The truth of the bottle mail
人生初のSS投稿ですので、文章や表現等、間違っている箇所があるとは思いますが、温かい目で見てやってください...
〈主人公設定〉
榊原悠也 …ショートランド泊地の提督。
本文では提督と表記。
子供好き。(ロリコンではない)
艦娘からの人気もあり、顔もそこそこいい方。
20代前半の男性。
???「……答えてくれ!加賀!」
加賀「…………」
???「加賀……頼む!待ってくれ……行かないでくれ」
加賀「……あなたみたいな使えない提督に、構ってる暇なんてないのよ」
右腕は潰され、左足を切断されたその体で地面を這いずり、加賀を止める男。
その後男は、大本営に拘束され監視下に置かれたと、漂流ビンの中にあった手紙に記載されていた。
この話が明るみに出るのは、まだ先のこととなる……
自分達が戦っている敵、深海棲艦とはなんだろうと度々思う時がある。
また何を目的として攻めてくるのか全くわからない。
そんな謎だらけの深海棲艦を知る為、今日も僕は書庫にきていた。
真夏の日差しが差し込む窓際で、本を読み続けていると外から声が聞こえてきた。
???「あっ!司令官!探しましたよ!」ハァ、ハァ
提督「ん?あぁ、吹雪か。どうしたそんな息を上げて」
吹雪「どうしたも、こうしたもありませんよ!もうお昼の時間です!みなさん待っているんですよ!」
ふと、時計を見ると十二時になっていた。
提督「ごめん、ごめん。全員揃ってから食事するように!って決めたのは僕だねw 今行くよ!」
吹雪「もう……先に行ってますよ!ちゃんと来てくださいね!」タッタッタ
提督「ふぅ……さて食堂に行くか。……ん?なんだあれ?」
窓の外を見ると、気になるものが目線に入った。
近くに寄ってみると港湾にビンが漂流しており、中に紙らしきものが入っているのが見えた。
提督「ボトルメールってやつかな…?中に手紙みたいのあるし…取り敢えず書庫に置いておこう」
そう言ってボトルメールを拾っては書庫に置き、食堂に向かった。
ガヤガヤ、ワイワイ
ガチャ
天龍「おっ!やっときたぜ....遅せぇよ!」
提督「悪かったよ…集中してて時間なんてみなかった…」
鳳翔「あまり根気を詰めると身体に障りますよ....どうぞ、提督のお昼ご飯です!」
提督「おっ、ありがとう!鳳翔さん!」
吹雪「そうですよ!もっとリラックス!リラックス!」
提督「そうだな。あまり追い込み過ぎるのもダメだな。よし!取り敢えずご飯だ!みんなお昼食べよう!」
イタダキマ-ス!!
電「提督は今日も書庫でお勉強してたのですか?」
提督「そうだよ。みんなが戦ってる深海棲艦とはなんなのか調べてるところだよ。まぁ、結局わからないままなんだけどね…ごめんよ、みんなの役に立てなくて」
電「そんなことないのです!提督はみんなの為頑張ってるのです!」
提督「あぁ、ありがとう!電!」ナデナデ
電「ふぁぁ/////」
赤城「お隣失礼します!そういえば提督!聞きました?」モグモグ
提督「何をだ?……あと口にものを入れて喋るな!はしたない!」
ゴックン
赤城「えぇとですね。最近艦娘で広がってる噂なんですけど、何でも艦娘姿の深海棲艦がいるって話がありまして……」
提督「初めて聞いたな~。それで?その変わった深海棲艦に追われて怖かった~みたいな話かい?」
赤城「それが追ってはこないんですけど、こちらをずっと見つめて誰かを探してる感じらしいです!」
赤城「私は実際に見たわけではないので本当かはわかりませんが……」
提督「う~ん……深海棲艦もまだまだ不明なことばっかりだし、艦娘タイプもいるのかな~?大本営からは何も伝えられてないし……」
赤城「まぁ、噂なんで深く考えても意味無いですけどね!」
10/18 頑張って地道に更新していきます…
頑張れ応援する(・ω・)