学園都市

御坂「不思議な洋館なにそれ」

佐天「有名な都市伝説ですよ。知らないんですか？」

白井「私も知りませんはどんな話ですの？」

佐天「簡単に言うとですねー

　　　　お化け屋敷みたいなものです。」

　　何で気付かなかったのだろう　　この佐天さんにしては珍しいざっくりとした説明に秘められた意味を・・・

学園都市郊外

御坂「うあーーいかにもお化け屋敷ってかんじねー」

白井「なんだか寒気がしますの」

佐天「何ですか白井さんびびってるんですか～」

白井「いえいえそんなことはありませんのちょっと冷えただけですの」

御坂「にしても遅いわね～初春さん」

佐天「いっそのこと先に入っちゃいますか？」

白井「それはいいですの入ってきたら罰として脅かしてやればいいんですの」

御坂「えっ　もう入るの？」

白井「あらー学園都市に7人しかいないレベル5ともあろう方がビビっていますの？」

御坂「そ　そンなことないわよ」

佐天「じゃあ洋館の中で待ち伏せってことで」

　

　　　　このとき　　　異議を唱えておけばよかったのだ　　　　なぜ候も素直に従ってしまったのだろう

佐天「失礼しま～す」

白井・御坂「ちょっと黒子（お姉さま）体が震えてるよ（いますの）」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ガチャ

佐天・白井・御坂「えっ」

佐天「何か今、扉が閉まった音がしませんでした？」

白井「またまた佐天さん冗談はほどほどに・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パリーーーーーン

御坂「何かが割れた？」

佐天「これって都市伝説のとうりに・・・

佐天「私ちょっと見てきます」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このとき彼女についていけばよかったのかもしれない　いや　何をしても　結末は変わらなかったのであろう

御坂「ちょっとここで待ってましょう」

白井「わかりましたの」

白井「そういえば・・・

キッチン

佐天「やっぱり皿が割れているこれはやはり」

佐天「御坂さんにも教えてあげないと」

中央

佐天「御坂さーんってあれいないそういえば都市伝説のブログにはここまでしか書いていなかったなー」

佐天「上の階にでも見に行ったのかな？」

二階中央

佐天「御坂さーん？どこにいるんですかー？」

佐天「よーし。片っ端から探しまくるぞー」

佐天「まずはここから」

二階一番右の部屋

佐天「うわーまるでホテルみたいな部屋だな」

佐天「では参りましょうベッドふかふかかクイズー」

佐天「よーしそれ」

佐天「あれ？入れない」

佐天「んん～～」

佐天「無理だ」ゼエゼエ

佐天「まあいいや」

ゴトン

佐天「何の音？」

佐天「たんすのほうから聞こえたような？」

佐天「これがもしＲＰＧのゲームならば、たんすのなかには～～～～

ガチャ

佐天「・・・初春が・・・」

佐天「ええええええええ～～～～～～～

佐天「初春あんたまだ着てなったと思ったら先に入ってたんだ。もー心配したじゃん」

初春「ぶるぶるぶるぶる」

佐天「初春~どうして振るえてんの？」

初春「ぶるぶるぶるぶる」

佐天「もう置いてッチャうぞ」

佐天「ふふーん」

バタン

佐天「ビビッタ？」

佐天「・・・」

佐天「もー初春～」

ガチャ

佐天「あれ開かない」