真姫「それからの物語」
りんまきSSです
エロはなし
ダラダラ書きます
りんぱな、にこまき好きは見ないことをおすすめ
ちなみに僕は真姫ちゃん推し
真姫(…… もう新学期か……)
真姫(にこちゃん達が卒業して、μsが終わったけど……どうなるのかしら)
真姫(まあ……にこちゃん達とはまだよく会ってるし、卒業したって実感はないんだけど……やっぱりみんなで踊ったり歌ったりできないのは寂しいわね……)
真姫(μs、かあ……)
凛「ま〜きちゃん!」ダキッ
真姫「ゔぇえ!?り、凛!? きゅ、急に抱きつかないでよ!」
凛「真姫ちゃんが浮かない顔してるからにゃ」
真姫「っ……」
花陽「そうだよ真姫ちゃん」
真姫「花陽……」
凛「私たちはまだ卒業してないんだから、これからのこと考えないと!」
花陽「うんうん」
真姫「………そうね」
凛「よし!じゃあ教室いこー♪」
花陽「え!?り、凛ちゃん引っ張らないでよ!」
凛「いっくにゃー!」
真姫「全く……元気一杯ね」
真姫(μsの効果もあってか、音乃木坂は廃校にならずに済んだ)
真姫(でも、当然今年の二年生の人数は増えなくて、一クラス)
真姫(ということは、もちろん花陽と凛とクラスが一緒)
真姫(穂乃果をはじめとするμsメンバーには、もちろん感謝でいっぱいだけど、凛と花陽はまた特別)
真姫(ほんとにいつも一緒だし、高校で最初に出来た友達だから)
真姫(だから……その……がらにあわないのはわかってるけど、いつかちゃんとお礼がしたいと思ってる)
真姫(大切な友達………だしね)
〜放課後〜
凛「まっきちゃーん!一緒に部室に行くにゃー!かよちんも!」
真姫「部室に行くくらいでそんなに騒がなくてもいいでしょ」
花陽「り、凛ちゃんちょっと待って!今行くから……」
凛「ほらほら〜♪」
真姫「り、凛!走ったら危ないし一緒にいけないでしょ!」
凛「じゃあ朝みたいに引っ張って行くかにゃ?」
真姫「一緒よ!」
花陽「あはは……ゆっくり行くのも良くない?」
凛「まあたまにはいいかも わかったにゃ」
真姫(………この騒がしい感じが、私は嫌いじゃない……ううん、好き)
ことり「あ、来たよ穂乃果ちゃん!」
穂乃果「凛ちゃん達いらっしゃい!」
真姫「いらっしゃいって……いつもいるしお客さんじゃないでしょ」
海未「そうですよ 何言ってるんですか穂乃果」
穂乃果「えへへ〜なんとなくね」
花陽「今日も……入部希望はいないの?」
穂乃果「う〜ん……いろいろ呼びかけてるんだけど……あんまり来てくれないね……」
ことり「ありさちゃん達も誘ったんだけど……『μsを越えるなんてできません』とかなんとか言われちゃって……」
海未「まあ、無理に誘うのもできませんしね……」
凛「やっぱり6人になるのかなあ……」
穂乃果「かもね まあでも、その時はその時だよ! 次のライブは6人でやって、それを見てくれた人が入ってくれるかもしれないし!」
真姫「まあ今はとりあえず練習ね」
花陽「素敵なライブにしないと!」
ことり「うふふ、そうだね」
海未「じゃあそろそろ練習しましょうか?」
凛「着替えて屋上に行くにゃ〜!」
真姫「はいはい」
花陽「………」
穂乃果「いや〜今日も練習お疲れ様〜」
海未「穂乃果、さっきのところは明日もう一回やりましょう」
穂乃果「え!? 大丈夫だよ〜!」
海未「何言ってるんですか! まだ左足がふらついてますし、動きにキレがありません!」
穂乃果「ヒィ!」
ことり「あはは……」
花陽「やっぱりあの2人、仲いいね」
真姫「そうね まあ、幼馴染だしお互いのことがよくわかってる気がするわ」
凛「凛はかよちんのことなんでも知ってるよ〜♪」
花陽「り、凛ちゃん……///」
真姫(っ…… ………何、今のは……?)
凛「真姫ちゃん?」
真姫「な、なんでもないわよ!早く帰りましょ」
凛「そうだね」
花陽「わ、私も!」
穂乃果「私達も帰ろっか?」
ことり「うん!」
海未「そうですね」
穂乃果「よ〜し、じゃあ帰ろう!」
ことり(……さっきの真姫ちゃん……なんだか様子が……)
穂乃果「?ことりちゃん?」
ことり「え!?」
穂乃果「帰らないの?」
ことり「か、帰るよ! 気にしないで」
穂乃果「ふ〜ん」
真姫「じゃあ凛、花陽、また明日ね」
凛「ばいばいにゃ〜」
花陽「またね!」
真姫(2人と別れて、自分の家に帰る道。この時間は少し寂しい)
真姫(さっきまであんなに賑やかだったのに……急に静かになるから、やっぱり何かぽっかり穴が空いたみたいになるわね)
真姫(2人に会う前までは、一人で帰るのなんて当たり前だったのに……変わったわね、私)
真姫(やっぱり、二人のおかげ。 私を新しい場所へ導いてくれた)
真姫(だから……、凛、花陽 あなた達は私の最高の友達よ)
花陽(………見てたらわかる 凛ちゃんは……真姫ちゃんのことが好き)
花陽(それも、友達としてじゃなくて、女の子として。恋愛対象として好きなんだ)
花陽(そして……私は、凛ちゃんのことが好き)
花陽(凛ちゃんも、私の気持ちには薄々気づいていると思う 小さい頃からずっと一緒だもん)
花陽(でも、凛ちゃんは今の関係を守ろうとしてる 好きって言っちゃったら壊れるから)
花陽(私も、今が大好き 変わってほしくない 壊れてほしくない だから、思いを抑えて。隠すの。私も、凛ちゃんも)
花陽(でも……少しだけ、泣きたくなる時が……あるかな)
〜〜〜次の日〜〜〜
凛「真姫ちゃん、かよちん、おはよー!」
真姫「ええ、おはよう」
花陽「2人共、おはよう♪」
凛「真姫ちゃん〜〜英語の宿題見せてにゃ〜!」
真姫「またぁ? たまには一人でやりなさいよ」
凛「だって!英語だけはほんとに無理なんだにゃ!イミワカンナイ!」
真姫「ちょっと、誰の真似のつもりよ!」
花陽「あはは……」
花陽(……)ズキッ
真姫「?花陽?」
凛「かーよち〜ん?」
花陽「何でもないよ それより、凛ちゃん日直だから、日誌とりに行かないと……」
凛「そ、そうだったにゃ! 行ってくるにゃ〜!!」ダッ
花陽「いってらっしゃ〜い」
真姫「………はぁ……まったく凛は……」
花陽「でも、見せてあげるんでしょ?」
真姫「……今回だけよ」
花陽「うふふ 真姫ちゃんは優しいね」
真姫「べ、別にそんなこと……ただ……」
真姫「………友達が……困ってたら助けてあげたいな、って……」
花陽「………そっか」
真姫「凛も……花陽も……素敵な友達……よ」
花陽「うん ありがとう 真姫ちゃんも、大切な友達だよ」
真姫「っ………/// あ、ありがとう……」ボソッ
凛「た〜だいまにゃ〜!!!」
真姫「もう!?早くない!?」
凛「ふっふっふ……足の速さには自信があるにゃ」
花陽「凛ちゃんは昔から足がすごく速かったもんね」
真姫「それにしても早いわね……」
凛「では真姫ちゃん!宿題を見せてください!」
真姫「……次はないからね!」
凛「真姫ちゃ〜〜〜ん!!ありがとう!」ニコッ
真姫「……////」カァァ
花陽(………もしかして、真姫ちゃんも……)
凛(………真姫ちゃん……)
凛(真姫ちゃんの事を考えるだけで胸が苦しい、顔が熱い。落ち着かない)
凛(これは、凛でもわかる 恋……だと思う)
凛(あはは……凛は自分の事、女の子っぽくないななんて思うときはあったけど、まさか女の子を好きになっちゃうなんて、思ってもなかった)
凛(ほんとは、こんなの良くない事だってわかってる 女の子同士なんて、いけないこと)
凛(だから、認めたくなかったのに、どんどん気持ちが大きくなって……)
凛(ダメにゃ 自分が何言ってるんだか……)
凛(辛い 辛い 胸がきつい ずっと胸がつっかえてるかんじ)
凛(いっそ、真姫ちゃんに言おうかと思った。全部ホントのことを)
凛(でも、そんなことをしたら、もうこれから真姫ちゃんとは仲良くできないかもしれない 変な子だって思われちゃう)
凛(じゃあかよちんに言おうかとも思った かよちんなら、受け止めてくれるんじゃないかって)
凛(でも……その時、かよちんが泣いちゃう気がした)
凛(なんでかはわかんないけど、かよちんに凛が真姫ちゃんのことが好きだって伝えたら、かよちんが辛くなるんじゃないかって)
凛(そんな気がしたの)
凛(………凛は、嫌な子にゃ……)
〜〜ある日 ことりの家〜〜
凛(……ことりちゃん、話ってなんだろう……)
凛(なんか緊張するにゃ〜……)
ことり「ごめんね、待たせちゃって これ良かったら飲んで?」
凛「うわあ……いい匂い これ、なんて紅茶?」
ことり「う〜ん 私もよく知らないんだけど…… お母さんが知り合いの人にもらったんだって」
凛「へ〜え ………なんかすごく高そうにゃ」
ことり「貰い物だからそれはわかんないけどね」
凛「………それで、ことりちゃん、話って?」
ことり「うふふ あのね……真姫ちゃんと花陽ちゃんの話なんだけど」
凛「にゃ!? まままま真姫ちゃんがどうかしたの!?」
ことり「あー、やっぱり♪」
凛「や、やっぱりって......」
ことり「『真姫ちゃんと花陽ちゃん』だよ?」
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