上条「修行?」
────???────────
上条(ん…確か俺は、一方通行と戦って)
上条(まさか、死んじまったのか!?)
???「ふむ…君、少し修行しないか?」
上条(もしかして、俺に言ってる?)
???「そうそう君だよ」
???「もし修行して強くなりたいなら…」
???「心に誓いなさい」
???「強くなりたいと」
上条(でも俺、死んじゃったし)
上条(修行して強くなっても意味ないんじゃ…)
???「君は死んでは無いよ?」
???「まぁ、私の手違いで少し時をさかのぼってるだけさ」
上条(いやでも、俺の右手が──)
???「あぁ、って言っても超能力じゃないからタイムマシーンで遡ってるからさ」
???「つまり異能力じゃないくて科学の力だから」
???「君の右手の能力は発動しないんだよ」
上条(まぁ学園都市なら有り得る話しか…)
???「それで、どうするかね修行するかい?」
???「実はこのタイムマシーンはまだ実験段階で過去への到着が2年位、掛かるんだよ」
???「どうする?」
上条(過去に戻ってやり直せるなら)
上条(誰も傷つけずに皆を助けられるかな…)
上条(俺は、強くなりたい!)
上条(強くなりたい!)
???「ハハッ!いや若いね~!」
???「じゃ、君をそろそろメディカルマシーンから出してあげようかね」
ウィーン ガシャン
???「おはよう上条当麻くん」ニコッ
上条「お、おはようございます?」
???「僕が2年位、修業をつけてあげるよ」
上条「あ、あの俺は貴方の名前を知らないのですが…」
???「名前か、うーん…」
???「あっ!」
???「じゃ師匠でいいよ!」
???「一度、呼ばれてみたかったんだよ」ニコッ
上条「え、えっと、じゃ師匠で?」
師匠「それでいいよ上条くん」
上条(悪い人じゃ無さそうだな)
師匠「それじゃ、君には2年位であらゆる武術を覚えてもらうよ」
師匠「それも達人クラスにね」
上条「」ゴクリ
師匠「それじゃ、始めようか!まずは空手からだ!」
それから
上条当麻は2年と3ヶ月
地獄の修行により
この世の古今東西のあらゆる武術を極めた
今や学園都市のLv.5や聖人と戦おうと傷1つつかないだろう、いやつけられないだろう!
そんな上条当麻が過去に戻り当時の敵を無双するお話である。
それと今更だが
・キャラ崩壊
・主人公ツエエエエエ
が苦手な方はお戻りください
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師匠「もうそろそろ過去に着くよ」
上条「師匠!本当に有難う御座いました!」
師匠「いやいや、こちらこそ実験に付き合ってくれて有難う」ニコッ
上条(なぜ、俺がタイムマシーンに乗る事になったかを師匠は最近、教えてくれた理由は統括理事会?って所の指示で俺が一方通行に負けるとプランが狂ってしまうかららしい)
上条「まぁ、なんにせよ」
上条「これはチャンスだな」ボッソ
師匠「上条くん、もうそろそろ着くよ」
師匠「着いたら私達はそこでお別れだよ」
師匠「だから最後に」
師匠「決して力の使い方を間違えないように!」
上条「はい!」
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────────
シテイサレタジカンジクニ
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トウチャク────
シマシタ────────
師匠「じゃ、上条くん僕は色々と報告があるからこの辺で失礼するよ」
師匠「それと君との2年間は楽しかったよ」
上条「俺も楽しかったです!それじゃ!」
────師匠と別れて2時間後────
上条「って!ここどこだァァァァァァァア!!」
上条当麻の不幸は健在である。
と、叫んでると不良たちに囲まれてる
女の子を見つけてしまった。
上条「おい、オマエら寄って集って女の子1人に恥ずかしくないのか!」
不良「あぁん?誰だオメェは?」
不良2「つか、馬鹿っしょっ俺達の人数見えないの?w」
不良3「まぁ、この子とパーティーする前にソイツを血祭りにあげようぜw」
上条「はぁ~、オマエら本当に不幸だな」
上条(ざっと15人か師匠の20000人分身組手と比べなら余裕だな)
不良「黙りこくって、どうしちまったんだぁ?」
不良「来ねぇなら、コッチから行くぞ、ダボがァァァァァァァア!」
と、不良が叫び
上条に突進していく…
そして上条に衝突する刹那
不良「」
不良の顎が砕かれていた…
そして、ゆっくりと倒れる不良
倒れたのは不良だけじゃない
倒れていたのは不良たち15人
全員だった…
上条「手加減って結構、難しいな…」
上条「あの、大丈夫ですか?」
女の子「あ、は、はい!」
女の子「助けてくれて、有難うございました!」
上条「当然のことをしたまででせうよ!上条さんは!」ニカッ
女の子「///」キュン
女の子「是非、お礼がしたいのですが」
上条「お礼なんて良いよ」
女の子「いやですが…」
上条「あっ!じゃ俺が住んでる地区まで案内してくれないかな?」
上条「実は道に迷っちゃって」テヘ
女の子「そのくらいならお安い御用ですよ!」ニコッ
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────
上条「ありがとう、ここら辺でいいよ」
女の子「いえいえ、こちらこそ!ありがとうございました!」
上条「それじゃ」ノシ
上条(過去に戻ったっ言ってもあんまり変わってないな)
上条(まぁ、遡のぼったって言っても数ヶ月だからな)
久々に戻ってきた学園都市は対して変化していなかった。
上条(たしか、寮はあっちだった気が…)
???「遂に見つけたわよ!今日という今日は決着をつけるわよ!」
上条「ゲッ!御坂!」
御坂「なにが、ゲッ!よ!」
上条「つか、喧嘩とか女子力が低いと上条さんは思うのですが…?」
御坂「アンタのその態度が気に食わないのよ!!」ビリビリ
一筋の蒼い光が走る
その光を上条を直撃しようとしたとき
パリンっという音ともに光は消滅した
否、消滅させられた
上条(オイオイ、嘘だろ…電撃が止まって見えるぞ…俺、人間やめてるな…)
御坂「やっぱり、効かないのね!」ッチ
上条「なぁ、御坂」
上条「やるなら移動しないか?」
上条(そうじゃないと清掃ロボットが壊れる気がする…なんとなく…)
御坂「上等じゃない!」
────あの大きな橋────
上条「いつでもいいぜ!」
上条(適当にあしらって帰ろ)
御坂「余裕こいてられるのも今のうちよ!」バチバチバチ
先程の電撃とは変わって
幾多の方向から電撃が飛来する。
しかし
上条(あくびが出る位遅いな…)
上条は丁寧に電撃を消していく。
御坂「あの数を消すの!?」
御坂「どいう運動神経してるのよ…」
上条「まあ、あれだ?降参するか?」
御坂「やっぱり、腹立つわね!」バチバチバチ
御坂「ねぇ、レールガンって知ってる?」
上条(御坂の十八番か…)
御坂は無造作にコインを取り出すと
ピンとコインを跳ね上げ
人差し指で弾いた…
御坂「あたるとちょっと痛いかもね!」ピン
ドゴゴゴン
それは人に放つものでは無かった
否、御坂も当てるつもりがあった訳じゃない
確実に外れるように放ったハズだった。
しかし放った先に少年が移動したのを見てしまったのだ…。
御坂「嘘でしょ…」
いくら電撃を無効化できるとしても
レールガンの直撃は無事ではすまされない
確実に致死量のダメージだ。
御坂「嘘でしょ…」ボッソ
反射的に呟いてしまった
先程の「嘘でしょ」とは異質の意味が込められていた。
上条「オイオイ、街に直撃したらどうすんだよ」
と言って左手を突き出した。
その拳の中には溶け出したコインが握られていた。
上条(左手も人間やめてるな…)
御坂「ハハッ…」
御坂「アハハッ…」
御坂「完敗よ…煮るなり焼くなりしなさいよ」
上条「まぁ、そのなんだ?えーと、ドンマイ?」
上条「別にそのオマエも強いと思うぞ?」
御坂「皮肉かしら?」ハァ
御坂「それで、アンタはトドメを刺さないわけ?」
上条「トドメ?いや、俺はそいうつもりでやってないしな」
御坂「それじゃ、私のプライドが許さないのよ!」
上条「うーん、じゃ常盤台の寮まで送らせろよ!」
御坂「それのどこが罰ゲームなのよ!」
上条(いつの間にか罰ゲームになってるよ御坂さん…)
上条「いいから勝者の言う事、聞けよ」
そう言って無理やり
御坂を従えた。
御坂を常盤台に送り届けた後に
やっと寮に戻ってきた上条当麻。
過去に戻ってきた初日には
色濃く濃厚なものとなった。
────翌朝:寮────
上条「ふぁ~!よく寝たな」
上条「つか、久々だな自分の部屋で寝たの」
上条「あの日々が懐かしい…」
上条(動体視力を極める為に光よりも早い師匠の攻撃を1ヶ月よけづつけたり)
上条(足腰を極める為に1tの重石をつけてトレーニングしたり)
懐かしい思い出?に浸っていると
電話が掛かってくる
上条「はい、もしもし?」
小萌「上条ちゃ〜ん、馬鹿だから補習です」
上条「」
上条は二つ返事で話を了承し
心中で「不幸だ」と呟いた。
上条「いい天気だし、布団ほしてくか…」
そして
ベランダに出ると
既に白い何かが干しってあった
まぁ、インデックスなんだが。
上条(えぇ、インデックスと俺ってこうやって出会ったの??えぇ)
上条は心の中でドン引きしていた。
インデックス「お腹すいた」
上条「え?」
インデックス「お腹すいたって言ってるんだよ」
上条「」
上条(オイオイ、初対面から暴食シスターだったのかよ)
────────────────
取り敢えず
冷蔵庫の中にあった
野菜で野菜炒めをつくってやった
冷蔵庫は壊れていなかったが
何故かブレーカーが落ちていて
冷蔵庫の中身は全滅していた。
上条「うまいか?」
インデックス「なんだか酸っぱいんだよ」
上条(まぁインデックスだし大丈夫だろ…)
上条「ところで、なんでオマエはあんな所で干されてたんだ?」
上条(敢えてオマエと言う言葉を使うことによって初対面を演じきる俺って頭良いな)テヘ
インデックス「なに一人で勝手に照れるの?少しキモいかも」ヒキ
インデックス「それに私にはインデックスって名前があるんだよ!」
上条「お、おう…すまん」
上条「それで、どうして干されていたんだ?」
インデックス「飛び移ろうとしたら落ちちゃって…」
上条「飛び移るって、なんでそんな事」
インデックス「逃げてたからだよ」
インデックス「魔術師に追われてて」
上条「なるほどなぁ」
上条「なら、ぶっ飛ばしてやるよ!その魔術師って奴をよ」
インデックス「止めといた方がいいかも」
インデックス「いくら、君が強くても魔術師おろか聖人には勝てないんだよ…」
上条「そんな事ないぜ?それに、やってみないと分からないだろ?」
インデックス「なら、君には魔術に対抗する武器を持ってるのかな?」
上条「あるぜ?」
上条「この世に存在する武術は全てマスターしてある!」
インデックス「なら無理なんだよ…」
上条「なんでだよ?」
インデックス「だって、武術って基本的に近づかないと使えないんだよ?」
インデックス「それと違って魔術は遠くからでも攻撃でるし」
インデックス「近づく前にやられちゃうんだよ…」
上条「あぁ、なら大丈夫だぜ?」
インデックス「え」
上条「俺の右手は幻想殺しって言ってさ」
上条「異能の力ならなんでも殺せれるんだぜ?」
上条「信じられないなら証明してやろうか?」
インデックス「…アハハッ」
インデックス「それは無理なんだよ…そんな事できるはずないんだよ!」
上条「いや!本当なんだって!」
インデックス「なら、君の力が本当だっていうなら!私の服に触れてみてよ!」
インデックス「私の服は歩く教会って言って教会としての最低限の力を服にまとめものなんだよ!」
上条「あぁ、いいぜ!」
そう言って上条はインデックスの肩に手を置く
その瞬間、パリンという音ともに
インデックスの服ははじけた
「キャァァーーー!」
「不幸だァァァァァァァア!」
上条当麻の不幸はもはや超能力と言っても過言ではないのではないだろうか?
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────────────
────────
上条「なぁ、悪かった!許してこの通り!」
綺麗に土下座してる男がいた
勿論、上条当麻である。
インデックス「本当に最低最悪なんだよ」
上条「でも俺の右手の能力を証明出来ただろ?」
上条「なら、夕方までここに居ろよ??」
上条「っと!遅刻しちまう!」
そう言うと上条当麻は飛び出して行った。
インデックス「ごめんなんだよ、助けてほしいけど」
インデックス「巻き込むわけにはいかないんだよ」
大きな安全ピンで服を止めた少女が部屋から退室した
帽子を残して。
──────────────
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────────
────夕方:学校────
小萌「ふぅ、今日はここまでなのです」
上条「」チーン
青ピ「上ヤンは相変わらずやな」
土御門「ダメダメだにゃー」
上条「うるせー!」
上条(さっぱり分からなかった…勉強もしとけば良かったな)
上条「さて、帰りますか」
青ピ「上ヤン、どや?ゲーセンでも寄ってくか?」
上条「いや、今日は用事があるんだ」
土御門「つれないにゃ~」
上条「じゃあな」
帰り道
上条は足早に帰宅していた
そうして寮の階段を登ってる途中
気付いた。
ほのかに香る血の匂いに…
上条「インデックスじゃなきゃいいが…」
ジワリと嫌な汗が出てくる
階段を登りきると
黒い服を着た巨人が立っていた
否、踏みつけていたインデックスを
上条(インデックスを追っかけてきた魔術師ってステイルだったのか…)
ステイル「おや?」
面白い早く続きかけ
面白い 続き希望
まだか
つづきをお願いします!!
まだ?
は・や・く・し・ろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
は?続きは?
続きあくしろよ
あくしろよ
続きはよ