アリア 『シノちゃん進路決めた?』
いよいよ受験、卒業の時期を迎えたシノとアリア。シノの進路、そしてタカトシとシノの素直になれない二人の物語
初投稿です。見づらかったりしますがすみません。
タカトシはタカとしてます。
本来の役員共と違って下ネタ少なめですが読んでいただければ幸いです。
生徒会役員共SSがもっと増えればと思ってます!
シノ 「そうだなー。私はアメリカの大学を考えているぞ。」
スズタカ !?
アリア 「そっかー。やっぱりシノちゃんの学力なら当たり前だよねー。」
スズ 「か、会長!本気で言ってるんですか!?」
シノ 「ああ萩村。お前も海外にいくんじゃなかったか?」
スズ 「私は留学するだけで日本の大学をうけますよ!」
シノ 「そっか!まあ萩村ならどこでも余裕だろ!」
スズ 「そんなことありませんよ…ところで、津田は決まっているの?」
タカ …
スズ 「…津田?はなしきいてる?」
タカ 「…あ、あー。俺は…まだきまってないなぁ…」
スズ 「あんたはだめねぇー…」
津田 「今はなんか、その…別のことで頭がいっぱいに…」
スズ 「…そう、、、」
シノ 「よし!今日も生徒会の仕事がんばるぞ!」
アリア 「おー!」
……放課後……
シノ 「では今日は解散だ!」
アリア 「シノちゃんー。一緒に帰ろーぅ」
シノ 「おうアリア」
スズ 「ほら!津田!かえるわよ!」
津田 「……お、おう、」
……帰り道……
スズ 「ちょっと津田!あんたどうしたの?一日中ぼーっとしちゃって」
タカ 「いや、なんでもないよ」
スズ 「……ふーん。もしかして会長のこと?」
タカ 「…!?いや関係ないよ」
スズ 「あんたは嘘下手ねー。だいたい二年も一緒にいればわかるのよ、あんたの考えてることくらい」
タカ 「……さすがだな萩村。萩村に隠し事はできそうにないや」
スズ 「それで?会長がアメリカにいくのがやなの?」
タカ 「ま、まあね。そりゃあ俺を生徒会にいれてくれた人だし。無理やりだったけど今はとってもありがたいとおもってるし。なにもわからなかった俺にひとつひとつ教えてくれた尊敬できる人だし。下ネタはいつも重いけど…」
スズ (下ネタ…)「確かにかも…。でも、それだけなの?」
タカ 「…う、うん。」
スズ 「まだ私に隠すつもりなんだ」
タカ 「え?」
スズ 「わかってるのよ…あんたが会長のことをすきだってことくらい」
タカ 「……ほんと萩村には頭が上がらないや」
スズ 「もしあんたが本気で会長のことすきならばあそこでショックするのがあたりまえだからね」
タカ 「うん…卒業してからも会えると思ってたのに…」
スズ 「津田…」
タカ 「ごめんね。じゃあ俺こっちだから。じゃあね。」トボトボ
スズ 「う、うん。」
(…まったくなんなのよ。なんで思いを伝えなさいの一言が出てこないのよ。落胆してる津田を元気づけなきゃならないのに。でもむりかぁ。今一番落胆してるのは…私だもんな…
ずっと好きだった人に違う人の話されるんだもんな…私どうしたらいいんだろう………)
……一方その頃……
アリア 「シノちゃん。本当にアメリカにいっちゃうの?」
シノ 「ああ、これは私が決めたことだし私自身への試練だからな!」
アリア 「でもそうしたら津田君は… 」
シノ 「いいんだ。津田はどうせ萩村のことを好きなんだろう。こんな私の片思いなど実るはずもない。ならば遠くに行ってしまった方が…あきらめつくしな…」グスン
アリア 「シノちゃん…」
……別の日……
シノ 「津田!予算会議の資料をとってきてくれないか?」
タカ …
シノ 「おい津田!きいているのか?」
津田 「…!すみません。ぼーっとしてました」
シノ 「全く。そんなんじゃ次期会長はつとまらないぞ!」
タカ 「え、僕が次期会長に?」
シノ 「あたりまえだ!君は二年間副会長として、私の右腕として、がんばってきたんだ!君以外に誰が…」
タカ 「…すみません会長!その話おことわりさせて頂きます!」
シノ 「なんだって!?」
タカ 「すみません。僕には勤まりません。会長がいなくなった後この桜才に会長がいた頃と同じくらい楽しい思い出を作ることはできません……次期会長には萩村を…」
シノ 「津田!見損なったぞ!おまえはその程度でずっと私の右腕としてやってたのか!君には失望だ。もういい!」スタスタ
アリア 「シノちゃん…」
スズ 「津田…」
その日以来シノと津田は口を聞かなくなってしまった…
……月日は流れ受験シーズン……
アリア 「シノちゃん今日出発なのね」
シノ 「まあ受験しにいくだけだからすぐ帰るけどな!」
スズ 「会長!がんばってください!」
シノ 「ああ。準備はばっちりだ!ではそろそろいくよ!」
スズ 「(小声で)ほら津田。会長に何か一言いいなさいよ!」
シノ (津田からはなにもないのか…)
タカ 「……会長!」
シノ 「…!ビ、ビックリした!大声出すな!」
タカ 「すみません、つい…」
シノ 「どうしたんだ?」
タカ 「あ、あの…受験がんばってきてください!」
シノ 「…ふ。君みたいな意気地なしにいわれても嬉しくない。行って来るぞ萩村!アリア!」タタタッ
津田 ……
スズ 「津田…」
アリア 「シノちゃん!」タタタッ
……玄関……
アリア 「シノちゃんまって!」はぁはぁ
シノ 「どうしたアリア!息を荒立てて!欲情してるのかー?」
アリア 「ちがうよ!なんで津田君につめたくするの!」
シノ 「そのことか…それは津田が…」
アリア 「違うよ!津田君は私達が抜けた後の学園の事を思ってあういうふうにいったんだよ!ほんとはシノちゃんの後をついで会長になりたい気持ちはやまやまだとおもうよ!」
シノ 「アリア。私達はもうすぐ受験だ。余計なことをかんがえないで、受験に集中しよう。津田のことは…そのあとだ…じゃあな。もう急がないと……」スタッ
アリア (シノちゃん…)
……受験が終わり卒業式の季節……
スズ 「会長に七条先輩!現役合格おめでとうございます!」
シノ 「ありがとう!」
アリア 「応援してくれたふたりのおかげだよー!だよねーシノちゃん?」
シノ 「あ、あー!そのとおりだ!そしてそろそろ私達も卒業だな…」
アリア 「明日が卒業式だねー!」
スズ 「先輩がいなくなるのとっても寂しいです」
シノ 「またうまいことを。そして明日のことなんだが、在校生送辞として次期会長が毎年やるのだが今年はまだ決まっていない。しかしここは最後の会長命令として…津田!きみにやってもらう!」
タカ 「ぼくですか?!」
シノ 「そうだ!次期会長がだれになろうと二年間私の右腕として働いてたことに変わりわない!できるな?津田!」
タカ 「…はい。やらせていただきます…」
シノ 「よし。それでは明日がんばろう!」
アリア 「おー!」
シノ 「では明日に向けて早めに解散!」
…帰り道…
スズ 「津田!明日はしっかりやるのよ。三年生にとってあんたの事情なんか知らないんだから。しっかりやって会長に成長の跡を見せなさい!」
タカ 「う、うん」
スズ 「ところで。明日で最後だわよ。会長に思いをつたえないの?」
タカ 「今は考えてないかな。そんなことより明日の送辞考えてるから。じゃあね。」
スズ 「ちょっ津田!」
(…全く。最後まで隠し事して。本当は伝えたくてたまらないくせに…)
……その頃……
アリア 「明日で私達の学校生活も終わりだねー」
シノ 「そうだな。なんかこう悲しくなるな…」
アリア 「ところで。津田君には思いをつたえないの?」
シノ 「ああ。会長としての言伝は伝えるが私個人としての感情はおさえるよ。じゃないと卒業すること以外に泣くことになりそうだからな…それよりこうしてアリアと帰るのも明日で最後か…」
アリア 「そうだね…シノちゃんと離れても心と性感帯はいつも一緒だよ!」
シノ 「乳首こねくり回すの好き同士だもんな!」
シノ アリア 「……」
アリア 「家、ついたね…」
シノ 「お、おう。ではまた明日!」
アリア 「じゃーねー」
シノ (こうやって、アリアと帰るのも…一緒にボケるのも最後なんだよな…そして津田にボケをつっこんでもらうことももうないのか……)
シノ 「あたりまえ、か…」
シノ 「わたしも、かえろう…」
シノ 「…泣くな、わたし…」
…津田の家…
タカ 「ただいまー」
コトミ 「おかえりタカ兄!」
タカ 「ふぅ…」
コトミ 「会長達明日で卒業かー」
タカ 「そうだな…」
コトミ 「タカ兄…会長につたえなくていいの?」
タカ 「おまえにはずっと俺が会長の事すきっていってたもんな。でも今は考えてないかな…」
コトミ 「伝えた方がいいとおもうけどなー」
タカ 「ありがとう。でも会長を笑顔で送り出すことしか今は考えてないよ」
コトミ 「まあタカ兄の笑顔みれたら会長も喜ぶと思うよ!」
タカ 「お前たまにはまじめなこというんだな」
コトミ 「明日に備えてオナニーはしn」
タカ 「風呂入ってくるわ…」
…卒業式当日…
司会 「続いて在校生送辞、津田タカトシ君」
タカ 「はい」
スズ 「しっかり!」
タカ 「ああ!大丈夫!」
トントントン
シノ (津田…頼もしくなったな…最初は私と一緒にステージに登るだけで緊張して赤くなってたというのに…今ではあんなに堂々と…これならやはり次期会長も津田に…)
タカ 「卒業おめでとうございます!」
司会 「ありがとうございました。続いて卒業生答辞。天草シノさんお願いします」
アリア 「シノちゃんがんばって!」
シノ 「ああ!津田があんなにきめたんだ!まけられないよ!」
トントントン
タカ (やっぱり会長はすごいな。俺のスピーチとは比にならないくらい聞きやすいし内容も優れてる。やっぱり俺に会長の跡継ぎは…)
シノ 「ありがとうございました!」
…卒業式終了後生徒会室…
スズ 「会長!七条先輩!おめでとうございます!」
アリア 「ありがとうスズチャン!もうびしょびしょだよー…」
タカ 「この人は最後まで…」
アリア 「あれー?つだくーん?涙で顔がびしょびしょって意味だよー?どんないみだとおもったのかなー?」
タカ 「あんたはブレねーな最後まで!」
シノ 「アリア!泣きすぎだぞー!涙拭いて最後は笑顔で卒業するぞ!」
アリア 「うん!」
シノ 「今日で私達が卒業するにあたって生徒会も、跡継ぎをしなければならない。そこでだ!津田!お前に話がある!二人は外してくれないか?」
アリア 「わかったよー!いこうスズチャン」
スズ 「わかりました」
……
シノ 「津田よ」
タカ 「なんでしょう?」
シノ 「君はやはり会長は自分にはむりだとおもっているのか?」
タカ 「…はい」
シノ 「やっぱりか…最後まで君はバカだ」
タカ 「…え?」
シノ 「こっから少し長くなるが卒業する先輩の最後のお節介だ…」
シノ「津田よ。お前が入学して来た時のことをおぼえてるか?」
タカ 「ええ。服装チエックに引っかかってそのまま生徒会に入らされたやつですよね。」
シノ 「ああ。本当のことをいうとアレは本当に偶然というか。確かに共学したことにより男子がほしかった。しかし君をわざわざ選んだわけではないんだ…」
タカ 「あのーなにをいいたいんです?」
シノ「まあ最後まで聞け。当時はそのくらい期待してなかった。入ってからもなかなか仕事がうまくいかずに手こずったな。私が一から教えて。まあ今となってはいい思い出だけどな」
シノ「しかし慣れるものだな。だんだん仕事も慣れて来て最近やっと副会長が板についてきたとおもってる。しかし最近だ。君に私の跡はおもすぎる。実は私もついさっきまで私の跡継ぎは萩村にしようかなと考えていた…」
シノ「だが…卒業式での君のスピーチを聞いたら考えがかわったよ。あんなに遠くから見たのが始めてだからかもしれんな?君がとてもたくましく見えた!私とステージに登るだけで赤くなって緊張してたあの頃とちがってちゃんと堂々としてたではないか!やっぱり私は君に会長の跡をついでほしいとおもう!」
タカ 「会長…」
シノ 「無理にやれとは言わないよ。自分にはやはり無理だっておもうなら萩村に任せればいいさ」
シノ「君は確か自分じゃ私がいた頃のように桜才にたくさんの思い出を作ることはできないって言ってたな」
タカ 「はい…」
シノ 「別にいいんじゃないか?無理に私に合わせようとしないで。みんなに夢をみせることができなくても。自分のペースで萩村と協力してがんばっていけばいいんだよ!したら結果はついてくるし、みんなだって理解してくれるしついてきてくれる!君は君らしく!こんな無茶言う先輩はいなくなるんだから!みんなを頼って自分らしくやっていけばいいんだよ!がんばれ!次期会長!」
タカ 「会長…」
シノ 「どうした?」
タカ 「僕が次期会長をやります!というかやらしてください!」
シノ 「……津田」
シノ「……その一言を待っていた!何より君は二年も私の右腕としてやってきたんだ!自信をもってがんばってくれ!」
タカ 「はい!ありがとうございます!」ニコッ
シノ ドキッ…
(だめだ、ドキドキするな私!)
シノ 「最後に君の笑顔を見れてほんとうにうれしいよ!これで心残りなくアメリカにいけるよ!」
シノ 「アリアー!萩村ー!はいっていいぞ!」
アリア 「どうなったの?」
シノ 「次期会長は津田がやることになった!萩村!津田の右腕としてささえてやってくれ!」
スズ 「はい!」
シノ 「これで一件落着だな!そしてこの生徒会室ともお別れか…」
アリア 「そうだねー…」グスン
シノ 「こらアリアー!泣くな!」
アリア 「ごめんなさい。シノちゃん」
シノ 「…よし!ではそろそろ私はいくとするかな」
スズ 「え?どこにですか?」
シノ 「実は今日の夜にはアメリカに出発するんだ」
スズ 「えー!?!?!?きいてないですよ!」
シノ 「ごめんよ萩村。もう行かないと間に合わないな!アリアはもうちょっとゆっくりしてけ!じゃーなみんな!」
アリア 「私は空港にお見送りいくね!」
スズ 「私もいきます!」
シノ 「ありがとう二人とも!今日の夜の十時だ!ではその時!」
たたたっ
アリア 「あ、わたしちょっとおトイレに。桜才最後のおなn…」
スズ 「はやくいってきてください!」ドンッ
スズ 「津田!会長にいうことないの?まだ間に合うわよ!」
タカ 「…いいよ!これ以上会長に迷惑になることしたくないし…」
スズ 「…全く。あんたは会長がここを出ていく時の顔みてなかったのね」
タカ 「…え?」
スズ 「あんたの顔みてずっとなにかいいたそうだった」
タカ 「おもいこみだよ!なんか顔についてたかなー?」
スズ 「津田!!!いい加減にして!あんたどんだけ鈍感なのよ!このままなら会長かわいそう!せめて最後に二年間思ってたことをぶつけてきなさいよ!」
タカ 「萩村…」
スズ 「あんたなら大丈夫。私が保証するよ…」
タカ 「…萩村…俺いってくるよ!ありがとう!」ダッ
スズ 「まったく。ここまでしないときづかないなんて…ほんと鈍感ね。会長の気持ちにも、、、わたしの気持ちにもきづかないなんて…」
アリア 「きもちよかったー。あれ津田君は?」
スズ 「会長のところに」
アリア 「…やっといったのね」
スズ 「ええ」
アリア 「スズチャン大丈夫?」
スズ 「え?ええ。大丈夫っですっ」グスン
アリア 「…スズチャン!わたしたちもいくよ!」
スズ 「え?」
アリア 「ほらはやく!」
スズ 「ちょ!まってくださいよー!」
…玄関…
シノ 「津田は…くるわけないか…まったくあいつも二年間もいっしょにいたのに、がんばって!や、いってらっしゃいの一つもないのか…って、あるわけないか……津田は萩村のことが…」
……ょー
……かいちょー!
シノ 「ん?」
タカ はぁはぁはぁ
シノ 「津田!なにしてるんだ?」
タカ 「なにしてるって…きまってるじゃないですか…」
シノ 「なんだ?」
タカ 「想いを伝えに来ました…」
シノ 「…え?」
タカ 「会長!いや、シノさん!」
シノ 「ひゃい!?」///
タカ 「シノさん!僕頑張ります!すこしでもシノさんに追いつけるように頑張ります!シノさんのように桜才に夢を見せれるようにがんばります!」
シノ 「…なにがいいたいんだ?」
タカ 「あのー!ようするに!付き合ってください!」
スズ (そこはもっとうまいこといえよばか!)
シノ 「フフフ…君は相変わらず口下手なやつだなぁ…まぁわたしもだがな///私は四年間アメリカにいるんだぞ。それでもいいのか?」
タカ 「僕いつまででもシノさんのこと愛し続けています。シノさんのことまってます!」
シノ 「津田…つだぁーー!!」ダキッ
タカ 「かいち…シノさん…」
シノ 「津田…いや、タカトシ…。……してくれ?」
タカ 「シノさん?今なんと?」
シノ 「私と結婚してくれ!」
スズ (えー!?!?!?)
タカ 「もちろんそのつもりです!」
シノ 「ありがとう…わたしは世界一幸せな女だな…」
アリア (よかったねシノちゃん!)
スズ (お幸せに…)
畑さん じーっ『……会長副会長堂々婚約宣言!』これはうれる!
スズ 「あんたも最後までぶれないな!」
畑さん 「これが私の生きる道ですから」
スズ 「そうですか…」
シノ 「おっと私はそろそろいかなければ。十時に空港でまってるぞ!」
タカ 「はい!」
畑さん 「あの二人幸せそうですねー」
スズ 「そうですねー」
畑さん 「あなたは残念ねー」
スズ 「わ、私には関係ありません!しかもあの二人をみてるとなんかふっきれましたよ!」
畑さん 「それはよかった。よかったらわたしと百合展開でも」
スズ 「お断りし…」
アリア 「それいいわねー!」
スズ 「っておーいー!!!」
…空港…
シノ 「みんな来てくれてありがとう!」
コトミ 「元気でいてくださいねー!タカ兄のためにも!」
シノ 「ああ!そのつもりだ!」
カエデ 「会長!副会長が卒業するまでは不埒な行為は認めませんよ!」
シノ 「おやおや五十嵐ー。不埒な行為とはどんなことだーい?」
カエデ 「…(気絶)」
スズ 「最後なのに…かわいそ…」
畑さん 「お二人の展開は随時取材に伺いますので」
シノ 「畑よ。くるな!」
畑 「いやーーん」
横島 「天草!津田とやる時はわたしも…」
シノ 「おことわりします」
横島 「はっや!」
出島さん 「日本に帰ったら是非我が屋敷へ」
シノ 「えー!伺います!」
うおミー 「シノッチ…」
シノ 「うおミー!きてくれたのか!」
うおミー 「きちゃったっ!シノッチ。アメリカでもがんばってくださいね!」
シノ 「ああ!うおミー!生徒会長同士がんばろう!」
うおミー 「負けませんよ!」
シノ 「のぞむところだ!」
スズ (何に…?)
ムツミ他柔道部 「会長!」
シノ 「みんな!アメリカから柔道部の活躍きたいしてるぞ」
ムツミ 「ありがとうございます!」
スズ 「会長!今までありがとうございました!私も大学アメリカ行きますので待っててください!」
シノ 「あれ?萩村は日本じゃないのか?
スズ 「私も会長についていきます!」
シノ 「そうか!まってるぞ!萩村!津田を支えてやってくれ!たのんだぞ!」
スズ 「もちろんです!びしびしいきます!」
シノ 「津田はMだから悦ぶぞ!」
タカ 「きこえてるぞー!」
アリア 「シノちゃん!ほんとにいくのね?」グスン
シノ 「こらアリア泣くな!私の一番の親友なんだから!最後は笑顔を見してくれ!」
アリア 「グスン…うん!アメリカいってもがんばってね!!」
シノ 「ありがとう!巨乳になってかえってくるよ!」
アリア 「負けないよう!」ボイン
シノ 「揺らすなー!」
アリア 「フフフ。応援してるよ!」
シノ 「ありがとう!」
タカ 「シノさん…」
シノ 「タカトシ…」
タカ 「僕ずっとシノさんを愛し続けて待ってます!いつまでも待ってます!アメリカでもがんばってください!」
シノ 「タカトシありがとう…桜才のことはたのんだぞ!自分らしく!を忘れずにな!」
タカ 「でもやっぱり自信ないです」
シノ 「全く。まだそんなことをいっているのか。どれ…………」チュッ///
タカ 「…///シノさん!ぼくがんばります!」
シノ 「あー!私のことまっててくれ!」
タカ 「もちろんです!」
シノ 「うれしいよタカトシ!ではそろそろいかなければ!」
全員 「桜才の代表としてがんばれ!会長!」
シノ 「みんな…うん!がんばるよ!」グスン
アリア 「あーシノちゃんないちゃだめだよ!」
シノ 「そうだな!みんなありがとう!がんばるぞわたし!」ニコッ!
…時は過ぎ…
スズ 「私達もついに卒業ね」
タカ 「そうだな。萩村」
スズ 「なーに?」
タカ 「三年間ありがとうな!萩村のおかげで何回たすけられたことか!たくさんいい想い出が出来たし!萩村のおかけでシノさんとも付き合えたし」
スズ 「いきなり改まって。でも最後のは違うわよ!あの時津田が勇気を出せたからじゃないの!」
タカ 「萩村!アメリカいったらシノさんによろしくな!」
スズ 「ええ。津田タカトシは一年間会長として、自分のペースで桜才を引っ張ってきた!みんなに夢をみせることができた!って言っとくわ!」
タカ 「ありがとう!萩村ともしばらく会えなくなるのかー。さみしくなるな……」
スズ 「なによ今さら!もうあんたは私がいなくても十分やっていけるからだいじょぶ!大学で単位おとすんじゃないわよ!」
タカ 「こりゃまた手厳しいぜ…」
スズ 「じゃあ私もいくわ」
タカ 「シノさんの時みたいにみんなよばなくていいのか?」
スズ 「ええ。私には向いてないしみんなへの挨拶はすましてきたわ!」
タカ 「そっか!じゃあ最後に握手しようか」
ガシッ
スズ 「///…ば、バカ!離しなさい!」
タカ 「あら、やだった?」
スズ 「いや別にそんなんでは…とにかくもういくわ!私も会長とあんたのこと応援してるんだからしっかりやりなよ!」
タカ 「ああ、ありがとう!じゃあな!」
……
スズ (津田の手大きかったな…ってなに考えてるんだか)グスン
…そして五年後…
アリア 「いよいよだわね」
スズ 「そうですねー」
コトミ 「なんかこう感無量ですね!」
スズ 「あんたそんな言葉つかえるようになったなんて大人になったわね!」
コトミ 「そりゃあそうですよスズ先輩!ちゃんと毛も…」
スズ 「もういいわ…」
アリア 「もしかしてあれは?畑さんかしら?」
スズ 「相変わらずカメラ構えてますね」
アリア 「あ、くるわよ!」
新郎新婦の入場です
パチパチパチ
コトミ 「シノお姉ちゃんのウェディングドレス綺麗!」
アリア 「まさか六年前はこんな日がくるとは…」
スズ 「思いませんでしたねー…」
スズ (わたしがねらってたのに)ボソっ
アリア 「ん?スズチャン?なにかいった?」
スズ 「いえ!なにも…」
永遠の愛を誓いますか?
シノ 「誓います」
タカ 「誓います」
シノ 「タカトシ…」
タカ 「シノ…」
…チュッ
……終わり……
アトバイスや感想を、いただけるとうれしいです
簡単な読みがなの日本語は漢字にした方がより読みやすいと思います。
設定とかは良かったです。
素晴らしい!この一言に尽きる
タカトシの1人称は俺ですよ。
おおっ……