希「イタズラを」穂乃果「仕掛けて」にこ「みるにこ☆」
のぞほのにこが仕掛けたイタズラです。
そんな罠に引っ掛かってしまった『ソルゲ組』は...
これが初作品です。
何卒初めてのものなので、多少の奇異な部分があるかと思いますが、そこは大目に見ていただけると幸いです。
地の文はありません。
キャラ崩壊はないように心掛けました。
鬱要素はありません。
拙著ではありますが、楽しんで読んでください!
ーーーー部室。 コンコン ガチャ
海未「失礼します...って誰もいませんね。」
海未「...では、新曲の歌詞でも考えますか。」
海未「...おや?」
海未(部屋の隅に何か落ちていますね)
海未(表紙には何も書かれていませんね...誰のものでしょうか...)
海未 (誰かのものを勝手に覗くのは気が引けますが...こんな所に置いておくのがいけないんです!)
海未「少しだけ...少しだけです...!」ペラッ
海未「...‼︎」
海未「これは...」
海未(官能小説⁉︎)
海未「...//」ハレンチデスッ
海未「...はゎ...ああぁ...///」ペラペラ
海未「...やぁ...うゎぁ...////」ペラペラ
ガチャ 海未「...⁉︎」 絵里「海未...?」
海未「え、絵里!」ササッ
絵里「あら、今、何か後ろに隠したかしら?」
海未「へ?な、何の事でしょう?」
絵里「とぼけないで。何を隠したの?」
海未「い、いえ、ですから、な、何もk」
絵里「見せてみなさい?」
海未「......はぃ...///」サシダシ
絵里「え、普通の本じゃない」
海未「いえ、その、決して私のものではなくてですね、その...//」
絵里「ちょっと海未、どうしたのよ...」ペラ
絵里「……ハラショー///」ペラペラ
海未「……」ヨミヨミ
絵里「……」ヨミヨミ
海未「……//」ヨミヨミ
絵里「……//」ヨミヨミ
海未「…え、絵里も、このような本は興味ありますか?」ペラペラ
絵里「え、えぇ、まぁ、私も高校生だから…」ペラペラ
海未「そ、そうですよね…」ペラペラ
絵里(へぇ…でも、海未だって高校生だもん、こういうの興味ある、か…)ヨミヨミ
ガチャ うみえり「…⁉︎」 真姫「…え?」
真姫「……な。何してるのよ」カミノケクルクル
海未「……い、いえ、何もしていませんよ?」
真姫「…それ、何かしてた人たちの反応よ?」
絵里「…だ、だから、何もしてないわよ?ねー、海未?」
海未「は、はい!い、いやー、今日も天気が良くて…」
絵里「ほ、本当よねー、あ、あははははー…」
真姫「……」チカヅキ
真姫「……」スッ 海未「ぅはぁ⁉︎」
絵里「だめよ!それはだめ!」
真姫「…ただの本じゃない」ピラッ
真姫「……イミワカンナイ//」ペラペラ
うみえり「………」
絵里「(読んでるじゃない)」ヒソヒソ
海未「(読んでますね)」ヒソヒソ
絵里「…と、とりあえず、そ、その本は棚にしまっておきましょう?」
海未「そ、そうですね」
真姫「そ、そうね…///」
絵里「いい?絶対にこの3人の秘密だからね?」
海未「当たり前ですっ!」
真姫「そ、そうね…///」
ガチャ うみえりまき「……⁉︎」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ーーーー隣の空き教室。
穂乃果「うわー、何か探偵さんみたいだねー」
希「そうやねー、一度やってみたかったんよー」ウシシ
穂乃果「普段のクールなメンバーがどんな反応をするか楽しみだよー!」
希「隠しカメラよしっ!」
穂乃果「モニターよしっ!」
希「小説よしっ!」
穂乃果「あとは待つだけだねー」ニマニマ
(コンコン ガチャ)
(海未「失礼します…って誰もいませんね」)
希「お、来たで」 穂乃果「海未ちゃんだ!」
希「…あ、気付いた」
穂乃果「…読んでるね」ニマー
希「むっつりやな」ニマー
穂乃果「海未ちゃん真剣だね」ニマニマ
希「ほんとやねー」ニマニマ
(ガチャ 海未「…⁉︎」)
のぞほの「wwwwwwwwwww」
穂乃果「すごい反応www」
希「笑っちゃあかん、笑っちゃあかんよーwww」
穂乃果「希ちゃんだってー」
穂乃果「……絵里ちゃん読んでるね」ニヤー
絵里「エリチもむっつりやなー」ニヤー
(海未「…え、絵里も、このような本は興味ありますか?」)
のぞほの「…………」ピタッ
(絵里「え、えぇ、まぁ、私も高校生だから…」)
のぞほの「へぇ…」ニンマリ
希「これは、部室に官能小説を常備しとく必要があるなー」ニヘラ
にこ「ないわよ」
穂乃果「ぅえ⁉︎にこちゃん⁉︎」
希「何でにこっちがここに?」
にこ「だって…」
にこ(真姫ちゃんの可愛いところが見られるチャンスじゃない…!)
希「あぁ、真姫ちゃんかー」ニヤニヤ
にこ「人の心を読まないの!」
穂乃果(にこちゃん…私にも分かるくらい表情に出てたよ…)ニヤニヤ
にこ「まぁ、とにかく!私もここに居させてもらうわよ」
のぞほの「りょーかーい」ニヤニヤ
(ガチャ うみえり「…⁉︎」 真姫「…ん?」)
にこ(来た!真姫ちゃん!)
にこ(真姫ちゃんも読むんだー)
にこ(真姫ちゃん、興味あるのかな…)
穂乃果「(にこちゃん真剣だねー)」コソコソ
希「(真姫ちゃん大好きなんやな)」コソコソ
穂乃果「にこちゃん」
にこ「何よ」
穂乃果「やっぱり常備する?」
にこ「………」
希「否定しないんかい!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
希「さて、そろそろ部室に行きますか」ウシシ
ほのにこ「おーっ!」ウシシ
コンコン ガチャ 絵里「ぅひゃあ⁉︎」
穂乃果「…え、どしたの絵里ちゃん?」
真姫「な、何でもないのよ」
にこ「何で真姫ちゃんが答えるの?」
真姫「あっ…あー、いや、何でもないの!」
穂乃果「本当に何かあったの?」
海未「い、いや、な、何もありませんよ?ね、真姫?」
真姫「ヴエェ、私?そ、そうね、何もないわよ」
希「まぁ、ええやん」
希「それより、ウチの本知らない?」
うみえりまき「……⁉︎」
希「いやー、今朝から見当たらなくt」
絵里「希…あなただったのね…!」
希「え、どしたん?」
海未「ぁああんな、ハレンチな本を持ってくるなんて…!」
希「へ?ハレンチ?」
海未「あっ…」
のぞほのにこうみえりまき「………」
えりまき(園田ああああぁぁぁぁ‼︎‼︎)
穂乃果「…え、みんなでエッチな本見てたの?」ニマニマ
にこ「ぅえ〜、やだ、あんなにクールな真姫ちゃんも〜?」ニマニマ
真姫「ちちちち違うわよっ!」
のぞほのにこ(こんなに嘘が下手な人も珍しい…)
希「まーまー、ウチらだって高校生だもんなぁ、そういうときもあるよね?」
絵里「…そうよ!私たちは高校生なのよ!そういうのに興味ない方がおかしいのよ」ドヤチカァ
にこ「絵里…興味があるのは構わないけど……」
穂乃果「ちょっとドヤ顔で言われてもー…ねぇ?」
のぞほのにこうみえりまき「………」
希「…よし、屋上いこか、練習せな!」
海未「…そ、そうですよね」
真姫「…い、行きましょ」カミノケクルクル
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ーーーー屋上。
穂乃果「おっ待たせーっ」ガチャ
凛「あーっ、遅いよ〜」
ことり「みんな、何かしてたの?」
のぞほのにこうみえりまき「………」
ことり「…あ、あれ…?」
絵里「な、何もしてなかったわよ」
海未「え、えぇ、そうですね、さあ、練習を始めましょう」
真姫「そ、そうね…」
のぞほのにこ(wwwwwww)
ことりんぱな「……?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ーーーー部室。
ことり「ふぅ〜、疲れた〜」
穂乃果「はぁ〜、もう動けない〜」
凛「でも、今日も楽しかったにゃ!」
ことり「そうだね〜♪」
海未「ほら、早く着替えないと風邪を引いてしまいますよ?」
ほのことりん「はぁ〜い」
にこ「(今日の3人、かわいかったわね)」コソコソ
希「(そうやね〜、顔を赤くして寄り添ってる3人はかなりレアやもんなぁ)」コソコソ
穂乃果「(今度はいつやる?)」コソコソ
希「(う〜ん、ウチもまたやりたいんやけど…)」コソコソ
にこ「(しばらく先ね、気付かれちゃうもの)」コソコソ
穂乃果「(そうかぁ〜)」コソコソ
真姫「ちょっとそこ、分かってるわよね?」
のぞほのにこ「モ、モチロンダヨマキチャン」
穂乃果「(真姫ちゃん相当警戒してるね)」コソコソ
にこ「(まあ、そうでしょうねー)」コソコソ
希「(やっぱかわいいなぁ、いつもあんな感じならもっとかわいいのn)」
凛「ん?」
ことり「ん、どうしたの凛ちゃん?」
凛「なんかカメラみないなのがあるよ?」
のぞほのにこ「……⁉︎」
うみえりまき「……⁉︎」
ことり「本当だ〜、何だろうね、これ」
凛「不思議だにゃ〜」
絵里「…あなたたち」ニコッ
真姫「…もしかして」ニコッ
海未「…撮りましたか?」ニコッ
のぞほのにこ(あっ、終わった…)
希「……ぃや、やだな〜、にこっち、何で部室にカメラ仕掛けてるん?」
穂乃果「……そ、そうだよ〜、何やってるのにこちゃん」
にこ「ぅえ、何でにこだけなのよっ!」
ギャーギャー
絵里「…ちょっとよろしいでしょうか⁉︎」
のぞほのにこ「……」ピタ
海未「……分かってますよね?」ニコニコ
のぞほのにこ「ひいいぃぃ……」
海未「いいですか!今日という今日はゆるしません!…」ガミガミ
穂乃果「ひ、ひえぇ…ごめんなさいぃ…」シュン
絵里「あなたは副会長でしょう⁉︎大体希はいつもこうやってイタズラを…」ガミガミ
希「ご、ごめんて、エリチぃ…」シュン
真姫「今回は本当に幻滅したわ!まさかにこちゃんがこんなことをするなんて!…」ガミガミ
にこ「に、にこぉ…ごめんね…」シュン
ことり「何が起こったか…」
凛「分からないけど…」
花陽「今日もμ'sは平和ですっ!」
ーーーーおしまい。
終わりです、いかがだったでしょうか?
今後も気が向いたらSSを書いていこうかな、と思っております。
もしよろしければ、感想やアドバイスの方をコメントの方でよろしくお願いしますm(._.)m
今後の参考にさせていただきます!
いやー、文章を書くのは難しいですね…
でも、同時に楽しくもあります(o^^o)
ちなみに私は花陽ちゃん推しです。
最後の台詞は花陽ちゃんにしよう、とは構想当初から決めていました(笑)
私は高校生なのですが、授業中にふと思ったものを膨らませて仕上げました。
授業に集中しなさい、というツッコミはご勘弁を…σ^_^;
最後に、読んでくださり、本当にありがとうございました!
このSSへのコメント