八幡 「一色が葉山と付き合ってしまった」
クリスマスイベント前後の話です
初投稿です
セリフメインの短いシーンをいくつかつないだ感じのものになっています。
稚拙な表現ばかりな上に、場面ごとにぶつ切りで時間の経過もわかりにくいですし、キャラも原型をとどめないほどに崩壊しています。(特に八幡)
ですが、かなり短いのでさっと読んでいってもらえると嬉しいです。
今日俺は奉仕部の3人と葉山グループに一色いろはという謎の面子でデスティニーランドに来ていた。
一通り遊び終えた俺たちは人だかりの中、花火が打ちあがるのを待っていた。
結衣「ね、ねぇ・・・あれって・・・」
八幡「あ?あぁ。一色と・・・葉山・・・だな」
結衣「だよね。あの雰囲気ってもしかして・・・」
ドンッ、ドンドンッ。
八幡「始まったみたいだな」
俺は逃げるように花火に視線をそらした。
結衣「ヒッキー・・・。ゆ、ゆきのん!花火綺麗だね!」
雪乃「そうね。それにしても意外ね、比企谷くんが花火を熱心に見ているだなんて」
八幡「・・・ん?あ、あぁ・・・」
花火に視線を向けても、視界の端に入っていた。嬉しそうな一色の笑顔と、照れたようにはにかむ葉山の顔が。
八幡「一色、うまくいったみたいだな・・・」
結衣「・・・も、もしかしてヒッキー・・・いろはちゃんのこと・・・」
八幡「そ、そんなわけないだろ!」
雪乃「そう、ならなぜあなたはそんな顔をしているの?」
ハッとして顔を背けた。俺は今どんな顔をしているんだろう。
八幡「・・・知るかよ」
花火も終わり、俺たちはデスティニーランドを後にした。
葉山「いろは、買い物しすぎだって。持つよ」
一色「ありがとうございます///」
それはこないだまで俺の役目だったんだぞ。俺の仕事奪いやがって。あれ、働く気なんて無かったのにどうしてこんなこと。
一色「葉山せーんぱい//」
葉山「お、おい//みんなもいるのにあんまりくっつくな///」
ズキッ
おいおい、なんだこれ。俺、本当に一色のこと。
いやそんなはずはない。これはあれだ。今まで誰かに頼られるなんてこと無かったから、いろいろと頼りにされて勘違いしただけだ。そう、勘違い。
だとしたら、この胸の痛みはいったいなんだというのだろう。
それから数日、クリスマスイベントも無事に終えた。
一色「せーんぱい!」
八幡「お、おう」
一色「先輩のおかげで全部うまく行きました!ほんとうにありがとうございました」
八幡「いや、俺だけじゃねえよ。雪ノ下や由比ヶ浜、それにお前ががんばったからだよ」
一色「そ、そうですか?まあとにかく!ありがとうございました。それに葉山先輩とのことも」
八幡「あぁ、よかったな。うまくいって。」
一色「あれー?なんですかそのあんまり祝福してくれてない感じは。もしかしてー、私に惚れちゃいましたー?」
八幡「・・・そんなわけあるか」
それからというもの、昼休みになると教室に弁当を持った一色が葉山を迎えに来るようになった。それを見るたび俺の胸は締め付けられていく。
そういやいつかいってたな。
私、こう見えて料理うまいんですよ
・・・ほんとうなのだろうか。食べてみたかったなんて考え出したら俺ははほんとうにもう、そういうことなのかもしれない。
帰り道
結衣「ヒッキー、最近元気ないね」
八幡「そうか?俺は別に普通だぞ」
結衣「嘘、強がらなくてもいいんだよ?」
八幡「俺は強がってなんか・・・」
結衣「やっぱりヒッキー、いろはちゃんのこと・・・好きなんだよね?」
八幡「・・・」
結衣「いろはちゃんはずるいよ、ヒッキーの気持ちも知らないで。私だったら・・・、私じゃいろはちゃんの代わりになれないかな」
八幡「・・・ごめん、気持ちは嬉しいけど・・・無理だ」
結衣「そっか、急に変なこと言ってごめんね。じゃあまた明日部活でね」
八幡「あぁ」
昼休み
葉山「やあ」
八幡「どうしてお前こんなところに、今日一色はいいのか?」
葉山「今日は友達と食べるって言ってある」
八幡「どうしてそんなこと」
葉山「いや、毎日あの調子だと・・・なんていうか、疲れるんだ」
八幡「は?」
なら俺と代わってくれよ、なんて言えるはずも無く俺は黙り込んでしまった。
葉山「君は、いろはのことどう思ってるんだ」
八幡「なんだよ、急に」
葉山「君に悪いことしたかなと思ってさ」
八幡「だったらなんで付き合ったんだよ」
葉山「・・・・・・君へのあてつけだったんだ。いつか話しただろ、好きな人のイニシャルはYだって。でも、雪ノ下さんは君のことが好きみたいだ。それこうも言ったろ。俺は君が思っているほどいいやつじゃないって。だから君を苦しませてやろうと思った」
八幡「そんな・・・そんなことのために・・・」
初めてのことだった。考えるより先に体が動いたのは。感情に任せて手が出たのは。
拳に鈍い痛みが走る。だがそんなことは気にならないぐらい感情が昂ぶっていた。
やり返してこないことに余計に腹が立った。
誰かが見ていたのか人が集まって騒ぎになっていた。
一色「葉山先輩!大丈夫ですか?」
葉山「あぁ、俺は大丈夫」
一色は俺をにらみつけて口を開いた。
一色「先輩がこんなことする人だとは思いませんでした。・・・最低です」
そういいながら彼女は泣いていた。俺が泣かせたのか。俺はただ、守りたかっただけなのに。
部室
雪乃「話は聞いたわ。どうしてそんなことしたのかしら。私はあなたが理由も無くそんなことする人だとは思えないのだけれど」
八幡「なんでもねえよ。ただカッとなって手が出ちまった」
雪乃「私はあなたがどうして暴力を振るうほど怒ったのかを聞いているのだけれど」
結衣「わ、わたしあのとき・・・話聞いてたんだ。わざとじゃないんだけど、ごめんね」
由比ヶ浜は止めても聞かずに事情を話し始めた。
八幡「あいつには言うなよ」
結衣「どうして!それじゃヒッキーがあまりにも・・・」
八幡「いいんだ。俺はこれで・・・俺はあいつが 「幸せならそれでいいなんてとてつもなく臭い台詞言わないわよねえ」
雪乃「仮にこのままにしておいて、気持ちを偽られたまま付き合いを続けて、それが彼女にとって本当の幸せといえるのかしら?」
八幡「っ、それは・・・」
結衣「私話すから。ゆきのんの言う通りだし、何よりこんなヒッキーもう見てらんない」
翌日
一色「結衣先輩、話ってなんですか?」
・・・
一色「そ、そんな・・・それって本当ですか・・・信じられません!」
結衣「こんなこと嘘つかないよ!ヒッキーのためってのもあるけどいろはちゃんのためでもあるんだから!」
一色「私、先輩に酷いこといってしまいました」
結衣「ヒッキーなら許してくれるよ!」
八幡「一色・・・」
一色「先輩、こないだはごめんなさい。私、何も知らなくて」グスン・・・ヒック・・・
八幡「あぁ、仕方ないさ。誰だってああする。それよりお前・・・大丈夫か?」
一色「うわあぁぁん、せんぱい・・・ヒック・・・私、どうしたらいいですか」
八幡「お、俺が・・・忘れさせてやる。すぐにじゃなくていい、ゆっくりでいいから俺が忘れさせてやる。だから・・・だから、俺の女になれ」
一色「・・・先輩は優しくてちょっと頼りになるところもあるけど、基本はキモくて意味わかんなくて女心も全然わかってないです。でも今のはかなりキュンときました。よろしくお願いします///」
おわり
読んでいただいた方、ありがとうございました。
感想などもいただければ嬉しいです。
途中まで良かった。
途中まで.......
ま、まあ、これからっしょ!
はあ?
わけわからん
なんというか…葉山と八幡の喧嘩?的なシーンまでは良かった…。
くっそ、つまんね。こんなんなら書くなや
投げやりすぎじゃないか。
もう少し真面目に書こうよ。
これは投げたなww
いい感じなんだからやり直せください