2016-11-13 23:36:44 更新

概要

特にこれといった特徴の無い、ごく普通に存在する鎮守府の提督と艦娘達の1日です。
朝の起床から夜の就寝まで艦娘と一緒に過ごす、提督のハーレム話になります。

長く続けるつもりで頑張っています。 
ネタ(キャラ)募集中 戦闘も書く。(予定) 短編も書く。(予定)


前書き

SS初心者ですがよろしくお願いします。
誤字・脱字・矛盾があるかもしれませんが把握次第なおしていきます。
更新はできるだけ速くします。
ネタ(キャラ)募集

オリジナル設定・キャラ崩壊あり


 
ハーレムが嫌いな方はお戻りください。




プロローグ





《執務室》



提督「俺も長く働いたよなー。」


長門「なにを言うまだ三年だぞ!」


大淀「そうですよ提督。」


提督「『三年だぞ』って簡単に言うけど、三年って365日×24時間×3だよ!」


提督「まぁ、楽しかったから短く感じたけども。」


長門「私も楽しかっぞ、駆逐艦いるし!」キリッ


大淀「はは、相変わらずですね長門さんは。」


提督「10年分は働いた感じはするんだよなー。」



大淀「それは提督がたくさん働いたからです。」


提督「なんでそう思う?」


大淀「提督が秘書艦なしで仕事をしてるからですよ。」


長門「あの量の仕事をするのに一人は無理があるからな。」


提督「う~ん。 それなら、秘書艦を決めようかな。」


提督「やってくれる人いると思う?」 


長門「たくさんいると思うぞ。」


大淀「えぇ、みんな提督とコミニケーションをとりたがってますからね。」


提督「え、そうなの?……俺も結構コミニケーションとってるはずなんだけどな。」


長門「いや、全然。」


提督「まぁ、それならなおさら秘書艦を決めなくてはいけないな。」


長門「おお!ついに決めるのか。」


提督「そうと決まったら、この投書箱の中にやりたい人の名前を書いて入れるてもらうようにしようかな。」


大淀「皆には私から伝えておきますね。」


提督「ああ任せた大淀、さて期間は1週間ぐらいだけど集まるかな?」


長門「提督は心配性だな、提督を嫌ってるやつなんてこの鎮守付には居ないよ。」


提督「だといいがな………。」

 

長門・大淀 (……名前書こっかな)










《第六駆逐艦寮》


響「司令官がついに秘書艦をつけるそうだよ、さっき大淀さんが『姉妹に教えてあげって』って教えてくれた。」


暁「なんで大淀さんは、レディーである暁に教えてくれないのよ!この中で私がお姉ちゃんなんだがらね。」


雷・電・響「………。(あれそうだっけ?) 」


暁「なんで黙るのよ!」


響「正確には募集中だって。」


電「(響ちゃん、さすがのスルースキルなのです。)」


雷「どうやったら秘書艦になれるの?」


響「執務室前にある投書箱に名前を書いて入れるだけだって。」


暁「へぇー。 (……私がやろっかなー)」


雷「司令官には。この雷が必要ね。」キリッ


電「たまには司令官さんとお話をしてみたいのです。」テレテレ


響「みんな書く気あるみたいだね。」


暁「暁は、そんなこと言ってないわ!」テレテレ


電 ・雷 (あれで、ばれてないと思ってるの(ですか?)(かな?)


響「なら暁は書かないんだね。」 


暁「か、書くわよ!提督にはレディーである暁がついてあげないとね。」キリッ



響・電・雷 (うん……知ってた。)







一週間後




《執務室》


提督「さて集まったかな?……なんか見るの怖いなー。」


大淀「なんでですか?」


提督「中身入ってなかったら俺のメンタル持たないよ。」


大淀「そんなことないと思いますよ、みんな提督こと好きですから。(……まぁ私が入れましたし。ドヤッ)」


提督「まぁ好かれてるのは上司として嬉しいな。(お世辞を言わせてしまった。」)


大淀 (……勘違いしてないかな?)

 

                      

提督「それにしても大淀ごめんね。 急に呼んで、これ大淀にしか頼めないからさー。」


大淀「いえいえ、提督のためならすぐに行きますよ。 (え、私にしか頼めない!?)」


提督「そう言ってくれると嬉しいよ、前回あの場に居たの大淀と長門だったから、お願いしたんだよ。」


大淀 (あ、なるほど。)ハイライトoff



提督「さて、開けてみますか。」パカッ


大淀「たくさんありますね。(……まぁこうなるよね。)」


提督「こんなにもあるのか、、、嬉しいと同時に俺がどれだけコミニケーションをとってないのかが身にしみるよ。」


大淀「もうこの際ですし、ローテション式にして、みなさんに仕事を覚えてもらう+コミニケーション不足を改善してみるのはどうでしょうか。」


提督「それいいね、そうしよう。みんな受け入れてくれるかな?」


大淀「きっとみんな喜んでくれますよ。」


提督「そうだといけどなー。」


大淀「相変わらずの心配性ですね。」


提た督「よし、みんなには一時間後食堂に集まってもらおうか。」


大淀「分かりました伝えておきますね。」


提督「任せた大淀。」



 




一時間後


《鎮守付内食堂》



艦娘 「なんだろう。」(ザワザワザワザワ)



提督「みんな今日は集まってくれてありがとう。今日集まってもらったの秘書艦の件で話があるためだ。」


艦娘 (秘書艦だって!)ワクワク


大淀 (まぁこんな反応ですよね。)ハイライトoff


明石「大淀さん大丈夫ですか?顔が暗いですよ。」


大淀「え、そうでした?」


提督「大淀、体調が悪いなら休めよ。」


大淀「心配してくれてありがとうございます。でも大丈夫ですよ。」


提督「本当か?」


明石「そうですよ大淀さん無理は行けませんよ。」


大淀「本当に大丈夫ですよ。」


提督「ならいいんだけど。」


大淀「それより、みなさんに話を。」 


曙「早くしなさいよクソ提督。」


提督「すまないな、では話を始めようか。」



秘書艦




提督「みんなは知ってると思うが秘書艦をつけようと思う。」


提督「知らない人もいるかもしれないのでねんのために説明しとくぞ………。」 


提督「一年近く秘書艦なしで仕事をしてきたが俺も、そろそろ限界だ。」


提督「その改善策として秘書艦をつけることにした。  それには2つほど狙いがある。」


提督「1つは秘書艦としての仕事を皆が覚えることだ、」


大井「秘書艦の仕事を覚える意味ってるあるの?」


艦娘 「…………(確かに。)」


提督「もしも君たちが違う鎮守付に移動となったときに秘書艦としての仕事が分からなかったら困るだろ?」

   

提督「他の鎮守付では秘書艦を日づけごとに変えるとこもあるらしいからな。」


大井「なるほど。」(提督と北上さんがいるから移動なんかしませんけど………)


伊勢「提督もう1つの狙いはなんですか?」


提督「もう1つはコミニケーションをとることだ。 」


提督「自分では結構とってると思っていたが、とれてないことがわかってな。秘書艦となった人とコミニケーションをとれたらいいと思ったのだ。」


伊勢「分かりました。」(提督がコミニケーションをとってくれるのか。)ワクワク



提督「というわけで秘書艦をつけることにした。  だが秘書艦は普通1人しかつけないのだが俺は秘書艦を

   ローテーション式にしてみんなに秘書艦をやらせるつもりだ。」


大淀「なるほど、これでみなさんとコミニケーションをとるという考えですね。」


提督「あぁ、そういうことだ。」


川内「ローテーション式には賛成だけど順番はどうするの?」


提督「俺としては皆に絶対に秘書艦が回ってくるなら順番はどうでといいから皆で決めてもいいぞ。」


川内「はーい。」


艦娘 (何番にしようかな?)




提督「これで話を終わりにしようと思うが質問はあるか?」


艦娘「、、、。」


提督「ないなら終わりにする。解散! あ、秘書艦の仕事をまとめたから各自観といてくれ。」


提督 ガタガタ(出ていく音)




長門「みんな残ってくれ。順番について話し合いをしたいと思う。」




順番決め



長門「みんな集まってくれてありがとう。今からは順番を決めようと思うが意見はあるか?」


艦娘 ザワザワザワザワ



???「多数決というのは、、、。」



長門「今誰かが多数決といったが多分みんな自分票をに入れるだろう。」


艦娘「ソレモソウネ」


伊58「それに票を他の人に入れるのは重度のシスコンかクレイジーレズぐらいでち。」チラッ

 

大井「ゴーヤ、誰がクレイジーレズなのかしら?」


北上「まぁまぁ落ち着いてい大井っち。」


大井「北上さんが言うなら、、、。」


伊58 「そういう所がクレイジーレズでち。」ボソッ


大井「何か言ったかしらゴーヤ。」ギロッ


伊58「な、何も言ってないでち。」




長門「………というわけで多数決は反対だな。」


明石「くじ引きというのはどうでしょうか。」


長門「くじ引きなら孝平だがこの人数のくじを作るとなると時間がかかるぞ。」


明石「そこは私と夕張に任せてください。」


夕張「え、私?」


明石「前回作ったじゃないですか全自動くじ引き機。」


夕張「あ~そういえば確かに作ったわね。」


陸奥「なんでそんな物作ってるのよ。」


明石「新年のおみくじに使えればと思って。まぁ新年にはすっかり忘れてましたけど。」


長門「だが新年のおみくじ用に作ったなら中身は大吉とかになってるはずだが。」


明石「まぁそこは3分ぐらいで私と夕張がなんとかしますよ。」


長門「そうか、なら任せたぞ。」







3分後



明石「ふぅ~できました。」


長門「これが全自動くじ引き機か。ではさっそくやろう。」


加賀「待ってください。もしかしたら不正があるかもしれないので中身を見てもいいですか?」


長門「確かに確認するのにこしたことはないな。」


鳳翔「その点については大丈夫ですよ。作ってる所を見させてもらいましたがそんな素振りは

   ありませんでした。」


加賀「そう、鳳翔さんが言うならそうでしょうね。」


長門「うむ。それでは改めて始めようか。」


夕張「はい、では1人ずつここのボタンを押してください。」


明石「引いたら私に出てきた紙を渡してください。順番の表を作りますから。」


艦娘「はーい。」






初めての秘書艦







朝  執務室



???「提督起きて朝だよ。」スリスリ


提督「う~ぅ」(毛布を被る)


???「いい加減起きないとダメだよ、」バサッ(毛布をはかず)



提督「……ふゎぁ~~(あくび)………おはよう今日の秘書艦は時雨か。」


時雨「よろしくね提督。」(提督のあくび可愛いや) 


提督「あぁよろしくな、それで秘書艦の順番はどうやって決まったんだ?

   俺はどうやって決めたか分からないから教えてくれ。」


時雨「単純にくじ引きだよ。」


提督「へぇー……それで時雨が一番に引いたわけか。」


時雨「そういうことさ。僕は幸運艦だから一番を引くなんて朝飯前だよ。」


提督「朝飯といえば……時雨、朝食はとったか?」


時雨「いやまだだよ。提督と一緒に朝食を食べたくね。」テレテレ


提督「 (なんか可愛い)ならちょうどいいな。一緒に間宮の所で朝飯を食べにいかないか?」


時雨「提督が誘ってくれて僕は嬉しいよ。行こう!」


提督「……でも……その前に着替えたいから出てってくれると嬉しい。」


時雨「え?なんでだい?」キョトン?


提督「え?俺の体なんて見ても良いことないぞ。」


時雨「いや、僕は見ても全然大丈夫だよ。(むしろ見たい!)」


提督「いやダメだろ風紀的に。それにもしも見せてしまったら憲兵さんのお世話になるさもしれかいからなら。」


時雨「なんで憲兵のお世話になるんだい?」


提督「艦娘に強制的に裸体を見せた、と言われるかもしれからか。」


時雨「なるほど、僕も提督が憲兵に連れてかれたくないから出ていくよ。」


提督「分かってくれて嬉しいよ。俺も憲兵さんに連れてかれたくないからな。」



時雨 バタン (まぁ、もしも僕たちの提督が憲兵に連れていかれたら憲兵を〇〇す!)ハイライトoff





提督「出ていってくれたか、いうこと聞いてくれて助かるな。」ボソッ





時雨「もういいかい?」 


提督「あぁいいぞ、よし行こうか。」


時雨「うん!」





《食堂》


間宮「いっらっしゃいませ。あ、提督に時雨ちゃんじゃないですか。」


提督「おはよう間宮。」


時雨「おはようございます間宮さん。」


間宮「そういえば時雨ちゃんが初日の秘書艦でしたね。」


時雨「うん!提督の初めての秘書艦だよ。」テレテレ


提督「はは、確かに時雨が初めての秘書艦だな。」

  

間宮「……今日は何にします?オススメはサバの定食です。」


提督「サバか美味しそうだな、俺はサバの定食で時雨はどうする?」


時雨「僕も提督と同じので。」


間宮「分かりました。どこかの席でおまちくだまさい。」







5分後


時雨「それでね、夕立が犬みたいで可愛かったんだ。」


提督「それは見てみたいもんだ。(時雨も犬に似てる気がするのだが、、、)」



間宮「お持ちしました。」


時雨「おー 美味しそうだね提督。」


提督「さすが間宮だ。なんて美味しそうなサバななんだ。」


間宮「ありがとうございます。 このサバは漁師の方々からもらった取れたてのサバです。」


提督・時雨「いただきます。」パチン 

 

提督「どうりで美味しいわけだ。」モグトグ


時雨「本当に、美味しいや。」モグトグ


間宮「それでは私は次の料理があるので。」


提督「あぁ頑張れよ。」


間宮「はい!(これですごく頑張れそうな気がする)」



時雨「ねえねえ、提督これからどうするの?」


提督「そうだな、まず約12時まで書類の仕事をして。それから鎮守付内を見て回って

   3時に休憩を入れて5時までまた書類の仕事かな。」


時雨「提督って大変なんだね。」


提督「いや君たちに比べたら軽い方さ。」


時雨「そうかな~~?」


提督「あと5時から秘書艦とコミニケーションをとらなくちゃいけないけど………時雨したいこととかあるか?」


時雨「もうちょっと考えたいなー」


提督「そうか、ならまた後で聞こう。」



時雨・提督「ごちそうさまでした。」パチン







《執務室》  




提督「」カキカキ シュウチュウモード


時雨 (仕事をしてる提督もいいね)ウットリ


提督「………時雨お茶を入れてもらってもいいか?」


時雨「」ウットリ


提督「お~い。」


時雨「あ、提督お茶だね。今すぐに入れるよ。」


提督「大丈夫か?」


時雨「あ、うん。大丈夫だよ。それよりお茶は緑茶でいい?」


提督「大丈夫ならいいけど…………緑茶で頼む。」


時雨「分かった。」(提督に見とれてたのバレたかな?)



提督「」カキカキ


時雨「提督の仕事って大変だね。」


提督「」カキカキ


時雨 (仕事に夢中で聞こえてないか。))


提督「」カキカキ




時雨「出来たよー。」コトン(机に置く)


提督「ありがとうな。……ズゥー美味しいよ」


時雨「そう言ってくれると嬉しいよ。」




 

十分後



提督「ふぅー終わった。」


時雨「お疲れ様。……確か次の仕事は鎮守付内の見廻りだね。」


提督「そうだな。時雨もくるか?」


時雨「もちろん、秘書艦だからね。」


提督「そうだな。よし行こうか。」






廊下



???「あ、提督さんと時雨ぽい」


時雨「やぁ、夕立。」


提督「こんな所で何してるんだ?」


夕立「提督さんと遊んでもらおうと執務室に向かっていたぽい。」


時雨「提督の邪魔をしたらダメだよ夕立。僕も遊んでもらいたいのに我慢してるんだから。」


提督「俺は別にいいぞ。」


夕立「わ~い。嬉しいぽい」


時雨「いいの?提督」


提督「別に構わないぞ。みんなとコミニケーションをとることも仕事の1つだしな。」


時雨「提督とコミニケーションをとるのは僕たけなのに…………」ハイライトoff


提督「また後で時雨だけとコミニケーションとるよ。」


時雨「それならいいよ!(そうだとしたら提督と2回も遊べるじゃないか、僕はなんて幸せなんだ)」


夕立「時雨だけずるいぽい。」ムゥー


時雨「そんなことないもん。」


提督「まぁまぁ、今日は時雨が秘書艦なんだから大目にみてやってくれ。」ドウドウ


時雨「そうだよ、今日は僕が秘書艦なんだから」ドャッ


夕立「提督さんがそうゆうなら………でも夕立が秘書艦のときはたくさん遊ぶぽい!」


提督「分かった。たくさん遊ぼうな。」


時雨「まぁ夕立が秘書艦の時なら別にいいよ。」


夕立「早く秘書艦まわってこないかな?」ワクワク


提督「それより今は何したいんだ?」


夕立「提督さんと遊べるならなんでもいいぽい。」


時雨「僕もなんでもいいよ。」


提督「俺も正直なんでもいいよ。」


???「てーとく。」タッタッタ ギュッ


時雨 (て、提督に抱きついただと)オドオド

 

夕立 (島風、なんて恐ろしい子) パリーン(ガラスが割れる)    


提督「どうした?島風」


島風「かけっこしよ!」


連装砲ちゃん「みゅーん」

 

提督「別に構わないぞ。その代わり時雨と夕立も入れていいか?」


島風「かけっこは多い方が楽しいからいいよ。」


提督「いいか?時雨・夕立」


時雨 「いいけど、その前に島風 て、提督から離れてくれるかい?」ギロッ


夕立「私もいいけど、夕立離れてね」ギロッ


提督「そうだぞ島風、一人の女の子が男の人に抱きついたらダメだぞ。」

   (てか、時雨 俺の体を見るのは恥ずかしがらないのに、これは見るの恥ずかしいのか。)


島風「提督がそういうなら離れる。」


提督「よし、島風も離れたことだしやるか!」





島風「範囲はどうすの?」


時雨「ここから、200㍍先のあの電柱でどうだい?」


夕立「賛成ぽい」


提督「よしそこまでな。ルールは単純 あの電柱を越えたらゴールな。」


夕立「そんなけ?」


提督「え?………まだあるか?」


時雨「1位になった人にご褒美とか出してみてはどう?」


島風「さんせーい」


連装砲ちゃん「みゅーん」


提督「別にいいけど、俺が勝った場合は?」


時雨「そのときは提督になんでもしてあげるよ。」


夕立「提督さんのお願いをなんでも聞いてあげるぽい。」


提督「言ったな!なんでもだぞ、なんでも。」


時雨・夕立 (この流れは!)ハァハァ


島風「?」


時雨「ちなみに僕らが勝ったら提督がなんでも言うこと聞いてよ。」


提督「あぁいいとも 男に二言はない!」


島風「早くやろよーー」


時雨・夕立 (これ勝っても負けても幸せだ)テレテレ ハァハァ


提督 (なんか時雨たち息荒くない?)


島風「早くやろうよー。」


提督「あぁやろうか。スタートの合図はあそこにいる雷に頼もうか。」


夕立「分かったぽい。」




提督「雷ーーーー。」


雷「………?……………-なに司令官。」タッタッタ


提督「実は頼みたいことがあるんだ。」


雷 「いいわ、なんでもやってあげるね。  それで、何をすればいいの?」

   (司令官が雷を頼っている!?)ワクワク


提督「そこまで大切なことではないが、かけっこのスタートの合図を出してほしい。  いいか?」


雷「任せなさい!この雷さまが完璧にこなすわ!」


提督「うん、任せたぞ。」



提督「よし、準備は整ったし始めるとするか。」


島風「わーーい。」





雷「それでは位置についてよーーい。」



夕立「ソロモンの悪夢見せてあげる。」


時雨「ここは譲れないよ。」


島風「島風には誰も追い付けないよ。」


提督「みんな決めゼリフあるのか。 あとで俺も考えよ。」



雷「どん!」



時雨「ここは負けるわけにはいかない!」タッタッタ


夕立「いくら時雨でも譲れないぽい!」タッタッタ


時雨「僕がゴールしてご褒美もらうんだ。」タッタッタ


島風「島風がご褒美ゆもらうよ。」タッタッタ


連装砲ちゃん「キィーー!」テクテクテクテク


提督「うおっーーーーーー。 お前らにご褒美はやらん!!」タッタッタ




雷 「提督のゴーーーる。」


提督「これが提督の力だ。 お前らも、まだまだだな。」ハァハァ


時雨「て、提督。 は、はやすぎるよ。」ハァハァ


夕立「提督 大人げないぽい」ハァハァ


島風「島風が負けるなんて。」ハァハァ


提督「さえお前ら忘れてないよな?」


時雨・夕立「もちろん。」ワクワク


提督「島風以外、負けたのに嬉しそうだな。」


島風「ちょっと走ってくるーー。」タッタッタ


提督「島風は逃げたか。まぁいい。」


時雨「それで、提督 僕たちは何をすればいいんだい?」ハァハァ


提督「そうだなー…………今度、時雨.は自分のことを私って呼んでもらおうかな。」


夕立「夕立は?」


提督「夕立は、語尾の『ぽい』をなくして話てよ。」


提督「」(聞いて見たかったんだよなー)


時雨・夕立 (期待してたのがバカだった。(ぽい)ハイライトoff


提督「返事は?」


時雨・夕立「はい!」


提督「よし、それでいい。」




提督「あ、もうこんな時間か。 執務室に戻るわ。」


夕立「遊んでくれてありがとね、バイバイ」手フリフリ


時雨「夕立、また後でね。」手フリフリ    〔駆逐艦はだいたい姉妹艦と同室〕





《執務室》


提督「さて、書類をさっさと終わらせますか。」


時雨「おーーー!」




提督「」シュウチュウモード


時雨 (提督は集中すると周りが見えなくなるんだよー)


提督「」カキカキ


時雨 (提督の邪魔をしたらダメだから静かに仕事をしよう)


提督「」カキカキ


時雨「」カキカキ


提督・時雨「」カキカキカキカキカキカキカキカキカキカキカキカキカキカキカキカキ




数分後



提督「終わった~~。」


時雨「疲れたね提督。」


提督「今日はやけに書類が多かったからな。」


時雨「こんな量の書類を一人でこなしてきた提督はすごいね。」


提督「多いのは今日だけだよ………それより時雨決まったか?」


時雨「あ、すっかり忘れてたよ。」


提督「まだ時間が必要か?」


時雨「うーん………そうだなー。」


提督「なんでもいいぞ。」


時雨「それなら提督、今日は提督の部屋で寝ることしするよ。」


提督「いや、風紀的にダメだろーー。」


時雨「どうしてもダメ?」ウルウル


提督「………まぁ今日だけ特別たぞ。」


時雨「やった!」


提督「でもそんなことでいいのか?もっとなんかあると思うが………」


時雨「いいよ。僕は今やりたいことがないしね。」


提督「それならいいが。その代わりみんなには内緒だぞ。」


時雨「分かってるよ。これは僕と提督だけの秘密だね。」テレテレ


提督「そうだな。」


時雨「それで、次はどどうするの?」


提督「そうだなー……鳳翔のところでも夕食を食べに行くか。」


時雨「いいね、そうしようか。」


 



《鳳翔の店》


 ガラガラガラ


提督・時雨「こんばんわー。」


鳳翔「いらっしゃいませ。」(秘書艦は提督といっしょに行動するのか……)


提督「今日もにぎやかだな。」


鳳翔「いつも通り酒飲み達がいますからね。」チラッ


提督「今日もか。」チラッ


時雨「酒飲み達?」


隼鷹「あ、提督だ。」


足柄「え、提督?」


那智「おー、提督と時雨がいる。」手フリフリ


時雨「」(あーこの人達か)手フリフリ


千歳「提督もこっちに来て飲みましょうよ。注ぎますよ。」


隼鷹「お、それいいねー。提督こいよ。」


提督「今日は時雨と来てるから飲まない!」キリッ


時雨「秘書艦の特権さ。」


足柄「えーー。」ブウブウー


提督「また今度いい酒飲ませてやるから許してくれ。」


隼鷹・足柄・那智「よし、許そう。」


千歳「提督と飲みたかったなー。」


那智「今度酒をおごってくれるからいいじゃんか。」


千歳「まぁ今日は時雨ちゃんが秘書艦だからいいか。」(早く回って秘書艦こないかなー)


隼鷹「さて、続きをやるか。」ゴクゴク


提督「ほどほどにしとけよーー。」


隼鷹・足柄・那智・千歳「はーい。」


鳳翔「ご注文はどうします?」


提督「鳳翔のオススメで。」


時雨「僕も同じので。」


鳳翔「分かりました。すぐにお持ちしますね。」




数分後



鳳翔「お持ちしました。どうぞ。」


提督「美味しくそうだな」


時雨「だね。」


鳳翔「ありがとうございます。では続きの料理を出すので。」


提督「頑張れよ。」


鳳翔「はい!」(私も秘書艦をやろう………)



提督「よし、いただきます。」パチン


時雨「いただきます。」パチン


提督「やっぱり美味しいな。」パクパク


時雨「何回も食べれそうだ。」パクパク


パクパクパクパク




提督・時雨「ごちそうさまでした。」パチン


時雨「美味しかったね。」


提督「鳳翔と間宮が居る時点で美味しい料理が食べれるな。」


時雨「実は僕も料理できるよ。……鳳翔さんや間宮さんよりかはうまくないけど。」


提督「食べてみたいな。」


時雨「今度作ってあげるよ。」


提督「その時は美味しいもの頼むぞ。」


時雨「了解!」


提督「さて部屋にでも戻るか。」


時雨「うん!」






《提督の部屋》


提督「ただいまー我がマイホームよ。」


時雨「ここが提督の部屋か………」


提督「初めてだっけ?」


時雨「初めてだよ。(……提督公認はね)」


提督「あんまり部屋を見ないでくれよ。」


時雨「はーい。」(エロ本でも隠してありそうな………)


提督「いちおう言っておくがエロ本なんて物はないぞ。」


時雨「うん、分かってるよ。」(信じよう……)




提督「眠いか?」


時雨「まだ寝れそうにないや。」


提督「………ここでの暮らしはどうだ?」


時雨「大丈夫だろ。、鳳翔さんや間宮さんの料理は美味しいし、」


時雨「それにドックの設備も完璧だ。ここは艦娘にとっていい所だよ。」


提督「そう言ってくれると、頑張ったかいがあったよ。」


時雨「あえて問題点を言うならそれは、提督とあまり話せないことかな。」チラッ


提督「うっ、すまん。これから改善してくつもりだ。」


時雨「そう思ってるのは僕だけじゃないから早めにね。」


提督「ああ、任せろ。」


提督「あと仲間や戦闘についてはどうだ?」


時雨「ここに居るみんな、すごくいい人達だよ。」


時雨「着任したばかりの僕にあれこれ教えてくれたし、僕が困った時には助けてくれたしね。」


時雨「それに、みんなと居ると楽しいよ。」


提督「なんか誇らしいな。」


時雨「戦闘についてはなんの問題もないかな。提督の指示はいいからね。」


提督「お前達の命を預かってるんだ、だから指示は間違えたらいけない。」キリッ


時雨「ふふ、それでこそ僕の提督だ。」





時雨の思い



数分後



提督「そろそろ寝る時間だな。」


時雨「えーーもう寝るのかい?」


提督「明日も仕事があるからな。」


時雨「それなら仕方ないか。」


提督「俺が、こっちの布団で寝るから時雨はそっちの布団で寝てね。」


時雨「あ、うん。」(提督といっしょの布団で寝ると思っていた………)



提督「よし、電気消すぞー」ポチ


時雨「はーい。」


電気OFF


提督「それじゃあ、おやすみ~。」


時雨「おやすみ~。」









時雨「提督起きてる?」


提督「・・・zzz」


時雨「寝ちゃったか。」


時雨「寝てる姿は可愛いね。」




時雨「そういえば-、あの日も提督といっしょに執務室(仮眠室)で寝たよね。」




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


それは、時雨着任したての頃



《廊下》


山城「あれは、時雨ですよね扶桑姉さま。」


扶桑「えぇそうね。……おーい時雨ーー。」手フリフリ


時雨「」タッタッタッ


山城「行ってしまいましたね。」


扶桑「?」



数日後


山城「おーい時雨ーー。」手フリフリ


時雨「」タッタッタッ


扶桑「また逃げてしまいましたね。」


山城「なんか、避けられてる感じがまします。」


扶桑 「……そうね。」(まさか……)



数日後


山城「ついに捕まえましたわ。……何でいつも避るの?」ガシッ


時雨「ごめん。」ボソッ


山城「えっ?」


時雨「」タッタッタッ



扶桑「………やっぱり。」


山城「何か分かったのですか?」


扶桑「ちょっとね。」


山城「どんなことですか?」


扶桑「たぶん彼女は前世のことを………」


山城「え、………彼女が謝ることではないのに……」


扶桑「……明日、時雨とお話しましょう。」


山城「はい、お姉さま。」



翌日


扶桑「時雨、お話があるの。」


時雨「」タッタッタッ


扶桑「逃げないで!」


時雨「」ピタッ


扶桑「時雨……あなたは前世のことで謝ってるのかしら?」


時雨「ごめん。」


山城「なんであなたが謝るの?」


時雨「………僕はあのとき君たちを沈ませて、僕だけが生き残ってしまった。」


時雨「……もし僕に力があったのなら君たちを沈ませずにすんだんだ。」


時雨「君たちは僕が沈ませたようなもんだよ。」


山城「それは違うわ!」


扶桑「そうよ。私たちが沈んだのは私たちの力がないだけで、けっしてあなたの責任出はないわ。」


扶桑「それに私たちも謝らなくてはいけないわ。」


時雨「え……」


山城「時雨……一人にしてしまってごめんね。」




時雨「……それでも……僕は君たちを沈ませてしまった。」


時雨「ごめんなさい。」タッタッタッ


扶桑・山城「」




時雨「」タッタッタッ


ドカン ‼


提督「いててて、大丈夫か?」


時雨「大丈夫。」ヨイショ


提督「……嘘だろ?……泣いてるぞ。」


時雨「」顔フキフキ


提督「どんなことがあったのか分からないが話相手ぐらいにはなろう。」


時雨「……うん。」




《執務室》




提督「……」


時雨「……」


提督「落ち着いたか?」


時雨「……うん。」


提督「……そうか。」


時雨「」


提督「………それで、どうしたんだ?」


時雨「……提督……僕はね、前世で僕は扶桑と山城を…沈ませてしまったんだよ。」


提督「」


時雨「それなのに僕は幸運艦なんて呼ばれ褒められてるんだよ……幸運艦なんかじゃないのに。」


時雨「僕には褒められる資格なんかないのにね。」



提督「……俺はその場に居なかったからあまり言えないが、それは時雨のせいなのか?」


時雨「僕のせいだよ……僕にもっと力があれば扶桑と山城を沈ませずにすんだのに。」


提督「………扶桑と山城はその事にたいしてなんか思ってるのか?」


時雨「僕のことを恨んでるに決まってるよ。」


提督「そうなのか?」


時雨「え?」



提督「そこで聞いてるんだろ?出てこいよ。」




???「ばれてしまいましたか。」ガチャ


時雨「ついてきたのか。」ボソッ


提督「それで、扶桑と山城は時雨のこと恨んでるのか?」


扶桑「恨んでるわけありません。むしろ私たちが謝らなくてはいけないぐらいです。」


扶桑「私たちは、貴方を一人にしてしまった。」


山城「一人が辛いことは知っているのに……」


時雨「それでも!……それでも僕が君たちを沈ませてしまったんだ……全部僕が悪いよ。」


扶桑「それを言うなら一人にしてしまった私たちも悪いわ!」




提督「扶桑と山城を沈ませてしまった時雨と、時雨を一人にしてしまった扶桑と山城。」


提督「お前ら全員悪い!」 


提督「だから時雨も悔やむ必要ない。もちろん扶桑と山城もな。」


提督「………それじゃあダメか?」


時雨「それでも……」


提督「それに、過去は今じゃないんだ。」


提督「過去なんてどうでもいい、重要なのは今だ。」


提督「悲しみの分喜びで補えばいい。」


提督「扶桑と山城は居るから、楽しい思い出は作れるだろ?」


扶桑「その通りですわ。」


提督「そして、同じことが起きないように力をつけろ!」


提督「そのつけた力で扶桑と山城を守ればいい。」


提督「扶桑と山城は時雨を今度こそ一人にするな!」


山城「はい!」


提督「もちろん俺もそんなことが起きないようにする。絶対に。」


時雨「うん。」


提督「もう遅いから今日は寝なさい。」


扶桑「分かりました。」


提督「時雨には少し話がある、残ってくれ。」


山城「では、おやすみなさい。」


提督「おやすみ。」


バタン


提督「時雨…お前は一人じゃないということを忘れないでほしい。」


提督「辛いことがあったらまたここに来て話そうじゃないか。」


提督「俺はみんなのためなら時間作るからさ。」


時雨「提督は優しいね。」


提督「そんなことないさ、俺は当たり前のことを言ってるだけだよ。」


時雨「そんなことないさ。」



提督「呼び止めて悪かったな。もう戻っていいぞ。」


時雨「提督……今日はいっしょに寝よ。」


提督「……いいぞ。」


時雨「ありがとう。」


提督「それじゃあ寝ようか。」


時雨「うん!」



仮眠室(執務室の中)


電気OFF


提督「もう二度と一人にはさせないからな」


時雨「うん、よろしくね」


提督「おやすみ。」


時雨「おやすみ。」




時雨 (なんか、暖かいや。)ギュゥ


提督「」スゥー






◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


現在





時雨 (今もあのときと変わらず提督は暖かいね)



時雨 (僕は幸せだよ、提督に会えて。)


時雨「あのときはありがとう。」


時雨「これからもよろしくね。」



時雨「そして提督……好きだよ。」



提督「」スゥー















翌日




提督の家



〇〇〇「提督、朝ですよ。」


提督「うーぅ あと少しだけ。」


〇〇〇「じゃあ私も」


提督 スゥー






提督「もう朝か……起きなくては。」


提督「なんか暑いな。」


〇〇〇「スゥー スゥー」


提督「なんでお前がいるんだ……」


提督「えーと、たしか昨日は普通に仕事して時雨と寝たよな。」


〇〇〇「ふわぁー~(あくび)おはようございます提督。」


提督「『おはよう』じゃねーよ。なんでお前が俺の布団で寝てるんだよ加賀。」


加賀「起こしに来たら、貴方が寝ていたから。」


提督「それで、なんで寝るんだよ。」


加賀「貴方から時雨の匂いがしたからよ。」


提督「匂いで判断できるだと!」(時雨のことは触れないでおこう)


加賀「それよりなぜ貴方から時雨の匂いがするのかしら?」ハイライトoff


提督「それは秘密だから言えない。」(やっぱり、つっこんでくるよね)


加賀「そう。それなら私が貴方の布団で寝ようがいいわよね?」


提督「ハァー、なんでそうなるんだよ。」


加賀「い・い・わ・よ・ね!」


提督「あ、はい。」


加賀「分かればいいのよ。さぁ寝ましょう。」


提督「いや、もう寝ないから。」


加賀「あら、そう。残念だわ。」


提督「まぁ朝食でも食べるか。」


提督「何食べよう。」


加賀「私が作るわ!」キリッ


提督「お! 加賀が作ってくれるのか。」


加賀「えぇ、楽しみにしといて。」


提督「でも、冷蔵庫の中に食材何も無いぞ。」


加賀「安心して、買ってきてるから。」


提督「作る気満々だったんだな。」ボソッ


提督「まぁ出来るまで仕事してよう。」







加賀「できたわよ。」


提督「美味しそうだな。」


加賀「そうかしら?」


提督「うん、THE和食って感じだな。」


加賀「ふふ、ありがとう。」


提督「そういえば、加賀の手料理って初めて食べるな。」


加賀「えぇ、そうね。」


提督「さて、いただくとしようか。」


加賀「どうぞ。」


提督「いただきます。」


加賀「」ジィー


提督「見た目と一緒で美味しいな。」(え、真顔で滅茶苦茶見てくる)


加賀「でしょうね。」


提督「それにしても、なんで急に料理なんて作ってきたんだ?」パクパク


提督「間宮の所でも良かったのに。」


加賀「嫌だったかしら?」


提督「そういうわけじゃないんだ。」


提督「……ただ、珍しいなーと思っただけだ。」パクパク


加賀「………深い意味はないわ。」


加賀「ただ、貴方と一緒に食べたかっただけよ。」ボソッ


提督「え? 今なんか言ったか?」


加賀「な、何も言ってないわ。」


提督「ふーん。」パクパク


 


提督 パクパク





提督「ごちそうさまでした。」


提督「いやー食べた食べた。」


加賀「まだ、おかわりできますよ。」


提督「さすがにもう食えない。」


加賀「じゃあこれ、どうしましょう。」


提督「うちには、あいつが居るだろ?」


加賀「あいつ?」


提督「見てるといい気持ちになれる。」


加賀「分かりました。」


提督「そう! お察しの通り赤城だ!」


加賀「やはり、そうでしたか。」


提督「彼女が居る限り食事を残すことはない!」


加賀「さっそく渡してきます。」


提督「あ、うん。行ってらしゃい。」


バタン


提督「よし! 前に比べて加賀の表情が読めるようになったぞ。」ガッツ







加賀「今戻ったわ。」


提督「お帰りなさい。」


加賀「仕事してたのね。」


提督「もうそろそろ終わるよ。」カキカキ


加賀「そうなら待ってるわ。」


提督「待っていなくてもいいよ。」


加賀「いえ、待ってるわ。」


提督「それなら、待っていて。」(どうして待ってくれるんだろ?)


加賀「」ジィー


提督「」(え、またもや滅茶苦茶見てくる。)


加賀「」ジィー


提督「」(これじゃあ集中できん)


提督「あ、あのー加賀さん。」


加賀「いつも通り加賀って呼んで。」


提督「加賀そのジィーと見ないでくれないか?集中できない。」


加賀「なんのことかしら?」


提督「いや、俺のこと見てたよな?」


加賀「見てないわ。」


提督「あ、そっすか。」


加賀「それより早く仕事を終えなさい。」


提督「あ、はい。」


提督「」カキカキ


加賀「」ジィー


提督「」カキカキ


加賀「」ジィー









提督「終わった~。」


加賀「貴方にしては遅かったわね。」


提督「いや、それは加賀が……」


加賀「見てないわ。」


提督「はい、僕の勘違いでした。」


加賀「これからどうするのかしら?」


提督「そうだなー。仕事は終わったから。」


提督「あ、そうだ。いまコミュニケーションの一環として秘書艦の言うことを1つだけ聞いてるんだけど。」


提督「なんかある?出来る範囲ならなんでもするぞ。」


加賀「それなら一緒に出かけたいわ。」


提督「おう、いいぞ。」


加賀「着替えてくるわ。」


提督「じゃあまた後で。」











加賀「待たせたかしら?」


提督「いや、俺も今着いたところ。」


加賀「そう、それならよかったわ。」


提督「それでは行こうか。」


加賀「えぇ。」


提督「それにしても、加賀は和服だけじゃなくて洋服も着るんだな。」


加賀「貴方は私をなんだとおもってるのよ………。」


加賀「それより、どう?似合ってるかしら?」


提督「凄く似合ってるよ。和服美女が洋服を着ると新鮮だな。」


加賀「ふふ、誉められるのも悪くないわ。」


提督「それで、今日は何を買うんだ?」


加賀「そうね。服とかかしら?」


提督「いちよう言っとくが俺にはセンスというのが存在しないぞ。」


加賀「あてにしてないわ。」


提督「なんか、それ傷つくな。」


加賀「冗談よ。」


提督「どうかな~?」ジィー


加賀「信じてないわね。」


加賀「まぁいいわ、行きましょ。」


提督「あぁ。」





提督「ここが最近出来たばっかりのデパートか。」


加賀「初めて来たわ。」


提督「俺もだ。」


提督「最近出来ただけあって人が多いな。」


加賀「これだと離れてしまったら見つけるのに苦労するわね。」


提督「そうだな。」


加賀「……手、繋いでもいいかしら?」ボソッ


提督「え?」


加賀「別に深い意味はないわ。」


加賀「ただ貴方迷子になるでしょ?」


提督「うっ!」


加賀「それにもしなったら、迷子センターに私が貴方を呼ばせるわ。」


提督「えー。呼ばないでよ。」


加賀「だいの大人が迷子センターに呼ばれるって、どうなの?」


提督「恥ずかしいです。」


加賀「なら、はぐれないように手を繋ぎましょ。」


提督「まぁ加賀がいいなら。」


加賀「最初からそれでいいのよ。」






提督「部下と手を繋ぐ日が来るとは……」


加賀「やりました。」ボソッ


提督「え?なんか言った?」


加賀「私はなにも言ってませんが、空耳では?」


提督「そんなことないと思うけどなー。」


〇〇〇「あれって、加賀さんと提督じゃない?」


◯◯◯「あ、ほんとだ。」


◯◯◯「おーい。提督さ~ん。」手フリフリ


提督「ん?」


加賀「……行きましょう。」(ここを離れるべきと私の勘が言ってるわ)


提督「え?呼ばれてるんだけど……」


加賀「貴方は呼ばれてないわ。いいわね、行きましょう。」グイグイ


提督「いや、でも……」


◯◯◯「なんで逃げるんですか?」


加賀「やはり貴方達でしたか。」


翔鶴「分かっていたのに逃げるなんて酷いじゃないですか?。」ニコッ


瑞鶴「そうよ。なんで逃げるの?」


加賀「理由なんているかしら。」キリッ


瑞鶴「はぁー、もういいや。」


翔鶴「それより、なんで提督と加賀さんが一緒に居るんですか?」ハイライトoff


加賀「貴方達には関係のないことです。」


瑞鶴「そんなことないし。」


加賀「何かあるかしら?」


瑞鶴「て、提督は皆の物だから二人きりはダメなの。」


加賀「それ、理由になってないわ。」


瑞鶴「う、うるさい!」


加賀「これだから五抗戦の子は。」


瑞鶴「あー!また五抗戦を馬鹿にして。」


加賀「うるさいわね。騒ぐだけなら子供でもできるわ。」


瑞鶴「うぅ~。」


提督「二人とも落ち着け。」ドウドウ


翔鶴「そうよ瑞鶴。 周りの人が見てるわ。」


一般人「ザワザワ」


瑞鶴「うぅ~、提督さんと翔鶴姉が言うなら。」


瑞鶴「ごめんなさい。」


加賀「私は悪くないわ。」


瑞鶴「私だけが悪いみたいじゃない。」


加賀「そうじゃないかしら?」


提督「まぁまぁ、いったん他のところに行こうか。」


一般人「ザワザワ」


加賀「……えぇそうね。」


翔鶴「そうだ! お二人は、昼食とりましたか?」


提督「まだ食べてないよ。」


瑞鶴「なら四人で食ようよ? 私達も、まだ食べてないからさ。」


加賀「せっかくの誘いなのに悪いけど、私達さっき食べたから遠慮しとくわ。」ニコッ


提督「いや、食べてないだろ!」


翔鶴「じゃあ、いいですよね?」


提督「俺は別に構わないぞ。」


瑞鶴「加賀さんは、来たくないなら来なくてもいいよ。」


加賀「いえ、行きます。 あなた方が変な事しないか監視しなくてはいけません。」キリッ


瑞鶴「チェッ、別に来なくてもよかったのに。」ボゾッ


加賀「何か言ったかしら?」


瑞鶴「な。なにも言ってないわ。」


加賀「そう。」


翔鶴「では、行きましょう。」


提督「あぁ、そうだな。」


瑞鶴「私いい店知ってるからそこ行こ?」


提督「いいぞ。」


瑞鶴「案内するね。」










《とある日本料理店》



提督「へぇー、和食か。」 


瑞鶴「ここの料理は鳳翔さんの料理と同じぐらい美味しいよ。」


加賀「以外だわ。 貴方がこんな所を知っているなんて。」


瑞鶴「私をどんな風に見てるのよ……」


加賀「貴方は、肉にしか興味がないと思ってたわ。」


瑞鶴「なんでよ!」


翔鶴「ここは、私も来たことないわ。」


瑞鶴「この前、葛城と一緒に来たの。」


翔鶴「そ、そうなんだ。」(聞いてないわ)ハイライトoff


提督「みんな注文は決まったか?」


瑞鶴「提督さんは?」


提督「俺は、ざるそば。」


瑞鶴「じゃあ私もそれ。」


翔鶴「聞いてないわ。聞いてないわ。聞いて……」ボソボソ


瑞鶴「翔鶴姉?」


翔鶴「あ、私も同じで。」


加賀「私は、海鮮丼にするわ。」


提督「じゃあ頼もうか。」




<数分後>



提督「ここ美味しいな。」


瑞鶴「でしょ? また今度二人で行こうね。」


提督「ここもいいけど、次は俺が勧める店に行こうぜ。」


瑞鶴「期待してるね。」


翔鶴「私も二人きりで提督の教えてくれる店に連れってください。」


提督「任せろ!」


加賀「提督、私にも二人きりで。」


提督「お、おう。」




加賀「提督、私もざるそば食べたいので交換しましょ。」


提督「あぁ、いいぞ。 はい。」


加賀「ありがとうございます。」ニコッ


瑞鶴「間接キス」ボソッ


加賀「やりました。」


翔鶴「さすが加賀さん。 私も見習わせてもらいます。」


加賀「美味しかったわ。」ニコッ


瑞鶴「提督さん、私も交換しよ。」


提督「いや、同じのだから意味ないだろ。」


瑞鶴「いいから!」


提督「仕方ない。」


瑞鶴「ありがとう。」


翔鶴「て、提督。 私もお願いします。」


提督「お前もかよ……。」


加賀「貴方たち、提督が困ってるわ。」


瑞鶴「うるさい。」


提督「お前ら喧嘩するなよ。」


瑞鶴「はーい。」






提督 加賀 瑞鶴 翔鶴「ごちそうさまでした。」


提督「二人はこれからどうするんだ?」


翔鶴「目的の物が買えたので帰ります。」


瑞鶴「えー、もう帰るの? 提督さんともう少し居ようよ?」


加賀「さっさと帰りなさい。」


翔鶴「加賀さんと提督の邪魔したらダメよ。」


提督「俺は構わないぞ。」


加賀「翔鶴は瑞鶴と違ってよく分かってるわ。」


瑞鶴「う~ぅ。」


翔鶴「秘書艦の日まで待てばいいじゃない。」


瑞鶴「そうだね。 そうする。」


翔鶴「では、私達はここで。」ノシノシ


提督「おう、じゃあな」ノシノシ




提督「さて、今からどうしようか。」


加賀「赤城さんに、なにか買ってあげたいので雑貨店に行きましょう。」


提督「じゃあ、行こうか。」




プレゼント


























後書き

まだまだ続き書いていきます。
評価・応援・コメント待ってます。
ネタ(キャラ)募集してます。




それでは、また。


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このSSへのコメント

29件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2016-01-17 09:27:37 ID: UeDF1_e6

期待

2: SS好きの名無しさん 2016-01-17 09:36:54 ID: AeFarTR_

この先の展開に期待

3: SS好きの名無しさん 2016-01-19 22:15:53 ID: H9m1-fMQ

期待
ただもう少し台詞や行動の間(ま)があるともっといいかも

4: フブキ 2016-01-20 00:41:38 ID: 8cwRzv5X

3: SS好きの名無しさん 
アドバイスありがとうございます!
これから善処していきますので、これかも見てください。

5: 2626 2016-01-20 01:26:28 ID: a-IkNtDq

誤字がちょいちょいあって気になるけど期待してます!

6: フブキ 2016-01-20 01:36:13 ID: mFq7nyhW

5: 2626  

指摘ありがとうございます!
見つけ次第直していきたいと思います。
これからも見てください。

7: SS好きの名無しさん 2016-01-20 18:40:34 ID: WuYdsN-a

文の切れ目がおかしいけどまあまあ
あんま期待できないけどがんばれ

8: SS好きの名無しさん 2016-01-20 18:41:50 ID: WuYdsN-a

すいません 間違えました
期待できるの間違いです

9: フブキ 2016-01-20 18:49:01 ID: kLM8eyuu

7: SS好きの名無しさん ID: WuYdsN-a
8: SS好きの名無しさん ID: WuYdsN-a

指摘してくれてありがとうございます。
把握したら直していきたいと思います。

10: ポテ神 2016-01-20 19:23:58 ID: thtUjlUV

おもしろいっすよ!この鎮守府のハイライトさんはよくいなくなりそうだねww

11: フブキ 2016-01-20 21:39:30 ID: eMbxu46M

10: ポテ神さん ID: thtUjlUV

ありがとうございます。そう言ってくれて嬉しいです。

12: SS好きの名無しさん 2016-01-21 00:33:26 ID: BHuUCUsH

さすがです!これからも読ませていただきます!

13: フブキ 2016-01-21 07:26:42 ID: K39VZ53L

12: SS好きの名無しさん ID: BHuUCUsH

ありがとうございます!
これからも見ていってください。

14: SS好きの名無しさん 2016-01-21 22:53:16 ID: tnVKSIqF

え、普通に面白いと思う...今後期待!!頑張れよフブキ

15: フブキ 2016-01-21 22:57:23 ID: f_LxmKCa

14: SS好きの名無しさん ID: tnVKSIqF

ありがとうございます!
これからも頑張っていくので見ていってください、SS好きの名無しさん!

16: SS好きの名無しさん 2016-01-22 02:01:35 ID: QQfLDZww

フブッチョがんば!

17: フブキ 2016-01-22 16:43:32 ID: N8TOxB6Q

16: SS好きの名無しさん ID: QQfLDZww

頑張らせていただきます。

18: matu 2016-01-26 00:13:59 ID: gKaXqs49

幸運艦もう一人いたような?

更新ガンバ 最初の秘書艦時雨でよかった

19: フブキ 2016-01-26 16:26:46 ID: oKsKZGD3

18: matu ID: gKaXqs49

ありがとうございます。更新頑張ります!
もう一人の幸運艦はまた今度出てきます。

20: SS好きの名無しさん 2016-01-26 21:30:50 ID: iV1WLGVA

時雨かわええええ



更新がんばってください!!

21: フブキ 2016-01-27 01:19:38 ID: rmO7dLY5

20: SS好きの名無しさん ID: iV1WLGVA

時雨いいですよね。
これからま頑張らせていただきます!

22: matu 2016-02-24 01:47:51 ID: ww39baw8

でたー やんしぐも可愛いからいっか

自分はゆうしぐ好きです(ドヤ

なんかすいません

更新ガンバッテ

23: 秋雨界隈 2016-02-24 18:13:30 ID: xaUqiHpm

22: matu  ID: ww39baw8



コメントありがとうございます。

ゆうしぐってやっぱり名コンビですよね。

ゆうしぐまた今度書いてくつもりですので、また見てくださいね。

24: matu 2016-02-24 20:59:49 ID: ww39baw8

ゆうしぐの作品も楽しみにしてます

コメント返信ありがとうです

25: SS好きの名無しさん 2016-04-04 16:55:15 ID: o8Q6oLtw

面白いです! ゆっくり頑張ってください(`・ω・´)
できれば金剛四姉妹がいいな(/ω・\)チラッ

26: SS好きの名無しさん 2016-04-04 16:56:12 ID: o8Q6oLtw

面白いです! ゆっくり頑張ってください(`・ω・´)
できれば金剛四姉妹がいいな(/ω・\)チラッ

27: 秋雨界隈 2016-04-17 00:33:18 ID: 76pM9dHw

SS好きの名無しさん ID: o8Q6oLtw



金剛四姉妹かわいいですよね。自分は金剛が好きです。

今の話が終わったら金剛の話を書く予定です。

28: 覇竜 2016-04-21 22:28:08 ID: FywXJwJm

面白かったです。
鈴谷お願いします!(土下座

29: 秋雨界隈 2016-05-09 23:29:40 ID: 7GT97bL9

覇竜 ID: FywXJwJm



鈴谷ですね。了解です!!


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1: SS好きの名無しさん 2016-04-04 16:56:08 ID: o8Q6oLtw

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