双葉杏「…zzz」 波平P「いつまで寝とるんだ!!起きんか!!」
もしも346プロダクションのPが磯野波平だったら(cv:永井一郎)
初SSです。
よろしくお願いします。
朝
杏「んー…zzz」
波平P「杏!!起きんか!!」
杏「ん…?プロデューサー今日の営業は終わったの?お疲れ〜…」
波平P「なぁにを寝ぼけとるんだ!!これから会社に行くんだ!!」
杏「んじゃ何で杏の家に来たのー?」
波平P「お前がここ最近、いつまで経っても事務所に来ないからわざわざ迎えに来たんだ!!」
杏「あー…でも杏は今働きたくない気分なんだ〜」
波平P「バカもん!!アイドルに所属してるからにはきちんと出勤、遅刻せずに来んか!!」
波平P「大体、何でお前は人に言われる前に自分からきちんと規則を守らんのだ!!」
杏「人間誰しも間違いはあるからねー」
波平P「お前は間違いだらけだ!!」
波平P「もういい!早く顔を洗って来て着替えんか!!時間は無いから朝飯は事務所で食べなさい。」
杏「もう…しょうがないなぁ…分かったよ。杏もアイドルの端くれ。今から顔洗って着替えるから外で待ってて。」
波平P「うむ。今日はやけに素直だな。早くするんだぞ。」ガチャン
杏「……」ガチャ(鍵閉める)
波平P「あ!こら!開けんか!!」
杏「かかったな〜!ここは杏が占拠した!もうここから一歩も動かないぞ〜!!」
諸星きらり「杏ちゃん!今日も一緒にお仕事頑張ろうにぃ☆」ギュウ…
杏「」
杏「え?」
きらり「Pちゃん〜?もう入って来てぇおっけおっけだよ☆」ガチャ
波平P「ありがとう、きらり」
杏「な、なんできらりが部屋に…」
波平P「この前の事もあって、またお前が鍵を掛けるだろうと思ってな。だから、きらりも連れて来てトイレに隠れておくよう指示しておいた。」
波平P「それより、お前にはまだ話さなければいけないことがあるようだな。」
杏「」
波平P「バッカもぉおおおおん!!」
杏「うわぁあああ!!」
きらり「うっきゃー☆」
昼
波平P「もう昼すぎか。流石に飯にするか。」
杏「ねぇ、プロデューサー。」
波平P「何だ。」
杏「ポケ○ンのパーティ見て欲しいんだけど。」
波平P「わかった。見せなさい。」
本田未央「プロデューサーって何だかんだ面倒見がいいよね〜」
島村卯月「皆のお父さんって感じがしますよね!」
波平P「ばかもん!ただのネットで有名なテンプレパーティじゃないか!!パーティの相性や工夫くらい自分で考えんか!!」
杏「えー…面倒だし…動画で見て強いって思ったから杏も真似しようかと…」
波平P「ばかもん!厳選する努力があるならパーティ構成を考える努力もせんか!」
波平P「大体、お前はそういう努力をどうしてアイドル業に活かさんのだ!!」
渋谷凛「…でも結構厳しいよね。」
未央「しぶりんもプロデューサーに初めて会った時に『ふーん、アンタが私のプロデューサーまあ悪くないかな。』って言ったら『けしからん!!何だその口の利き方は!!』って怒られてたよねー。」
凛「ちょっ…未央やめてよ…恥ずかしいな…。」
卯月「えへへ…でもそう言ってくれるのは皆の事をちゃんと思ってるからこそ叱ってくれてるんですよ。」
未央「それに、あんなに怒られるのは杏ちゃんかユッキ、しきにゃんかフレちゃんくらいだもんね〜。」
姫川友紀「ぷろりゅ〜さ〜…ヒック…一緒に野球観戦しよ〜…。」
卯月「噂をしてたらその1人が来ちゃいましたね。」
凛「友紀ったら…また昼間からお酒飲んでる…」
波平P「姫川ぁ!また昼間から酒を飲みおって!」
杏「うわ…酒臭っ…」
友紀「いや〜…今日のキャッツの試合でーげーむでさ〜…球場も良いけど、テレビで野球観戦の時もやっぱビールだよねぇ〜…」
波平P「バカもん!!事務所でビールを飲みながら野球観戦をするアイドルがおるか!!」
友紀「ここに居るって〜」
波平P「黙らんか!20歳にもなって…お前はそういう子どもっぽい所を早く直さんか!」
友紀「それも私のいい所っていうか〜…」
波平P「もういい!姫川ぁ!お前は当分ビール禁止だ!!」
友紀「えー!ぷろりゅ〜さ〜。それだけは勘弁してよ〜!」
波平P「ならば行動で示す事だな。」
卯月「事務所に1つだけ何でも持ってきて良いって言ったとはいえ、ビールを許可してたPさんもPさんですよ…」
波平P「」ザクッ
翌日
友紀「とりあえずビールの代わりに野球のボール持って来たけど…ボールだけあってもなー」
カツオ「お父さーん!忘れ物届けに来たよ!」
友紀「お!カツオ君じゃん!」
カツオ「あ、友紀さん!お父さんは?」
友紀「プロデューサー?確か忘れ物を取りに家に戻ったんじゃなかったかな?」
カツオ「あちゃー…どこかで入れ違ったのかも…」
カツオ「んじゃ、友紀さん。悪いんだけどこれ父さんに渡しといてくれない?」
友紀「そんな事はいいから磯野野球しようぜ〜!」
カツオ「え?野球?」
友紀「と言っても、キャッチボールだけどね。また一緒にやろうよ!」
カツオ「でも事務所でやるとお父さんがうるさいよ…。」
友紀「40分はプロデューサー帰ってこないから大丈夫だって〜!帰ってくるまでやろうよ〜。」
カツオ「んー…それじゃあ、少しだけ…。」
友紀「それじゃあ、いくよ!」シュッ
窓「」パリンッ
友紀「あっ」
カツオ「」
およそ40分後
波平P「姫川ぁああ!カァツォオオッ!」
卯月「何かあったんですか?」
千川ちひろ「キャッチボールで事務所の窓を割ったみたいですよ。」
ちひろ「プロデューサーさんが大体、私の代わりに怒ってくれるから、とても助かっちゃいますね。」
神崎蘭子「我が友の真の力は我が身を戦慄させる程の能力の持ち主…。」(プロデューサーさん本気で怒ってて恐いです〜…)
波平P「けしからん!事務所でキャッチボールしよって!怪我でもしたらどうするんだ!」
カツオ「僕は何にもしてないって!」
波平「人の所為にするな、たるんどる証拠だ!姫川に乗せられていなければ、こんなことにはならんかっただろうが!」
友紀「そうだよ!カツオ君も悪い所はあるんだからね!」
波平P「姫川ぁ!お前が一番問題だ!」
友紀「すいません…」
波平「小学生に責任を押し付けて恥ずかしく無いのか!小学生とキャッチボールとは…。そういう子どもらしい所を直せと昨日言ったばかりじゃないか!」
姫川「でも私なりにビールは我慢して反省してたもん!」
波平「バカもん!!反省したフリをして遊んでいたことが問題なんだ!もうお前はボールもバットも禁止だ!」
姫川「そんなー!!」
夜
波平「よし…今日はここらで帰るとするかぁ。」
高垣楓「プロデューサーさん。お疲れ様です。」
波平「楓さんじゃないか。楓さんもこの前の初ライブお疲れ様でした。初めてながら、とても良いライブでしたよ。」
楓「ありがとうございます。初めてのライブ…大勢のファンから貰った声援…モデルの時には見れなかった景色を見れてとても感動しました…。これもプロデューサーさんのお陰です。」
波平「いやいや…。あ、そうだ!初ライブの成功記念に今夜は一杯やっていきませんか?」
楓「本当ですか!」
波平「はい。行きつけのまわらない寿司屋にでもどうです?勿論、私に奢らせてください。」
楓「ありがとうございます!」
波平(楓さんは遠慮しないからこっちも飲んでる時に気が楽になるな。)
行きつけの店
波平「大将。お久しぶりです。」
大将「あ、磯野さん!久しぶりですね。驚きましたよ。最近、アイドルのプロデューサーになったとか。」
波平「あはは!まあ、色々ありましてね。」
大将「あっ、そちらは高垣楓さんですよね。最近、テレビで見ますよ。どうぞ、ゆっくりしていってくださいね。」
楓「ありがとうございます。」
楓「アジを味わいたいです…ふふっ」
波平「楓さん、アジ来ましたよ。」
楓「ブリは久しブリです…ふふっ」
波平「楓さん、こりゃカンパチですよ。」
楓「……間違えやすいですよね。」
楓「このハマチ…How much?…ふふっ」
波平「楓さん(さっきからだじゃれ言ってないで)帰りますよ。」
楓「ふふっ。すみません。冗談ですよ。お寿司なんて久しぶりで少し調子に乗っちゃいました。」
波平「大将。お勘定。」
大将「あ、磯野さん。悪いんですけどツケの分もお願いします。」
波平「ツ、ツケだと?!誰がワシにツケなんて!」
大将「えーと…。姫川さんが磯野さんにツケといてと言っていまして…。ツケも含めてお値段は8万6000円です。」
波平「なぁぁにぃぃ!!」
翌日
波平「何故わしが怒っとるか分かるか!?」
友紀「すみませんでした。」土下座
凛「友紀は何かをやらかさないと気が済まないのかな…」
ちひろ「プロデューサーの行きつけのお店だからって調子に乗ってツケてたらしいですよ。」
卯月「しかも寿司屋なのにほとんど高いお酒しか頼んでなかったらしいですよ。」
友紀「泥酔して払える状況じゃなくてツケた事も覚えてないんです…。」
波平「泥酔して覚えてないか。そうかそうか。」
友紀「ホッ…。」
波平「だが、ワシはまだお前がツケたなどということは言ってないが?」
友紀「」ギクッ
未央「馬鹿かな?」
波平「わしのツケで飲むとはとんでもない奴だ!!」
波平「姫川ぁ!全くお前という奴は!今日という今日は絶対許さんぞ!罰として今日は応接室で反省文10枚書いていなさい!」
友紀「10枚も!?」
波平「左様。トイレ以外は一歩も応接室から出てはならん。」
友紀「そんなー!今日は折角のオフでキャッツの試合見ようと思ったのに〜!!」
楓「プロデューサーさん…怒って、口があんぐりー…。ふふっ。」
未央「かえ姉さま…お願いだから今は静かに…」
少し修正。
最近忙しいけどまた再開するかも
波平「けしからん!また年齢詐称しよって!!」
ウサミン「!?」
すごい発想ですね・・・(笑)
個人的には好きです