学校

穂乃果「どうしよぉ～！！全然勉強してないよぉ！！」

海未「やはり…」

ことり「穂乃果ちゃん勘違いしてるよ…」

男「………ﾍﾟﾗ」本読み

次の日

学校

穂乃果「マキシブーストだよ！」

ことり「ほ、穂乃果ちゃん！？」

海未「ま、マキシブーストですか！？」

穂乃果「今すっごい人気があるんだよ？これなら廃校を阻止できるよ！」

ことり「マキシブーストかぁ……」

穂乃果とことり「てっ海未ちゃんどこいくの！？」

海未「！？」

ﾏｷﾌﾞﾊﾅｼﾃﾞｽ!　ｴｴｰ!ｳﾐﾁｬﾝﾉｲｼﾞﾜﾙ!

男「……（マキブか…）ﾍﾟﾗ」本読み

俺は男、国立音ノ木坂学院の二年だ。高校生になったときここに引っ越してきた。中学生の時はマキブ、フルブ、エクバをやっていた。しかしやらなくなってしまった。理由は自分が行くゲーセンのマキブ民が強すぎるからだ。まぁ要はただの負け犬だ。

（作者）マキブはフルブとかと違い長く続いてるという設定です。

数週間後

ゲーセン　

ﾄｩｯ!ﾍｱｯ！　ｺﾉｼｭﾝｶﾝｦﾏｯﾃｲﾀﾝﾀﾞ!　ｵﾜﾗｾﾃｸﾚﾙ!　ｺｺﾊｵﾚﾉｷｮﾘﾀﾞ!　

男「はぁ…結局来てしまった…」

男「まぁやるか…」

ﾁｬﾘｰﾝ

ｺﾉｶｰﾄﾞﾃﾞﾖﾛｼｲﾃﾞｽｶ?

男「なつかしいな」

男「久々だしCP戦でオーランでいいか（オールランダム）」

男「ライジングか、こいつまだSランなのかな？」

ﾗｧｲｼﾞﾝｸﾞｯ!ﾌｨﾝｶﾞｧｧｯ!

男「つ、つええ…こりゃSランだわ」

ﾋﾟｰｯﾋﾟｰｯﾋﾟｰｯ!

男「ん？誰か入ってきたな…」

男「やべーオーランじゃん…ドルプは来るなよ、使えないから」

～♪～♪

男「お、カプルか」

ｶﾌﾟﾙﾀﾞｯ!ﾔｯﾀ!ｶﾁｹﾞｰｯ！筐体後ろから

男「勝ちゲーね…」

二分後

ﾛｹｯﾄｫ!ﾊﾟﾝﾁｯｯ!

～♪～♪

男「よし、勝った」ゼロ落ち

ｳﾜｧ!ﾂﾖｽｷﾞﾀﾞﾛｫ!ｶｸｾｲﾌﾞｯﾊﾟﾄｶｱｵﾘﾀﾞﾜ!

男「相変わらず民度が低いな…」

10分後

男「cp戦終わったし帰るか…」

男「またマキブ始めようかな…」

次の日

学校

穂乃果「ねぇ、海未ちゃん、ことりちゃん！今日もマキブやりに行こうよ」

ことり「うん、わたしはいいよ」

海未「わたしも大丈夫です」

放課後

ゲーセン

穂乃果「あれは…」

男「…」ライブモニター見

海未「あの人は同じクラスの…」

ことり「たしか男君だよね？」

穂乃果「おーい！男くん！」

男「！？」

穂乃果「男君もマキブやるの？」

男「え？あ、うん。前に少しやってたから」

穂乃果「そうなんだ！機体は何乗るの？」

男「え、え～と」

海未「穂乃果！急に失礼でしょう！」

穂乃果「う、海未ちゃん…ごめんなさい」

海未「もう…仕方ないですね…」

海未「あ、私は園田海未と言います。よろしくお願いします」

ことり「私は南ことり。よろしくね～」

穂乃果「私は高坂穂乃果！よろしく！」

男「俺は男。たしか3人とも同じクラスだよね？よろしく」

男(この子達もマキブするのか。女でマキブする人は割と珍しいな)

穂乃果「ねぇ、せっかくだし２対２しようよ！」

ことり「私はいいけど、今1人入ってるし…」

男「じゃあ俺がタイマンしてどかすよ」

海未「あ！ちょっと待ってください！今入ってる人は！」

ﾁｬﾘｰﾝ

男「ん？」

穂乃果「あー…」

ことり「入れちゃった…」

男「どうゆうこと？」

海未「今入ってる人は店内一位の方です…」

男「へぇ～そうなんだ」

3人「「「！？」」」

ことり「男君、店内１位だよ？」

男「お金入れちゃったし、考えても仕方ないよ」

ｺﾉｶｰﾄﾞﾃﾞﾖﾛｼｲﾃﾞｽｶ?

穂乃果「え？えええ！？大尉星２！！」

海未とことり「「ええ！？」」

男「ごめん？低かった？」

穂乃果「逆だよ！すごく高いよ」

男（大尉って低いと思うけどなぁ）

男（さて何使おうかな）

男（相手はフルコーンか…なんでもいいや、じゃオーランで）

〜♪〜♪

海未「≡ガンダムですか、がんばってください！」

ことり「がんばって！」

穂乃果「ファイトだよ！」

男（店内１位の実力見せてもらうか…）

～♪～♪

二分後

ﾋﾄｶﾞｵｶｼﾀｱﾔﾏﾁﾊﾏﾌﾃｨｰｶﾞｼｭｸｾｲｽﾙ！

～♪～♪

穂乃果「す、すごい！勝っちゃった」

海未「すごい動きでした…」

ことり「男君かっこいい～！」

男（え？弱すぎない？）ゼロ落ち体力白色

穂乃果「じゃあ早速２対２しよう！」

海未「勝てる気がしませんが、せっかく開けていただきましたし対戦しましょう」

ことり「あ、じゃあシャッフルにしようよ」

穂乃果「おお！それいいね！」

男「そうだね。シャッフルにしよう」

ﾁｬﾘｰﾝ

ﾁｬﾘｰﾝ

ﾁｬﾘｰﾝ

〜♪〜♪

男(俺は南ことりさんとか…)

使用機体

男 大尉2→ザクIII改

ことり 上等兵→TVウイングガンダム

ＶＳ

穂乃果 一等兵→アリオスガンダム

海未 伍長→Ζガンダム

ことり「よろしくね？男君」

男「こちらこそよろしくね」

一方

穂乃果「海未ちゃんよろしく！」

海未「よろしくお願いします」

〜♪〜♪

レディーゴー

男(まずはメインCSを溜めながら、３人の動きを見るか)

ことり「えい！えい！」メイン連射

ことり「あれ？」弾切れ

穂乃果「ほい！そい！てりゃあ！」格闘ブンブン

穂乃果「むぅー当たらない！」ヒット数０

海未「そこです！」メイン三連射

海未「ここで特射を！」ブーストして特射

海未「もう一回メインを！…あ！」オーバーヒート

海未「ひゃあ！」ダメージを食らう

男(なるほど始めたばかりか…)

男(とりあえず行くか)格闘CS溜め

ﾊﾏｰﾝｻﾏｶﾗｲﾀﾀﾞｲﾀｺﾉﾊﾞﾗｦ!

男(アリオスの着地にメインを一発)

穂乃果「あ！」

男(そして横格)

穂乃果「わわ！落ちちゃう！」

海未「穂乃果！援護します！」格闘振り

男(そこ特射)プレッシャー

海未「な！！」

男(そしてメインCS)ダウン取る

海未「うっ！すみません落ちてしまいました…」

ことり「えい！」格闘

穂乃果「あ！穂乃果も落とされた…」

穂乃果「てコストオーバーしてる！」

海未「穂乃果下がってください！私が前に出ます！」覚醒ポチ

ｵﾚﾉｶﾗﾀﾞｦ!ﾐﾝﾅﾆｶｽｿﾞ!

海未「落とします！」再度覚醒ポチ

ｳｵｫｫｫｫｫｯ!!ﾌﾞﾝｯ!

ことり「ピー！？落ちちゃった…」覚醒技当てられ

男(その隙に)格闘CS＆覚醒ポチ

ｱｱｯ!ﾊﾏｰﾝｻﾏｯ!ﾊﾏｧｰﾝｻﾏｧｧ!！

男(このまま)アリオス追い

穂乃果「あばばっ！ザクが来てるよー！」

穂乃果「に、逃げないと！あ、」オーバーヒート、そして着地

男(そこ！)特格下派生

ﾊﾏｰﾝｻﾏｧｧｧｧｯｯ!ﾊﾞﾝｻﾞｧｧｧｧｯｲｨ!

男＆ことりWIN

〜♪〜♪

穂乃果「うぅ〜海未ちゃんごめん…」

海未「気にしないで下さい。私も先落ちしてしまいましたし…」

ことり「ありがとう、男君〜」

男「こちらこそ助かったよ、南さん」

ことり「……」

男「ん？」

ことり「名前で呼んで欲しいなぁ」

男「え？でも…」

ことり「お願い！」(・8・)ﾁｭﾝﾁｭﾝ…

男「うっ！じゃ、じゃあことり…でいいかな？」

ことり「うん！」

穂乃果「あ！ことりちゃんずるい！」

男(え？)

穂乃果「男君！穂乃果のことも名前で呼んで！」

男「えっと…ほ、穂乃果」

穂乃果「うん！いいよ！」

海未「…」ジー

男「そ、園田さん？どうしたの？」

海未「私も名前で呼んで頂けませんか？」

男(なんと！？)

男「う、海未…」

海未「！…嬉しいです！」

男「あぁ」

穂乃果「よし、じゃあそろそろ帰ろうか！」

翌日

学校

男「……ﾍﾟﾗ」本読み

ｶﾞﾗﾗﾗﾗｯ ドア開き

穂乃果「あ！男君おはよう！」

男「！？」

男「お、おはよう」

ことり「おはよう〜男君〜♪」

海未「おはようございます、男さん」

穂乃果「早速なんだけど！今度の日曜日空いてないかな？」

男「んー、空いてるよ」

穂乃果「ならさ！4人で貸し切りしようよ！」

海未「穂乃果、勝手に決めてはいけません。男さんの強さなら100円で貸し切り1回分遊べますよ」

ことり「残念だけど、確にそうだよね…」

穂乃果「そっか…」

男「え、別にいいけど？」

3人「「「ええ！？」」」

海未「いいのですか？」

ことり「男君だったら100円で同じ量プレイ出来るのに…」

男「貸し切りのいい所は身内で楽しく出来るところだろ？回数なんて関係ないさ」

穂乃果「やったー！じゃあ日曜約束だよ！」

日曜日

穂乃果「よし、じゃあ早速プレイしようよ！」

男「まって穂乃果」

ことり「？」

海未「どうしたのですか？」

穂乃果「そうだよ、時間なくなっちゃうよ？」

男「確にゲームを楽しむのは大切だが、やはり勝ってこその喜びがある」

穂乃果「確かにそうだけど…」

男「3人ともまだ始めたばかりだろ？初心者が独自でこのゲームを上手くなるのは難しいと思う。だから基礎的な事だけでも教えたい」

穂乃果「ほんと！？やったー！」

海未「一生懸命がんばります！！」

ことり「絶対強くなるよ！！」

男(少し乗り気過ぎないか？)

男「じゃあ一番基礎的な事を教えるよ」

ﾁｬﾘｰﾝ

ｺﾉｶｰﾄﾞﾃﾞﾖﾛｼｲﾃﾞｽｶ?

男(シナンジュでいいかな…)

3人「「「ええ！！」」」

男「え…何かな？(なんかデジャブ…)」

穂乃果「シナンジュの熟練度が…」

海未「星５…」

ことり「男君って一体…」

男(一体って言われても…)

男「気にしないでくれ…じゃあ教えるよ」

〜♪〜♪

男「まずはズンダだね」

穂乃果「どんなことをするの？」

男「メインとかでダウンを取ることだよ。こんな感じで」メインBDメインBDメイン

海未「なるほど。こうすることで自分は着地して安全にブーストを回復出来るんですね」

男「その通り。主なダメージはこのズンダで取るから覚えてね」

男「次は慣性ジャンプ」

ことり「これはどんなことをするの？」

男「少ないブースト量で長い距離を移動出きるんだよ。やり方はブースト中にジャンプをすればいい」　ﾋｭｰ　ﾋｮｲ

男「これも結構多用するから覚えてね」

穂乃果「ふむふむ」

海未「なるほど…」

ことり「うんうん」

男「次はステップとフワステだね」

男「ステップをすると誘導を切ることができるよ」

ことり「誘導？」

男「ビームライフルとかは動いてるだけでは当たることがあるよね？」

海未「ありますね」

男「それはビームが誘導してるから当たるんだ。だからステップでその誘導を切る。やり方はレバーを二回倒す」

男「でもステップは硬直が長い、そこでフワステを使うんだ」

男「フワステはステップした後にジャンプを一回押すだけ」　ﾌﾜ

男「これで硬直なく誘導を切ることができるよ」

穂乃果「ほへぇ～覚えることがたくさん」

男「頭で覚えるより、体で覚えた方がいいよ」

海未「か、体！？破廉恥です！！」

男「え！？なにが…」

ことり「他にはどんなことがあるの？」

男「基礎的なことは着地取りかな？」

穂乃果「着地取り？」

男「相手が着地したときに攻撃することだよ」

男「このゲームで一番無防備なのが着地したときなんだ」

男「8割くらいのダメージは着地取りだから、絶対に覚えてね」

男「あとはブースト管理だね。今も言ったけど着地が一番危険だから、オーバーヒートまではなるべく使わないでね」

男「他にもアメキャンとかあるけどとりあえず今教えたことを覚えてればいいよ」

男「ほかのことは追々説明するよ」

穂乃果「よ～し！テクニックも覚えたことだし、早速対戦しよう」

～♪～♪

シャッフル

使用機体

男 大尉3→シナンジュ

穂乃果　上等兵→アリオス

VS

海未　軍曹→Z

ことり　伍長→ウィングTV

～♪～♪

男「よろしく、穂乃果」

穂乃果「うん！よろしく！」

一方

海未「よろしくお願いします。ことり」

ことり「海未ちゃんよろしく！」

～♪～♪

レディーゴー

男（さすがに本気を出したらダメだよな…）

男（とりあえずロックを集めつつ…）

男（みんなの腕が上がったか確かめるか）

男「これで！」特格×2

ﾂｶｴﾙﾓﾉﾊﾂｶｳ！

海未「むっ！」ﾌﾜｯ

男（フワステをちゃんと使えてるな）

男（次はことりだ）

男「そこ！」着地にライフル

ｱﾃﾙｯ!

ことり「おっと！」ギリ避け

男（ちゃんとブースト管理ができてるな）

男（ちなみに穂乃果は？）

ことり｢当たれ！｣

穂乃果｢よっと！｣ヒュー ヒョイ

男（慣性ジャンプも問題なしだな）

男（あまり活躍し過ぎたら、彼女達の本当の力が分からないからなぁ。とりあえずウロチョロしとくか...）

海未「えいっ！」　メイン三連射

ことり「あったれー！」メインBDメイン

男（まずゼータのメインをステキャンで避ける）　ﾌﾜｯ　

男（そしてウィングのメインをアメキャンで落ちてガード）　アメキャン→着地→ブースト回復してから盾　　ｶｷｨﾝ！ｶｷｨﾝ！

海未＆ことり「ええっ！そんな！」

男「穂乃果！今だ！」

穂乃果「わかった！」メイン→サブ

ことり「わああ！ダウン取られちゃった！」

男「よし、穂乃果いいぞ！」

海未（男さんは今私を見ていません！チャンスです！）シナンジュの背後から特射

男「なっ！？」

海未（やった！？）

男「くっ…！」　盾→アメキャン＝盾キャン　　

海未「は、外した！？」

男（危なかった…まさか気がつかないなんてな。海未には着地取りの才能があるぞ…）

穂乃果「海未ちゃん！隙だらけだよ！」特格　CNアーチャーライフル連射　　ﾏﾘｨｰ!!

海未「あぁ！そんな！」ダウン取られ

～数分後～

　

海未＆ことりチーム残りコスト500

海未「も、もう持ちません！」　残り体力220　一落ち済み

ことり「私もだよ！」240　一落ち済み

男＆穂乃果チーム残りコスト500

穂乃果「お、男君！穂乃果また落ちちゃうよ！」残り300　二落ち済み

男（そろそろ穂乃果がかわいそうだから行くか…）残り650　ゼロ落ち

ことり「穂乃果ちゃん！着地が甘いよ！」横格

穂乃果「あぁ！落ちちゃうよぉ！助けて男くん！」

男「任せろ！」覚醒　　ﾅﾗﾊﾞﾜﾀｼｶﾞﾐﾗｲｦｷﾘﾋﾗｺｳ!　　BD格当て

ことり「わ、私も落ちちゃう！海未ちゃん！」　格闘され中

海未「今助けます！」横格振り

男（その動きは迂闊だ）後ろにフワステ

海未「あ…！」格闘スカ＆オーバーヒート

男（OHなら当たるな…）　下覚醒技　　回りながらBR連射

ﾆｭｰﾀｲﾌﾟｦﾋﾃｲｼﾀ！ｼﾞﾝﾙｲﾍﾉﾑｸｲﾀﾞ！

～♪～♪

男＆穂乃果WIN

海未「申し訳ありません……ことり…」

ことり「海未ちゃんのせいじゃないよ…私も先に落ちちゃったし…」

穂乃果「男君ごめんね？二回も落ちちゃって…」

男「いや、穂乃果はその分いい動きをしてたよ。きっと強くなるさ」

穂乃果「えへへ…ほんと？」

男「ああ、本当だよ」

海未「さぁ！今日は貸し切りなのですから、もっと対戦しましょう！」

ことり「うん、次こそ負けないよ！」

次の日

～学校～　

男「……」　スマホ見

男（今月の調整機体はこんなものか……）

男（それにしても…この学校の近くのゲーセンのマキブ民は正直そこまで強くないな…）

男（この前の店内一位もそこまで強くなかったし…）　

作者　男が強すぎるだけです…。大元帥なんて目じゃないぜ！　

ガラララッ

穂乃果「あ、おはよう！男君！」

海未「おはようございます」

ことり「おはよう～♪」

男「ああ、おはよう」

穂乃果「ねぇ三人とも？マキシブーストの部活を作ろうよ。ね？」

男（えっ？）

海未「えぇ私は構いませんが」

男（えっ！）

ことり「私も賛成だよ」

男（えっ！？ちょっと待て！マキブはゲームだろ？部活なんて作れないだろ。普通に考えて！）

海未「男さんはどうですか？」

男「え、えっと…そもそもマキブの部活なんて作れるのか？マキブはただのゲームなんだし…」

三人「「「ええっ！！」」」

男（あれ？俺なんか間違ってた…？）

ことり「男君そんなに強いのにまさか知らないの？」

男（なにを！？）

穂乃果「UTX学園なんてマキブで今すごい人気なんだよ！」

男（え……はぁ！？）

海未「知らないのも無理ありませんよ。男さんは確か一時期マキブを引退していたんですよね？」

男「あ、うん。そうだよ…。ちょうど二年前かな？」

海未「やはり…。マキシブーストが社会的に有名になったのはちょうど二年より少し前なんです」

男（ちょ！社会的に有名って何があった！マキブ！！）

男「そ、そうなんだ…。まぁできるなら構わないけど…」