2016-08-29 20:41:34 更新

概要

鎮守府は雨では流せない


前書き

チマチマ更新していきます

至らない点も多いと思います。
ご感想、リクエストなどいただけましたら幸いでございます


舞風「〜♪」


舞風「ここで回って……ターン!」


舞風「のわき〜元気ぃ?」


舞風「返事ないなぁ」


舞風「ま、いっか!」


舞風「〜♪」


天龍「オイ」ガチャッ


舞風「んー?」


天龍「うるせえ」


舞風「踊ってるからね!」


天龍「踊ってんのか」


舞風「見たらわかるでしょ」


天龍「どうだろうな」


舞風「センスないんじゃなーい?」


天龍「かもな」


舞風「じゃ、我慢して」


天龍「1日中やられたらたまんねぇわ」


舞風「無理」


天龍「はぁ…せめてタオルでも敷いてくれ」


舞風「踊ってるから」


天龍「少し手を止めてだな」


舞風「無理」


天龍「んじゃもう少し大人しくしてくれ」


舞風「考えとく!」


天龍「……んじゃ帰るから」


舞風「あいー」




天龍「はぁ…ただいま」


龍田「おかえりなさい。ダメだったの?」


天龍「無理だわ」


龍田「両手足切り落としちゃえば良いのに」


天龍「あそこの姉妹が黙ってないだろ」


龍田「騒げる子がいたらねぇ〜」


天龍「まぁな…」


龍田「天龍ちゃんリモコン取って」


天龍「おめぇの枕元だわ」


龍田「探しても無いのよ」


天龍「俺には見えてるけどな」


龍田「いじわる」


天龍「悪かったって泣くなよ」


龍田「泣けないわよ」


天龍「ははっ、冗談キツいぜ」


龍田「こっちの台詞なんだけどぉ?」


天龍「ほれ、これで良いだろ」


龍田「ん……」


天龍「……」


龍田「……」


天龍「……」


龍田「ねぇ、今何やってる?」


天龍「テレビ眺めてる」


龍田「そのテレビよ」


天龍「こっちが聞きたい」


龍田「好きなのつけて」


天龍「いつもので良いか?」


龍田「うん」


天龍「……」


龍田「……」


天龍「煙草買ってくる」


龍田「もう無かった?」


天龍「さっき無くなった」


龍田「いってらっしゃい」


天龍「ん」




天龍「……」


木曽「よう」


天龍「扉の前に立つな」


木曽「来たら開くとは偶然だな」


天龍「だな」


木曽「煙草か?」


天龍「そうだな」


木曽「付き合うぞ」


天龍「一緒にタバコ買いにな」


木曽「……そうだな」


天龍「一本くれよ」


木曽「歩き煙草は行儀が悪いぞ」


天龍「いつもの事だろ」


木曽「あいよ」


天龍「すまんな」カチッ


天龍「あぁ……沁みる」


木曽「あの引きこもりの世話も疲れるだろ」


天龍「口が過ぎる」


木曽「実際世話ってのは疲れるだろ」


天龍「まだ頭がまともなだけ可愛い」


木曽「可愛い……?」


天龍「可愛げがあるってことだ。さーて、買いますかね」




木曽「座って一服して行こうぜ」


天龍「良いけど急げよ?」


木曽「あとどれぐらいだ」


天龍「知ってるくせに…24分だ」


木曽「十分だ」


天龍「不知火いるのか」


木曽「陽炎とお話中みたいだな」


天龍「陽炎ねぇ…」


木曽「陽炎だな」


天龍「陽炎って良い名前だよな」


木曽「誰が言ったか知らんがな」


天龍「不知火が言ったんだろ」


木曽「そうなのか?」


天龍「知らんけど」


木曽「適当すぎる」


天龍「その辺割とどうでもいいからな」


木曽「まぁな」


天龍「気になるなら不知火に聞いてみな」


木曽「やだよ」


天龍「怖いのか?」


木曽「怖いに決まってんだろ」


天龍「俺も怖い」


木曽「あ、そろそろ時間だろ」


天龍「そうか…じゃあな」


木曽「またな」




木曽「さて、俺も部屋に……ん?」


朝潮「木曽さん」


木曽「やべ」


朝潮「木曽さん、何か朝潮に命令はございますでしょうか」


木曽「今は無いぞ」


朝潮「何か朝潮に命令はございますでしょうか」


木曽「あー……」


朝潮「何か朝潮に命令はございますでしょうか」


木曽「何か命令しなきゃだめか?」


朝潮「何か朝潮に命令はございますでしょうか」


木曽「チョット待ってくれ」


朝潮「はい!」


木曽「……」


朝潮「……」


木曽「……」


朝潮「……」


木曽「体が冷えた、暖かいココアを入れてくれ」


朝潮「どれぐらいでしょう」


木曽「2人分、マグカップ2つで」


朝潮「はい!で、温度はどれぐらいでしょう」


木曽「普通」


朝潮「普通とは」


木曽「やかんで沸かしてそのまま」


朝潮「濃さはどれほどに」


木曽「ココアの箱に書いてあ……スプーン一杯でいい」


朝潮「どのスプーンでしょう」


木曽「朝潮がヨーグルト食べてるやつで良いぞ」


朝潮「はい、少々お待ち下さい!」


木曽「はぁ……めんどくせぇ」


木曽「……」


木曽「キッチンが騒がしいけど無視してぇ……」




朝潮「こ、ココア……ココア……」


卯月「何してるぴょん?」


朝潮「ココアを入れなければなりません」


卯月「ココア?」


朝潮「はい」


卯月「ぷぷーっ!さっきうーちゃんが飲んだので最後だぴょーん!残念だったにー」


朝潮「ココアを入れなければなりません」


卯月「ん?だからさっきうーちゃんが……」


朝潮「ココアを入れなければなりません」


卯月「いや、その」


朝潮「ココアを入れなければ…」


卯月「だーかーらー、もうココアはうーちゃんのお腹の中だって言ってるぴょん」


朝潮「では出してください」


卯月「は…?何言ってるぴょん」


朝潮「命令を下さった方を待たせるわけにはいきません」


卯月「め、命令?誰が朝潮に!」


朝潮「作戦は漏洩されるべきではありません」


卯月「に、逃げっ……」


朝潮「待って下さい。朝潮はココアを入れなければなりません」


卯月「ひぃぃぃい!」




朝潮「お待たせしましました」


木曽「……なんだこれ」


朝潮「ココアです」


木曽「……」


朝潮「お気に召しませんでしたか?」


木曽「いや良い……ほら、お前も飲め」


朝潮「いえそんな」


木曽「仕事をしたら報酬が貰えるのは当然だ」


朝潮「それは命令でしょうか」


木曽「命令だ」


朝潮「ではいただきます」


木曽「俺は部屋戻るから洗い物頼んだぞ」


朝潮「飲まれないのですか?」


木曽「どうも気分が悪い」


朝潮「そうですか…」


木曽「捨てといてくれ」


朝潮「分かりました」





卯月「うげぇ……酷い目にあったぴょん」


卯月「大体、何でうーちゃんがこんな目に合わなきゃいけないの……」


卯月「うーちゃんは皆んなから愛されてるのに」


卯月「みんなうーちゃんが大好き」


卯月「うーちゃん可愛い」


卯月「うーちゃん可愛い」


卯月「うーちゃん大好き」


卯月「さっきのは事故だぴょん」


卯月「朝潮は誰だかの命令があったから仕方なくあんなことしたんだ……」


卯月「大体、言われたら糞を垂れ流そうが意識を飛ばすまで立ち続ける壊れた奴に命令したやつが悪いぴょん」


卯月「みんなうーちゃんが大好き、みんなうーちゃんが大好き、みんなうーちゃんが大好き、みんなうーちゃんが大好き、みんなうーちゃんが大好き、みんなうーちゃんが大好き、みんなうーちゃんが大好き、みんなうーちゃんが大好き…………」


望月「お、卯月じゃん」


卯月「え」


望月「廊下にしゃがんでちゃ危ないぞー」


卯月「ぷっ……ぷっぷー!誰か来たら脅かそうとしてたのにバレたらしょーがないぴょん!よく見破った!」


望月「何言ってんだよ……」


卯月「じゃ、うーちゃんたいさー……」


望月「待って」


卯月「え、えぇ〜……うーちゃん急いでて」


望月「弥生が卯月の事心配してる」


弥生「……」


卯月「いや、うーちゃんよく分かんないぴょん」


望月「大丈夫、今日は弥生も機嫌が良いみたいだし」


弥生「……」


卯月「いや」


望月「あんまそういう事やってると弥生も怒るよ?」


卯月「怒るとか以前に弥生が…」


望月「あん?」


卯月「うーちゃん急いでるから行くぴょん!弥生ありがとー!」


望月「はぁ……」


望月「弥生も何であんな面倒なのに絡むのさ」


弥生「……」


望月「よくわかんねー」


弥生「……」


望月「んあ?私はどうでも良いんだよ」


弥生「……」


望月「ったく……さっさと中庭行くよ。今日は天気が良いんでしょ」


弥生「……」


望月「あ?行きたいって言い出したのは弥生だろ……」


弥生「……」


望月「わーったよ。ほら行こう」




望月「……また人と会った」


夕張「お、望月と弥生じゃん」


弥生「……」


望月「急いでどうしたのってさ」


夕張「いや、明石見なかった?」


望月「見てないなぁ」


夕張「そっか……」


弥生「……」


望月「で、どうしたんだ」


夕張「また治してもらわなきゃ」


望月「腕かぁ?」


夕張「今日はどうも肩の辺りで」


弥生「……」


望月「段々上がってきてない?って」


夕張「さみちゃんにも言われた」


望月「あの人どうせ部屋にいるでしょ」


夕張「ん、急いで行ってくる!」


望月「んー」


弥生「……」


望月「そうだな、難儀な体だよ」




夕張「明石!」


明石「うるさいですよ」


夕張「また……まただ!」


明石「今度はどの辺」


夕張「上腕部から肩にかけて」


明石「どんな感じ」


夕張「時計みたいな音がする」


明石「油でも刺しとく?」


夕張「私は人間だ!」


明石「でしょうねぇ」


夕張「このままじゃ時計になっちゃう!」


明石「何言ってんのよ…今回どこまできたんです?」


夕張「右前腕と左の肩まで!治して!速く明石なんとかして!」


明石「まぁ、落ち着いてくださいよ」


夕張「落ち着けない!感覚がない!私が私じゃない!私は私は私は私は」


明石「あんまり騒ぐと腕切り落としますよ」


夕張「……っ!」


明石「昨日何した」


夕張「1日部屋でさみちゃんと」


明石「何してた」


夕張「エッチ」


明石「どんな」


夕張「そんなことまで」


明石「良いから」


夕張「特に辺なことはしてないし、普通に」


明石「玩具は」


夕張「あっ……」


明石「使ったんですね。何を」


夕張「……」


明石「電動のやつ?」


夕張「……」


明石「使うなって言わなかった?」


夕張「いや、その……」


明石「治療無し、暫く薬飲んでて下さいね」


夕張「そんな、これ放って置かれても!」


明石「薬で治るでしょう」


夕張「いや、そんな…」


明石「いいから」




明石「私は別にお医者さんじゃないんですけどね」


大淀「カウンセラーでもないですよね?」


明石「機械弄りが好きなだけ」


大淀「機械弄りだけ?」


明石「機械が好き」


大淀「私は?」


明石「よども好き」


大淀「で、これは何?」


明石「私、マーボーカレーって好きなんです」


大淀「私は?」


明石「麻婆」


大淀「機械は」


明石「カレー」


大淀「どうしてくれんの?」


明石「あんまり怒らないんですね」


大淀「3本目は流石に」


明石「濡れてきたんですけど」


大淀「お断りします」


明石「こんな理想の彼氏いないですよ」


大淀「女ですよ」


明石「この際関係ないですよ」


大淀「てか、こうなると動きにくいんですけど」


明石「良いじゃないですか、私がやりますよ」


大淀「やるにしても服脱がせて下さいよ」


明石「あれ、これどうすれば……」


大淀「ちょっと」


明石「あっ…」


大淀「ちょっと、破かないで下さいよ!」


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2019-02-24 23:17:09

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2016-09-03 21:53:26

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