2015-06-06 22:35:34 更新

概要

( ´・ω・`)またパスワード忘れた
再アップ


前書き

ry


あの女の子はなんなのだろうか

「お姉さん、お久しぶり、いや、はじめまして、かな?でも、僕は君を知っているよ。はい、これ、死への招待状」

と渡された手紙の内容は

才能を見込み殺人ゲームによって三百人分の命を奪って欲しいというものだ

犯罪歴の帳消しと報酬が与えられるという

と言っても僕は殺人は100いや、200人くらいかな?

しかしてないし

女子なのだ顔でもバレなきゃ、見つからないだろう

まぁ、犯罪の帳消し云々はおいといて、楽しそうだから行くのだがな

場所は、この森のゲートにより異世界への移動

ほぉ

被害の縮小か

目の前にあるのだがな

入ったら天界に召されそう

そういう意味で罪の帳消しかな?

死への招待状だし

ふぅ

「よいしょ!」

まぁ、飛び込んだ

ん?街並み変わってなくない?

まぁ、森なのだが

見たことのない看板などはあるが

まぁ、ほかの人もいるだろう

そして、2時間が経過したころだろうか

『いやはや、やはり参加していただけましたか計300名の方々』

「ん?主催者か?」

『それでは、ルール説明から始めましょう

皆様の目の前にある箱の中には銃が入っています

その銃は弾数制限なしで、勝手に継ぎ足されます

そして、その番号札、今日は9/13なので22番さん』

「18番か」

『前のモニターには22番さんが出ています

この札を取ると』

「おぉ」

『死にます(笑)』

「すげえ」

『そして、この札を取ると、取った人の箱に食料、武器が継ぎ足されます

全銃の弾数は減りません

近接武器などは、研ぐ必要などありません


「ほうほう」

『それでは、札をつけたら、開始です

制限時間はありません、ただし空腹については私共々一切関与いたしません』

「よし、それじゃあ、人狩りでもしますか」

うん、今いるのは299人

箱の中の時計は、残り人数の表示か

残り297人

そう表示されている

銃声はあちらこちらから聞こえる

「やぁ、君もか」

知らない老父が話しかけてくる

「あんた、誰だ?」

「何回もあったじゃろうが」

「記憶にない」

本当にあった覚えなどなかった

「お主にわしの札をやろう」

恩はもらうタイプだ

「ありがたく」

そういい問答無用にとった

7番の札を

残り285人

箱には切断系の近接武器

食料は匂いを抑えてあるのか

このあいだにも

残り280人

はぁ、誰もいない

「あ、いた」

僕は一度うった

当たった

だが、もう一度うった

あまりに綺麗な血の色だった

14番の札を

赤く濡れた14番の札をとった

遠距離射撃用の武器か

てか、こいつ6番の札も持ってる

今持ってるのは6.7.14.18番

残り222人

多分200人くらいになったらこんな急には減らないだろう

だが、その予想はあっけなく外れた

150正確には146人まで減るのはすぐだった

というのも

残り200人くらいからよく人見かけたな

40人?位殺したかな

今気づいたけど

この箱全く重みがない

鈍感すぎる

どこぞの主人公どもよりも鈍感すぎる

いや、殺すのに夢中だったのか?

「怖いな」

もう残り144人か

集められる基準はなんなのだろうか

殺人歴のある奴ら?

銃を扱える奴ら?

いや、前者だろうな

犯罪歴の帳消しがあったくらいだし

箱には装備品もいつの間にか入ってるし

重みは感じないけど

ただ、それにしても

まだたったの半分か

読者もあきてきたろうに

ここまで読んでくれてありがとうございます

読者のためにも飛ばすべきかと思うので

三時間くらい飛ばして、

あと、残り49人

50人を切った

殺人、計約60人

長距離射撃が本格的に楽しくなってきた

だが、ひとつ問題がある

血が汚い

なんか、赤っぽくない、黒い

どす黒い

善人の血はもっと綺麗なのか?

まぁ、そんな理屈があるのか知らんが

はぁ、銃声も止んできて

残り38人

そして、完全に止む頃には27人

もう、十分の一だ

もう、寝てもいい気がしてきた

いや、寝ちゃダメだけど

てか、眠くもないけど

まぁ、弾幕みたいにすれば

蹴散らせるような気がしなくもない

てか、蹴散らせるでしょ

障害物がなければ

森だから、めっちゃ木があるが

宙に浮ければいいのだが

まぁ、無理だが

うん、残り18人

本当に寝ててもいい気が

もう、本当に寝ようかな?

嘘だが、な?

人数が2人になるまで待とうかな?

こういう一人語り的なもので

案外楽しいし

ぼっち特有の楽しみだが

はい、そして残り8人

一桁です

80人くらいしか殺してません

なのに、一桁です

もし、22番だったらとっくに終わってたんよな

それはそれで楽しいかも

読者的にはつまらないだろうけど

筆者的には楽で楽しい

この場合は珍しく楽=楽しい

はい、残り2人っすね

なんか、はい、ごめんなさい

すみません

グロ要素ほぼゼロ、そしてつまらない

突然の急展開

そして、最後の戦闘シーンも軽く終わらせます

えっと、番号146番

うん、微妙

ここはあえてバッジをとって勝ちたいな、なんて思ってます

嘘です、無理です

心臓狙います

動き早いから遠距離は無理かな

至近距離からハンドガン?

それが一番妥当?

いや、ここはあえて近接武器

中指を刃の腹に人差し指を乗せる変な持ち方だ

案外気に入ってるし、ぶれにくい

相手のスピードを利用して頚動脈が綺麗に切れた

自分はただ構えていただけだというのに

相手は勝手に死んだ

簡単に言えば、自殺かもしれない

最後は自殺というエンド

そして再び

『お、異世界でのバトルが終了しました

優勝者18番

それでは、ゲートから出てください

出たら、そこに

我々の組織の一人がいます

その人の指示に従い、動いてください

なお、箱はおいたままで大丈夫です』

「終わった」

いろんな意味で実感がない

ただ、とても楽しかった

ゲートから出ると

変な顔全体を隠すマスクをつけた少女?がたっていた

〈お疲れ様です

これは、あなたがもらった招待状のコピーです

これを誰かに渡してください

知り合いでもいいよう、顔を一定時間返させていただきます

そして、犯罪歴の帳消しということで

あなたが犯罪を起こす前の年齢まで戻させていただきます

それでは、その手紙を渡してください

報酬は、その後渡させていただきます

それでは、健闘を祈ります〉

「あれは、私かな?」

僕は僕に渡すべきなのだろうか

これは招待状を受け取る前だろう

だったら、渡すしかないな

この楽しさを独り占めするわけには行かない

愛想良く行かなくては

とにかく笑いながら渡そう

そう言えば、僕はどんな顔になっているのだろう

まぁ、

「ふふふ、お姉さん、お久しぶり、いや、はじめまして、かな?でも、僕は君を知っているよ。はい、これ、死への招待状」

これでいいや

とにかく、報酬をもらいに行こうか

「手紙は渡した」

〈そうか、では役目は終わりさ

君が殺したのはあくまで299人分

300人分殺すのは僕だったのさ〉

え?

そう言って、男は刃物を取り出し、僕の首を切った

〈ふふふ

さよなら、僕

いや、5ループ目の僕、とでもいうべきかな?〉

最後に聞いたのは、最初に聞いたのと同じ、壊れた少女の乾いた笑い声だった

あぁ、そうか

結局生きれるのは1ループ目の僕のみか

あの老父は正しかったのか

彼の言ってたことは彼のデジャブだったのか

やっと、理解した

理解するには遅すぎたが


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