7月1日(日)

部屋から何にも書いてない日記帳を見つけました。

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女｢あれ…どこにしまったけ？｣ｶﾞｻｺﾞｿ

女｢まぁバドなんてもうしばらくやってなかったからどこにしまったなんて覚えてないよぉ…｣ﾊｧ…

女｢仕方ないな…体育館の借りよっと｣ﾊﾞﾀﾝ

パサッ

女｢…｣

足元に一冊のノートが落ちていた

女｢違うよね｣

女｢デ〇ノートじゃないよね｣

女｢触ったら死神見えるとか御免だよ｣

女｢表紙にデス〇ートって書いてあったら信じるしかないけど…｣ﾍﾟﾗ

表紙にはdiaryと書かれていた

女｢diary？日記帳のことかな？｣

女｢こんなの持っていた記憶ないけどなぁ…｣ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

女｢…何にも書いてないや｣

女｢なんか書いてみるか…｣ｶｷｶｷ

女『7月1日(日) 部屋から…』

女｢…なんか楽しい｣ｶｷｶｷ

女｢暇だしこれから書いてみよっと｣ﾊﾟﾀﾝ

女｢なんか今日独り言多いなぁ…｣

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てことでこれから毎日書いてみる。

7月2日(月) 祝日

隣の空き家に誰か引越してきた

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ピンポーン♪

女｢はーい｣ｽﾀｽﾀ

女｢どなたでしょう？｣ｶﾞﾁｬ

？｢こんにちは｣ﾍﾟｺ

女｢こんにちは｣ﾍﾟｺﾘﾝｺ

男母｢隣に引越してきた男母といいますこれからよろしくおねかがいします｣

女｢よろしくおねがいします…母呼んできましょうか？｣

男母｢あっお願いします｣

女｢お母さぁーん｣ｽﾀｽﾀｰﾌﾟﾗﾁﾅ

女母｢はじめまして〜｣

男母 女母 ﾜｲﾜｲ

女｢なんか仲良くない？｣

女｢ん？｣

男母の隣に男の子が立っていた

灰色の髪の毛、少し癖っ毛で若干目が隠れているけどとても優しそうな目だった

女(身長高いなぁ〜髪の毛染めてんのかなぁ？)

男｢…｣ﾁﾗｯ

女(やばっ目合っちゃった)ｱｾ

男｢……｣ｼﾞｰ

女(めっちゃ見つめられてる！…なんか会話しないと)ｱｾｱｾ

男｢黒壇高校に通うことになった男です。これからよろしくおねがいします｣ﾍﾟｺ

女｢あっ…えっと…あの…ぼ、ボクは女…よ、よろしゅく！！｣ｱｾｱｾｱｾ

女(アカン！男の子の耐性値０で人見知りスキルガンガン稼働中だよぉ…)

男｢？…ボク？？｣

女｢あっ…昔から一人称ボクで…やっぱ変だよねす///｣

男｢いや？…なんか可愛いと思って…!!｣

女 ﾌﾟｼｭｰ

男｢あっ…違うんだ！そのつまり…｣ｱｾｱｾ

女｢ｶﾜｲｲｯﾃｲﾜﾚﾀｶﾜｲｲｯﾃｲﾜﾚﾀ…｣ﾌﾟｼｭｰ

男｢だからその…｣

男｢…｣

女｢…｣

男 女｢ぷっあははは｣

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…なんだかんだで男とは仲良くなれてよかった。それで同じ学年同じクラスと聞いたから驚きだ。あしたが楽しみだ

7月3日 (火)

男くんに高校への道のりを教えるために朝一緒に登校する事になった

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男｢…｣

男｢……｣ﾏﾀﾞｶﾅ

男｢………｣ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

女母｢はーい｣ｶﾞﾁｬ

男｢あのぉ…女さんいますか？｣

女母｢ごめんね…あの子ずっと身だしなみ整えてるの｣ﾊｧ

男｢そんなに高校の校則厳しいんですか？｣

女母｢まぁ女の子にはイロイロあるのよ｣

男｢…｣？

女｢ごめ〜ん待った？｣ｱｾｱｾ

男｢いや今来たとこ｣

女母｢ふふ…行ってらっしゃい｣

女｢行ってきまぁす｣ﾌﾘﾌﾘ

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なんか今日のお母さんずっと暖かい目していたのはなんでなのかが未だに腑に落ちない。

学校に着くと彼氏騒動で1日大変だった…

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女友｢やっはろー｣ﾌﾘﾌﾘ

女｢あっおはよー｣

男｢おはようございます｣ﾍﾟｺ

女友｢｣

女友｢じゃ、邪魔しちゃ悪いし先行くね！｣ﾊﾞﾋﾞｭｰﾝ

女｢えっあちょっと！｣

男｢とても元気な女の子だね｣

男｢…？どうしたの？｣

女｢うわぁー！絶対に勘違いしてるよぉーー！｣

男｢なんかあったの？｣

女｢君の鈍感スキルには驚きだよ｣ﾊｧ

女｢とりあえずLIMEのクラスグループに先手を打っとかないと…｣ｱｾｱｾ

lime『ﾎﾟｷﾎﾟｷ』

女友『みんなー！女に彼氏できたよぉー！陰ながら狙ってたモブ2君どんまぁーい！』既読6

モブ2『うわぁーーー！！』既読8

モブ1『ﾌﾟｷﾞｬﾌﾟｷﾞｬ━━━m9(^Д^≡^Д^)9m━━━━!!!!!!』既読19

モブ3『ざまぁ味噌カツ』既読23

モブ1『誰も慰め無しですか！？』既読25

女友『いいことあるよ来世ぐらいにね』既読32

モブ1『なんか人生疲れた、あっ電車だ逝かなきゃ』既読34

モブ1が退会しました

モブ2『あれ？死んだ？』既読33

モブ３『逝ったな』既読33

女友『私じゃ無いからね！トドメさしたのモブ2だからね！』既読33

lime ﾜｲﾜｲ

女｢うそやぁーーーー｣ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

lime｢ｱﾌﾝ…ﾓｯﾄﾔｻｼｸ///｣