ヘイヴィア「風俗に行こう」
東南アジアのとある港のマーケット、その片隅にある喫茶店で泥水より少しマシなコーヒーを飲みながら、ヘイヴィアとクウェンサーが猥談をして、その後に風俗でハッスルする話です
東南アジアのマーケット、そこには非公式な軍用品の横流しや戦争孤児の売買から日用品までごった返すような有り様で、そこでヘイヴィアがある噂を聞いたという
クウェンサー「このクソ暑い東南アジアのごった返したマーケットでも股間も頭も元気だねヘイヴィア、あと三時間しかないけど休暇がもらえたんだよ?ゆっくりしようよ」
ヘイヴィア「ベースゾーンから1キロも離れてねぇ場所で肉食ってバーガー食って食後に泥水みたいなコーヒーを啜って日陰で唸ってるほど俺の休日はは安くねぇの!!」
クウ「だからって風俗?さすが貴族様は違うね」
ヘイ「落ち着けクウェンサー、ここだけの話このクソみたいなマーケットにも救いのある買い物があるんだよ」
クウ「この辺では少女売春とか横行してるみたいだけど……えぇー婚約者いるんだろ?いいのソレ」
ヘイ「娼婦も愛人も貴族の嗜みだとさ、流石懐は大きい癖に胸は大きくねぇ婚約者様だな」
クウ「ふぅん、平民にはわからない世界だね、それにしても心が痛むでしょ、そこで働くのって攫われてきた娘たちらしいけど?」
ヘイ「それこそ眉唾だ、オブジェクトが出張ってくるような前線だぜ?戦争孤児なんていくらでもいるだろ?さっき菓子やら小銭やらを強請りにきたガキと一緒だ、攫うだなんてしなくても一発1ドルでスカウトすりゃあいいんだ、大体少女売春の方がまだ救いがあらぁ」
クウ「えー、強制的にロリコン野郎にヤられるのとか地獄じゃ無い?」
ヘイ「お前なら浮浪者やら犬とヤるのどっちがいいよクウェンサー、売春してる限り屋根と飯と服と多少の安全は手に入るし父性と性欲を取り違えたロリコン旅行者が落とすチップはここじゃあ大金だ、結局身体を売るのが手っ取り早いのさ」
クウ「そりゃ上等なボランティアだよ、性教育の賜物だね、じゃあヘイヴィア、美ロリを買うついでに性病もどう?訳のわからないマイナー性病からメジャーどころまで選り取り見取りだよ?」
ヘイ「突っかかってくんなよクウェンサー、別に幼女を買って悦に入るほど倒錯した趣味は持ってねぇよ、俺は大人のおねぇさんが好きだからな」
クウ「じゃあどういう……ハッ!!まさか少年売春!?ヘイヴィア!!お前と部屋を分けるためにハイヒールに踏まれてくるからちょっとここに永久にいてくれ!!」
ヘイ「ちっげぇよ!!この暑さで脳まで腐ったか?穴と棒があればくっつけたがる腐女子かてめぇーは!!こちとら南へ北へ東へ西へ!!オブジェクトに夜這いやらなんやら仕掛けて抜く暇がねぇーんだよ!!ともかくこの三時間の休憩を活かしてどうにか硬い鋼鉄の塊じゃなくて柔らか〜い胸を触って一発抜いておきたいの!!」
クウ「じゃあそこのモーテルでも借りて有線でAVでも見てきなよ」
ヘイ「見た感じ旧世代のBlu-rayだのの再生機が出てきてもおかしくねぇ古臭い小屋か?勘弁しろよ、今白骨かゾンビか仙人してる女の裸で抜けるほど図太くはねぇよ」
クウ「じゃあマジで売春?そんなに軍医にチンコ弄られたいの?」
ヘイ「待て待てクウェンサー、早まるなって、どうやらこのマーケットには島国経由のバーチャルで疑似体験できるハイパーすんげぇマシーンがあるらしいんだ!!」
クウ「東南アジア方面はもともとグレーゾーンな商品が多い上に軍が来て早く売り切って逃げたい商人側とバイヤーの混乱でマーケットがカオスを極めてるからね、流出しててもおかしくは無い、のかな?」
ヘイ「島国はオブジェクトを作っただけじゃねぇ、ラブドールやらシリコン製品やらのお一人様道具の数々!!軍需産業が発達する以前はそういう大人のおもちゃがかなり有名だったんだ、それにオブジェクトを作るような技術力の加わったバーチャル体験だなんて!!俺はワクワクで胸が膨らむね!!」
クウ「膨らんでるのは股間だろ?それに他人が使ったシリコンなんて五十過ぎのおねぇさん並みにキッツイと思うんだけど」
ヘイ「それがどうやらシリコンの部分には天然高分子ポリマー?を使ってるらしくて使い捨て!!元は水なのにプリンプリンでねっとりらしいぜ!!」
クウ「ヘイヴィア、天然高分子ポリマーってなんだか分かってる?要は島国原産のクズから取れる粉……でもカタクリ粉Xと仕組み同じか、なるほど」
ヘイ「おい!!なんだそのカタクリ粉Xっつーのは!!クウェンサーお前もう知ってたのかよ、期待値ガン上がりじゃねぇか!!」
クウ「シリコンの筒の代用品だよ、氷の割れ方で装甲の破壊方法を探るってのは言ったと思うけどそれ材料の一つにカタクリ粉ってのがあったんだ、まぁ他にも菌の培養とかに使った寒天も高分子ポリマーらしいけれど」
ヘイ「おいおいおいおい、そういう能書きじゃなくて俺が聞きたいのはエロいとこだ!!」
クウ「早漏かよ、ちょっと待てろって、で2、3学年上の先輩に両親が島国出身がいてさ、カタクリ粉を水に溶いて熱して飽和させて冷やすとシリコン製品みたいな感触になるんだよ、カタクリ粉は10トン単位で倉庫にあるからそれを借りてさ、男子の間では穴を作る用の棒が量産されて良い形を競うコンクールまで開かれてさ、懐かしいなぁ」
ヘイ「おいおいおいおいおいおいおいおい!!だから!!使い心地はどうだって聞いてんだよ!!わかんねぇのかオナホユーザーこの野郎!!」
クウ「少なくとも品評会が起こるくらいには良かったよね」
ヘイ「うっわー、ハードルが上がったぜ、マジかよ、そのバーチャル体験実はこの喫茶店の裏に泊まってるトラックのコンテナでできるらしいんだ、覗くだけでもいいから見てこようぜ」
クウ「まぁ、とりあえず見に行ってマーケット冷やかすぐらいならいっか」
ヘイ「やっぱお前を選んで正解だったぜ相棒」
クウ「で?金は?僕そんな金持って無いからね」
ヘイ「さっきも言ったが物価もちげーから安心してろよ学生くん、安全国でハンバーガーのセット食うより安いって、さっきの喫茶店で実感したろうが」
クウ「ていうかさっきのバーガーセット安すぎない?怖いんだけど」
ヘイ「何?お前ミミズバーガーとか信じてるクチ?んなもんねぇよ、牛じゃなくて鹿とか猪とかワニとかかもしれねぇけどな……とここだ」
ヘイ「おい、借りてたカップ返しに来たぞ」
クウ「なにその猿芝居」
ヘイ「符丁、暗号だよ」
店員「あぁ、ありがとう今開けるよ」
ヘイ「おい、さっさと入れ」
クウ「お邪魔します……と」
クウ(車内に客の喘ぎ声がうっすらと、防音どうなってんだ!!全員野郎のはずなのに変な声出しやがって……ハッ!!それほど凄いのか!?)
店員「じゃあ、先に料金を、通貨は?正統王国と資本企業の通貨なら換金なしでオーケーだ」
ヘイ「資本企業のがある、一時間半2人分だ」
店員「オーケー、じゃあA-7とA-8だ」
ヘイ「げぇ!!隣かよ……派手な喘ぎ声は勘弁だからな」
店員「時間中はヘッドマウントディスプレイを使うから安心してくれよ、隣で爆発が起こったら流石に聞こえるから気をつけてほしいがね」
店員「説明はいるかな?それともここを教えてくれた友達に聞いてる?」
クウ「一通りは、でも不具合があって千切れたりしたら大変だ、聞くよ」
店員「ハハハ賢明だ」
店員「まぁミスも無いだろう、パソコンが使えれば十分だ」
店員「まずはスロートカップを作ってもらう、硬さから中の構造まで自由自在、でもこの後作る人物モデルを想像して作らなきゃダメだぜ?クラスの図書委員にヤリマンビッチのが付いてたら……そりゃあそれで興奮するかもな」
クウ「うげ、センス悪ぅ」
ヘイ「そうか?サイコーだと思うけど」
店員「あんたとは仲良くなれそうだ、んで、スロートカップを作ってる間に次にモデリング、サンプルだと情報同盟でアイドルの真似事してるエリートやらいろんな有名人もいるが自分で調整しても良い、場所は北極から電車の中から夕焼けの教室から選べるぜ、もちろん服装もな」
ヘイ「今Gカップに想いを馳せてたろ」
クウ「思考を読むな」
店員「ククク仲が良いんだな、出来てんのか?……冗談だよ殺意のこもった目で見ないでくれ、そのあとはリクライニングに沈んでヘッドマウントディスプレイ被ってスロートカップをマシンにセットして夢の中だ、簡単だろ?」
クウ「終わったらどうすれば良い?」
ヘイ「そのカップはお持ち帰りできんのか?夢の国らしくスーベニアカップみたいによ」
店員「思い出に持って帰ってもいいが、秘密のブレンドだが寒天やらカタクリ粉やらを混ぜて作ってあるからな、数日で腐るぜ?普通はパソコンの横にビニールがあるからそれに包んで備え付けのゴミ箱にポイだ、簡単だろ?」
ヘイ「あぁ、猿でもわかるな」
クウ「あぁ、ところで秘密のブレンドって言ってたけど実は一番割合が大きいのって寒天だろ?」
店員「そんなに簡単に教えられねぇよお客さん、どうしてそう思ったんだ?」
クウ「単純だよ、菌の培養に寒天を使うのは栄養を仕込みやすいから、菌と同じで精子だってそうだ、栄養と温度を与えておけば死なない」
店員「は?なにを言っているんだ?」
クウ「お前が情報同盟所属で遺伝子泥棒だってことは正統王国も掴んでるって話さ」
店員「……そんなわけなオゴ!!!」
クウ(店員の頭を5.56ミリの鉄が通過して赤色が散った)
ヘイ「テメェ!!!狙うなら俺たちに返り血がこねぇように狙えバカ!!」
クウ「ヘイヴィア、スナイパー絶対こっちの会話聞いてないって、そんなことより早く帰ろうよ」
フローレイティア「作戦ご苦労色欲狂いの馬鹿ども」
クウ「そりゃないでしょフローレイティアさん、俺たちいつバレて死ぬかガクブルだったんですからね!!」
ヘイ「大体俺たちじゃなくてもあの辺の筋肉でもよかったでしょ!!!!」
フロ「そんなん警戒されるに決まってるじゃない馬鹿みたいな馬鹿2人だったから成功したのよ周辺の店も証拠はないけどグルらしかったからわざわざ休暇アピールも必要だったしね、大体」
ヘイ「大体休暇なんで作戦中には出ないってかやだねぇ現実的で」
フロ「あんたらはオブジェクト殺し、ドラゴンキラーとして名を馳せてるからね、遺伝子泥棒だって多少の危険な橋を渡ってでも欲しかったんでしょう、しかし本国の貴族が風俗行って遺伝子取られてゆすられたのの尻拭いなんて二度とごめんよねぇ」
クウ「今回は本当──にオブジェクト関係ないのに命を張って!!フローレイティアさん!!ご褒美ってなんですか!?さっきの一時間半くらいの休暇もどきのことじゃないですよね!!」
ヘイ「安心しろよクウェンサー、きっとピンク色の未来が待っているはずだぜ!!」
フロ「安心しろよ、エロ猿ども、まず私の写真を撮るんだ」
ヘイ「撮れましたけどエロくも何もないんですけどいつもの軍服ですし」
クウ「撮れましたけどコレ軍の広報となにが違うんです?」
フロ「コレは遺伝子泥棒が使っていたスロートカップだ、制作の終わっていたものだな、サンプルは大量に発見されたから二つほど貰ってやったぞ感謝しろ」
ヘイ「つまり?」
フロ「尋問室を開けておいた、好きに使って良いぞ」
ヘイ「あそこはマジックミラーに監視カメラで覗き見し放題じゃねぇか!!同僚限定の露出プレイとかどんなだよ!!」
クウ「せめて監視カメラのない場所で!!いや!!それもおかしいけれど!!」
フロ「じゃあ弾薬倉庫を開けたから交代で使いなさいな」
クウ「クッソ!!ぐっちゃぐちゃにしてやるかんな!!妄想の中で!!」
ヘイ「貴族の倒錯っぷりなめんなよ!!!!舐めてもらうけどな!!夢の中で!!」
クウェンサー「でも!!」
ヘイヴィア「その前に!!」
「「じゃんけんだ!!!」」
このあとめちゃめちゃストロークした
科学的な考証が浅いかもしれませんけどまぁその辺は『ねぼし』の精神で一丁お願いいたします
習作として擬音の半角カナ無しで書いてみたんですけどそれなりになりますね
あとエロいこと起きるかなぁって思った人は僕と握手
乙です、最高でした‼
クウェンサーがミリンダに逆レイプされるのはまだですか?
原作同様の科学的な描写や軍人っぽい会話から、もはや作者では?と思ってしまった。
やっぱHOはこの二人じゃないと!