未央「プロデューサーって歳いくつだっけ?」
キャラ大崩壊
アニメ勢なので、キャラがよく掴めてません
勢いで書きました
TDN妄想です
武内P「もう30になります」
未央「えっ!そんな若かったの!?」
武内P「...30歳が若いでしょうか?」
未央「いやそうじゃなくてさ。こんな大きな会社で、こんな沢山のアイドルのプロデューサー任されてるんだよ?よっぽどのベテランかと思ってた!」
武内P「はぁ」
未央「でさでさプロデューサー」
武内P「はい」
未央「もういい歳なんだし、結婚とか考えてないの?」
凛「!」ガタッ
ちひろ「!」ガタッ
段ボール箱「!」ガタッ
ドア「!」ゴッ
卯月「凛ちゃん?」
凛「卯月、静かに」
卯月「?」
アレオネーチャンナニシテ
シッ!シズカニッ
カエデサーンドコデスカー
武内P「結婚...ですか。今は皆さんの大切な時期です。やることが多く、余計なことを考えている暇がありません」
未央「またまたぁ。本当は意中の相手とかいるんじゃないのー?」
武内P「はぁ」
凛「その辺にしときなよ。プロデューサー困ってるよ」
未央「えー?少しくらいいいじゃん」
凛「未央」ズイッ
凛「プロデューサー困ってるから」ズイッ
凛「その辺にしときなよ」ズイッ
未央「アッハイ」
未央(しぶりん怖いしぶりん怖い)
凛「ところでプロデューサー」
武内P「はい」
凛「私も16になるんだけど」
武内P「そう...ですね。おめでとうございます」
凛「ありがとう。それで16歳といえば、日本において結婚が可能になる年齢なんだけど」
武内P「はぁ、そうですが」
凛「私もそろそろ結婚とか考えようかなって」
武内P「!?」
未央「ブフォッ!」
卯月「凛ちゃん!?」
段ボール箱「」ゴトゴト
ネーオネーチャンナニヤッテンノッ!
コレデムコウデジュースデモノンデナサイッ
武内P「...渋谷さん」
凛「なに?」
武内P「結婚出来る年齢になったとはいえ、少し早いのではないでしょうか?」
凛「そうかな?」
武内P「そうです」
凛「私はそうは思わないな。先のことを考えるのは、別に悪いことじゃないでしょ?」
武内P「それはそうですが...」
凛「それとも、私がアイドルだから?」
武内P「......はい」
凛「アイドルだからって恋愛も結婚も禁止されるの?」
武内P「いえ、そうではありません。ですが渋谷さん、貴女方はまだデビューからそう経っていません。今がファンを増やす重要な時期なんです」
凛「そうだね」
武内P「ですから、今はファンの方々を刺激するような言動は控えた方が......」
凛「じゃあファンの人に認めてもらえば恋愛や結婚、していいんだよね?」
武内P「......はい?」
凛「そういうことでしょ?」
武内P「いえ、あの、ですから、ファンを刺激するような」
凛「ファンを刺激しないように了解を取ればいいんでしょ?」
武内P「し、渋谷さん、落ち着いてくだ」
凛「いいんでしょ?駄目だって言うなら、納得のいく答えを聞かせて」
武内P「っ......け、検討させていただきます」
凛「ふーん」
武内P「......それでは現場へ向かいましょう。これ以上時間が押すと遅刻してしまう可能性が出ます」
未央「そ、そだね!行こっか!ね、しぶりん!しまむー!」
卯月「あ、はいっ♪」
凛「......」
段ボール箱「」
杏「......」グテー
かな子「もいひー♪」モグモグ
智恵理「美味しいね、このお菓子」
段ボール箱「」ゴトッ
智恵理「ひっ!」
かな子「智恵理ちゃんどうかしたの?」
智恵理「今何か物音が......っ」
かな子「んー?気のせいじゃ」
段ボール箱「」ゴトゴトッ
智恵理「ひっ!」
かな子「ひゃっ!」
杏「......んぁー?」
段ボール箱「」ボスッボスボスッ
智恵理・かな子「「ひゃぁぁぁぁぁぁっ!!!」」
杏「あー......」
杏「......マネージャーさんが探してたよ。仕事じゃないの?」
段ボール箱「」ピタッ
段ボール箱「」ボッ
楓「すっかり忘れていました」
杏「ふぁぁぁ......また寝よ......」
智恵理・かな子「」バタッ
美嘉「ふーん。ファンから支持を得られたらいいんだ。ふーん」
莉嘉「おねーちゃん、さっき何やってたの?」
美嘉「......」
莉嘉「ねーおねーちゃんってば!」
ちひろ「皆さん大変ですねー。ファンから支持を得るですか」
ちひろ「私はそんなことしなくてもいいですし♪」
ちひろ「これは私が俄然有利ですねー」
ちひろ「じゃあ取り敢えず......」
凛・楓・美嘉・ちひろ「「「「婚姻届貰ってきますか」」」」
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数週間後
凛「ファンの支持、得たり」ニヤリ
ファン1「やっぱアイドルがファンほったらかして結婚とか恋愛とかどうなの?」
ファン2「どうなんだろうなぁ......聞いたことねぇし」
凛親衛隊隊長「馬鹿者め!我々が渋谷凛というアイドルに惚れた理由を忘れたか!」
凛隊長「それは笑顔!彼女の笑顔に惚れたのだ!故に我らがなすべき事はただ一つ!」
凛隊長「渋谷凛という存在が、その笑顔が、もっと輝くように応援することなり!輝く道へ導き、その背中を押す事なり!」
凛親衛隊一同「然り!然り!然り!」
凛「ん......ありがとう」ニコッ
ファン1.2「なるほど納得した」
凛「これで私はプロデューサーと......」
???「そう上手く行きませんよ」
凛「っ......その声は!」
楓「はい、私です」
凛「楓さん...じゃあ楓さんも?」
楓「ええ。私も貴女と同じものを狙っているんです」
凛「ふーん。そういうことなら、先輩といえども容赦しませんよ」
楓「ふふっ、いい顔ですね。結婚するのはケッコン大変なんですよ?貴女という障害を乗り越えることくらい出来ないで、あの人の横に立つことは出来ないでしょう。それは貴女も同じですよ、渋谷凛さん?」
凛「望むところ。......で、私には親衛隊のみんながいるけど、楓さんはどう戦うの?」
楓「私もファンの皆さんの協力をお借りしますよ?」
K隊員「そう」
K隊長「我ら高垣楓親衛隊、『きっときっと楓さん』略して『KKK』一同は、楓さんがより美しく、より輝くようにサポートするのが生きがい!」
楓「皆さん、怪我のないようにしてくださいね」
K隊員一同「はいっ!」
楓「...では」
凛「どちらがプロデューサーに相応しいか、勝負だね」
美嘉「はいはーい★私も参戦するよっ★」
凛「美嘉さん......まぁ、予想通りだけど」
楓「私としては意外ですよ。貴女のファンの方々は、どちらかというと貴女に理想を求めるような感じでしたけど。......どうやって説得したんです?」
美嘉「まぁ、ちょーっと大変だったよ。でもね、本音をキチンと言えば、みんな分かってくれた。素直になるのって恥ずかしいけど、とってもいいことだね」
美嘉ファン「あぁ、心に響く言葉だったな...」
美嘉ファン「ふひっ。真っ赤になる美嘉たん、最高に可愛かったんだな」
美嘉「私は今にトキメキを感じてるから、歌を歌えるし、ダンスも出来る。そしてもっとトキメキを感じれば、もっともっと良いパフォーマンスが出来る気がする。そして私が一番ときめいていられるのは、あいつの隣だから。今度はしっかり捕まえる。もうあいつの隣は譲らない」
凛「ふーん。二人とも、本気なんだね。じゃあ仕方ない、か」
楓「えぇ、そうね。誰があの人のお嫁さんになるかはよめないけれど、ね。ふふふっ」
美嘉「じゃあ、決まりって事で★」
凛・楓・美嘉「「「尋常に勝負!」」」
凛隊長「行くぞ野郎ども!まずは戦力を抑え目にだ!エナンザムは使うなよ!」
隊員一同「了解!エナンザム!!」
K隊長「諸君!AHEAD,AHEAD,GO AHEADだ!数をもって票を稼ごうという愚か者共に、一票の質の差というものを見せてやれ!返事はどうした!?」
K隊員一同「Testament!」
美嘉ファン「我ら美嘉ファンクラブ一同、これより死地へまっしぐらに突撃する!何時ものようについてこい!汝ら何ぞや!」
美嘉ファン「「「我らファンクラブ、美嘉ファンクラブの会員なり!」」」
ちひろ「随分賑やかですね」
一同「っ!」
凛「ちひろさん......」
ちひろ「あまり大きな騒ぎを起こすと、プロデューサーが大変ですよ?」
凛「それは、そうかもしれないけど...」
ちひろ「それに、お三方はアイドルです。みだりに結婚やら交際やらと騒がない方がいいですよ」
美嘉「で、でもさ、ファンのみんなは私に賛同してくれて」
ちひろ「それは貴女のファンのうち、ごく一部だということを理解していますか?」
美嘉「っ...」
ちひろ「プロデューサーは貴女達を大切に思っています。ですが、それは自分が関わったアイドルの成長を見守るプロデューサーとしての感情でしかありません」
凛「...」
ちひろ「そんな大事に育てた娘のようなアイドルが、折角獲得した大勢のファンを見捨てるような真似を、プロデューサーが許すと思いますか?きっと凄く悲しみます。貴女達はそれでもプロデューサーを...」
楓「それでも私は、彼と結ばれたい」
ちひろ「!」
楓「あの人の性格なら、確かに私たちの『女』としての幸せより、『アイドル』としての幸せを優先させるでしょうね。現に私の時はそうでしたから」
凛「...そんなことが」
美嘉「...」
ちひろ「...」
楓「そして私は確かに、346を代表するアイドルに上り詰めました。ですけど、あの頃よりも私の輝きは鈍ってしまいました」
K隊長「......」
楓「あの人の所為なのだから、あの人に責任を取ってもらうのは当然だと思いますよ?」
ちひろ「ですが......」
楓「それに千川さんも、そろそろ正直になってもいいんじゃありませんか?」
ちひろ「......そう、ですね」
楓「はい」
ちひろ「じゃあ素直になりましょう。私はプロデューサーが好きです。結婚したいです」
凛「まぁ」
美嘉「だろうとは思ってたけど」
ちひろ「というわけで、今から婚姻届にサイン貰ってきます。皆さんはお仕事頑張って下さいね♪」
凛・美嘉「へぁっ!?」
ちひろ「じゃあこれで失礼しますねー」
凛「ちょっ!?」
美嘉「えっ!?」
楓「もう見えなくなっちゃいましたねぇ」
凛「っ!私も行かなきゃ!」
美嘉「私も!みんな集まってもらって悪いけど、今日はお終い!ゴメンね!」
凛・美嘉ファン「頑張ってー!」
ファン一同「さて、ごみ拾いして解散ですな」
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楓「行きました、ね」
楓「連絡は......ふふっ。なるほど」
楓「ふふふ。先んずれば人を制す。誰にも譲りません」
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ちひろ「プロデューサーさん、ちょっとお話しが!」
凛「私もプロデューサーに話が!」
美嘉「わ、私も話ってか、お願いというかなんというか」
杏「んぁー。騒がしいなぁーもー」
ちひろ「あれ?杏さんだけですか?」
杏「見りゃわかるでしょー」
凛「プロデューサーは?」
杏「なんかきらりのとこでトラブったみたいで、そっち行ったよ」
美嘉「......あれ?そういや楓さんは?」
凛・美嘉・ちひろ「「「やられた!」」」
凛「ちひろさん!場所わかりますか!?」
ちひろ「はい!関係者証持ってきます!」
美嘉「私タクシー止めるから、先エントランス行ってるね!」
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凛「楓さんは!?」
美嘉「あれじゃない!?」
ちひろ「......様子がおかしいですね」
楓「......燃え尽きました」マッシロ
美嘉「ど、どうしちゃったの楓さん!?」
楓「ふふふ......何時ものスーツと違うプロデューサーを見て、口から魂がスーッと出そうになりました」
美嘉「あ、大丈夫だこれ」
凛「それよりプロデューサーは?」
楓「そこの建物の中に」
ちひろ「あそこですね。行きましょう」
ちひろ「失礼しま......」
凛「どうしたのちひろさ......」
美嘉「ぅぇ......」
武内P「......何故お三方がここに?」
卯月「あ!凛ちゃん!ちひろさんに美嘉さんも!」
きらり「あれぇ?みんなどうしたにぃ?☆」
凛「何で...」
武内P「はい?」
凛「仕事中のきらりはともかく、何で卯月までウェディングドレスなの?何であんたもタキシードなの?」
武内P「それは」
きらり「あのねぇ。今日はホントーは個人撮影だけの予定だったんだけどにぃ、カメラマンが調子いいから男性も付けようって言い出してぇ」
卯月「で、智恵理ちゃんが倒れちゃったんです」
凛「......あぁ、何となく分かったよ」
武内P「本当は緒方さんの様子を見るだけのつもりでしたが、モデルが足りないからと島村さんが急遽抜擢されまして。私も男性モデルとして参加してくれ、と」
ちひろ「そうだったんですか。お疲れ様です、プロデューサー。スタドリをどうぞ」
武内P「ありがとうございます」
凛・美嘉「......」
スタッフ「そろそろ撮影再開しまーす」
武内P「時間ですね。行きましょうか、島村さん、諸星さん」
卯月「はいっ!頑張ります!」
きらり「みんなで写真撮って、ハピハピするにぃ☆」
オヒメサマダッコオネガイシマース
キャーPチャンチカラモチー
スゴイデスプロデューサーサン!
凛「」
美嘉「羨ましい......」
ちひろ「嫁入り前にウェディングドレス着ると嫁入りが遅れるっていうから大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫......」
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楓「お疲れ様です」
武内P「お疲れ様です」
楓「賑やかな人達ですね」
武内P「......高垣さんも関わっていたんですか?」
楓「ええ。とっても楽しかったですよ。私を応援して下さっている方々と交流したり、ちょっとしたイベントに発展したり。普段の生活からは考えられないくらい、いろんな事が起きました」
武内P「......何も起きなかったのが幸いですが、今後はこういった事は控えて頂きたいのですが」
楓「じゃあ日変えてやりますね」
武内P「......ちょっと分かりにくいですね。いえ、そういう問題ではなく」
楓「覚えていますか?2年前の約束」
武内P「それは......」
楓「私がトップアイドルになれたら好きなものを貰える」
武内P「......」
楓「ふふっ。覚えているようですね」
武内P「......一応覚えてはいましたが、私はもう高垣さんの担当では無いので......」
楓「いいじゃありませんか。贈り物を誰かに贈る事は誰にも咎められませんよ」
武内P「そう、でしょうか」
楓「ええ。......それで、私は、もうトップアイドルだと胸を張って言える程の実績をあげたと思うのですけど?」
武内P「......そうですね。分かりました。私の知る限り、最高の日本酒を贈ります。人気のあるお酒なので取り寄せるには時間が掛かりますが、きっと気に入ってもらえると思います」
楓「まぁ。それは嬉しいですね」
楓「でも、プロデューサー?」
武内P「はい」
楓「確かに私は日本酒が大好きです。でも、今は他にもっと欲しいものがあるんです」
武内P「私に可能な範囲でしたら」
楓「ええ。大丈夫です。それは用意するのも、渡すのもとっても簡単なんです」
武内P「そんなもので、本当に宜しいんですか?」
楓「ええ。今まで凄く近くにあって、だけど手を伸ばしても決して手に入らなかったものなんです」
武内P「一体、何なのでしょうか?」
楓「ふふふっ。それは............」
楓「貴方の苗字です」
シャッフル懐かしいなぁ。
KKKワロタ
他の親衛隊ってRRRとSSSだっけ?
『きっときっと楓ちゃん』『らんらんリンちゃん』『好き好きシアちゃん』と『プリムラプリプリティー』がプリムラルート(漫画と小説限定かも)で存在してるな。……リアリーリアリーで『りんりんらんらん凛くん』とか言うのも有るが