ユーリ「本当にそんな格好で遊びに行くの?」
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アカデミア ユーリ部屋
セレナ「ああ! 何か文句あるか!!」イライラ
ユーリ「文句っていうより……キミ本当に『女性』という自覚ある?」
セレナ「??? なんだそれは!! わざわざ遊びに来てやったのにその態度は無礼だぞ貴様!」
ユーリ「別に頼んでないし…まあいいや…明日なんでしょ?遊びに行くの。」
セレナ「それがどうした!!」
ユーリ「なら翌朝、出発前にまたここに来なよ」
セレナ「なに!?」
ユーリ「まあ折角来てもらったんだ お礼に僕が直々にキミを手直ししてあげるよ」
翌朝
セレナ「来てやったぞ! さっさと準備しろ!」
ユーリ「やれやれ…まずはその生意気な口振りを直してやりたいけど…時間ないしまた別の機会でいっか♪ それじゃ早速……座りなよ。」
セレナ「何故だ!私に一体何をするつもりだ!」バタバタ
ユーリ「何その薄い本御用達みたいなセリフ……『メイク』だよ『メイク』」
セレナ「メイク?(聞かない名前だな)」
作業中
ユーリ「ファンデーションと化粧水は少しふんだんに浸けておいたけどキミの肌質だと問題なさそうだね。……あ もう終わったよ。」
セレナ「(何を言ってるかさっぱりわからん)」
ユーリ「さて…次は『服装』だね。」
セレナ「これだとなにか問題あるのか?」
ユーリ「………キミ 『清潔感』って言葉知らないでしょ?……まあいいや はい、これ着てみて?」
セレナ「うーん……なんか動きづらいし強さが感じられんぞ」
ユーリ「それでいいんだよ♡ ああ、次はこれ……。」
数分後
ユーリ「はい! これで終わり じゃあ楽しんできてね。」ニコニコ
セレナ「ああ…世話になったな!!」バタン
ユーリ「…………疲れた」ハァァァ
集合場所
遊矢「……あと来てないのはセレナだけか。」
セレナ「すまん!待たせた!」バタバタ
柚子「あ! 来たわね! セレ……ナ?」ガタッ
遊矢「君………セレナだよ……ね?」ブルブル
セレナ「何を言っている! 他に誰だと言うのだ!!」キラキラキラ☆☆☆
瑠璃「……き…綺麗……!」ウットリ
リン「あ……あんた!? 一体何やったのよ!!?」
沢渡「(……やべぇ!! なんだあの天使!)」
ユート・ユーゴ・素良・黒咲「(これがあのセレナか?)」
セレナ「???お前達 何を驚いてるんだ! 私はユーリの奴に『けしょう』とやらをされてこの服装を勧められただけだぞ?」
柚子「ユーリに!?」
瑠璃「嘘でしょ? 化粧でこんなに変わるものなの!!?」
リン「凄い腕してるわ! 私達もやってもらえないかしら?」キャーッ
セレナ「あ……ああ 頼んでみる……」
遊矢「……女子達はあんな感じで盛り上がってるし……俺達だけで遊びに行こっか…」
一同『「その方が良さそうだな」』
ユーリ「………もうセレナのメイクなんてこりごりだよ……」
〈完〉
読んでいただきありがとうございました。
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