穂乃果「だねー、」

一同「…」

絵里「よし！」

凛「にゃ？」

絵里「すっごい面白い話してあげるわ」

穂乃果「ええ！？」

希「自分でハードル上げ過ぎやろ…」

絵里「そんなことないわよ、聞いたらきっと皆んなお腹吹っ飛んじゃうわよ」

希「どんな状況やねん」

凛「聞かせて聞かせて〜」

絵里「いいわよ、そうね、確かこの前の日曜日に亜理沙とご飯を食べにお店へ向かうとこだったわ」

穂乃果「うんうん」

絵里「そしたら道間違えちゃって、ことりがたまたまいたから道を聞いたらね」

絵里「ことりも迷子だったのよ〜」

絵里「wwwwwwwww」

絵里「あー、今思い出しても可笑しいわ」

穂乃果「…」

穂乃果「ん？」

希「(え、最初にあんだけハードル上げといてこの程度なん！？

多分えりちとしてはこれはなかなか自信あったっぽいな〜、あのドヤ顔からすると…)」

凛「え、終わりなの？」

絵里「？ええ、可笑しいでしょ？」

凛「んー」

凛「そんなにかにゃ〜」

希「！！」

絵里「……」

凛「最初にあんだけハードル上げといてこれは流石になかったにゃ

特に大きなハプニングがあるわけでもなければ興味も湧かない、しかもなんか短いにゃ、それに…」

希「(なんで今日凛ちゃんそんな辛口なん！？)」

絵里「…グスッ」

穂乃果・希・凛「！？」

絵里「な、何よぉ！あっだ達っがあ…！グスッ暇そうにしてだがらぁ…うぅ…」

希「ご、ごめんて…！」

絵里「わ、私だって正直そんな面白いって思ってなかったわよ！ゲホッ

せいぜい92点くらいよ！ウッ」

希「(高得点やん！自信満々やないか！)」

凛「ご、ごめんね？絵里ちゃん、凛そんなつもりはなかったんだよ」

凛「ただ、期待させといてあんな話でドヤ顔されちゃったから、つい…」

希「(凛ちゃん！結構キツイ事言っとるで！いつからそんな子になってしまったんや！)」

穂乃果「ほ、穂乃果は絵里ちゃんの話すっごい面白かったよ！」

絵里「本当？」グスッ

穂乃果「(開始3秒で寝てたけど)」

絵里「どこら辺が面白かったチカ！？」ズイッ

穂乃果「ええ！？」

絵里「私的にはことりちゃんがふくらはぎにタコスを擦り付けていたとこが笑えたんだけど！」

希「(なんやそれ！そんな事全く言ってなかったやん！てかそっちのが気になるわ！ことりちゃん何しとんねん！)」

穂乃果「あー、うん、それそれ！そこがすっごい面白かったよ！」

絵里「嘘ついたチカね」

穂乃果「！？」

絵里「私はそんな事さっき一言も言った覚えないわ。

ことりがふくらはぎにタコスなんか擦り付けているはずないでしょ」

希「さすが絵里ちゃん！賢いわ」

穂乃果「うぅ、ごめんなさい絵里ちゃん…」

絵里「…」

穂乃果「怒ってる？」

絵里「…」

穂乃果「うう…」

絵里 ギュッ

穂乃果「え！？」///

絵里「いいのよ、穂乃果は私を慰めようとしてくれたのよね」

穂乃果「絵里ちゃぁん」グスッ

絵里「穂乃果のそんな優しい所が私は大好きよ。

これからもそんな優しい子でいてね」

穂乃果「うわ〜ん！絵里ちゃん！ごめんね、ありがとう！」

絵里「よしよし、帰りにクレープでも買って帰りましょう」

穂乃果「うん！」

ガチャ バタン

……

希「え、なんなんこれ？」

凛「オチが思いつかないから強制終了にゃ」

希「ああ、」