エレン「クリスマスだって?」
アニxエレ中心の現パロ!
エレン「クリスマスだって?」
現パロアニエレ
下校中
アルミン「そういえばさ、もうクリスマス近いよね」
エレン「ん?あぁそうか、クリスマスだな」
ミカサ「エレン!クリスマスなら私が」
エレン「あっごめんミカサ、クリスマスには予定が」
ミカサ「予定?」
アルミン「ちょっと待って!エレンにそれは聞かなくてもいいんじゃないかなー!」
ミカサ「なぜ?」
エレン「なんでダメなんだアルミン?」
アルミン「あっ、いやそれは…あはは」
エレン「で、予定というのはだな…」
コニー「よぉエレン!俺のプリント知らないか?」
アルミン(うぉっしゃぁぁ!でかしたぞコニー!)
エレン「コニー!…プリント?知らないな」
コニー「そうか…じゃあな!」
アルミン(これでエレンは本題を忘れるはずだ!あとはミカサが黙っていれば…)
エレン「あ、すまんミカサ。話の途中だったな。クリスマスは…」
アルミン(さようなら、僕の胃)
エレン「アニと一緒に過ごす予定なんだ!」
ミカサ「!?」
アルミン(あちゃー…)
エレン「なんかすごく顔真っ赤でさぁ、風邪引いてるっぽかったんだよなー」
ミカサ「…」ギリギリ
エレン「無理してたのかな」
アルミン「(なんとかしないと…!)」
アルミン「ミカサ!ここの交差点で曲がるんでしょ?」
ミカサ「!…そうだった。じゃあまた明日、エレン」
エレン「おう!」
別れてしばらくして…
アルミン「君は何をしでかしたのかわかっているのか!エレン!」
エレン「ん?予定話しただけだぞ」
アルミン「もう少し女心というものを…無理か」
エレン「?…何の話だアルミン」
アルミン「もういいよ…僕もここから別れるから、じゃあね」
エレン「おう」
翌日…
エレン「はぁっ、はあっ、遅刻するっ!」
アニ「痛たた…」
エレン「!…どうしたんだアニ、こんなところで」
アニ「いや、なんでもないよ…っと」
エレン「無理して立つなよ!」
アニ「大した傷じゃないから…!ただの擦り傷だから!」
エレン「痛そうじゃねぇか…ほら、肩貸すよ」
アニ「えっ…エレン?」
エレン「いいから早く掴まれ!遅刻しちまうぞ」
アニ「んっ…じゃ、お言葉に甘えて…」
エレン「よしっ!行くぞ!」
教室では…
アルミン「今日も遅いねエレン」
ミカサ「遅刻しなければいいけど…」
アルミン(加えて、アニも遅刻だ…嫌な予感しかしない)
---エレン側では
エレン「はぁっ、はぁっ、ついたぞ…」
アニ「はぁっ、はぁっ…ありがとうエレン…」
エレン「それより、傷の具合は?」
アニ「血も止まったし、保健室に行かなくても良さそうだね」
エレン「そうか…肩下ろすぞ」
アニ「えっ、あっ、うん…(もう少し組んでたかった…)」
エレン「教室まであと少しだ!一時間目始まる前に急ぐぞ!」ギュ
アニ「あっ(手掴んでくれた!)」
教室では…
キース「以上!朝のHRを終了する…」
ガラッ!
エレン「先生!遅れました!」
アニ「すっ、すみません!」
アルミン(やっぱり!)
教官「ふむ…朝のHRには遅れたが…一時間目には間に合うようだな!以後気をつけるように!」
エレン&アニ「はい!」
ミカサ「…」
コニー「なぁ、なんであの二人手繋いでんだ?」
サシャ「さぁ?…というかコニー!またトランプ負けましたね!」
コニー「あぁっ!?なんで俺ばっかり…」
サシャ「ふふふ…今日のパンも私のものです」
コニー「くそーっ!」
アルミン(一緒に遅刻、手を繋ぐ、アニの膝には絆創膏…!明らかにあれは…)
ミカサ「エレン…どうして、手を繋いでいるの?」
エレン「ん?そりゃ、アニが怪我してたから…」
アルミン(やっぱりそういうことか!となるとミカサが…)
ミカサ「アニ…許さない」
アニ「何のことだい?」ドヤァ
エレン「そうだぞ!アニは悪くないぞ!」
ミカサ「でっ、でも…」
アニ「酷い…」ウルウル
エレン「ちょ、ミカサ何してんだよ!アニは何もしてないだろ!」
ミカサ「うん…わかった…」
ミカサ「ただ…エレン、堕ちないで…」
エレン「(模試のことか?)ああ、それなら絶対に落ちねぇよ」
アニ(エレン絶対違うこと考えてる)
アルミン(模試のことだと思ってるんだろうなエレン)
ミカサ「それならいい…」
アニ&アルミン(いいのかよ!)
アルミン「み、みんな!一時間目始まっちゃうよ!」
エレン「おうそうだな!確か教室じゃなかったような…」
アルミン「うん、視聴覚室で交通教室だったよね…ってあっ!」
アニ「どうしたのアルミン?」
アルミン「いや、なんでもないよ」
アルミン(視聴覚室…つまり座席の順番は自由…またもや嫌な予感が…)
エレン「早く行こうぜ!席がなくなっちまう!」
アニ「!…そうね(隣になれたらいいな///)」
アルミン「胃が痛い…」
コニー「大丈夫か?」
アルミン「大丈夫だよ…」
コニー「とにかく、視聴覚室に急がねぇと!サシャも先に行っちまった!」
アルミン「視聴覚室についた…が」
アルミン「!?(座席の空きが…やばい!)」
エレン「あーあまり空いてないなー」
アルミン(空き座席を見てみると…2つ横並びに空いているのが一つ、あとは一人席が点在している…なんで今日に限って…)
アルミン(当然僕やコニーは一人席に座る…として、アニとエレンは2人席に座るだろう…これはどうなってしまうんだ)
アニ「あっ(横並びの席が空いてる…///)」
エレン「あ、アニ!一緒に座ろうぜ」
アニ「ふぇぁっ!?い、いいよっ(テンパって変な声出しちゃった!)」カァァ
エレン「(アニと2人席…///)」
コニー「あっ、サシャがいる!おーい!」
サシャ「あっ、コニーじゃないですか!隣空いてますよ!」
コニー「俺そこ行くわ!」
アルミン「あはは…じゃあ僕はここの席に座るかな…」
アルミン(ここの席はアニたちの席の2つ後…若干だけど、会話の内容が聞こえる)
アニ「あっ、あのさっ!今日帰るとき、一緒にいい?」カァァ
エレン「ん?あぁ、いいぜ(アニと2人で!?やっべ楽しみ)」
アルミン(ん?落ち着け僕!あの二人はただの友達…そう、友達だ!)
キーンコーンカーンコーン
教官「よしっ、全員いるな!」
教官「今回は交通安全に関する映像を見てもらう!しっかりと学習しろ!」
コニー「暇だな…」
サシャ「寝ましょうかね」
コニー「Zzz...」
サシャ「もう寝てる」
アルミン(しかし…そうとはいかない人物がいる…!)
ミカサ「…」ギリギリ
アルミン(そう!この、ミカサ•アッカーマンだ!しかも運が悪いことに、2つ前の席だ!)
アルミン(席の関係的には、僕の2つ前にアニたち、さらにその2つ前にミカサだ…いわゆるサンドイッチ構造…)
エレン「ノートでもとるか」
アニ「そうね…」
アニ「…」けしけし
ポロッ
アニ「あっ、消しゴム!」
エレン「ほいっ!」
アニ&エレン「あっ…」
アルミン(んなっ…!手を繋ぎやがったぞあのリア充め!消しゴム落として手が重なるとか漫画かよ!)
ミカサ「…」
アルミン(ミカサは背後となっているからわからないはずだけど…)
アニ「え、エレン…」
エレン「んなっ、別にそういうわけじゃないんだからなっ!」
アニ「あっ、ありがとう…///」
エレン「…(心臓が速く動いてるのがわかる…)」ドキドキ
アニ「…(心臓が速く動いてるのがわかる…)」ドキドキ
アルミン(羨ましいんだよ死ねks!)
キーンコーンカーンコーン
アルミン(やった!授業終了だ!)
サシャ&コニー「Zzz...」
ライナー「どうする…?」
ベルトルト「そうだね…」
エレン「なぁアルミン、あいつら何やってんだ?」
アルミン「サシャとコニーをどうやって目覚めさせるかだよ。ドッキリ的な」
エレン「あぁなるほど」
ライナー「じゃ、あれやろうぜあれ!」
ベルトルト「いいね!」
ライナー「幸い、あいつらは寝ているとほとんど感覚がない…やるなら今だ!」
ベルトルト「よし!」
アルミン「…?」
ベルトルト「完成だ!」
ライナー「完璧だな!」
エレン「サシャとコニーが寄り添ってる!?」
アルミン「どうやら、寝てるコニーとサシャを椅子に寄りかからせて、電車のカップルみたいにしてるっぽいね」
エレン「お似合いだな」ハハハ
コニー&サシャ「Zzz...」
ライナー「休み時間終わる寸前に起こそうぜ」
ベルトルト「だね!」
エレン「アニ、次の時間は何だ?」
アニ「確か…体育だね」
エレン「体育か!」
ミカサ「私には聞いてくれないの?」
エレン「だってアニの方が隣で近かったし…」
ミカサ「そうね」
アルミン(納得するなよ…)
こうして、激動の1日が過ぎていった…
そして、弁当。
エレン「弁当だキターーーー!」
アルミン「えっエレン落ち着いて」
教官「では、私は職員室に戻る!あとは各自食事を摂るように!」
アルミン「じゃあ、準備しようか」
アニ「おなかすいたよぉ…」
エレン(かっ、可愛い!///)
アルミン「(意外と可愛かった)」
ミカサ「(今のは負けた)」
日直「いただきまーす」
全員「いただきまーす」
エレン「あー今日は屋上で食うか」
アニ「寒いけど開放的だからね。行こう?」
エレン「おう」
in 屋上
エレン「今日はチーハン入ってる!」モグモグ
アニ「私も入ってる…!」モグモグ
ミカサ「エレン、ほっぺに…」
アニ「エレン!ほっぺにご飯粒ついてるよ?」
エレン「ご飯粒?」
アニ「取ってあげる。ほら、顔だして」
エレン「おう…」
アニ「んっ」チュッ
エレン「!?…アニっ今何を」カァァ
アルミン(メーデー!メーデー!緊急事態発生!今アニがエレンにキスした!)
アニ「気にするんじゃないよ」カァァ
エレン「おう…(あぁ…倒れそう)」
アルミン(夢だそう夢だこれはうんきっと夢だ)
ミカサ「」
アルミン(ミカサが死んでいる…)
そして帰りのHR…
教官「以上!帰りのHRは終わりだ!」
教官「各自掃除をした後、下校しろ!」
エレン「え〜と…俺らは教室か」
アニ「そうだね…よっと」
エレン「あっアニ!机俺が持つぞ」
アニ「いいの?」
エレン「いいっていいって、アニは大事だしな。重いものは俺やるぞ」ニコッ
アニ「!」ズッキューン
エレン「それに、あんまり無理すんなよ?怪我されちゃ困るからな」
アニ「はぅぅ…」カァァ
エレン「よいしょっと」
アルミン「そ、掃除早く終わらせちゃおっか〜今日いい天気だしな〜」
エレン「そうだな!アニ、ほうき頼んだぞ」
アニ「は、はいぃ」カァァ
アルミン(アニ、堕ちたな)
アニ(わっ、私が大事だって…!そんなっ!じ、じゃあエレンも私のこと…///)
アニ「」バタン
エレン「アニ!?」
アルミン(!?)
エレン「ミカサ!アルミン!掃除頼んだ!」
アルミン&ミカサ「あっ!エレン!」
エレン「はっ、はっ、保健室ってどっちだっけ…」
アニ「うぅぅ…」
エレン「(お姫様抱っこ…意外ときつい)」
アニ「んっ…(えっ、なんでエレン?)」
エレン「!…目、覚めたのか?」
アニ「…(そうだ!私、掃除のとき気絶して…ってことは、今お姫様抱っこされてる!?)」
アニ「はぅぅ…(幸せ…)」ガクッ
エレン「また気失った…」
エレン「やっと保健室についた…」
エレン「先生いないし、とりあえずベッドに寝かせておいたけどいいのかな?」
アニ「…」スースー
エレン「…」
アニ「…」スースー
エレン「寝顔…可愛い」ボソッ
アニ「!?」ビクッ
エレン「!?(目覚めちゃった!聞かれた…?)」
アニ(いっ今私のことッ!かっ可愛いって!)
アニ(ッ…落ち着け私…幻聴だよね…)
エレン「え〜と…その、大丈夫か?」
アニ「え、あ、うん。大丈夫…」
エレン「ならよかった…」
アニ「てっ…手繋がってる…」
エレン「あっ!ごめんなアニ」
アニ「ううん!離さないで!」ギュッ
エレン「おっ、お前がいいなら///」
アニ「…」ギュ-
エレン「急に倒れて…どうしたんだ?」
アニ「えっ、エレンのせいなんだからねっ!」
エレン「えぇ!?俺なんかしたか!?」
アニ「もう知らないっ!」ギュッ
エレン「ご、ごめんな…?」ナデナデ
アニ「むふぅ…///」
エレン「…」ナデナデ
アニ「…もっとしないと許さない」
エレン「わかった」ナデナデナデナデ
アニ「(幸せ…!)」
エレン「なぁ…あとはどうしたらいい?」ナデナデ
アニ「…ス…たら…て…げる」ボソッ
エレン「ん?」ナデナデ
アニ「き、キスしたら許してあげる…」カァァ
エレン「お安い御用、だよ(アニとなら)」
アニ「えっ?」
エレン「ほらっ…」チュッ
アニ「えっ、あっ…」
エレン「んー」チュー
アニ「んっ…」チュー
---
アルミン「はぁー…掃除終わったし、エレンの様子見てくるよ」
ミカサ「私も行こう」
アルミン「(まずい!)ミカサは先に帰ったら?今日塾あるんでしょ?」
ミカサ「そうだった…あとはお願い」
アルミン「うん、わかったー」
アルミン(ふぅ…これで危険は回避した)
アルミン「保健室、保健室っと。ん?ドアがちょっとだけ空いてる…」
----
エレン「んー」チュー
アニ「んっ…」チュー
----
アルミン「!?…(そんなっ!あの2人…!)」
アルミン(嘘だ嘘だ、僕のアルミン•ネットワークによれば、あの二人はまだ付き合っていないはず!)
アルミン(だが深いぞあのキス!)
----
エレン「ぷはぁ…」スッ
アニ「ぷはっ、キ、キス上手だね…///」
エレン「そうか、アニで初めてなんだけどな」
アニ「そう…///私もファーストキスだよ///」
エレン「アニ…実はな」
アニ「うん…」
エレン「俺、お前のことが好きだ」
アニ「えっ///」
アニ「わっ、私もッ!私もエレンが好き!」
エレン「じゃ、じゃあ…」
アニ「うん…付き合ってください!」
エレン「俺からもお願いだ!付き合ってくれ!」
アニ「喜んで」
エレン「俺も、喜んで」
アニ「今度は私から!」チュッ
エレン「ありがとなアニ!」チュッ
エレン「そろそろ帰んないと、学校閉まっちゃうな」
アニ「うん…一緒に帰ろ?」
エレン「おう」
----
アルミン(…僕はもう必要ないみたいだね)
アルミン(二人で楽しんでくれ。青春は一度だからね。さあ、帰ろうかな)
教官「アルレルト!こんなところで何をしている!」
アルミン「はっ!実は…」
----
下駄箱ちょっと出たあたりのとこ
エレン「寒いか?」
アニ「うん…」
エレン「暖めてやるよ」ギュッ
アニ「はぇっ!?」ドキッ
エレン「嫌か?」ギュ-
アニ「…っ!///」ゲシッゲシッ
エレン「痛っ!?蹴るなって!」
アニ「ぁ…あんたが悪い!」ゲシッゲシッ
エレン「悪い!悪かった!」ナデナデ
アニ「……許したげる」ムフー
エレン「あはは、可愛いなアニは」ナデナデ
アニ「…ふふ」
----
アルミン「…楽しんでるね」
アルミン「エレンの邪魔したら悪いし…裏門から帰ろうかな」
----
翌日…
エレン&アニ「おはよー」
アルミン「おはよう(堂々と手を繋いできたぞ…?)」
コニー「お前ら付き合ってんのか!?わははは」
ミカサ「エレン!どういうこと!説明して」
ミカサ「場合によってはその女狐も…」
エレン「ん?俺ら、付き合ってるぞ?」
アニ「ちょっ、エレン!」
ミカサ「!…そんなはずはない!」
コニー「お前ら付き合ってんのか!?わははは(2回目」
エレン「な、アニ」
アニ「う、うん…///」
ミカサ「んなっ…!」
アルミン(カオスだよぉ…)
エレン「こっち向けアニ…」
アニ「!…」
チュッ
ミカサ「!?」
アルミン(あーあ)
ミカサ「…エレン」
アルミン「ちょっとミカサ、来てくれない?」
ミカサ「…わかった」
エレン「あっ、アルミンたち行っちゃうのか」
アニ「ちょ、さっきみんなの前で」
エレン「んん?別にいいじゃねぇか付き合ってんだし」
アニ「そ、そうだけど///」
エレン「そんなことより、一時間目遅れちゃうぞ」
アニ「あっ、待ってー」
アルミン「(今なら誰もいない)ミカサ!」
ミカサ「どうしたの?」
アルミン「その…辛いのはわかるけど…」
アルミン(どうしたらいいんだ…考えろアルミン!成績1位だろ!?)
アルミン「(そうだ!)ミカサも…エレンに幸せになってもらいたいだろ?」
ミカサ「ええ…」
アルミン「それなら、"エレンのため"だと思って、手を引かないか?」
ミカサ「(エレンのため…?)」
アルミン「それに、今手を引けば、他の人も幸せにできる」
ミカサ「(そうか…私はエレンばかり見ていた…)」
アルミン「ミカサ、気づいていないかも知れないけれど、君のことを好いてくれる人(ジャン)がいる」
ミカサ「(?…誰だろう…)」
アルミン「エレンだけが全てじゃない…」
ミカサ「わかった…エレンにはエレンなりの幸せがある…私はそれを応援することにする」
アルミン「さすがミカサだよ!その調子だ」
ミカサ「ありがとう、アルミン」
アルミン「ううん、幼馴染みだからね」
ミカサ「じゃ、また今度」
アルミン「じゃあね(一安心だ)」
そして数日が過ぎ…クリスマスイブ
エレン「アニ…遅いな」
エレン「寒いし…」
---
アニ「どうしようどうしよう、人が多すぎてエレン見つからない!」
アニ「はぁっ、はぁっ、疲れた…」
---
エレン「む?あれはアニ…?」
エレン「行ってみるか」
エレン「おーいアニー!」
アニ「!…エレン!」
エレン「アニ!どうしたんだ?」
アニ「エレンが…見つからなくて」ウルウル
アニ「寂しかったぁぁ……!!」ウワーン
エレン「うわっ!?(いい匂いするっ)」バッ
アニ「…ぎゅーってして?」ウワメヅカイ
エレン「!…おう(ちょっ、顔近いって!)」ギュ
アニ「…もっと」ギュー
エレン「…(ちょっ、色々とやばいって!)」
アニ(暖かい…ずっとこうしていたい…)
エレン「(暖かいし…いい匂いするし…胸当たってるし…)」
アニ「…」
---
アルミン「男子だけでクリスマスってのもねぇ…」
ライナー「まあまあ…同じ非リアとして頑張ろうじゃないか」
ベルトルト「…あ、あそこのレストラン入ろう」
アルミン「うん…食べまくるぞ!(胃薬もあるし)」
ライナー「おう!」
----
アニ「…(幸せ)」
エレン「…(腹減った)」
グゥ~
アニ「///」サッ
エレン(顔隠しアニ可愛い…)
エレン「…飯食いに行こうか」
アニ「うん…///」
エレン「あのレストランにしよう」
アニ「そ、そうね///」
レストラン店内
「何食う?」「七面鳥にしない?」「そうだねそれがいい」ザワザワ
店員「いらっしゃいませ」
エレン「あ、2人で(結構騒がしいな)」
店員「こちらの席にどうぞ」
エレン「ありがとうございます」
アニ(なんか今ライナーたちの声が聞こえたような…気のせいかな?)キョロキョロ
エレン「?…どうしたんだアニ、行くぞ」
アニ「えっ!ああ、うん!(気のせいだよね)」
エレン「何にする?」
アニ「う〜ん…このセットにしよう?」
エレン「いいね!…あ、すみません!これお願いします」
店員「はい!」
アニ「…」ワクワク
エレン「ごめんなファミレスなんかで…」
アニ「ううん…私はあんたと一緒なら…それでいいからね…///」
エレン「そうか…俺も嬉しいよ!」
アニ「///」
---
ライナー「何食う?」
アルミン「七面鳥にしない?」
ベルトルト「そうだねそれがいい」
「行こうぜ…ニ」「えっ!あ…うん!」
アルミン「…」
ライナー「…」
ベルトルト「…」
ライベルアル「まさか!?」
---
エレアニ「いただきま〜す」
エレン「うーんうまいな!」モグモグ
アニ「…」パクパクモグモグ
エレン「…」ジー
アニ「…なんだい」
エレン「いや、食べてるの可愛いなーと思って(言ってしまった!)///」
アニ「んなっ…!ちょ、調子狂うこと言うんじゃないよっ!」カァァ
エレン「あっすまんすまん!可愛かったからつい…!」カァァ
アニ「かっ、可愛いって」
エレン「ダメか?」
アニ「あっ…あんまり可愛いとか…言い過ぎると…そっ…その…」ゴニョゴニョ
エレン「(若干デレた)」
アニ「はっ、恥ずかしいんだから!」
アニ「早く食べよう!?」モグモグ
エレン「おう(慌ててるアニも可愛い)」
---
アルミン「なんなんだあのリア充はぁぁ」
ライナー「両方とも顔真っ赤にしやがってちくしょう!エレン死ねks」
ベルトルト「おっ、落ち着いて!」
アルミン「エレン!エレン!幼馴染みのはずだろ!?どうして別の運命を!」
ライナー「信じてたのに!いや、教室でキスした地点から気づいてはいたけど!」
ベルトルト「…もういいや」
店員「あの…店内で騒がしくしないで下さい…」
ベルトルト「あ、すみませんこいつら追い出しますんで」
店員「助かります」
ベルトルト「ふんっ!」
ライアル「離せぇ〜!」ズルズル
---
エレン「ふぅーくったくった」
アニ「(少し食べ過ぎたかも)」
エレン「アニ、行くか?」
アニ「うん、行こうか」
エレン「会計済ませてくるから、外で待ってて」
アニ「!…いいの?」
エレン「ああ、任せとけ」キリッ
アニ「ふふっ、ありがとうエレン」
エレン「おう(小遣いよりもアニの笑顔だな)」
エレン「お待たせ!」
アニ「ほんとありがとうエレン」
エレン「気にすんなって!それより、ページェント見にいこうぜページェント!」
アニ「うん…手繋いでもいい?」
エレン「もちろんだ!」ギュー
アニ「///」ギュー
エレン「おぉ!すごいライトの数!」
アニ「そうね!星みたい」
エレン「綺麗だな!」
アニ「…私は?」ムッ
エレン「あはは、何よりも綺麗だよ」ナデナデ
アニ「ふふっ、それでいいよ」ムフー
エレン「アニはほんと撫でやすいな」ナデナデ
アニ「うっ、うるさいっ!///」ギュー
エレン「あっ照れてる!」ナデナデ
アニ「うるさいうるさい!」ゲシッゲシッ
エレン「痛ぁっ!?」
アニ「エレンなんか…っ!」ゲシッゲシッ
エレン「痛いって!」
アニ「…知らないっ」ギュッ
エレン「すまんすまん…もうちょっと歩いてみようぜ」
アニ「うん…」ギュー
アニ「!…エレン、あれ…」
エレン「ん?…耳当てか、いるか?」
アニ「うん…欲しい」
エレン「おう、ちょっと待ってろ」
雑貨屋店員「いらっしゃいませー」
エレン「これください!」
雑貨屋店員「はい!お値段は…」
アニ「(なんか悪いなぁ…)」
エレン「アニ!買ってきたぞ!」
アニ「あ、ありがとう」
エレン「早速使ってみてくれ!」
アニ「…どう?似合ってるかい?」
エレン「ああ、可愛いぞ」
アニ「そりゃどうも///」
しばらく歩くと…
エレン「ん?なんか広い場所に出たな」
アニ「(聞いたことある!まさかここって…運命の広場!?)」
エレン「運命の広場?ってここのことかな?」
アニ「た、多分…」
雪が降り始めていた。
エレン「ちょうどいいタイミングで雪降ってきたな」
アニ「うん…あのクリスマスツリー見てみたい」
エレン「お、すごくでかいな!」
エレン「改めて下から見るとわかるけど…でっかい木だな」
アニ「しかも、雪が積もって少し白っぽくなってる」
エレン「それよりもさ、こっち向けよアニ」
アニ「?」クルッ
チュッ
アニ「あっ、あんたどういうつもりで…」
エレン「今夜のプレゼントは…俺だ」
アニ「…///」
エレン「今夜は帰さないよ、アニ」
チュッ
その口づけは、雪と2人を溶かす、熱い熱い口づけだった。
END
––––のちに知ることだが、2人の抱き合ったクリスマスツリーの裏側では、ジャンに告白されたミカサが同じ状態だったという。
面白かったです!
乙です!
最後わら
ヤバすぎるー
めっちゃ面白かったです!
最後
良いね!
最後がとても良い!
これだからssを見るのをやめられないんだ!
パーフェクト。
マジ良いな
面白かったー
面白かったです!ミカサにはわるいけどエレミカは好きじゃないのでものわかりのいいミカサは好きです。このssのエレンとアニの話たくさん見たいです!
最後、ジャンミカ成立?www
最後、ジャンミカ成立?www