ことり「夢・・・・・?」
ことりが主人公の短編SSです
主に穂乃果とことりが出てきます
ことりが主人公の短編SSです
シリアスダメな人はは回れ右
-ことりの部屋-
ことり「はっ・・・・・!」
ことり「・・・・・なんだ、夢かあ・・・・・」
ことり「さっきの夢・・・・なんだったんだろう・・・・・」
ことり「穂乃果ちゃんが夢の中にいたような気がした・・・・・」
ことり「・・・・・」
ことり母「ことりー!もう起きなさいー!」
ことり「はーい、今行くよー」
ことり「とりあえず、学校行かないとね」
-通学路-
ことり「海未ちゃん!穂乃果ちゃん!おはよう〜」タッタッ
海未「おはようございます。ことり、遅いですよ」
穂乃果「おはよう!どうしたの?遅かったね」
ことり「ちょっと寝坊しちゃって〜」
海未「ことりが寝坊・・・・・珍しいですね。どこか体調が悪いのですか?」
ことり「大丈夫だよ!海未ちゃん、ありがとね」
穂乃果「じゃあ学校行こー!」
ことり「・・・・・」
穂乃果「ことりちゃん?どうしたの?」
ことり「・・・・・え!あ、なんでもないよ!」
穂乃果「じゃあ行こー!」
ことり「うん!」
海未「(今日のことり・・・・・随分とぼーっとしていますね・・・・・。やはり体調でも悪いのでしょうか?とりあえず今日1日、観察してみましょう。体調が悪そうにしたらすぐに保健室につれていきましょう。」
-学校-
ことり「(なんでだろう・・・・・なんか穂乃果ちゃんのことがすごく気になる・・・・・夢のせい・・・・・?)」
穂乃果「ことりちゃん!1時間目なんだっけ?」
ことり「えっ・・・・・!多分数学じゃないかな・・・・・?」ドキドキ
穂乃果「えー!やだなあ・・・・・穂乃果もう寝る!」
海未「穂乃果!だらしないですよ!1時間目から寝るなんて!私が監視していますからね!」
穂乃果「海未は真面目すぎるんだよー!1時間目から数学なんて眠くなるに決まってるじゃん!眠いときにちゃんと寝ないとだめだよ!」
海未「なんですかそれ、意味わかりませんよ。とりあえず監視しますからね」
ことり「海未ちゃん、別に少しくらいならいいんじゃないかなぁ・・・・・?」
穂乃果「さすがことりちゃん!」
海未「ことりは穂乃果に甘すぎです!」
穂乃果「もうーわかったよー・・・・・寝ないで頑張るよー・・・・・」
海未「よろしい」
-授業中-
エーコノモンダイハサンカクヒヲツカッテ・・・・・
ことり「(はぁ・・・・・なんだか集中出来ないなあ・・・・・穂乃果ちゃんはどうしてるだろう?)」チラ
穂乃果「スースー・・・・・」
ことり「(寝ちゃってるね・・・・・海未ちゃんは・・・・・)」チラ
海未「・・・・・」ゴゴゴゴゴ
ことり「(うわぁ・・・・・海未ちゃん怒ってるよ・・・・・ことりも集中しないと・・・・・)」
ことり「・・・・・」
ことり「・・・・・」ウトウト
ことり「スースー・・・・・」
-夢の中-
穂乃果「ことりちゃん〜!見て!クリアするまでやめられないゲーム買ってきたよ!」
ことり「えっ!?なんかすごいね!」
穂乃果「やってみようよ〜!」
ことり「いいよ〜」
ポチッ
テッテレッテレテレー
穂乃果「うわあ!楽しそうだね〜!」ワクワク
ことり「うん!それで、これはどういうゲームなの?」
穂乃果「一緒にプレイしてる人と冒険して最後のボスを倒して結婚するのがクリア条件のゲームだよ!」
ことり「チュン!?」
穂乃果「穂乃果じゃ・・・・・だめかな・・・・・?」ウルウル
ことり「えっ・・・・・!そんなことないよ!全然いいよ!嬉しい!早速やろ!」
穂乃果「よかった!やろう〜!」
穂乃果「なんかこれつけてやるみたいだね!」カチッ
ことり「わかったよ〜」カチッ
ヒュゥゥゥ・・・・・
ことり「ん・・・・・ここは・・・・・?」
穂乃果「入れたね!楽しみだなあ」ワクワク
ことり「そうだね〜」
穂乃果「あっ!あそこに町が見えるよ!行こう!」タッタッタッ
-町-
穂乃果「う〜ん・・・・・ボスはこの町の洞窟の奥にいるみたいだね〜」
ことり「じゃあ倒せるように強くなろ〜」
穂乃果「じゃあ早速敵倒すぞ〜!」
ことり「あっ!そういえば穂乃果ちゃん、職業なんだった?ことりは魔術師だったよ〜」
穂乃果「そんなのあったんだね!確認してなかった!なんか魔術師ってかっこいいね!穂乃果は〜・・・・・・・・・・えっ、書いてないよ?」
ことり「あれ〜?なんでだろうね、まあ行こっか〜」
穂乃果「うん!」
-フィールド-
ことり「チョコレートパフェ・・・・・おいしい・・・・・!」ヒュォォォ
敵「ギャァァァ」ズバババパ
ことり「生地がパリパリのクレープ・・・・・食べたい・・・・・!」ヒュォォォ
敵「ウギャャャ」ズドドドド
穂乃果「ことりちゃんすごーい!」パチパチ
ことり「えへへ、ありがと〜」
穂乃果「よし、じゃあ穂乃果も・・・・・!」
穂乃果「ファイトだよ!」ヒュォォォ
敵「・・・・・?」オロオロ
ことり「・・・・・あれ?何にも起こんないね・・・・・?」
穂乃果「あれ〜?なんでだろ」
敵「キィィィィ」
ことり「穂乃果ちゃん危ない!」ダッ
ことり「カラフルでし・あ・わ・せ〜Lv2」ヒュォォォ
敵「ウッキャアアア」ズダダダダダ
穂乃果「ことりちゃん!ありがとう!よ〜し、この調子でボスを倒せるくらい強くなるぞ〜!」
-5時間後-
穂乃果「よし!ボスのところにいこう!」
ことり「うんっ!」
-洞窟-
ことり「暗いね・・・・・」
穂乃果「怖いなぁ・・・・・」ガクガク
ことり「大丈夫だよ!穂乃果ちゃんなら絶対勝てるよ!」
穂乃果「ありがとっ!じゃあボスまで走ろう!」ダダダダダ
-ボス部屋-
ボス「ガォォォォ!!」
穂乃果「いっくぞ〜!」
ことり「穂乃果ちゃん待って!相手の動きを把握してからじゃないと危ないよ!」
穂乃果「大丈夫っ!」ダッ
ボス「ガォォォォ!!」ニヤッ
穂乃果「チャンスー!」
穂乃果「ファイトだよ!」ヒュォォォ
ことり「使い方わかるの!?」
穂乃果「さっきわかったから大丈夫!」
穂乃果「くらえー!」ドドドド
ボス「グォォォォ!!!」ブンッ!
穂乃果「えっ・・・・・?」バキッ!!
ことり「穂乃果ちゃん!!」
穂乃果「ぐあっ!・・・・・ごめん・・・・・ことりちゃん・・・・・ごめ・・・・・」ガクッ
ことり「よくも・・・・・!絶対に倒す!」
ことり「チョコレートパフェ・・・・・おししい・・・・・!生地がパリパリのクレープ・・・・・食べたい・・・・・!5本指ソックス・・・・・気持ちいい・・・・・!ハチワレの猫・・・・・可愛い・・・・・!・・・・・ふわふわしたもの可愛いなっハイッ!あとはマカロンたくさん並べたら〜♪カラフルで〜し・あ・わ・せ〜♪」ヒュォォォ
ボス「グォォォォ!!!」ブンッ!
ことり「ワンダーゾン!!!」バァァァァァンン!!!
ボス「グァァァァァ!!!・・・・」シュゥゥゥゥゥゥ・・・・・
ことり「やった・・・・・!!!」
ことり「・・・・・穂乃果ちゃああん・・・・・」ポロポロ
穂乃果「・・・・・」
ことり「こんなことなら・・・・・ことりも一緒に・・・・・」
ことり「・・・・・」ゴソゴソ
ことり「あった毒薬・・・・・」ゴクッ
ことり「これで・・・・・一緒だね・・・・・」バタッ・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
-現実世界-
海未「穂乃果!ことり!どうして目を覚まさないのですか!あなたたちは・・・・・私の最初の・・・・・初めての友達だったのに・・・・・なんで・・・・・!!!」ポロポロ
医者「原因不明です・・・・・我々も手を尽くしたのですが・・・・・どうにも・・・・・」
ことり「(あれ・・・・・?なんで病院・・・・・?なんで私と穂乃果ちゃん寝てるの・・・・・?)」
海未「うわぁあああああぁあぁぁあん・・・・・・・・」ポロポロ
ことり「(あれ!なんで起きることが出来ないの!?確かあれは夢の中のはずっ!あれ!?なんで体が動かない・・・・・!!?)」
ことり「(クリア出来なかったから・・・・・!!?そんなの・・・・・おかしいよっ!)」
ことり「(なら・・・・・もう一度・・・・・夢の中に・・・・・)」
ことり「・・・・・」
-夢の中-
ことり「戻ってこれた・・・・・」
穂乃果「あれ・・・・・?ここは・・・・・?」
ことり「穂乃果ちゃん!!」
穂乃果「ことりちゃん!穂乃果たち病院で寝てた・・・・・とうして!?」
ことり「わからない・・・・・でも・・・・・このゲームをクリアしないと・・・・・絶対に・・・・・」
穂乃果「ごめん・・・・・穂乃果のせいで・・・・・こんなことに・・・・・」
ことり「穂乃果ちゃんのせいじゃないよ!私だってやりたいって言ったし・・・・・」
穂乃果「そんなことない!穂乃果が・・・・・余計なことをしなければ・・・・・」
ことり「穂乃果ちゃん・・・・・」
穂乃果「穂乃果・・・・・もう何も出来ないよ・・・・・こんなに大変なことになっちゃったもん・・・・・穂乃果・・・・・みんなの前にいる資格なんてないよ・・・・・」
ことり「穂乃果ちゃん!!なんでそんなこと言うの!?私は穂乃果ちゃんが大好き!μ'sのみんなだって絶対そう!だから・・・・・そんなこと言わないで・・・・・!!」
穂乃果「ことりちゃん・・・・・ごめんなさい・・・・・」
ことり「穂乃果ちゃん、結婚しよ・・・・・」
穂乃果「え・・・・・?」
ことり「私は穂乃果ちゃんが大好き・・・・・それは誰よりも強い想い・・・・・この想い受け取ってくれますか・・・・・?」
穂乃果「・・・・・もちろん・・・・・もちろんいいに決まってるよ・・・・・!!ごめんね・・・・・ことりちゃん・・・・・そして・・・・・ありがとう・・・・・!!」
・・・・・ゲームクリア
-現実世界-
海未「・・・・・穂乃果・・・・・ことり・・・・・もう1週間ですよ・・・・・早く起きなさい・・・・・私は・・・・・もう待ちきれないです・・・・・!!早く起きなさい!!!」
穂乃果「え?海未ちゃん呼んだ?」ガバッ
ことり「海未ちゃん、どうしてそんなに泣いてるの?」
海未「えっ・・・・・うわぁあああああぁあぁぁあん!!!!!穂乃果!!ことり!!よかった
あああああ・・・・・!!!!」
穂乃果&ことり「・・・・・?」
それからして海未ちゃんは泣きやみ、ここまでのいきさつを教えてくれた
どうやら私たちは授業中に寝てしまってそれから起きなかったらしい
1週間も起きなく、医者からはもう助かる見込みはないとまで言われたらしい
私たちは何か・・・・・夢を見ていたような気がする
それはちょっとした・・・・・些細な夢だった・・・・・きっと
それでもわたにとってはとても大切で、大事な夢だったと思う
夢の内容は何故か思い出せないけど・・・・・それでも私はこの出来事をきっと忘れないだろう
ことり「夢・・・・・?」
穂乃果「夢見てたのかなぁ?」
海未「本当に・・・・・心配させましたね・・・・・本当に・・・・・よかったです・・・・・!!」
ことり「私にとっては・・・・・とても大切で大事な夢・・・・・だったのかな・・・・・?」
穂乃果「ん?何か言った?」
ことり「ううん!なんでもないよ!もう大丈夫だから学校行こっか!」
海未「いけません!今日は入院していきなさい!」
穂乃果「えー!早く練習したい〜」
海未「だめです!今日は休みなさい!」
穂乃果「海未ちゃんのケチー」プンスカ
海未「ケチでもなんでもいいです!休んでなさい」
穂乃果「はーい」
ことり「(この幸せがずっと続きますように・・・・・)」
おしまい
なんかいろいろ登場してないけど気にしないで下さいね
1つ伏線回収し忘れましたけどめんどいのでそんまま放置で
気が向いたらまた書きます
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