μ's解散から5年後 花陽は21歳

花陽「おはよう。お母さん」

花陽ママ「おはようー 朝ごはんできてるから

ご飯食べて早く学校行きなさいね〜❀」

花陽「ぇぇぇ？花陽はもう学校卒業してるよ？」

花陽ママ「こらこらー何とぼけてるのよ〜❀」ｸｽｯ

花陽「とぼけてないよ〜❀」

______________________________10分後

花陽「ごちそうさまでしたー」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

花陽「ﾝﾝ?」

ｶﾞﾁｬ

凛「かよちーん学校行くにゃー……

ってまだパジャマなの！？」

花陽「ふぇ？」

凛「ほら！学校行くよ！」

花陽「えっ？なんで？」

凛「なんでって今日は月曜日だよ？

さてはかよちん今日日曜日だと思ってたでしょー」

花陽「最初から知ってるよぉー」

花陽「でも卒業したのになんで？」

凛「まだ１年生でしょー！

ていうか2ヵ月前に学校に入ったばっかだにゃ」

花陽「え……」

花陽「(これは……夢？)」 ﾎｯﾍﾟﾀﾂﾈｸﾘ

花陽「いたいっ！」ﾋﾘﾋﾘ

凛「こら！かよちーん！

早く行かないと遅刻しちゃうよ！

早く制服に着替えて！」

花陽「ﾀﾞﾚｶﾀｽｹﾃｪ」

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学校

凛「ギリギリ間に合ったにゃ」

花陽「……」

花陽「(時間がﾓﾄﾞｯﾁｬｯﾀﾉｫ?……そうだ！)」

花陽「そうだ！凛ちゃん！μ'sって知ってる？」

凛「石鹸？」

花陽「違うよ！私たちが所属してるアイドルグループだよー」

凛「かよちん何言ってるの？凛はアイドルなんてやってないにゃ」

花陽「(やっぱり……時間がﾓﾄﾞｯﾁｬｯﾃﾙﾝﾀﾞﾈ)」

花陽「(でも家の中は変わってなかった……)」

花陽「凛ちゃん！私と一緒にアイドルやらない？」

凛「え…凛が？無理無理！凛は男の子っぽいし

アイドルなんて似合わないよ」

花陽「だよね……」ｼｭﾝ

花陽「他のメンバーは覚えてないのか聞きに行こう」

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音楽室

花陽「真姫ちゃ…西木野さんって

μ's知ってますか？」

真姫「なにそれ？」

花陽「分かりましたー」m(*_ _)m

真姫「？？」

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二年生教室前

花陽「海未ちゃーん 穂乃果ちゃーん ことりちゃーん！！お話があるの！」

花陽「あ…じゃなかった

海未先輩と穂乃果先輩とことり先輩にお話があります。」ｷﾘｯ

海未「どうされました？小泉さん」

花陽「あの…μ'sって知ってますか？」

穂乃果「石鹸ですよね？」

ことり「ちがうでしょー」

海未「女神ですか？」

花陽「(間違ってはないけど……)」ｼｭﾝ

花陽「あ…ありがとうございました」ﾍﾟｺﾘ

ことほのうみ「？？」

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アイドル研究部の部室

ｺﾝｺﾝ

にこ「入っていいわよー」

花陽「ありがとうございます。」

にこ「どうしたの？」

花陽「あ…のμ'sって知ってますか？」

にこ「石鹸？」

花陽「……違います」

にこ「じゃあ何よ」

花陽「あ……いいんです。ありがとうございました」

ｶﾞﾁｬ

ﾊﾟﾀﾝ

にこ「何かしら？」

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生徒会室

花陽「緊張する……」

ｺﾝｺﾝ

絵里「どうぞ」

花陽「失礼します。」ｱｾﾌｷ

希「どうしたん？」

花陽「あ…の μ'sって知ってますか？」

希「女神やろ」

絵里「石鹸？」

花陽「(やっぱり…私しか覚えてないんだ……)」

花陽「あ…ありがとうございました！

失礼しましたー！」

ﾊﾟﾀﾝ

のぞえり「え？？」

花陽「」ｸﾞｽﾝ

花陽「(そうだ！講堂で8人の前で1人でlive

してμ'sの曲を歌えば思い出してくれるかも！)」

花陽「よーし！」

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家

ｶﾞｻｺﾞｿ

花陽「あった！僕光の衣装！

歌詞も踊りも覚えてるし！ 」

花陽「これで……！」ｺﾞｸﾘ

花陽「あ…たしか今週の金曜日に

廃校のお知らせの紙が貼り出されるんだっけ…」

花陽「それまでに絵里ちゃんに伝えないとね」

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花陽「失礼します！」

絵里「どうしました？」

花陽「木曜日の授業後に講堂で1人でliveをしたいと思って来ました。」

絵里「どうして？それになんで授業後？」

花陽「やりたいんです。」

絵里「まぁ別にいいけど……」

花陽「あ…！あと生徒会長、副会長も絶対何があっても来てくださいね」ﾁﾗｼﾜﾀｼ

絵里「そこまで言うなら…………分かったわ…」

希「了解でーす」

花陽「失礼しました。」

ﾊﾟﾀﾝ

希「不思議な子やね」

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二年生教室

花陽「はい！先輩3人は絶対何があっても来てくださいね！」ﾁﾗｼﾜﾀｼ

海未「は……はい。」

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音楽室

花陽「西木野さん！絶対何があっても来てね！」ﾁﾗｼﾜﾀｼ

真姫「別に暇だからいいけど」

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アイドル研究部 部室

花陽「にこ先輩！絶対絶対ぜーったい

このlive来てくださいね！」ﾁﾗｼﾜﾀｼ

にこ「え？？」

花陽「それじゃっ！」

ﾋﾟｭｰ

にこ「ちょっとだけでも見てあげようかしら」

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花陽「凛ちゃん！私あさって1人でliveするんだけど……音楽かけれる？」

凛「うん！音楽くらいは流せるにゃ」

花陽「ありがとう！」

凛「本当にliveするんだ……」

花陽「うん！」

凛「頑張ってね！」

花陽「ありがとう！凛ちゃん！」

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木曜日 授業後

花陽「いよいよ今日だ……」

希「そろそろ始まるみたいやで

でも何やろな」

絵里「ほんと何かしらね

何があっても来てねーって……」

海未「そろそろ始まりますね」

穂乃果「楽しみ！」

ことり「どんなliveかなー」

にこ「お手並み拝見ね」

真姫「一体何かしらね」

凛「がんばるにゃ！」

ﾌﾞｰｰｰｰｰ

花陽「(8人とも来てくれてる！)」

_____________________________♪

Ah！ほのかなー予感から始まり

Ah！のぞみがー

星空か・け・て！

花をさかせーる！

にっこり笑顔は

ずっーと同じさ友情の笑顔

忘れないいつまでも忘れない！

こんなにも心が一つになるー

世界を見つけたー

喜び(共に)歌おう最後までー

僕たちはひとつ！

花陽「(みんな思い出して！)」

ことりの翼がついに大きくなーって！

旅立ちの日だよ！

遠くえと広がる海の色暖かくー

夢の中で描いた絵のようなんだ切なくて

時をまき戻してーみるかーい？

Nonono！

いまが最高！！！！！

8人「！！！！！」

凛「かよちーん！！！」

真姫「花陽！！」

ことり「花陽ちゃん！」

穂乃果「花陽ちゃん！」

海未「花陽！」

絵里「花陽！！！！」

希「花陽ちゃん！」

にこ「花陽！！」

花陽「みんな！！思い出したんだね！」

海未「えぇ！」

花陽「」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

真姫「花陽…よく頑張ったわね」

ことり「1人でなんて凄いよ！」

絵里「花陽 頑張ったわ」ﾀﾞｷｯ

花陽「ﾖｶｯﾀｰﾖｰ」ｷﾞｭｯ

凛「かよちんは甘えんぼさんにゃ」ﾆｺｯ

穂乃果「フフッ………でもなんでこんな事が？？」

希「なんやろね〜」

携帯ポチクリ

花陽「あっ！元に時間が戻ってる！」ﾊﾟｧｯｯ

絵里「ほんとだわ！」

にこ「じゃあ制服着替えたらみんなで遊びに行きましょうよ！」

希「にこっちが遊びに誘うなんて珍しいなぁ」

にこ「私だってたまには誘うわよ！！」

ことり「じゃあ着替えたら駅前しゅーごー！」ｸｽｯ

9人「おー！！！」

めでたしめでたし