絵柄は、何を表しているのだろうか・・・?」
青眼の白竜カード「」キラッ!
海馬社長がエレン達と刻を越えて出会ったようです ~1ターン目~ 【完】
このSSへのコメント