2016-02-12 21:19:41 更新

前書き

初投稿です
ノリで書いたのでグダグダかもしれません
キャラや笑い要素は私的感性で、
キャラたちを良い雰囲気にしたかっただけです(笑)
それでも良いという方は温かく見守ってください


琴葉「お茶、入れましょうか?」


P「じゃあ、頼むよ」カタカタ


琴葉「では、すぐに入れますね」


P「助かるよ、ちょうど喉が渇いたと思ったところだから」カタカタ


P「まぁ、自分で入れればいいだけの話だけどな」カタカタ


琴葉「いえ、これくらいのことさせてください」


琴葉「プロデューサーには、お世話になっているのですから」


P「それが俺の仕事だからな、これで終わりっ!と」カタカタ、タァーン


琴葉「どうぞお茶です、熱いので気を付けてくださいね」


P「おっ、ありがとう」


P「ふー、仕事が一段落した後のお茶はさらに落ち着くなぁ…」ズズッ


琴葉「そうですか?でも、さっきの話もそうですけど、あんまり無理しないでください」


P「大丈夫、無理はしてないよ」


P「心配してくれてありがとう、琴葉」


琴葉「そんなの当たり前です、プロデューサーが居なくなったら私は……」


P「大丈夫、琴葉たちを置いて居なくなることはないよ」


琴葉「本当ですか…?」


P「本当だって、琴葉は心配性だなぁ」ナデナデ


琴葉「あっ、ずるいですよ…」


琴葉「そんなことされたら何も言えませんよ…ふふっ、気持ちいいです」


P「そうか?みんな好きだよな、頭を撫でられるの」ナデ


琴葉「たぶん、私もみんなもプロデューサーにしてもらうのが好きだからだと思います」


P「それはプロデューサー冥利に尽きるな」


P「頭撫でなんてガキのころ母親にされただけでほとんど記憶にないな」


琴葉「えっと、じゃあ、あの!」


琴葉「私に…させてもらえませんか…?」///


P「えっ!いやっ、恥ずかしいからいいよっ!」


琴葉「ダメ……ですか……?」ウワメ


P「えっと、あの、…はい…」ハァ


琴葉「本当ですか!私、頑張りますっ!!」


P(上目づかいは反則だろ…アイドルにそんなことされて断れる奴いねぇよ…)


P(しかも、『頑張りますっ!!』って某事務所の島村さんですか、コノヤロー!)


琴葉「えっと、じゃあ、ソファで私の横に座ってくださいませんか?」


P「はぁ、分かったよ」


P「おとなしく琴葉の言うとおりに従うよ…」


琴葉「では、いきますね…」ナデナデ


P「んー…」


琴葉「どう…ですか…?」ナデナデ


P「これは確かに、気持ちいいなー」


P「それに、琴葉の手があったかくて気持ちいいな、どれ!」ガシッ


琴葉「プッ、プロデューサー!?な、なぜ、手を?」アセアセ


P「んー、いや琴葉の手が気になってさ、やっぱりきれいな手をしているな」


琴葉「そ、そうですか?ハンドクリームぐらいしかつけていませんが…」


P「うん、綺麗だぞー、それに」


P「ちゃんと毎日手入れしているのは偉いぞ、さすが琴葉だな」ナデナデ


琴葉「い、いえ。そんな、私は偉くない、です…」


琴葉「まだまだ、頑張らないと…」


P「………」ナデナデ


琴葉「私、夢に向かって、一歩一歩、近づけてるって思うんです…」


琴葉「だけど、まだまだ遠くて…」


琴葉「エレナや恵美、それにみんなが私を置いて、どんどん先に行ってしまう気がして…」


琴葉「そんなはずはないのに、私、変ですね…」


琴葉「あっ、すみません。今のは忘れてください…」

P「ダメだ、忘れないし忘れることはできない」


P「なぁ琴葉、俺と初めて会ったときに琴葉が俺に言ったこと覚えているか?」


琴葉「えっと、


『多くの人を感動させるアイドルになるのが、私の夢です。そのためには努力は惜しみません。』


ですか?」


P「それも印象に残っている言葉だが、もっと大事な言葉がある」


P「それは、


 『プロデューサーは、これから長い道のりを一緒に歩いていく人ですから、どんな方にプロデュースしていただけるのか、とても気になっています。

  できれば、時間を作っていただいていろいろなお話を伺わせていただきたいと思います』

 

 だよ」


P「この言葉に俺は


 『もちろん!これから二人で頑張っていこう、つらいことや楽しいことを共有していこう。』


 って言ったよな。」


琴葉「あっ…」


P「だから、忘れないし忘れることはできない」


P「これからも長い道は続いていくんだ、つらいことや楽しいことをまだまだ共有していくぞ」ニコッ


琴葉「はい、すみません、見失っていました…これからちゃんと話すようにします」


P「いいさ、これから見失わなかったら」


琴葉「もし、また私が見失ってしまったら、またプロデューサーが見つけてくださいね」


P「ああ、もちろん!俺は琴葉のプロデューサーだからな」


琴葉「ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!プロデューサー!!」


P「こちらこそよろしくな、琴葉」ナデナデ


琴葉「っ!」///


P「じゃあ、仕事に戻るよ」スタスタ


琴葉「はい、頑張ってください!」///


    音無さーん、この資料間違ってますよー


    ぴ、ぴよっ!ほんとですか!?プロデューサーさん!


琴葉「頭、また撫でられちゃった…」///ボソッ


琴葉「慰めてもらった後に撫でるのは、反則ですよ…」///ボソボソ


小鳥「琴葉ちゃん!頭に手を当ててどうしたの?頭痛!?」


琴葉「い、いえ!何でもないです!」///


小鳥「それならいいんだけど何か呪文のように呟いていたから心配になっちゃった」


    音無さーん、早く来てくださいよー


小鳥「はーい、じゃあね琴葉ちゃん」スタスタ


琴葉「はい、すみません…声に出ちゃってた…」///


琴葉「やっぱりみんなにもこうやってそっと心に寄り添って、撫でてるんだろうな…」ハァ


琴葉「プロデューサーが私に優しくしてくれるのは、私がアイドルだからだよね…」


琴葉「でも、少しぐらい違う思いを抱いてくれているならいいなぁ…」


                                           おわり


後書き

今まで読み専でしたが、自分で書いてみたくなり初投稿(笑)
面白いかは別に、自分の好きな琴葉のことを想像して書くのは楽しかったです
機会があればまた投稿マース


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九娘さんから
2016-03-20 17:33:32

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2016-08-13 23:37:10

九娘さんから
2016-03-20 17:33:27

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