提督「夕立～、時雨〜、暇だよ～」

夕立「ぽい〜…」

時雨「いや、提督には目の前の書類が見えないの？」

書類＜ｺﾉｵﾚｦﾑｼｽﾙﾄﾊﾅ...

提督「・・・」

時雨「・・・」

夕立「ポイ～・・・Zzz・・・」

提督「見えない」ｷﾘｯ

時雨「え？何だって？」ﾆｯｺﾘ

夕立「Zzz・・・」

提督「いや、見えてます、ハイ」

時雨「そっか、じゃあやろっか」ﾆｺ

提督「いやです」

時雨「・・・」ﾋﾟｷﾋﾟｷ

提督「やります！やりますからその右手に持っている硬そうな棒を置いてください！」

時雨「じゃあやろっか」ﾆｺ

2時間後

提督「終わった〜...」

時雨「お疲れ様、提督」

提督「おう、オツカレ」

時雨「提督って真面目にやると凄いよね、書類がどんどんなくなってったよ」

提督「これでも首席だからな！」

時雨「これが首席か...」

提督「なんで見下すような感じなの！？」

時雨「いや、何でもないよ」

提督「そ...そう？」

時雨「うん、そうだよ」

提督「そっか...」

夕立「Zzz...」

【提督】

軍学校を首席で卒業したエリート。階級は少将。何故か駆逐艦に好かれている。よく仕事をサボり、そのたび時雨に怒られている

【時雨】

提督の現秘書艦。

【夕立】

ぽい〜...

[日常]

0700

提督「Zzz...」

時雨「...(気持ちよさそうに寝てる...)」

時雨「提督起きて、もうすぐで朝礼の時間だよ」ﾕｻﾕｻ

提督「んぅ〜...時雨やっといて〜...」ﾑﾆｬﾑﾆｬ

時雨「ほらそんな事言わないで」ﾌﾄﾝﾒｸﾘ

夕立「Zzz...ぽい〜...」ｽﾔｽﾔ

時雨「」

提督「ふぁ〜...よし準備するか...ほら起きろ夕立」ﾕｻﾕｻ

夕立「ん...ぽい〜...」ｱｸﾋﾞ

提督「おはよう、２人とも」

夕立「ぽい〜...」

時雨「いや、ちょ...え？」

提督「どうした？時雨」

時雨「え...どうして夕立が提督のベットに...？」

提督「あぁ、何か夜中潜り込んできてさ...追い返すのも可哀想だし入れてやった」

夕立「ぽい〜...」

時雨「...僕も行ってみようかな...」(ﾎﾞｿｯ

0700

《食堂》

提督「皆おはよう、今日も１日よろしくね」

艦娘「はい！」

ｶﾞﾔｶﾞﾔﾜｲﾜｲ

提督「フ〜...朝礼は何回やっても慣れないな...」

時雨「お疲れ様、提督」

提督「あぁ、それじゃ朝ごはん食べるか」

夕立「ぽい！」

提督「すいませーん、オムライス1つ。２人は？」

時雨「僕も同じのでいいよ」

夕立「ぽい〜」ｺｸｺｸ

時雨「夕立もだって」

提督「おう、じゃあオムライスを3つください」

調理員「少々お待ちください」

―10分後―

調理員「お待たせしました」

３人「ありがとうございます(ぽい〜)」

提督「さて...と...」

？？？「おーい！司令官さーん！一緒に食べましょ〜」ﾌﾘﾌﾘ

時雨「呼んでるね...あっちで食べる？」

提督「いや、いい...弥生、ここいいか？」

弥生「え...もちろん...です...」

時雨「僕達もいいかな？」

弥生「...うん...」

夕立「ぽ〜い♪」

？？？「司令官！何で来てくれないんですか！！」

提督「おはよう吹雪」

吹雪「あ、おはようございます」ﾍﾟｺｯ

吹雪「じゃなくて！なんで呼んだのに来てくれなかったのですか！」

提督「こっちの方が近いかったからだけど…」

吹雪「いや...まあそうですけど...」

吹雪(これじゃあ弥生ちゃんに負けたみたいで...ちょっと悔しいじゃないですか...)ﾌﾟｸゥ

提督「(...吹雪がほっぺた膨らませてる...可愛いな...)」

提督「...」ﾎｯﾍﾟﾌﾟﾆ

時雨・弥生「」

吹雪「え...」///

提督「....」ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ

吹雪「し、司令官！」///

提督「...」ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ

吹雪「うぅ...」///

時雨「...」ｽﾀｽﾀ

時雨「...」っトンカチ

時雨「えい」ﾌﾞﾝ

提督「ﾌﾞﾍﾞﾗｯ！！」

時雨「提督？ちょっと頭を冷やそうか」

提督「待って！死んじゃう！死んじゃうから！」

吹雪「し、時雨ちゃん！私は大丈夫だから！司令官が可哀想だよ！」

時雨「吹雪ちゃんがそう言うなら...」

提督「いってえぇぇえ...」ｽﾞｷｽﾞｷ

吹雪「だ、大丈夫ですか！？司令官...」

提督「ヘルメットが無ければ即死だった...」

吹雪「...え？」

提督「いや、何でもない」

弥生「」

提督「...弥生？」

弥生「」

提督「し...死んでる...」

弥生「...ﾊｯ...メロンパン...メロンパンは...」ｷｮﾛｷｮﾛ

提督「おう、とりあえず落ち着け」

時雨「何もかも提督が悪い」

提督「え、それはりふz「口答えしない」あ、はい」

時雨「そんなんだから提督はいつもいつも

・

・

・

夕立「ぽい〜♪」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

0830

提督(現在0830...執務開始だ...って言っても俺はやらないけど)

提督(なんでって？私が本気を出すにはまだ早いだろう…)中二病の目

提督(なので時雨さんには大変お世話になっております)ﾍﾟｺﾍﾟｺ

時雨「？どうしたの？提督」

提督「ｱ、ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲｯｽ、ﾊｲ」

時雨「...？...変な提督...」

夕立「Zzz…」

1300

提督（1300...そろそろお昼の時間だ）

時雨「そろそろお昼にしよっか」

提督「そうだな、ほら起きろ夕立、お昼だぞ」ﾕｻﾕｻ

夕立「ぽい〜...Zzz...」Zzz

提督（いや起きろよ...）

時雨「今日のお昼はどうしよっか」

提督（お昼は自室で自分で作って食べることが多い、これでも料理は得意なのです！）ﾄﾞｬｯ

提督「私室で食べるよ、時雨たちも一緒にどうだ？」

時雨「もちろんご一緒させてもらうよ」ﾆｺ

夕立「ぽい！」ﾎﾟｲﾎﾟｲ

提督「じゃあ行くか！」

提督の私室

提督「何か食べたいものはある？」

時雨「何でもいいよ」

提督「じゃあ何か作ってくるよ、夕立もそれでいいか？」

夕立「ぽい！」

・

・

・

提督「できたぞー」

時雨「いただきます」ﾊﾟｸｯ

夕立「ぽい！」ﾊﾟｸｯ

時雨「今日もおいしい...」

夕立「ぽい〜♪」ﾊﾟｸﾊﾟｸｯ

提督「...？時雨どうかしたのか？」

時雨「なんにもないよ」

提督「あ、うん」

夕立「ぽい！」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

提督「夕立、お前がっつきすぎて口の周りに普通じゃ考えられないくらいご飯粒ついてるぞ」っﾊﾝｶﾁ

提督「ほら」ﾌｷﾌｷ

夕立「ぽい！」ｸﾁﾌｶﾚ

時雨（...この2人ほんとに兄妹みたい...）

1530

提督「終わった〜！」

提督（その日の書類の量によって勤務時間は変わってくる）

提督（今日はあんまり多くなかったからわりかし早く終わった）

時雨「お疲れ様」

夕立「Zzz...」Zzz...

提督「ほら夕立、部屋に戻れ」ﾕｻﾕｻ

夕立「ん...ぽい〜...」ｱｸﾋﾞ

時雨「じゃあ僕達はいくね、ほら行くよ夕立」

夕立「ぽい〜...」

ﾎﾗﾁｬﾝﾄｱﾙｲﾃ

ﾎﾟｲ〜...

提督（大規模作戦が終わったばかりとあって小規模なうちの鎮守府にまわってくる書類は少ない）

提督（最近はあまり出撃もしてないし俺も艦娘も自由の時間が多い）

提督（夕食まで時間もあるし寝るか...）

提督（Zzz...）

1830

提督「・・・」

夕立「ぽい〜...」Zzz

時雨「Zzz...」Zzz

提督「なにがあった」

1900

提督(なんで時雨と夕立は俺の布団にいたんだ...)

提督「なあ時雨、なんで俺のふと「夜ご飯はどうしようか」あの「食堂に行く？」時雨「僕が作ろうか」あ、うん」

夕立「ぽい〜♪」

提督(俺の扱いひどくない...？)

時雨「じゃあ僕が作るね」

提督「じゃあ頼むよ」

時雨「うん、任されたよ。少し待っててね」

・

・

・

時雨「お待たせ」

提督「おおきたきた」

夕立「ぽい〜！」

時雨「さあ食べようか」

提督「いただきます」ﾊﾟｸ

夕立「ぽい！」ﾊﾟｸ

時雨「めしあがれ」ﾆｺ

提督「時雨よ、お主腕を上げたな...」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

夕立「ぽい〜♪」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

時雨「ありがとう」ﾆｺ

提督「今度一緒に作ってみるか」

時雨「ほんと？是非お願いするよ」

提督「ああ、楽しみにしてるよ」

夕立「ぽい〜...」

提督「夕立も一緒にな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

夕立「ぽい！ぽい〜♪」

2300

私室

夕立「ぽい〜…zzz…」

提督「眠そうだな夕立よ」

時雨「そろそろ寝ようか」

提督「うん、ところでここにある枕たちは何かな？」

時雨「え？」ｷｮﾄﾝ

提督「なに首傾げてんすか可愛いっすね」

時雨「じゃあおやすみ」

提督「ちょっと待ちなさいな、なに当然のように僕の部屋で寝ようとしてるのかな？」

時雨「提督、僕は眠いんだ」

提督「うん、じゃあ自室に帰ろうか」

時雨「バイバイ提督」

提督「いや何で俺がいくねん」

時雨「Zzz…」

提督「いや寝るな寝るな」ﾍﾟｼﾍﾟｼ

時雨「めんどくさいよー…」

提督「ほら帰れ帰れ」

時雨「むー…わかったよ…ほら行くよ夕立」

夕立「ぽい〜…」

提督「じゃな〜」ﾉｼ

0700

ゆうしぐ「Zzz…」

提督「なんでやねん」

これにてプロローグ？は終わりです。

これからは小ネタを投稿して行きます。

[]←これで一つのお話と考えてください