前川みく「トップアイドルの果て」
数年後のみくにゃんの姿を書きました。
アイドルとの恋愛要素が苦手な方にはオススメできません。
口調の違いがあるので注意。
「ねぇーねぇーみくにゃーん」
「どうしたのー?」
「おしっこー」
「はいはい。トイレ行こうね~」
「はーい!」
「あなたー!お鍋見といてねー!」
「ほいほーい」
「あなたが急に昔のライブ映像見だから○○がみくにゃんって呼ぶようになったじゃない・・・どうしてくれるの?」
「ええやんみくにゃん。俺は好きやぞ?」
「まあいいんだけど・・・久々に呼ばれるとちょっと恥ずかしくてね」
「なんだよ誇れることやんか」
「それはそうだけどね?」
「我が子もどうなるもんかな」
「無理やりやらしちゃダメだからね?」
「そこはわかってるって」
「不安だなぁ・・・」
「はぁ・・・」
「ため息なんて珍しいな。どうした?」
「今日も○○がみくにゃんみくにゃん言ってたんだけど幼稚園でと呼ばれてね?そしたら親御さんに聞かれてて・・・」
「マジかーどうだった?」
「そこにファンだった人がいたみたいで・・・」
「そりゃトップアイドルやったから当然やな」
「もー大変だったんだよー?」
「すまんなぁ・・・けどこれなら復帰もありかもな」
「まだ同期の子達はまだやってるけど・・・さすがに無理だよー」
「社長の権限って知ってるか?」
「アホや・・・アホがおる・・・!」
「やっぱり俺の読みは当たったな」
「ハァ・・・ハァ・・・みくはもう限界にゃ・・・」
「結果オーライやな。というか予想以上か」
「みくにゃんカッコ良かったー!」
「・・・それはもうやめよう?」
「みっくにゃーん♪」
「もーあなた責任とってよねー!」
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