2015-06-10 22:10:01 更新

前書き

ルールBOOK
ルール1「自分の病室にいる時は安全」
ルール2「?」
ルール3「?」
ルール4「?」
ルール5「外に出ると死ぬ」
ルール6「?」
ルール7「自分以外が死ねば、外に出られる」
ルール8「?」
ルール9「?」
ルール10「?」


1「目覚めの時」


俺は見知らぬ病室のベットで目覚めた。

「どこだ、ここ...」

辺りを見渡しても、

いたって普通の病院の様だ。

「なぜここに居るんだ。思い出せない...」

とりあえず、外に出よう。

病室から出ると、なにかが置いてある。

「なんだ...これは......」

目の前には机があり、

その上に紙が置いてある。

読んでみると...

ルール1

「自分の病室にいる時は安全である」

ルール2

「」

ルール3

「」

ルール.............

「なんだこれは...ルールだと?」

どうせ、子供のイタズラだろうと思い

紙を置いて、エレベーターに向かった。


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チンッ.....

エレベーターが着いたようだ。

それにしてもおかしい。

「俺が以外にどうして、人がいないんだ」

エレベーターに乗り、一階を押す。

どうやら、俺が居たところは6階だった様だ。

一階に着いて、扉が開く…

ロビーに向かうと、声が聞こえてきた。

どうやら、俺以外にも人がいるみたいだ。

みんな病院の服装を着ていて、

靴も履いていない。

俺「どうしてみんな外に出ないんだ?」

?「行って、確かめてみるといいよ…」


出口まで向かうと...

そこには死体があった…


俺「うっ...どうゆうことだ、これ.....」

後ろから誰かが近づいてきて、

声をかけてきた。

?「どうやら外に出ようとすると、

手首に着いてるだろ?それ」

俺「この時計か?」

?「あぁ、そうだ。その時計に何か仕組まれているらしく、出ようとすると自分の身体がドカン...」

俺「意味が分からない。どうゆうことだ...」

?「外そうとしても無駄だ。身体の一部とくっ付いているからな」

俺「...どうしたら俺たちはここから出られるんだ?」

ユウト「まだ俺にも分からない。自己紹介が遅れたな、俺の名前はユウトだ」

俺「よろしくな、ユウト」














2「ここに集められた人々」



俺「どうしてここに居るのか覚えていないんだ、ユウトは覚えてるか?」

ユウト「俺もまったく覚えていない。」

俺「そうか...ところで病室から出たときに変な紙を見たんだが、ユウトも見たか?」

ユウト「もちろん見たぞ、ルール5って書いたてあって、外に出ると死ぬと書いてあったな」

俺「おい、それって...」

ユウト「あぁ、そうだ。さっき起こった出来事だ。」

俺「なんで止めなかったんだよ!」

ユウト「誰もそんなルール本当だと思わないだろ...!」

俺「すまん、つい、カッとなって。」

ユウト「こんな状況だ、仕方ない。お前のところにはなんて書いてあったんだ?」

俺「自分の病室にいる時は安全である。だったな」

ユウト「それが本当だとすると、病室が安全なのかもしれないな」

俺「あぁ、そのほかにもルールがあるらしいが、空白でなにも書いていなかった」


--------------------------------



突然、ロビーのテレビが付いた。

「ルール1 外に出ると死ぬ」




みんなは外に出られない絶望感に押しつぶされそうだった。

そこで、誰かが大きな声で喋り始めた。

「ルール7 自分以外が死ねば、外に出られる!」

俺、ユウト「‼︎?」

それを聞いたみんなが隣にいる人の顔を見て、戸惑った。

いかにも強そうなマッチョがそれを聞き、

突如、隣にいた人を殴り始めた…


みんなは大パニック.....



俺とユウトは自分の病室に戻ろうとエレベーターに向かった。

しかし、俺らよりも先に動いていた3人組がいて、乗ることが出来なかった。

俺「階段を使うぞ!」

ユウト「わかった!」

俺「俺は6階だ!ユウト!お前は何回だ!」

ユウト「俺も6階だ!早く行くぞ!」












3「生き残るためには」


俺「はぁ....はぁ....」

ユウト「はぁ.....大丈夫か...?」

俺「これだけ走ると...水がほしいな....」

ユウト「水がないか、探してくる、待ってろ!」ッタッタッタ…

?「はい、受け取って!」ポイッ っ水

俺「おぉ、サンキュー...助かった!ところで、あんたは?」

女の子「私は18歳の高校生の女の子!よろしくお願いします!」

ユウト「おい!蛇口から水が出な...ってその子は誰だ!?」

俺「水をくれた優しい女の子だ、安心しろ」

女の子「ユウトさんもよければお水飲みますか?」

ユウト「お、おう...」

(なんで俺の名前を...)

俺「そうえば、ユウト。蛇口から水が出ないって言ってたよな?」

ユウト「あぁ、そこなんだ。問題は」

俺「水が出ないとなるとこの先、厳しいな...ところで、この水はどこにあったんだ?」

女の子「目が覚めたら外を空気を吸いたかったのですが、窓が開かなくて、屋上に行きました…そしたら、変な箱があったので開けてみると、水と食べ物が入っていました。」

俺「待てよ、女の子が持ってきたのは水のみ...と言うことは...」

俺、ユウト「‼︎‼︎‼︎」

ユウト「まだ、誰も気づいていないといいが...」

俺「行くぞ‼︎女の子は自分の病室で待っておくんだ!」


後書き

なお、ロビーのテレビのルールは ルールと関係性があり死者が出たときに出る模様
ユウトはルール5と言っていたが、死者が出たのは一回目、つまり初めて
なのでロビーのテレビにはルール1と書かれている

みんなルールを知らない
だから、死者を出してみんなルールを知ることが出来るシステムみたいだ


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素人さんから
2015-06-10 22:03:57

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-: - 2015-07-22 15:40:26 ID: -

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