八幡「俺と」凛「私の」八幡&凛「最高の夏」
思いつきで書きました。他の作品とダブってる部分ありましたらすいません。
「ねぇヒッキー」
時は放課後、由比ヶ浜が話しかけてくる。大体予想は付くが
「どうした」
「一緒に部活行こ?」
やっぱり・・・しかし
「すまん。平塚先生に呼び出しをくらってる」
俺は今日出した作文がまずかったらしく呼び出しを食らった。
「えぇーー。じゃあゆきのんにも言っとくね!」
「おう、すまんな」
雪ノ下の連絡先は知らないから助かる
「あと、ヒッキー」
俺は職員室に行こうと立ち上がる
「どした?」
「サボっちゃダメだよ」
「わーってるよ」
サボれるわけないだろ。平塚先生のところに行くのに・・・
俺は教室を出た。そして職員室に向かう。
しかし、その途中の廊下、俺は戸塚を見たくなりグラウンドへ目を移した。
戸塚、走ってる姿も可愛いな。とか思いながら眺めていた。
だが、ふと俺は校門に目を止めた。
誰かいるな
しかし、ここから校門までは少し遠く、また夕方の太陽が西から照らしていることもあり、誰かわからない。
どっかで見た雰囲気だな。そんなことを思案していると。
ボコッ
殴られました。
「比企谷、私が呼び出してるのになにグラウンドを眺めてるんだ。」
「いえ、戸塚を眺めていただけです」
「それがいかんと言うとるのだ。あと。比企谷、やめた方がいいぞ」
先生、教師なのにそんな目をしないでください。雪の下みたいな目をしてますよ。
なお悪いのは俺
「さぁ、早く職員室へ来い。ここは日差しがきつくて若い肌には大敵だ若い肌には」
「それってシミ・・・なんでも無いです。拳を下ろしてください」
平塚先生は拳を握っていた
「まったく、言っていい冗談と悪い冗談くらいわきまえろ」
あんたの若い肌ってのはどっちの冗談なんだよ・・・
俺は平塚先生に付いて、職員室に入った。
「で、先生作文のどこが悪かったんすか?」
要件は知っていたので、俺は単刀直入に聞く
「比企谷、さっきも言ったが人間言っていい冗談と悪い冗談がある」
「そうっすね」
「それなのになんだ、君の作文は、悪い冗談ばかりじゃないか」
「は?」
なにを言ってるんですか?先生・・・
「今までボッチを自称してきた君が、夏の思い出という作文で、どうして女の子と遊んでる文を書いたんだ」
あぁーその事ですか、これには日本海溝より深い訳が・・・
「って、それ事実です」
「は?」
平塚先生の目が丸くなる
「いや、それ事実です。」
「そ、そんなはずないだろ」
先生、明らかに動揺しすぎだろ
「き、君が過去の夏に女子と過ごしただと・・・」
いや、酷くないすか?たぶん逆の立場なら同じこと言うけど
ふと職員室のテレビを見るとそこには1人のアイドルが映っていた。
渋谷凛
この作文は彼女と過ごした短い夏のことを書いた。名前は伏せたが
平塚先生は信用していない、
と言うかたぶん俺の知り合い全員に聞いても信じないだろう。え?まず知り合いがいない?そこ、黙れ
これは俺が過ごしたある夏の話である。今思えば、今まで過してきた夏の楽しい思い出であった。
中2になった頃、俺は小学校の頃から続いていたイジメに苦しめられていた。
しかし、親に心配をかけるべきではないと、俺は毎日嫌々ながら学校に通った。
「おい、比企谷お前また体育倉庫の石灰をばらまいたな」
「俺じゃないっすよ」
まただ、ここのところイジメがエスカレートしている気がする。
「嘘をつけ、比企谷がやったとクラスの全員が証言してるんだ」
これもいつものこと
「先生、でも、俺はそんなことしてな・・・」
「あーもう、わかったわかった。次からはするなよ」
誰も信用出来なかった。
最初の頃は悔しくて泣いていた時期もあった。
しかし、もう涙もでない
俺は諦めてしまったのだ。この世の中に
いつも1人の下校。今日は靴の紐が切られていたために自転車に乗れなかった。
「ねぇ、あんた靴どうしたの?」
ふと声がした。気づけば河川敷に1人の女の子が立っていた。
「 別に」
俺は素っ気なく答えた。
「別にって、普通そんな切れ方しないよ?」
彼女は質問を続ける
「しらねぇよ。下駄箱見たらこうなってたんだ」
「それって・・・」
彼女は察したようだ
「あぁそうだよ。俺はいじめられてるんだ。クラスのやつ全員にな。」
ヤケになって言っちまった。
「そう、なんだ」
そこに写ったのは同情の目だった。
「別に俺は気にしてねぇよ。俺は命さえあればいいからな」
「あんた強いんだね」
「あぁ、メンタルには自信がある」
ホントは精神的に限界が来てるのだが
「それにしては疲れた顔してるよ?特に目とか」
「目は元々だ」
ひでぇー事言いやがるな。こいつ
その時、彼女の携帯からブザー音が聞こえた
「あ、そろそろ時間だ。」
彼女は焦った表情をして道に出る
「なんだ?、習い事か?」
「ま、そんなとこかな」
彼女は意味深げに微笑む
「私、渋谷凛」
「え?」
「私の名前だよ」
「なんで俺に?」
「また会う気がしたから」
なんだよそれ
「あんたの名前は?」
「俺も言うのかよ」
「当たり前でしょ」
会うわけねぇだろ
今日たまたまこの道通ったんだがら
・・・でもまぁ、名前くらいはいいか
「比企谷八幡」
「え?」
「なんだよ、名乗ったじゃないか」
「なんか変な名前」
彼女がまた微笑む
「うるせぇな」
ほんと失礼なやつだなこいつ
「じゃあ、私行くね」
「お、おう」
いや、知らねぇしそんなこと
「またね八幡」
そう言って彼女は走っていった。
って今呼び捨てしたよなあいつ・・・
俺は何も無かったことにして帰路についた。
ゴツン
また殴られました。
「比企谷、人の話を聞け?」
「すいません」
「つまり、君はこの作文が事実と言いたいわけだな」
「まぁ、はい。」
「では、証拠を示してくれ」
「は?」
何言ってんのこの先生・・・たかが作文だろ?
「だから証拠を示せと言ってるのだ」
「訳わかんないすよ・・・」
「なら、これは嘘なのか?」
「嘘じゃないですが」
てかこれあれじゃね?先生が信じたく無いだけじゃね?
「なら証拠を・・・」
「分かりましたよ、証拠ですよね?証拠を示せばいいんですよね?」
「あぁそうだ」
何ニコニコしてんすかこの人
「では、比企谷よろしく頼むぞ。」
「は、はぁ」
そう言って職員室を閉め出された。
いや訳わかんねぇよ。
そう言いつつ俺は部活に向かう
ガラガラガラ
「うっす」
「あ、ヒッキー!」
「あら、来たのね嘘谷くん」
「は?嘘谷?」
なんで来て早々嘘つき呼ばわりされなきゃならないんだ
「はぁ、あなた気づかなかったの?私、部室の鍵を取りに職員室へ行ったのよ?」
「おま、あれ盗み聞きしたのか?」
「別に盗み聞きなんてしてないわ。あなたが嘘をついてるということが先生との会話でわかっただけよ」
「だからあれは嘘じゃねぇから。」
「ねぇ、ゆきのん何の話?」
何も知らない由比ヶ浜は1人だけ置いてきぼりにされて半泣きだった
「比企谷くんが過去の夏休みに女の子と遊んだことがあるという嘘話よ」
「だから嘘「えぇーー!!」」
「うるせぇな」
由比ヶ浜は固まってしまった
「由比ヶ浜さん大丈夫かしら?」
「由比ヶ浜どうしたんだー」
「ひ、ヒッキーに彼女」
「彼女じゃねーよ」
なんて勘違いしやがるんだこいつ・・・
「そうね、この話自体が嘘だものね」
だからなんでそんなに嘘にしたがるんだよ。
「まぁ、いい、信じるのも信じないのも勝手だ。」
俺はそう思いつつ、平塚先生への、証拠をどうしようか考えていた。
そして、何事もなく夏休みに入ろうとしてた。
「あと数日で夏休みか」
俺は公園でマッ缶を飲みながらつぶやく
「あれ、今日は靴紐切れてないんだ」
後ろから声がする
「久しぶりだね」
「そうだな」
俺は今焦っていた・・・コイツの名前思い出せねぇ
「ねぇ。八幡」
「なんだ」
「夏休みって暇?」
「は?」
「夏休みだよ。夏休み」
いやそれは知ってるんだが・・・今なんと?
「それがどしたんだ」
「私、暇だからさ、八幡もどうかな?」
話が突飛すぎてついていけないんですが・・・
だってほぼ初対面みたいなもんだろこれ・・・そんな奴に夏休み暇?なんて小学生じゃあるまいし・・・
「なんでオレなんだよ」
俺は疑問をぶつける
「え?なんか暇そうだから?」
「訳わかんねぇよ」
おれ、夏休み引き篭る予定なんだが
「じゃーさ。まず連絡先交換しよ?」
そう言って彼女は携帯を取り出す。
「いや、まてまて、なんでお前と連絡先を交換しなければならないんだ」
「え?なんとなく?」
いや、まじで訳わかんねぇよ。
「かってにしろ」
そう言って携帯を投げ渡す
「え?」
彼女は驚いた表情をした。
「どうしたんだ」
「どうしたって・・・個人情報とかいいの?」
「友達いねぇから別にいいんだよ」
「ふーん」
そう言って彼女は電話番号を打ち込んだ。
「はいできた」
携帯が帰ってくる。
そこには家族以外の初めての連絡先
「凛」この一文字が書かれていた
「じゃあ私行くね」
彼女は立ち上がる
「そうか」
「またね八幡」
「おう」
おうって俺またこいつと会うのかよ・・・
そう思いつつ俺も公園を後にした。
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「ねぇねぇヒッキー!この渋谷凛って子どう思う?」
「誰だそいつ」
いや、まぁ知り合いですけど
敢えて知らないふり
ゴミ山とガハマアンチで制裁ないなら他作品パクリのゴミ確定だから書かなくていいよw
何のパクリ?
八幡豚ってみんな似たようなのしか書かないよな、パクリ言われても仕方ない
八凛なら奉仕部アンチにしろ
奉仕部アンチじゃないならパクリ
別に奉仕部アンチにしなくてもいいだろ?
パクリと言われても仕方ないけど
作品の内容的に似ている作品が多いと言うだけでって言うか他のssの内容も大体どこも同じようなもんだよ
この作品にコメントしてる人常識がない
ほんとそれな
普通に読めるわ
だいたいどのラノベにも似たような描写とかあんだから別にいんだよ
どちらかと言うとアンチある方がパクリなんじゃボソ
でもお前らなろう系のラノベ買うじゃん。
そういことやで
パクリパクリ言ってるお前らは最初にパクリを使い出した奴のパクリなんだろ?