夢物語。~そして過去へ~
八幡×いろはの話にできればなと思っています。
高校生のいろはが奮闘?するお話。
見て頂けたなら幸いです。
???「…おいっ、おい起きろっての。」
???(あ、あれ?私を呼ぶ声がする。)
???(たしか、娘を送って、掃除して洗濯して、ちょっと疲れたからソファーで寝てたんだけど…。)
???「……おいっ…っしき!おいって」
???「…んもぉーー起きますって!!」
八幡「…やっと起きたか一色」
八幡「お前人に手伝い頼んで置いて自分は寝てるってどゆことよ」
いろは「……あなた?」
いろは(この人は仕事に向かったはずじゃ…)
八幡「はっはぁーー!?!?」
八幡「おっお前、ああああなた!?」
私の目の前の男の人、いや、男の子?
えっ?男の子!?
八幡「……お前階段から落ちて頭でも打ったか?」
いろは「んなっ!失礼な!!」
ってあれ?ここは家じゃないし、なんか懐かしい風景が広がってるような……。
いろは「んてっ!あなた今は何時ですか!?てか、ここはどこですか!?」
八幡「…お前起きて早々変な事聞くな。」
八幡「今は〇時〇分で、ここは生徒会室で放課後お前が手伝いに来いって言ってきたんだろーよ」
八幡「…てか、そのあなた呼びを早く直せよ。先輩ちょっとドキッとするだろう…。」
………へ?
確かに思い出してみればここは総武高の生徒会室に似てる…。
てかわ、わ、わ、私制服着ちゃってるんですけどどど!!
あの人も若く見えるような、てかこの人も制服来てるし……。
もっもしかして……。
いろは「…せっせんぱい」
八幡「…あ?どした」
いろは「私っていま何歳ですか?てか若く見えてます?」
八幡「…おっお前…。相当酷いうちかたしたんだな…。」
いろは「先輩。今はそんな冗談いらないです。むしろうざいとまであります。」
八幡「…罵倒もなんか酷すぎんだろ。」
八幡「てか、若いも何も高校2年のお前が何言ってんだよ。」
…高校…2年…?。
いろは「ってえぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
八幡「っておぉわぁ。」
八幡「いきなり叫ぶなよびっくりす…」
いろは「先輩!ちょっと席を外します。」
八幡「…起きたあとは直ぐトイレかよ…。」
いろは「先輩。そういうのはデリカシーに欠けますよ?」ニヤッ
八幡「……。いろはす…その笑顔怖い。」
私は怯えてる先輩を背にして生徒会室を後にしてトイレに向かった。
決しておはなをつみに行くわけではない。
ただ…自分の目で確かめたかったのだ。
……そして私は鏡に映る自分をみてまた今起きている現実をつきつけられるのだった…。
いろは「…ほっ本当に戻ってる。」
鏡に映るのは確かに高校2年の時の自分そのものだったのだ…。
いろは「…いったい…。いったいどうなってんのーーーーー」
この出来事が、過去に戻った私の話の始まりだったのだ…。
いろは「…ハァァ……。」
私は大きなため息をつく。
それはため息もつきたくなりますとも、誰だって歳をとれば…って私は今17歳に戻ってるんだった……。
そんな笑えない冗談言ってる場合じゃない。
とりあえずいまのこの状況の対策をねらなければ…。
いろは「ただいまでーす。」ガラガラ
八幡「やっと帰って来たか一色。」
生徒会室に戻ってきたら、あの人からそんな言葉が返ってきた。
この人もこの時代では今は高校3年なんだよな。
なんというか変わらずの目の腐り具合というかなんというか…。
八幡「お前サラッとなんか今酷い事考えただろ?」
いろは「そんな事無いですよ~♪」
八幡「…はいはいあざといろはす。もう八幡はお腹いっぱいダッツの。」
…やっぱこの人だけは変わらないな。
そこだけは少し安心かな。
小町「あぁーーいろはさん!遅いですよぉぉ。」
いろは「あらこま…、じゃなかった小町ちゃん♪」
いろは「いつの間に来てたの??」
小町「クラスの出し物決めとかで時間取られちゃってて、今さっき来たんですよー」
そういえば小町もこの時代だと、高校1年で生徒会に入ってくれてた時期だったな確か…。
大人になった小町なんて、今の妹系なんて捨てて、しっかりした子になってるしな、なんか懐かしいなこの小町は。
八幡「俺は小町が来てくれて超嬉しいぞ。」
小町「お兄ちゃんうるさい。今、小町はいろはさんと話してるの。」
八幡「……一色、マイラブリーエンジェル小町が冷たい。」
いろは「先輩が、小町ちゃんに構いすぎてるからですよこのシスコン先輩。」
八幡「両方からのダブルパンチは耐えられないからな?もう泣くぞ?」
小町「もうお兄ちゃんのライフは0よ!!みたいな名言とかでそうな勢いだね」
八幡「もうこの人生を生きてる時点で俺のライフなんて存在してねーよ。てか、よく知ってんなそんな番組をぶち壊す勢いの名言なんて。」
小町「お兄ちゃんのせいでしょ~?」
小町「でもでもそんなお兄ちゃんでも小町にとっては大事で大好きなお兄ちゃんだよ?小町的にポイント高いっ!♪」キャピ
八幡「…だからあざとさは一色でお腹いっぱいだっての。」
この2人の会話を聞くのも何年ぶりだろう
全てにおいて懐かしく思っちゃうよ…。
はよ、続き、はよ