千歌「A-RISE負けちゃった」
スクフェスの次のイベントAqoursの千歌、梨子みたいですね!
ってことで書きます
まだAqoursのメンバー詳しくないのでクオリティは察してください
μ'sとかと絡みます クロスオーバーになるのかな?
設定は千歌中3 穂乃果高2でスタートです
ラブライブ東京地区予選中継「東京地区予選を制したのは、μ'sです!」
千歌「A-RISE負けちゃったの!?ラブライブ観に行こうと思ってたけど知らないグループみてもなぁ」
千歌(でも東京には行きたいし…)
千歌ママ「千歌、A-RISE負けてしまいましたよ?これではわざわざ東京に行く必要もありませんね。なので旅館の手伝いを…」
千歌「そ、そんなぁ」
千歌ママ「ですが、千歌の観たいといっていたA-RISEは…」
千歌(このままじゃ私の東京見物が…なにか適当な理由は…)
「それではμ'sのリーダー、高坂穂乃果さん、ラブライブへの意気込みをお願いします」
穂乃果「今日、この予選に勝てたのは夢かもしれない、偶然かもしれない、奇跡かもしれない。でも、私のスクールアイドルへの想いは、μ'sのスクールアイドルへの想いは本物です。ラブライブ本番も私たちの本物の想いが届くように精一杯歌います。応援よろしくお願いします!」
千歌(これだ!)
千歌「そう!この人!私μ'sの高坂穂乃果さんを生で見たいの!」
千歌ママ「そうですか…なら仕方ないですね。そういえば、千歌の小さいころの夢はアイドルでしたね。今でもその夢を叶えたいと思うなら、間近で見て、たくさん学んできなさい」
千歌「う、うん」
千歌(アイドルは私の夢、か。いつからだったかな、そんな夢叶いっこないって思ったのは……)
数日後
μ'sについて調べる
千歌「ええぇ!!!結成してから1年も経ってないの!?そんなグループがなんで……」
千歌「確かリーダーの高坂穂乃果さんは和菓子屋の娘、決めた!前日に東京に行ってその和菓子屋を訪ねてみよう」
千歌「他のメンバーは…あ、この金髪の人美人だなぁ、賢い大人の雰囲気が出てる気がする」
千歌「う~ん、μ'sのメンバーはみんな個性的で、魅力的な人達しかいないんだなぁ」
千歌(やっぱり私にアイドルは無理なのかなぁ)
前日
千歌「じゃあ行ってくるね!」
千歌ママ「わざわざ前日から行かなくてもすぐ着きますよ?」
千歌「やりたいことがあるの、だから前日から行くの!」
千歌ママ「そう、気をつけてくださいね」
千歌「うん」
東京
千歌「着いたー!」
千歌「広ーい、やっぱり都会はすごいなぁ」
千歌「えぇっと、ホテルはどこだっけ…って携帯がない!?」
千歌「そういえば移動中一回も携帯にさわってなかったっけ」
千歌「あ!部屋で充電したまま忘れてた……」
千歌「交番で聞けばホテルの場所調べてくれるかな……」
千歌「交番交番っと…」ウロウロ
???「あの…なにかお困りですか?」
千歌「私ですか?……えっと、ホテルまでの行き方と、和菓子屋穂むらの行き方とあt…」
???「穂むらなら近所なので案内しましょうか?」
千歌「えっ!本当!じゃあしゅっぱーつ!」ガシッ
???「え?ちょっ、そんな引きずらないで…」ズルズル
穂むらの前
千歌「やっと着いたよぉ」
???「それはあなたが人の話を聞かないで逆方向に向かうから…」
千歌「まあそんな話は置いといて、お店に入ろうよ!」
???「……」
千歌「あれ、どうしたの?もしかして私のせいで時間かかったの怒ってるの?だったらごめんね」
???「いや、別にそういうわけじゃなくて…」
千歌「あ!そういえば名前聞いてなかったね、私は高海千歌、あなたは?」
ガラガラ(店の中から同年代の女の子が出てくる)
女の子「……梨子」ケワシイ表情
梨子?「ぁ……」目をそらす
千歌「えっと…梨子ちゃん?」
梨子「私用事思い出した。高海さん、今度は迷子にならないでくださいね。それでは」ダッ
千歌「走って行っちゃった…」
女の子「なんかごめんなさい、変な空気になっちゃって。とりあえず入ります?」
千歌「は、はい」
千歌(梨子ちゃんのお友達…なのかな?)
女の子「こっちです」
千歌「え、でもそっちは家じゃ…」
女の子「大丈夫ですよ、私の家ですから」
千歌「ぅえええ!!!てことはあの高坂穂乃果さんの妹さん!?」
雪穂「はい、高坂穂乃果の妹の雪穂です」
千歌「ぎゅってしていい?ぎゅーって」
雪穂「ぎゅって、抱き着くってことですか?」
千歌「そうそう!」
雪穂「別にいいですけど、どうして……ひゃぁ!」ムギュー
千歌「えへへー」ムギュー
雪穂「えっと…あははぁ」ムギュー
千歌「むふぅー」ムギュー
雪穂(これいつまで続くの…?)
千歌「んー、アイドルパワー充電完了!」
雪穂「アイドルパワー?」
千歌「そう!なんかすっごいやつ!」
雪穂「なんかすごいやつって…でも私からアイドルパワーなんて充電できないと思うけど、私は普通の学生だし…」
千歌「そうなの?てっきり姉妹そろってスクールアイドルなのかと思っちゃった、雪穂ちゃんかわいいし!」
雪穂「あはは、そんなことないよ」
雪穂「そういえば梨子に案内してもらってたみたいだけど、千歌はどうして穂むらに?」
千歌「高坂穂乃果さんの家って知ってアイドルパワーを分けてもらおうかと思って静岡から来ました!」
雪穂「そうなんだ、でもお姉ちゃん明日のラブライブに向けて最後の練習してるから何時に帰ってくるかわからないんだよね、せっかく来たのにごめんね」
千歌「いや、そうなるのはわかってたの。ただ、あんなに輝いてるスクールアイドルに少しでも近づきたくて」
雪穂「千歌もスクールアイドル目指してるの?」
千歌「目指してるっていうか、憧れ?ていうか”も”ってことは雪穂ちゃんはスクールアイドル目指してるんだ?」
雪穂「まあそうなるかなぁ」
ガラガラ(金髪の女の子が部屋へ)
亜里沙「雪穂ー!おっそーい!」
雪穂「ごめーん、ちょっと梨子が連れてきた…あ」
亜里沙「梨子?もしかして仲直りしたの!?」
雪穂「いや、たまたま店の前で会っただけで、梨子は走って逃げちゃうし」
亜里沙「たまたまで店の前までくると思う?」
千歌(そういえば穂むらなら案内するって言ってたっけ。それってつまり、雪穂ちゃんに会うきっかけが欲しかったってことだよね?)
雪穂「あーもうやめやめ、亜里沙の家行こう!」
千歌「じゃあ私もホテルに向かうね」
雪穂「なんか最後まで変な空気でごめんね」
千歌「大丈夫、アイドルパワーももらったしね!じゃあバイバイ」
雪穂「バイバイ、暇なときのにまたうちに顔出してねー」
亜里沙「パカー」
千歌「バカ?」
雪穂「亜里沙はロシアでの生活が長いから時々ロシア語が混ざるの、今のはじゃあねって感じの意味かな」
亜里沙「ハルァショー」
千歌「もしかして、亜里沙ちゃんスクールアイドル?」
千歌(なんかキャラ濃いしかわいいし)
亜里沙「亜里沙はまだ目指してる途中、雪穂と梨子と三人でやりたいなぁって」
亜里沙「ね?雪穂!」
雪穂「できるかなぁ」
亜里沙「出来るよ!がんばろう?」
千歌「私も応援してるね」
雪穂「…そうだね、じゃあ千歌、次会うときはラブライブの舞台だよ!」
千歌「ふぇ?が、がんばるね」
三人「「「バイバーイ」」」
ホテル 夜
千歌「ラブライブの舞台かー、私が…スクールアイドル」
千歌「ダメだー!まったく想像出来ないや」
千歌「それにしても梨子ちゃんと雪穂ちゃんはなんで喧嘩なんてしてるのかなぁ」
千歌「気になる!けどわかんない!」
千歌「とりあえずみかん食べて寝よう!」
桜内梨子宅 夜
梨子「雪穂…」
梨子「私が悪い……よね」
梨子「高海さんには悪いことしちゃったなぁ。案内なんて雪穂の家に行くただの口実だったのに。結局顔見た瞬間逃げちゃったし」
梨子「あぁ、本当に私って他人に迷惑かけてばかり」
梨子「雪穂、やっぱり無理だよ、私には…」
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