2019-02-21 23:30:07 更新

概要

(主に自分の男性的魅力に対して)自己評価低い系超ハイスペック天然タラシ提督と少し?ほどよく?かなり?チョロい艦娘たちのおはなし
基本まったりときどきシリアス
キャラ崩壊注意!


前書き

※提督の着任時点で鎮守府に在籍している艦娘
吹雪型(吹雪、白雪、深雪、初雪、叢雲、磯波)
綾波型(綾波、敷波、朧、曙、漣、潮)
睦月型(睦月、如月、弥生、卯月、皐月、文月、長月、菊月、三日月、望月)
陽炎型(陽炎、不知火、黒潮、秋雲)
朝潮型(朝潮、大潮、満潮、荒潮、霰、霞)
初春型(初春、子日、若葉、初霜)
白露型(白露、時雨、村雨、夕立、五月雨、涼風)
暁型(暁、響、雷、電)

伊号潜水艦(伊58、伊168、伊19、伊8)

川内型(川内、神通、那珂)
球磨型(球磨、多摩、北上、大井、木曽)
長良型(長良、五十鈴、名取、由良、鬼怒、阿武隈)
天龍型(天龍、龍田)
夕張型(夕張)

古鷹型(古鷹、加古、青葉、衣笠)
妙高型(妙高、那智、足柄、羽黒)
高雄型(高雄、愛宕、摩耶、鳥海)
最上型(最上、三隈、鈴谷、熊野)
利根型(利根、筑摩)

金剛型(金剛、比叡、榛名、霧島)
長門型(長門、陸奥)
伊勢型(伊勢、日向)
扶桑型(扶桑、山城)
大和型(大和、武蔵)

一航戦(赤城、加賀)
二航戦(蒼龍、飛龍)
翔鶴型(翔鶴、瑞鶴)
千歳型(千歳、千代田)
飛鷹型(飛鷹、隼鷹)
同型艦無し(龍驤、鳳翔)
※ただし、分類は艦これ公式のものによる


『深海棲艦だー!にげろー!!』

ドン ドン ドカーン

??『お前だけでも逃げるんだ!早く!』




??『おい、大丈夫か?君のお父さんやお母さんはどこだ?』





??『お前はゴミ以下なんだよ。俺たちの視界に入るな』






??『あなたなら…あなたならきっと…!』





??『ところで、君はここの生徒なのかな?』





??『艦娘はモノだ。お前の好きに使っていいんだぞ?戦闘でも、雑務でも、なんなら性しょr』ドガッ

??『お前…なに…を…』ドサッ








━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

吹雪(今日は私たちの司令官の着任日かー)


吹雪(どんな人なのかな?)

プルルル

吹雪(あ、電話!)

プルルル

吹雪(大本営から…?)

プルルル

吹雪(なんだろう?)

プルルル

吹雪(とりあえず出なきゃ!)ガチャ


吹雪「はい!◯◯鎮守府所属、特型駆逐艦一番艦、吹雪です!」


??『こんにちは。私は元帥だ。』


吹雪(げ、元帥さん!?私達なにかした!?)


元帥『さっそくだが本題に入らせてもらう。ふだんならあまり私が直接伝令をすることはないのだが、今回は貴鎮守府の運営の根幹に関わる事態についての重要な連絡である。よって私から伝えることにした』


吹雪「は、はい!」

吹雪(そんなに大事なことなの!?)


元帥『本日ヒトフタマルマルにそちらに司令官が着任することは聞いているな?』


元帥『実は、少しそれが遅れてしまうことになったのだ』


元帥『しかし、◯◯鎮守府は激化する深海棲艦との戦いにおける重要な拠点とすべく新設、整備された。ほかの新設の鎮守府とは設備も配備された艦も一線を画すものである。それを司令官が不在、と言う理由だけでわずかな期間でも腐らせるのは非常に不本意、一言で言うならばもったいない!』


元帥『その点について、本日着任する予定だった司令官からの伝言を送っておく。駆逐艦吹雪!艦隊への連絡を任せる!』


吹雪「わかりました!」


元帥『うむ。もう1つ、司令官が到着するのは6日後の夜、正式配属はその翌日ヒトフタマルマルということになっている。把握はしておくこと。』


吹雪「はい!」


元帥『良い返事だ。…彼は少し変わり者だけど優秀なんだ。悪いやつではないから、任せたよ』プツ


吹雪「切れちゃった…えーっと、伝言…?」

ピー

吹雪(FAXなんだ…もっとかっこいい感じでくるかと思ってた。電文とか。うん、変なこと考えてないで読もう。)


吹雪「なになに…?」


提督?『ごめんなーちょっとやらかして着くの遅れるんだわ。オレからのお願い何個かきいてね?

1、みんな仲良くすること

共同生活だからね、一番大事なことだよ

2、今日の昼過ぎに間宮さんと伊良湖ちゃんって言う人がくるからお迎えよろしく!

3、訓練は…』

吹雪(なにこれ…とりあえず続き続き)

3、訓練はこれ以外で何枚か資料をじーちゃんに送ってもらったからそれ参考にしてみてなー』


吹雪(資料…)

ピー、ピー、ピー

吹雪「わ、いっぱい来てる」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

元帥「反省文は終わったか?」


??「終わんないですよー、何枚書かせりゃきがすむんだよまじでー」


元帥「それだけのことをお前は…いや普通ならあの大きさの鎮守府の提督になど到底なれないことをしたんだ。それだけの至極真っ当な理由があったからよかったものの…」


提督「はいはい、頑張って書きますよーっと」スラスラ


元帥「…」

元帥(この年齢で提督になるなど前例がない上に、あの鎮守府はこの国の未来を担うと言っても過言ではない。我ながら彼に期待しすぎているかもしれない…が、もう決まったこと、若い力を信じてみようじゃないか)



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

コンコン

ドウゾー!

??「失礼するわ。提督が遅れてくる件について調査してもらえないかしら?」


??「吹雪が持っていたあの文書、ふざけているようにしか見えないの。しかも着任日は前から決まっているはずなのに急遽遅れるなんて怪しいにも程があるわ」


??「あなたなら調べられるでしょう?」


??「青葉」


青葉「もちろん!青葉におまかせです!」


青葉「でも、一緒に送られてきた訓練の資料はとてもいい評判でしたよ?神通さんや妙高さん、鳳翔さんや長門さんも唸らせる程の」


??「ええ、そのことはよく知っています。私もよく読み、かなり多くの発見がありました。しかし、あれほどのものを作る能力がある人が急に遅れるのは、理由がどうであれ、私達にとっても良いことではありません。それに、誰かが提督のかわりに作ったという可能性もあります。あまり信用できるものではないです」


青葉「うーん…とりあえず調べてみましょうか」


青葉「索敵も砲撃も雷撃も調査も密偵も…」


青葉「青葉におまかせ!です!」ニヤリ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

テクテク

提督「えーっと?ここか?」


提督「ここが、オレの働く鎮守府ってわけね」


提督「でっかいなー」


提督「つーかオレ鍵持ってないな…どうやってはいろうか」


??「あ!お待ちしてました!」


提督「っ!」ビク


??「あなたが司令官ですね!」


提督「えっと、君は?」


??「わわっ申し遅れました!」


吹雪「私、駆逐艦の吹雪って言います!よろしくお願いします!」


提督「明日から提督になる人です。よろしくね」


吹雪「はい!っと、立ち話もアレですので、中に入りましょう!ご案内致しますね!」


提督「はーい」


テクテク スタスタ


提督「ところで吹雪ちゃん?」


吹雪「はい、なんでしょう司令官」


提督「吹雪って呼んでいい?」


吹雪「もちろんです!」


提督「おっけー、それじゃあ改めて」


提督「よろしくな、吹雪!」ニコッ


吹雪「…!」


吹雪「は、はい!よろしくお願いします!」


吹雪(さっきは暗くてよく見えなかったけど、すっごいかっこいいかも…)ドキドキ



ガチャ

吹雪「ここが執務室です!」


提督「お、すごいきれい」


吹雪「みんなで掃除してましたから」ドヤ


提督「そっか、ありがと」ナデナデ


吹雪「え!?えっと///その///」


吹雪(急にはずかしいよ///)カオマッカ


提督「それでね、吹雪」ナデナデ


吹雪(でも…)


吹雪(なでなで、きもちいいよぉ)トローン


提督「ちょっとお願いしたいことがあるんだけど」ナデナデ


吹雪「はぃ…」トローン


提督「…吹雪?」


吹雪「ぁ、もっと…」


吹雪 ハッ!


吹雪「あ、ああ、えっと、なんですか!?」ワタワタ


提督「吹雪…大丈夫か?」


吹雪「もも、もちろんです!」ビシッ


提督「ならいいけど。それで、明日の秘書艦?ってお願いできる?みんなに一巡だけローテーションしてもらおうかなって思ってるんだ」


吹雪「秘書艦…ですか?」


吹雪(秘書艦って私がずっとやるとかじゃないの?)


提督「そうそう。あ、もちろんいやならいいよ?拒否したから差別みたいのは絶対しないから」


吹雪「いえ、ぜんぜん嫌じゃないです!」


提督「うん、ありがと。あともう1個お願いしたいんだけど、いいかな?」


吹雪「はい!なんでも言ってください!」


提督「ここグラウンドがあるって聞いてて、そこの案内だけしてほしいな」


吹雪「グラウンドですね!わかりました!いきましょう!」


提督「あ、ちょっと待ってて」ゴソゴソ ガチャ


吹雪「?荷物持って出て行っちゃった…」


ガチャ


提督「よし!じゃあお願い!」


吹雪「司令官、それはなんの格好ですか?」


提督「これ?サッカーのユニフォーム」


吹雪「えっと…」


提督「早く行こう!ほら!」


吹雪「あ、はい…」


スタスタ

吹雪「あの、司令官…」


提督「楽しみだなー!グラウンドってみんな使ってるの?」ワクワク


吹雪「あ…はい、みんなで遊んだり、たまに訓練で走ったりして」


提督「そっかそっか、体動かすのは大事だからね!」


吹雪「そうですね」


吹雪(あの格好すごい気になる…!あとおっきいボール?も持ってるし)


吹雪「ここが屋外の運動場です」


提督「うわーけっこう広いじゃん!」キョロキョロ


提督「よっし!行くぞ!」


吹雪「あ!あの!司令官!」


提督「あ、吹雪!ごめん忘れてた!もう夜だし部屋に戻っていいよ!おやすみ!また明日ね!」


吹雪「いえ、あの!」


提督「どうした?」


吹雪「も、もしよかったら、その、私もさっかー?っていうのをやってみたくて、あの…」


提督「おー吹雪、サッカー興味あるの?」


吹雪「はい!…あの、ダメですか?」


提督「いいに決まってるじゃんか!一緒にやろう!」


吹雪「ありがとうございます!」パァァ



提督「まずはボールを蹴るとこからね」


提督「このボール蹴ってみて?」ポン


吹雪「わかりました!えいっ!」スカッ


吹雪「え?うわー!」ドタン


吹雪「いたた」


提督「ぷっ」


吹雪「もー笑わないでください!」プンプン


提督「ごめんごめん…んーと、まずは蹴り方から教えてあげるね。足のここで…」




吹雪「ていっ!」タンッ


提督「おーうまいうまい!」ポス




提督「次はー」




吹雪「とぉー!」




提督「いい感じ!」



提督「よーし、ここまでにしよっか。おつかれ吹雪」コレアゲル


吹雪「お疲れ様でした!」アリガトウゴザイマス!


提督「どう?吹雪、楽しかった?」


吹雪「すっごい楽しかったです!」


提督「よかったー。もし暇だったら、また一緒にやってくれると嬉しいな」


吹雪「!いいんですか!?私からお願いしたいぐらいです!」


提督「まじで?じゃあまたやろうな」


提督「さてと、もうお風呂入って寝なきゃダメだよ?おやすみ、吹雪」


吹雪「おやすみなさい!司令官!」


吹雪「って、司令官お部屋わかりますか?私が案内を」


提督「ありがと、吹雪。でももう夜遅いから」


提督「もし見つかんなかったら執務室で寝るよ」


吹雪「そうですか…」


提督「おやすみー」





吹雪(司令官、かっこよかったな…)


吹雪(サッカーも楽しかった。また一緒にやっていいって言ってくれたし、楽しみ!)


吹雪(早くお風呂入って寝よ!)フフフ





ガチャ

提督「ふー。さてと。一仕事やりますかね…」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

提督「んー!」ノビー


提督「いい朝だ!ランニング日和ってね」


提督「いくかー」


??「あれ?」


提督「ん?」


??「あなた、誰ですか?」


提督「あ、私は今日からここの提督になるものです。名刺どうぞ」


??「これはこれはご丁寧にありがとうございます」


??「私は「ストップ!」え?」


提督「まって!当てる!えーっと…」


提督「軽巡、長良!でしょ?」


長良「正解!司令官、今日からよろしくお願いします!」


提督「うん、よろしくね」


提督「ところで長良はなにしてたの?トレーニング?」


長良「走りこみです!トレーニングっていうのもあるけど、走るのが好きなの!司令官は?」


提督「オレも走ろうかなって」


長良「司令官も一緒だね!よかったら長良と走りませんか?」


提督「いいの?じゃあ走るか!」


長良「長良の足についてこれる?」




長良「司令官、なかなか速いですね…」ハーハー


提督「まぁ男だしね、長良も喋りながらあのペースってふつうなら相当速いよ」フー


長良「えへへ…ふぅ、落ち着いた」


長良「それにしても一緒に走れてよかったです!いっつも1人で走ってたから少し寂しくて…あのー、司令官は毎日走りますか?」


提督「んー、どうかな…まだわかんないや」


長良「それなら提督が走るときはご一緒したいです!」


提督「うん、また走ろうな!」


提督「あ、知ってると思うけど8時ぐらいに朝礼的なやつやるから姉妹によろしくね」


長良「わかりました!それではまたあとで!」


提督「じゃあねー」




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ザワザワ

阿武隈「じゃあお姉ちゃんは提督にあったってこと?」


長良「そうそう、一緒に走ったの」


鬼怒「鬼怒も一緒にいけばよかったー!気になる!!」


五十鈴「そいつに変なことされてないでしょうね?」


長良「ぜんぜんそんなことない!すごいいい人だったよ!楽しかった!」


由良「長良姉さんがそこまで言うなんて…ね」


名取(怖くないといいな…)


長良「さっき名刺もらったんだよ」ゴソゴソ


長良「ほらこ…れ?」


阿武隈「これって…」


由良「コンビニのレシートよね…」


レシート「コーラ150円、ハイチ◯ウグレープ味100円、計250円」


鬼怒「まじぱない!」


五十鈴「信じらんない…」


ザワザワ

ってか提督こなくない?

ザワザワ


叢雲「ちょっと吹雪!あなた司令官呼んできなさいよ!あなたしか会ってないんだから!」


吹雪「わ、わかった!行ってくる!」ダッ


提督「みんな遅れてごめん!」バーン!


シーン


提督「?」


吹雪「し、司令官!なんて格好してるんですか!」


提督「パジャマだけど」


吹雪「パジャマだけど。じゃないです!軍服に着替えて来てください!!!」プンスカ


提督「わかったから怒んないでー」タタッ


吹雪「怒ります!!!!!」


叢雲「ねえ、あれ大丈夫なの?」


吹雪「大丈夫じゃないかもしれない…」





叢雲「あ、戻ってきたみたいよ」


吹雪「司令官!なんでパジャマだったんですか!」


提督「朝走ったんだけどね?シャワー浴びたら眠くなって…時間あったし…」


吹雪「二度寝ですか!」


提督「ごめんなさい」


吹雪「もう…じゃああいさつを」


提督「ちょっとまって」スタスタ


提督「長良ごめん、なんかレシート渡してたわ」


長良「ホントですよ、長良達びっくりしたんだから」


提督「あ、6人いるね。いまはアレだからあとで1人1人あいさつするよ」


名取(優しそう…?)


提督「で、よく考えたらオレ名刺作ったことなかった」アハ


五十鈴「は?」


提督「いまから自己紹介するから、覚えてください」スタスタ


提督「よーし」


提督「みなさん、おはようございます」


提督「今日、正確には今日のヒトフタマルマル、12時だね、から提督になります!よろしくお願いします!」


提督「まぁオレのことはどうでもいいんで、とりあえずここのルールだけ伝えるね」


提督「まず、服装は自由。ずっと制服なんて息が詰まっちゃうし、よっぽど真面目なとき以外私服でいいよー」


提督「もちろん出撃のときも自由だけど、服破れたりするらしいからそこら辺はみんなの好きにしてください」


提督「次、外出も自由です。自分の仕事中とかじゃなければどこ行ってもいいから」


提督「あ、でも駆逐艦の子達はどこ行くか伝えるか、保護者として誰かついて行ってあげてね」


提督「ここからはお願いになるんだけど」


提督「みんな秘書艦ってお願いできるかな?どう?」


曙「そんなの内容聞いてみないとわかんないでしょう、このクソ提督」


潮「ちょ、ちょっと曙ちゃん!」


曙「いいのよ潮、着任のあいさつをパジャマでしようとするなんてクソ以外ないでしょ」


提督「いやまじでそれはほんとにごめんって」


提督「今言われたパジャマはあとでもっかい謝るから」


提督「たしかに内容言わないとわかんないよな」


曙「ふん!」


提督「オレが秘書艦をお願いしたいのは理由があって」


提督「別に仕事をしてほしいんじゃないんだよ」


加賀「…」


長門「では、なにをしろと?」


提督「みんなと仲良くなりたいんだよね」


艦娘「「…え?」」


提督「ていうか、みんなのことを知りたいなって」


提督「オレとしてはぶっちゃけみんなに嫌われててもいいけど、それでも艦隊に指示を出さないといけない立場でさ」


提督「みんな嫌いな人の指示とか聞きたくないでしょ?オレも絶対やだもん」


提督「みんな命懸けて戦ってくれてるのに、指示がすれ違ったせいで死んじゃうとか。オレはそんなの嫌だ」


提督「誰かが沈んだらオレは死ぬまでずっと花を供え続ける。嫌だろ?嫌いなやつからそんなことされても」


提督「好かれたいわけじゃない。最悪、最低限の撤退指示だけでも聞いてもらえるぐらいの信用をされたい」


提督「そのためにもコミュニケーションが大事ってことで秘書艦をお願いしたいんだ。おっけー?」


武蔵「少しいいだろうか」


提督「どーぞ」


武蔵「秘書艦をやる理由、提督の考えはわかった。そしてそれに異論はない。が、質問があるんだ」


武蔵「まず、私達はある意味では船、モノだ」


提督「…続けて」スタスタ


武蔵「そして、その船である自分が言うのもなんだが…」


武蔵「軍艦は、沈むもの、だ」


提督「…」スタスタ


武蔵「もちろん私はただで沈むつもりはない」


提督「…」


武蔵「しかし、刺し違えることで勝利に貢献できるなら私は「お前さ」…!?」


提督「武蔵だよな?」ゾワ


武蔵(なんだ…!?雰囲気が…)


提督「武蔵、いやみんなもだけど」


提督「これから、オレの前で『船だから、モノだから沈んでも良い』なんて絶対に言うな」


提督「これは命令だ」


武蔵「…なぜだ?それはじじ「事実じゃない」っ!」


提督「ふぅ」


提督「ごめんな、説明しないと人の考えなんて他の人には伝わんないもんな」スタスタ


提督「あー、あー、マイクチェック」


提督「いいか?お前らはモノじゃない。そこだけはオレは譲れない」


提督「みんな艤装をしていないときはそこら辺の女の子と一緒だからな?」


提督「あ、一緒じゃないや」


提督「みんなの方が何倍もかわいい」


艦娘「「!?」」


吹雪(///)マッカ


提督「とっとと戦争を終わらせて、みんなは素敵な旦那さん見つけて、頑張ってもらった分幸せになってもらわないと」


艦娘((何の話だこれ))


吹雪(…)ムッスー


提督「もし今後『沈んでも良い』なんてこと言ってたら」


提督「1発殴らせてもらう」


艦娘「」


加賀「…!」ピク


青葉「ふふふ…」ニヤ


提督「その後、二度とそんなこと言えないように」


提督「オレが知ってる生きてて楽しかったことをぜんぶぜんぶ教えこんでやる」


艦娘(え?)


吹雪「えっ」


提督「お前らは絶対に沈ませない。生きてたら楽しいことがいっぱいあるんだよ」ニコッ


提督「それを知らないで死んでいくなんてもったいない。せっかく生まれたからには楽しめるところは限界までたのしまなきゃ」


提督「命令ってあんまり好きじゃないんだけど、あと一つだけ命令するな?」


提督「この戦いが終わるまで、絶対に、死ぬな」

シーン

提督「上官命令は絶対だからね」


提督「あと勘違いしないでほしいんだけど」


提督「船だから沈んでも良いって考えるなってことだから」


提督「船だった誇りを持つな」


提督「って意味じゃないよ?」


提督「まだみんなとあんまり話してないからわかんないけどね、例えば武蔵とか、長門とか、見た感じ戦艦の矜持を持ってるんだろうな」


提督「さっきの武蔵の発言もそれによるものだと思う。プライドを持つってすごいいい事だよね」


提督「自分が沈んでも…じゃなくて自分も仲間も助ける。自分だけが突出するのではなく、仲間と息を合わせて。この艦隊はみんなで1つだから。オレがそうしていくから。それを忘れないで」


提督「こんな感じ?どう?武蔵、質問には答えられたかな?」


武蔵「…あぁ。ありがとう」


武蔵(提督は我々の誰よりも大きな器を持っているのだな。だが…底が見えない。放っておくとなにか取り返しのつかないことがおきるようなものを、彼は1人で背負っているのではないか?)


提督「よしよし、この話はおしまいね」


提督「あ、武蔵みたいに意見とか気になったことを言ったり、曙みたいにオレの悪いとこいうのはありがたいからいっぱい言ってくれると嬉しいです。あと陰口はなしな!直接言ってくれたら直すように努力するからね」


提督「こんなところかな?質問ある?」


吹雪「司令官、今日は私が秘書艦ですが、次からどうやって決めるんですか?」


提督「あーそれね。んーと…あれ?やば!忘れてきた!さんきゅ吹雪!」ダッ


吹雪「えっちょっと司令官!?」


金剛「oh…ベリーファストネー」


蒼龍「言ってたことはかっこよかったのに…」


飛龍「どこか抜けてるっていうか…」




提督「おまたせ!」


艦娘(なんか持ってる…)


吹雪「司令官、それなんですか?」


提督「これはね、秘書艦決める装置です!」


提督「この中に手を突っ込みます。」ズボッ


提督「ボールが入ってます。1個とります。名前が書いてあります。その人が秘書艦候補です!」


ボール「鳳翔」


提督「例えばこれだと鳳翔さんが秘書艦候補ってわけ」


鳳翔「私ですか?」


提督「戻すけど」ポイ


鳳翔「あら…」


提督「秘書艦やってくれた人は抜いていってなくなったらおしまい。みたいな」


吹雪「昨日こんなの持ってましたっけ?」


提督「昨日あの後作ったんだ」


吹雪「え?」


吹雪「この鎮守府100人はいるんですよ!?」


提督「そーねーまぁ名前覚えたかったし」


吹雪(司令官は頑張ってたのに…私は!)


吹雪「あの!さっきは怒っちゃってごめんなさい!」


提督「え、なんで?」


叢雲「吹雪、謝る必要ないわよ。ふつうなにがあってもパジャマではこないんだから」


提督「それな!」


叢雲「アンタはもっと反省しなさい!」


提督「んで、公平を期すためにその日の秘書艦の子に引いてもらいます。予定あって無理!とかは言ってもらえばまた別の日にやってもらうから遠慮なく言ってね」


提督「これでいいかな?なんかあったらまた今度で」


提督「じゃあ業務連絡になるんだけど、とりあえず出撃や遠征はあさってからで。今日編成とかローテ組んでみて伝えるから、改善点あったら教えてください」


提督「もう1つ、オレ今日の午後鎮守府にいないのでそのつもりでいてください」


提督「夜には帰ってくるけど、なんかあったら…」


提督「うーんどうしよっか」


提督「吹雪、みんなケータイとか持ってる?」


吹雪「はい!おそらくみなさん持ってます!」つスマホ


提督「なるほどねー」サラサラ


提督「吹雪、これオレの電話番号ね」


吹雪「あ、はい」


提督「なんかあったら吹雪か、あと執務室に電話番号書いて貼っとくからそれ見て電話ちょーだい」


提督「みんなごめんね、長くなっちゃった。それじゃあ終わり!朝ごはんの時間です!」


提督「吹雪、ご飯食べたら執務室に来てね。ゆっくりでいいよ」


ザワザワ

終わったー

あとで提督に話しかけに言ってみよう!

ザワザワ


吹雪(ふふふ)ニヨニヨ


吹雪(提督の番号もらっちゃった。しかも秘書艦!)ニヨニヨ


深雪「吹雪、なにニヤニヤしてんだ?」ポン


吹雪「ひゃあ!」ビクーン


白雪「大丈夫ですか?辛かったら秘書艦代わりましょうか?」


吹雪「だ、ダメ!絶対ダメだよ!秘書艦は私なんだから!」


叢雲「しっかりしなさいよね!」


初雪「やる気あるね…私は…ねる…」


磯波「初雪ちゃん…おきて…!」



ワイワイ

北上「やっほー提督」


大井「…」


提督「お?えっと北上!に大井!かな?」


北上「正解ーやるねー提督。おはよ。はじめまして、北上様ですよー」


提督「だろー?おはよー提督です」


大井「…」ジロッ


提督「すっげー睨まれてんな」


北上「あ…いいこなんだけどねー。ほーら、大井っち」


提督「いいよいいよ、あいさつしたくないならしなくていいから」


提督「でも、覚悟しろよ大井?」


提督「あいさつ返してもらうまであいさつし続けるからね!」バーン


大井「…」


提督「じゃあまたなー」フリフリ


北上「もー大井っち、そういうのよくないよ?」


大井「…私は、北上さんがいればそれでいいんです」


大井「そんなことより北上さん!朝ごはん食べましょう!」


北上「はいはい」


北上「…」ハァ



提督「オレも食堂でご飯食べよう」テクテク


赤城「あ、提督」モグモグ


赤城「んっ」ゴックン


赤城「一航戦の赤城です。よろしくお願いします」


加賀「…」


加賀「同じく、加賀です。よろしくお願いします」


提督「よろしくー」


提督「…って」ジー


赤城「なんですか?一口いります?」


提督「あ、ごめん。あの」


提督「2人は1日分のカロリーを朝にまとめてとってるの?」


赤城「?」


加賀「…これはふつうの朝食ですけど」


提督「そっか」


提督「あんまり食べすぎないようにしてね」


提督「じゃあオレもご飯頼んでくるわ。ばいばい」フリフリ


赤城「いってらっしゃーい」フリフリ


加賀「…」ジー


赤城「加賀さん?どうかしましたか?」


加賀「…いえ。なにも」


赤城「そうですか…じゃあ冷めないうちに食べちゃいましょう!」パク



提督「間宮さーん」


間宮「あら…もしかしてあなたが提督さんですか?」


提督「そうですそうです。これからよろしくね」


間宮「よろしくお願いします!あ、提督、少しお待ちくださいね?」


間宮「伊良湖ちゃん?ちょっとこっちきてくれる?」


伊良湖「はい、なんでしょう間宮さん…って」


伊良湖「もしかして提督さんですか!?」


提督「そうだよー伊良湖ちゃんだよね?よろしく」ペコ


伊良湖「よろしくお願いしますっ!」


提督「じゃあ早速…」ウ-ン


提督「この朝ごはんセットAお願いします」


間宮「承りました。ただいま用意致しますね」




提督「…」パクッ


提督「おいひい」モグモグ


??「提督?」


??「一緒に食べてもいいですか?」


提督「んー?」


蒼龍「やっほ提督」


飛龍「おはよーございます」


提督「飛龍と、蒼龍?」


飛龍「逆だよっ!」


提督「だよね」クスクス


蒼龍「もうっ!怒るよ?」


提督「ごめんごめん、ほらほら一緒に食べよ」


蒼龍「もー」プク-


飛龍「じゃあ前失礼しまーす」スッ


提督「うん。…」ジー


蒼龍「提督?どしたの?私のご飯気になる?」


提督「ん?あ、ごめん。蒼龍と飛龍はあんまり食べないんだなって思ってさ」


飛龍「そうですか?ふつうの量だと思うけど」


提督「一航戦はいっぱい食べてたから」


蒼龍「あー、あの人たちは…」


飛龍「ね、ふつうじゃないっていうか」


加賀「…誰がふつうじゃないんですか?」


蒼龍「か、加賀さん!?」


赤城「うふふ」


飛龍「えっと…その…あはは」ダラダラ


提督「2人共もう食べ終わったの?」


加賀「もちろんです」


赤城「提督ともう少しお話したいなと思いまして」ニコニコ


赤城「私達はよく弓道場にいますので、お暇なときに来ていただけるとうれしいです」ニコニコ


加賀「…それでは」


提督「りょーかい!今度いくよ」


提督「あの2人ってあんなに食べてるのにスタイルいいよね。やっぱり鍛えてるのかな?」


蒼龍「たしかに。私あの2人食べてるか弓道場にいるかしか見たことないかも」


飛龍「加賀さんは普段とあんまり変わらないけど、赤城さんもキリッてしててかっこいいんだよね」


提督「へーあの赤城がね。おっとりしてるイメージなのに」


飛龍「でしょ?びっくりすると思う」


蒼龍「提督、私たちもいるからたまに来てね!」




3人『ごちそうさまでした!』


提督「ふーおいしかった」


蒼龍「おいしかったねー」


飛龍「楽しかったしね!提督ありがと!」


提督「オレも楽しかったよー」


提督「さてと、お仕事してくるか。じゃーねー」


蒼龍「がんばってね!」フリフリ


飛龍「ねぇ蒼龍?」


蒼龍「なーに?」


飛龍「提督、すごい人気だったね」


蒼龍「うん…さっきのあいさつであったばっかりなのに、ご飯中みんな話しかけにきてたよね」


飛龍「あとで執務室いってみる?」


蒼龍「それいい!じゃあ今日の分の訓練終わらせちゃおうか!」


飛龍「いこー!」





ガチャ

吹雪「あ、お待ちしておりました!司令官!」


提督「わ、吹雪はやいねー」


吹雪「秘書艦ですから!」ムン


提督「そんな気合いいれなくてもいいんだよ?」


吹雪「そういうわけにはいけません!」


吹雪(仕事早く終わらせて司令官といっぱいお話したいんだもん!)


吹雪「でも、なにやればいいのかいいのかわかんなくてなんにも出来てないんですよね」エヘヘ


提督「そっかそっか」ナデナデ


吹雪「はぅ…」トロン


提督「仕事は昨日やっといたからないんだよ」ナデナデ


吹雪「…♡」


吹雪「ってお仕事終わってるんですか!?」ハッ


提督「そーだよ?さっきも仕事してほしい訳じゃないって言ったじゃん?」


吹雪「言ってましたね…」


提督「でしょ?」


吹雪「じゃあ秘書艦はなにをすればいいんですか?」


提督「オレの話し相手になってください」


吹雪「えっ?」


提督「吹雪、コーラでいい?」カチャカチャ


吹雪「あ、はい。ありがとうございます」


提督「はいどーぞ」


提督「どうしようかな」


提督「あ、じゃあ吹雪、自己紹介とかしてよ」


吹雪「自己紹介ですか?」


提督「うん」


吹雪「わかりました!」コホン


吹雪「えっと。駆逐艦、吹雪です!」


吹雪「特型駆逐艦の一番艦で、こう見えてお姉ちゃんなんですよ!」


吹雪「好きなことは、ひなたぼっこかな」


吹雪「憧れの人は赤城さんと扶桑さん山城さんで」





吹雪「司令官のために、精一杯頑張ります!」ペコ


提督「ありがとー」パチパチ


提督「吹雪のことたくさん知れてよかったよ!」


吹雪「私も司令官に知ってもらえてうれしいです///」テレテレ


提督「オレも自己紹介しようかな」

コンコン

提督「ん?」


??「提督、よろしいですか?」


提督「はーい」


吹雪(自己紹介聞きたかった…)ム-

ガチャ

大淀「失礼します」


明石「失礼しまーす」


大淀「任務や工廠についてのご説明にまいりました」


明石「いまお時間大丈夫ですかー?」


提督「だいじょぶです。お茶出すからテキトーに座っといてー」


吹雪「司令官!私がやりますよ!」


提督「いいからいいから、吹雪も座ってて」ナデ


吹雪「はぃ…♡」トロン


明石(一瞬でトロトロになったけど!)


大淀(一体なにをしたというの…!?)


提督「できたよー」コトン


大・明「ありがとうございます」


大淀「ではまず、任務や作戦進行について私から説明しますね」


提督「よろしくお願いします」ペコ


大淀「はい。まず任務や書類についてですね。基本的に私から提督にお渡しして、内容の確認や記入をしてもらい、最後は私が確認して大本営等に送る。という流れになります。あまり重要ではない場合パソコンなどでも処理できますが…」


提督「できますが?」


大淀「…私の仕事がなくなってしまうので、結構暇なので、その…」


明石「ふふ」


大淀「笑わないでください///」


大淀「と、とにかく!パソコンでもできることを覚えておいてください!あるとないとでは、やはり能率も変わってくるので」


大淀「ただし、重要な書類や任務は私を通していただくことになります」


提督「ふむふむ」


大淀「次に、作戦進行についてです。各鎮守府はふだん基本自由に作戦をおこなっています。しかし、ときおり行う大規模作戦では大本営からの指示を受けつつ海域奪還などにあたることになります。そのときは私が連絡の橋渡しをしますので、ご承知おきくださいね」


大淀「なにかご質問はありますか?」


提督「んー、特にないかな。大規模作戦のときはまた詳細教えてくれるんでしょ?」


大淀「はい、大本営から送られてき次第お伝えします」


提督「ん、ならおっけー」


明石「では次は私ですね!私からは工廠、入渠、資源の購入や酒保について説明します!」


提督「手広いんだねー」


提督「そんなにやってきつくない?アレだったらなにか応援頼むよ?」


明石「いえ!大丈夫ですよ!けっこう楽しいですから!」


提督「無理はしないでな?それじゃ、説明お願いします」ペコ


明石「ではまずは資源の購入や酒保についてです!」


明石「工廠近くに明石の酒保っていう店?のようなものを開かせてもらってます。酒保では日用品や雑貨などを取り揃えてますねー」


明石「まあ早い話、コンビニです」


提督「なるほど」


明石「わりとたくさん揃えてるので工廠に来たときにでも寄ってくださいね!商品のリクエストも可能な限り受け付けてます!」


明石「資源の購入についてはですね、あんまりおすすめはしないんですけど。自分で言うのもなんですが、仕入れの都合でちょっと割高ですね。どうしてもやばい!って時以外は買わないほうがいいかな。とにかく来店お待ちしてます!」


提督「行ったらわかる。みたいな」


明石「そうです!それでは工廠や入渠施設についてですね!工廠では装備の開発や艤装の建造、改装などができます。開発は艦娘に手伝ってもらいまして、意見とか聞きつつ作ります。空母の方なら艦載機、戦艦の方なら砲のようにその艦娘がよく知っている装備は作りやすいですね!…たまに失敗しちゃいますけど」


明石「建造は、この鎮守府ではあまり重要ではないですかね…新しい艤装を作ります。ちなみに2つ目以降の艤装は他の艤装の近代化改修に使うこともできます!これはけっこう馬鹿にならないですよー!」


明石「入渠施設です。いまうちの鎮守府は4人同時にはいれるかな?また、早く治ってほしいときは高速修復材を使いましょう。これも酒保で取り扱ってますが、やはり買うよりかは遠征で集めてきてもらうのがおすすめですね」


明石「戦闘や演習などで経験を積むと艦娘の動きが精錬されていくだけではなく、艤装も扱いやすく変化していきます。私たちは『練度』と言ったりしていますが、それが一定以上になると艤装を大きく改造することができるようになります。そこはまた今度詳しく説明しますね」


提督「ありがと。よくわかったよー」


大淀「それでは私は持ち場に戻ります。これからよろしくお願いします」


明石「私も工廠に戻りますねーこれからよろしくです!」


提督「よろしくー!」


吹雪「司令官」


提督「あ、ごめん吹雪。待たせちゃった」


吹雪「いえ、真剣な司令官かっこよか…真剣

なお話を邪魔する訳にはいきませんから!」


提督「…じゃあ、真剣な話にちょっとだけ付き合ってくれる?」


吹雪「…はい!」


提督「オレがいない間も訓練とか演習をやってもらったと思うんだ。それで感じた自分のニガテだな、とかマイナスなことってある?」


吹雪「マイナスなこと…」ウーン


吹雪「やっぱり私は駆逐艦なので、重巡や戦艦の人には昼の間は敵わないです…」


提督「なるほどねー」


提督「逆に、とくい!みたいなプラスのこともあったら教えてほしいな」


吹雪「私は雷撃とか夜戦はトクイです!MVPも何回かとったんですよ!」


提督「やるじゃん吹雪!今度演習見に行くからそのとき活躍見せてよ!」


吹雪「!!はい!司令官のためにがんばります!」


吹雪(これはチャンスだよ!もし演習でMVPとったら褒めてくれるかな?撫でてくれるかな?がんばらなきゃ!)メラメラ


提督「よーしまじめな話おしまい!ありがとね!」


提督「これからどうしよう…」


吹雪「なにもやることないんですか?」


提督「そうだね…」


吹雪「それなら!司令官!サッカーやりたいです」


提督「あ、それさいこーだ!よーしやろう!」


吹雪(やったぁ!)キラキラ





提督「いくよー吹雪」ポーン


吹雪「はいっ」トン


提督「うまいうまい!」


??「およ?提督ですかにゃ?」


提督「おう睦月!」


睦月「こんにちは!みんなー!提督いるよー!」


如月「あらあら」フフフ


皐月「しれーかんなにやってるの?」

ゾロゾロ

吹雪(あぁ…せっかくふたりっきりだったのにぃ)


提督「サッカーやってるんだよ、みんなもやる?」


睦月「さっかー?ですか?」


提督「この動画みたいなやつ」スッ


吹雪(ぐぬぬ)むー

じー

睦月「にゃあ!楽しそうにゃしい!」


卯月「うーちゃんやりたいぴょん!」


弥生「弥生も…やってみる…」


如月「楽しそうね〜♪」ウフフ


提督「吹雪!お手本見せてあげようぜ!」


吹雪「は、はい!やりましょう!」





睦月「吹雪ちゃんうまいのね!かっこよかったにゃ!」


吹雪「えへへ、そうかなぁ」


提督「みんなでやってみようか!」


全員「「おー!」」






提督「みんなお疲れ様」


提督「オレは出かけるからもう抜けるね」


吹雪「お疲れ様でした!」


睦月「睦月たちとまた一緒にやってくれるにゃ?」


提督「うん、またやろう!じゃあね!」






━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

コンコン

ドウゾー!

??「失礼します」


青葉「お待ちしてました!」


??「その口振りは…」


青葉「もちろん!調べ終わりましたよ!」


??「そう。ありがとうございます。さっそく聞かせてもらえるかしら?」


青葉「ではいきましょう!」


青葉「まず先日の吹雪ちゃんの持っていた文章、また訓練の資料、あれは司令官の書いたものに間違いないようです」


??「そうですか」


青葉「司令官は軍学校卒業後、すぐこの鎮守府に配属、着任する予定でした」


青葉「圧倒的な学業成績、スポーツの成績により、2位にダブルスコアを付けて首席で卒業していますね」


青葉「1年次の夏前までものすごく成績が悪く、急に異常なほど成績が伸びていましたが、今回の件との関わりはなさそうなのでそれについては調べていません」


??「続けて」


青葉「本題です。司令官の着任が遅れた理由。それは」


青葉「上官への暴行、です」


??「…!」


青葉「鎮守府に出発する予定の、その2日前に暴行した記録が残っています」


??「…」


青葉「知っているとは思いますが、司令官は今日の夜この鎮守府に到着します」


??「わかりました。感謝するわ」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━







張り紙『提督外出中。電話番号は…』


蒼龍「かんぜんに忘れてた…」ズーン


飛龍「今日は部屋戻ろっか」トボトボ




提督「ここらへんが商店街かー」


提督「けっこう栄えてるんだな…」


おじさん「おい、そこの兄ちゃん!ちょっとよってかないかい?まけとくよ!」


提督「おいしそうな魚ですね!」


おじさん「そうだろ?とれたて新鮮だからな!」


提督「せっかくだし買ってこ」


提督「んーと、じゃあ鰹とイカの切り身をお願いします!」


おじさん「あいよ!毎度あり!」


おじさん「よし、じゃあこれな!おまけでカンパチもつけといたから」


提督「やった!ありがとうございます!」


おじさん「いいってことよ!ところで」


おじさん「兄ちゃんこの辺で見かけない顔だね?観光かい?」


提督「あ、オレ昨日引っ越してきたんですよ!」


おじさん「そうなのか!家はどの辺なんだ?」


提督「あそこです!」


おじさん「ん?」


提督「あそこ!」


おじさん「…あれは最近完成した鎮守府だぜ?」


提督「はい!今日からあそこで提督やらせてもらってます」っ身分証


おじさん「」


おじさん「俺はなんてことを…!申し訳ございませんでした!おい母さん店中の魚持ってきな!」


提督「まってまって!提督だけどそんなに偉くないから!」


おじさん「偉くない提督なんているはずねーだろ!」


提督「じゃあオレは偉くないから!そういうことにしといて!」


おばさん「なんの騒ぎだい?うるさいね」


おじさん「母さんなに手ぶらで来てんだ!早く魚もってこい!」


提督「持ってこなくていいから!お願い話を聞いてー!」




おじさん「じゃあ敬語じゃなくていいんだな?」


提督「はい!かたっくるしいのはニガテなんで」


おばさん「それにしても、提督さんってこんなにわかいのかね」


提督「なんか今までにないらしいですねー」


おじさん「だろうなとは思ったけどな」


提督「元帥のじーちゃんが言ってました」


おじさん「元帥って海軍で1番えらいんじゃないか」


提督「あー、まあニュアンス的にはそんな感じかな」


おばさん「そんな人と知り合いって、やっぱりあんたもけっこうな身分なんじゃないかい?」


提督「ちょっと縁があっただけですって!オレはもともと一般人ですから」


おばさん「そうかい。まぁそれはそれとして」


おばさん「あんたこいつに騙されてるよ」


提督「え?」


おばさん「あんた本当にここの魚がとれたてだと思ってたのか?」ハァ


提督「え、はい」


おじさん「…」ポリポリ


おばさん「あのねぇ、鰹やらカンパチがこの辺でとれるわけないだろう?」


提督「そうなんですか?」


おばさん「こいつらは沖のほうに出なきゃとれないんだよ」


おばさん「ただ、新鮮でおいしいのは私が保証するけどね」


提督「よくわかんないけど、おいしいならいいや」


おじさん「俺が言うのもなんだがお前それでいいのか?」


おばさん「あんた罰として今晩ビール抜きだからね!」


おじさん「待ってくれそれだけは…!」イノリ


提督「そうですよ、呑ませてあげてください」


おじさん「え?」


提督「新鮮とか言って腐ったやつ買わされたとかじゃないし、おいしいなら大丈夫です!」


おばさん「あのねぇ、こういうのは漫才みたいなもんだから乗っとくんだよ」





提督「ありがとうございました!」


おじさん「なるべく夜までには冷蔵庫いれるんだぞ!」


おばさん「またおいでー!」


提督「はーい」




提督「結局マグロもおまけしてもらったな」テクテク


提督「いい人たちでよかったー」テクテク





提督「買いすぎちゃった」テクテク


提督「魚と肉と野菜と…ジュースにお菓子に調味料」ズッシリ


提督「少し食堂にあげよ」


提督「ここデパートもあるんだ。商店街と共存してるってレアかも?今度遊びにこよう」





提督「花屋だ!」


提督「失礼しまーす」


お母さん「いらっしゃいませ!」


女の子「…いらっしゃいませ」


提督「仕事場に飾る花がほしいなーって思ってるんですけど」


お母さん「なるほど…」


お母さん「ちょっと来てー」


女の子「なあにママ」


お母さん「この子私の娘なんですけど、この子が選ぶ花のセットがとても好評なんです」


提督「じゃあ2セット選んでくれる?」


女の子「…」スタスタ


提督「あれ?」


お母さん「ごめんなさい、あの子人見知りなんですよ」アラアラ


提督「じゃあ自分で…」


女の子「…」クイクイ


提督「どうしたの?」


女の子「これ」っ花束


お母さん「うふふ」


提督「ありがとう!」


提督「じゃあこれ、お会計お願いしまーす」


お母さん「はい、ありがとうございました!」


提督「ちょっとこっち来て」


女の子「…なに?」


提督「これ、あげる。選んでくれてありがとね」ニコッ


女の子「…!」カァァ


提督「ありがとうございました、また来ますね」


お母さん「ありがとうございます♪」




お母さん「よかったわねー」ニコニコ


女の子「こんなの…いらないし///」マッカ






提督「やっとついたー」


榛名「あれ?提督!こんばんは!」


提督「おー榛名。こんばんは」


榛名「すごい荷物ですね…お手伝いしましょうか?」


提督「ありがと。まじ助かる」




提督「榛名はなにしてたの?」


榛名「鎮守府を散歩してました!榛名、まだ2週間ぐらいしかここにいないので」


提督「え、そうなんだ。もしかして前は違う鎮守府にいた?」


榛名「いえ、榛名はここで建造されたので、この鎮守府が初めてです」


提督「…そっか」


提督「…そうだよね」ボソッ


榛名「榛名だけじゃなくて、この鎮守府にいるみんながここで建造されたそうですよ!」


提督「まじか!知らなかった!」


提督「って着いたね。ホントありがとね!」


榛名「当然のことをしたまでです!」


提督「榛名は偉いなー」ナデナデ


榛名「と、特別な評価なんて榛名には///」テレテレ


提督「じゃあこいつら冷蔵庫にいれなきゃだから」


榛名「ぁ…」


提督「またねー」


榛名「は、はい!それでは!」





提督「よし、夜ご飯食べたし、シャワーも浴びたし。寝る前に明日の仕事でも」

コンコン

提督「ん?どうぞー」


加賀「失礼します」


提督「加賀?いらっしゃい。もう遅いけどどうしたの?」


加賀「…提督に聞きたいことがあって参りました」


提督「なにを話せばいいの?」


加賀「提督の着任が遅れた理由についてです」


加賀「少し調べさせてもらいました」


加賀「あなたは上官への暴行をして謹慎処分を受けたと」


加賀「そのような事をしてなぜ提督として着任できたのも不思議ですがそれよりも」


加賀「私は暴行した上官のことを信じることはできません」


加賀「もし話していただけないなら」


提督「あ、ぜんぜん話すよ」

エッ?

加賀「…そうですか」


提督「そのまえに、そこにいるんだろ?」


提督「青葉」


青葉「バレちゃってましたかー」


提督「まだまだだね」


青葉「ちなみにいつ気づいてました?」


提督「加賀が来たときかな」


青葉「そんなっ!?」


加賀「提督」


提督「あーごめんごめん。ちょっとまってな」


提督「たしかここに」ゴソゴソ


提督「お、あった」


青葉「それはなんですか?」


提督「ボイスレコーダーだよ」


提督「話す前に確認ね。これから聞いてもらう内容はお前らを不快にするかもしれない。それでもいいか?」


加賀「…」


青葉「もちろんです!ジャーナリストとして、聞かないわけにはいきません!」



提督「わかったよ。これはオレとオレが殴った教官との対話が入ってるんだ。オレはこの教官が嫌いだった。教えが、考えが嫌いだった。たぶんお互いに嫌いだったんだろうな。これが前提条件」


提督「じゃあ再生するね」





教官『卒業おめでとう!』


提督『ありがとうございます』


教官『君は俺の授業をまじめに聞かなかったのにすごい成績だったな。教官になるつもりはないか?』


提督『ありません』


教官『そうか。まあお前が教官になったら学校全体の成績が下がるかもしれないからよかった。どこの鎮守府にいくんだ?』


提督『知りません』


教官『バカだから覚えてないのか。そんなのでよく卒業できたもんだ』


提督『ありがとうございます』


教官『鎮守府をつぶすなよ?』ニヤニヤ


教官『そんなお前に俺からもう1回基本的なことを教えてやろう。足りない頭フル回転してよく聞いとけ』


提督『…』


教官『いいか?艦娘はモノだ。好きに使っていいんだぞ?戦闘でも、雑務でも』


教官『なんなら性処r』ドゴ


提督『…』


教官『お前…なに…を…』ドサ


提督『…』スッ

プルルル

提督『もしもし?』


提督『〇〇教官を殴りました』




ザッザッザッ

憲兵『ここか!』


憲兵『〇〇教官を殴ったのは君か!ちょっとこっちへこい!』





ピッ

提督「憲兵に捕まって校長に引き渡された後、このボイスレコーダーと今までのあの教官の問題発言をまとめたボイスレコーダーを提出した」


提督「それは大本営にわたり、元帥の判断でオレは大本営での1週間謹慎処分になったんだ」


提督「オレを信じられないなら、大本営に伝えるといいよ。オレは即辞めさせられる」


青葉「後悔とかしてないんですか?」


提督「後悔?なにに?」


青葉「殴ったことです。そんなことしなければ謹慎処分を受けずにすぐ着任できたし、大本営に目をつけられることも「どうでもいい」?」


提督「そんなことどーでもいい」


提督「自分がそうなるよりお前らがモノ扱いされることを我慢するほうが辛かったから」


加賀「どうして」


加賀「どうしてあなたは、私たちがモノだというのをそんなに拒むの?」


加賀「どうして私達に優しいの?」


提督「ふふ、なんでだろうなー」






加賀「話していただいてありがとうございました」


加賀「まだ私はあなたのことを信じることはできません」


加賀「これからのあなたをみて、判断させていただきます」


提督「そっか、それならがんばらなきゃね!」


加賀「夜遅くに失礼しました」


青葉「失礼しまーす」


提督「おやすみー!またね!」


青葉(記事にするのはやめておこうかな)


加賀(なぜそんなにもあなたは優しいのですか)


加賀(なんで、私を大切にしてくれるの…?)




提督「ふぅ…」


提督「オレは、オレは優しくなんかない」ボソッ


提督「なんで、生きてるんだろうな」


提督「オレの代わりに、みんなが、生きてれば」


提督「なんで…オレは」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

少年『やだ…やだよ…こっち…こないで…!』


ドカ


少年『え…?』


??『俺たちがこいつらを引き止めておく!お前は逃げろ!』


少年『でも!そんなことしてたら!』


??『お前だけでも逃げるんだ!早く!』


??『こいつらぶっ倒したら追いつくから!』


少年『でも…!でも!』


??『私たちを信じて!』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

??『みなさんを護るのがわたしたち、艦娘の役目ですから』


??『そして、言うことを聞かないモノは処分されるだけなんです』


青年『違うよ…!君たちはモノなんかじゃない!』


??『お願いします』


??『どうか、モノが生まれない世界を作ってください』


??『あなたなら…あなたならきっと!』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━







ガラ

提督「失礼しまーす」


赤城「あら提督、来てくれたんですね!」


加賀「…おはようございます」


提督「うん、おはよー」


提督「オレ弓道ってわかんないからさ、ちょっと見学してていい?」


赤城「もちろんです!」


加賀「どうぞ」



ガラ

蒼龍「今日もがんばろー」


飛龍「だねー…って提督!?」


提督「おっす。見にきたよ!」


飛龍「かっこいいとこ見せてあげる!」フフン


加賀「五航戦はどうしたの?」


蒼龍「さっき会いましたよーそろそろ来るはずです」


ガラッ!

瑞鶴「おはよーございます!」


翔鶴「こら瑞鶴!」


加賀「もう少し静かに入ってきてほしいものね」


瑞鶴「げっ加賀さん…」


翔鶴「申し訳ありません…」


提督「元気だなー」ウンウン


瑞鶴「提督さんじゃん!なにしてるの?」


提督「見学してるんだ」


翔鶴「あら。それじゃ私達もいい所見せないとね?瑞鶴」


瑞鶴「…うん」



瑞鶴「っ!」

ドス

瑞鶴「っ!」

ドス

瑞鶴「っ!」

ドス

瑞鶴(なんで真ん中に当たんないのよ…!)


加賀「瑞鶴」


瑞鶴「なんですか」


加賀「それじゃぜったいに当たらないわ」


瑞鶴「…!うるさい!ちょっと調子が悪いだけだから!」


赤城「…」


提督「…」


瑞鶴「みてなさい!」


瑞鶴「っ!っ!っ!」

ドス ドス スカッ

瑞鶴「あ…!」


加賀「ほら「みんな」?」


提督「お茶入れたから休憩にしない?」


赤城「いいですね!」


飛龍「やったー!ありがと提督!」


瑞鶴「私は…その」


提督「瑞鶴、一緒にお茶飲もうぜ?疲れたでしょ?」


蒼龍「そうだよ瑞鶴、休憩は大事!」


翔鶴「ほら、蒼龍さんも提督もこう言ってるし、ね?」


赤城「加賀さんも休憩にしましょう?」


瑞鶴「…わかったわよ」


加賀「…はい」




提督「ねえ瑞鶴」


瑞鶴「なに?提督さん」


提督「弓道で勝負しない?」


空母達「「!?」」


瑞鶴「提督さんって弓道経験者なの?」


提督「いやぜんぜん。触ったこともないよ」


瑞鶴「あのね、いくら私でも負けないよ?」


提督「じゃあ勝負受けてくれるってことだよね?」


瑞鶴「提督さんがどうしてもって言うなら…」


提督「じゃあどうしてもってことで」


提督「3回射ってどれだけ的の中心に当てられるかでいい?」


瑞鶴「…私手加減しないよ?」


提督「もちろん。全力で勝負な」


提督「じゃあ休憩終わってから1時間後ね」


瑞鶴「わかったけど…」


提督「よし!」


提督「それじゃ、加賀。ちょっと教えてくれる?」


加賀「私ですか…いいけれど」


飛龍「ねえこれどういうことなのかな?」コソコソ


蒼龍「わかんない。提督ってこーゆーとこあるよね」ヒソヒソ


翔鶴(なにこれ…提督は何を考えているのかしら)


赤城(そういうこと…ですか)フフ


加賀「提督。どういうことですか」


提督「なにが?」


加賀「瑞鶴と勝負するなんて」


提督「オレも弓使ってみたかっただけだよ」


提督「瑞鶴なら挑発すれば乗ってきそうだったし」


加賀「…」


提督「加賀、1回だけなにも教わらないで射ってみていいかな」


加賀「はぁ…どうぞ」


提督「ありがと…っとどうやって持つかもわかんねーや…えっと。はいっ!」シュッ

ヘロヘロ ポト


提督「うわー届きすらしなかった」ポリポリ


提督「じゃあ加賀さん、お願いします」ペコリ


加賀「わかりました。まず弓の持ち方ですが…」




瑞鶴(なんで提督さんは勝負持ちかけてきたの?)


瑞鶴(わかんない…わかんないけど!)


瑞鶴「っ!」

ドス

瑞鶴(真ん中に当たんない!)




加賀「ただ強く引けば遠くに飛ぶわけではありません」


加賀「しなやかに、力任せにならないように」


提督「なるほど」ジー




提督「はっ!」

トス

提督「ん、的には当たるようになった」


加賀(この短時間でここまで!?)


提督「ちょっとやってみたいことがあるんだ」


提督「加賀さんオレ少し離れるね」


加賀「はい」


加賀(この人の考えていることがまったくわからない。次はなにをしようとしているの?)


提督「赤城!」


赤城「あら提督。どうかされました?」


提督「うん、ちょっとオレのこと見て」


赤城「はい」


提督「ふっ!」

トス

提督「どこか直したほうが良いところあるかな?教えて?」


赤城「そうですね…射つ時は」


赤城(やっぱりそういうことですか。瑞鶴さんのために自分から…)


提督「ふむふむ」


提督「ありがとな、赤城!」


赤城「いえいえ、頑張ってください」ウフフ


提督「次は…」


提督「そうりゅー、ひりゅー!」


提督「ちょっと見てくれる?」


飛龍「あ、はい!」


蒼龍「いいよ!」


提督「おっけー。それじゃ…」シュ

トス

提督「どうかな?」


蒼龍「うーんとね、まずは…」


飛龍「あと、ここなんだけど…」




提督「2人共ありがとう!」


飛龍「うん」


蒼龍「いつでも来てね」


蒼龍(やっぱり…)


飛龍(わかんない!)


双龍((なにしようとしてるの?))


提督「最後に」


提督「翔鶴!」


翔鶴「え、私も!?」


提督「そうだよ。瑞鶴はライバルだから聞かないけどね」



瑞鶴(提督さんはさっきからなにやってるの?人に聞くより練習してたほうがいいでしょ?)


瑞鶴「っ!」

ドス

瑞鶴「なんで…!」





提督「よーし、じゃあやろうか瑞鶴!」


瑞鶴「…負けないんだから!」


提督「…!…!」

トス トス

瑞鶴「っ!っ!」

ドス ドス

瑞鶴(提督さんより中心の近くに当たってる…!これで!)


瑞鶴(これ…で!)パシュ


瑞鶴「あっ!」

スカッ

瑞鶴(うそ。でもまだ提督さんが外したら勝てる!)チラ


提督「…」

シーン

提督「…」スゥ


瑞鶴(なに…この感じ…)


蒼龍(着任のあいさつのときみたいな)


飛龍(でもあの怖さはなくて)


翔鶴(澄んだ水をみているような)


加賀(不思議と緊張してしまう、この感じ)


赤城「…」フフ


提督「…!」バシュ

ズバーン!


瑞鶴「まんなか…?」


瑞鶴「私、負けたの?」


蒼龍「すごいよ提督!」


飛龍「私1日じゃこんなのできない!」


瑞鶴「う、そ。そんな…」ガク


加賀「瑞鶴。だから言ったでしょう」


提督「加賀」


加賀「…?」


提督「…」ジー


赤城「加賀さん、少し提督におまかせしましょう」


提督「瑞鶴、ちょっといい?」


瑞鶴「なによ、負けたの笑いに来たの?」


提督「違うよ。立って」


瑞鶴「…」スク


提督「瑞鶴、1回だけ構えてくれる?」


瑞鶴「なん「いいから」…!わかったわよ!」スッ


提督「…」スッ

提督→瑞鶴の姿勢矯正するように、瑞鶴にぴったりくっついた

蒼龍(なにあれ!なにあれ!ずるい!)キャーキャー


飛龍(蒼龍うるさい)ペシ


提督「瑞鶴。いま視界の真ん中にはなにが写ってる?」


瑞鶴「えっと、的だよ」


提督「そうだね、オレも見えてる」


提督「じゃあ、さっきはなにを狙って射った?」


瑞鶴「…的だよ?」


提督「それはなんで?」


瑞鶴「狙ったのがあの的だから」


提督「本当にそれでよかったの?」


瑞鶴「え?」


提督「弓道じゃなくてごめんね?例えばサッカーでも的を置いた練習とかするんだけど、別に的に当てるのが目的じゃないんだ」


提督「味方にパスを出す。つまり狙ったところにボールを蹴るための仮の目標として置いてるんだよね」


提督「弓道の的も、狙ったところに射つための目標で。あれに当てるのが目的じゃない。だってあれはここからまっすぐ射てば当たるんだもん」


提督「弓道は射った矢を曲げたりしないから、極端に言うならまっすぐ射つのが目標」


提督「オレはまっすぐ射つために、加賀に教えてもらった」


提督「赤城に教えてもらった。蒼龍、飛龍にも教えてもらった。そして、翔鶴にも」


提督「なんでみんなに聞いてまわったかわかる?」


瑞鶴「…」フルフル


提督「1人じゃ見落としがあるから、だよ」


瑞鶴「…!」


提督「どんなにすごい人でも、1人じゃ限界があるんだ。オレも技術じゃずっとやってた瑞鶴にはぜったいに勝てないし」


提督「みんなの力を借りて、まぐれみたいなもんだけど、瑞鶴に勝ったんだ」



提督「もちろんただ周りの言ってることを受け入れるんじゃなくて、自分で考えて、自分のこれだけは譲れないってところと上手く折り合いを付けるのが大事」


瑞鶴「…」


提督「瑞鶴、1回目を閉じてみて」


瑞鶴「…」コク


提督「目の前に1本の線がある。その線はどこまでも一直線に進んでいる」


提督「瑞鶴、構えて」


瑞鶴「…!」スッ


提督「ちょっとだけ」グイ


提督「これ射ちづらくない?」


瑞鶴「…」コク


提督「よし。射ってみよう」


瑞鶴(一直線。提督さんに姿勢は変えてもらった。加賀さんの言ってたこと。そして、あとは私自身の射ち方!)


瑞鶴「はぁっ!」

ドス!

瑞鶴「…やった!」


瑞鶴「やったよ提督さん!」ダキッ


提督「やったな!」ナデナデ


飛龍(いいなぁ…)


蒼龍(ひりゅー?)


加賀(瑞鶴が射つ時も、提督と同じオーラが)


赤城「さすが提督ですね」ウフフ


翔鶴「瑞鶴!やったわね!」


瑞鶴「あ…」


瑞鶴「えっと///」パッ


提督「いやーよくやったよ瑞鶴!」


提督「あんな偉そうなこと言っちゃったからこれで瑞鶴が外したらオレめっちゃ恥ずかしいもんなー」


提督「おめでとう!」


瑞鶴「うん!」





瑞鶴「結局、どうして弓道やりたいってなったの?」


提督「あー、それね」


提督「瑞鶴見たからかな」


瑞鶴「うっ…そんなにひどかった?」


提督「いやーそうじゃなくてね」


提督「加賀とか赤城とかって弓使ってるとかっこいいじゃん」


蒼龍「私たちはー?」


提督「かわいいかわいい」


飛龍「なんか適当じゃない?」


提督「そんなことないよー(棒)」


提督「で、瑞鶴もどっちかって言うとかわいい感じじゃん?」


瑞鶴「そんなかわいいって///」


加賀「このかわいいはバカにしてるかわいいだと思います」


瑞鶴「…うるさいわね!わかってるわよ!」


翔鶴「ふふふ」


瑞鶴「翔鶴姉まで!」


提督「いやバカにしてるわけじゃないんだけど」


提督「なんだろう子どもっぽいみたいな」


提督「でも」


提督「弓を構えてる瑞鶴は、美しかった」ボソッ


瑞鶴「!?!?」ボン


提督「じゃーねー」スタスタ


瑞鶴「!?!?!?」マッカ


翔鶴「ちょっと瑞鶴!?」


瑞鶴「//////」カァァ


蒼龍「瑞鶴がオーバーヒートした!?」


瑞鶴「//////」シュー


飛龍「フリーズしてる!なに言われたのー!?」


赤城「うふふ♪」ニコニコ






提督(昼ごはん食べよう)テクテク


提督(お)


提督「北上!大井!こんにちは!」


北上「おー提督じゃん。こんちわー」


大井「…」


提督「うーん、ダメか」


提督「まぁ1日じゃね…またな!」スタスタ


北上「ねえ大井っち、なにがダメなの?」


大井「別にダメとかじゃないです。ただあいさつしないだけですから」


北上「提督も苦労するねぇ」ヤレヤレ





吹雪「あれ?司令官!こんにちは!」


提督「お、吹雪…と白雪と叢雲。ご飯食べにきたの?」


白雪「はい。深雪と初雪と磯波は先に料理を取りに行ってます」


叢雲「あんたこんな所ほっつき歩いているけど仕事は終わったんでしょうね?」


提督「昨日やっといたから大丈夫だよ」


叢雲「…そう。ならいいわ!」


吹雪「そういえば司令官!」


提督「なに?」


吹雪「私昨日秘書艦を決めるやつやってないけどいいんですか?」


提督「やべぇ忘れてた!今日のはもう諦めるとして…」


提督「吹雪!いま持ってくるから明日の分引いてくれる?」


吹雪「いいですよー」


叢雲「なにやってるのよあんたは!」


提督「ごめんなさーい!」ピューン




提督「よっし帰ってきた」ハーハー


白雪(早すぎませんか?)


吹雪「司令官そんなに急がなくても大丈夫ですよ」


提督「ふー。じゃあ1個引いてね」


吹雪「はい!」ゴソゴソ


吹雪「これ!」ジャーン


ボール「那珂」


提督「那珂ちゃんね。あとで聞きに行ってみよう」


提督「吹雪ありがとね」ナデナデ


吹雪「あっ…♡」


吹雪「いえ…司令官のためですからぁ…♡」トロン


白雪・叢雲「」


提督「じゃあねー」テクテク


吹雪「ぁ…」ショボン


叢雲「ちょっと吹雪!あいつになにされたの!?」


吹雪「なでてもらったんだよー」


白雪「人前でしたらいけない顔してました」


吹雪「だって…あんな優しくなでなでされたらぁ♡」


吹雪「思い出すだけで///あぁ…しれいかぁん♡」トロン


叢雲「…」プルプルプルプル


叢雲「なにがあったのよー!」ウガー


白雪(あの撫でテク…味わってみたいかも)ゴクリ




提督「今日はなに食べようかなー」テクテク


加賀「提督」


提督「どーした加賀」


加賀「あなた瑞鶴になんて言ったんですか」


提督「うん?」


加賀「瑞鶴が真っ赤なまま固まって動きません。そこそこ迷惑なのでなんとかしてください」


提督「なんだそれ」


加賀「いいから来てください」






瑞鶴「…///」プシュー


翔鶴「瑞鶴!瑞鶴!」ユサユサ


提督「うわーまじで固まってるね」


蒼龍「提督!瑞鶴になに言ったの!?」


飛龍「さっきからずーっとこうなんだけど!」


提督「えー『弓構えてる瑞鶴は美しい』みたいな」


蒼龍「な…」


飛龍「え…」


蒼龍・飛龍(それは固まっちゃう気持ちわかるかも///)ポッ


赤城「なんでそんなこと言ったんですか?」


提督「なんでって言われてもなー」


提督「かっこいいではなかった。かわいいでもなかった。うん、やっぱり美しいだよ」


提督「1枚の絵みたいな。瑞鶴が弓引いてる写真あったら言い値で買うぐらい、「美しかった」から」


翔鶴「はやくなんとかしてくださーい!」ウワーン


提督「瑞鶴おきろー」ペチペチユサユサ


瑞鶴「…てーとくさん?」


提督「お、おきた」


瑞鶴「あぅ」


瑞鶴(顔!顔近いよてーとくさん!)プシュー


瑞鶴「きゅぅぅ」バタン


提督「あれ?」


翔鶴「瑞鶴!?ずいかくー!?」


赤城「あらあら、提督が近くにいるとダメみたいですね」ウフフ




瑞鶴「!」ガバッ


提督「おー瑞鶴おきたか」


瑞鶴「提督さん?あれ、私なにして…」


提督「なんか倒れちゃったんだよねー」


提督「ちょっと翔鶴呼んでくるよ?離れて大丈夫?」


瑞鶴「あ、うん。いってらっしゃい」


提督「じゃあすぐ戻ってくるね」ガラ


瑞鶴「…」


瑞鶴(えっと、今日は提督さんと的当ての勝負して、負けちゃって、少し姿勢を直してもらって…)


瑞鶴(よく考えたらあんなぴったりくっついてたんだ…!恥ずかしいな///)ボフン


瑞鶴(それで…それでどうしたんだっけ)


翔鶴「瑞鶴!おきたの!?」バーン!


瑞鶴「っ!」ビクゥ


瑞鶴「翔鶴姉もっとゆっくり入ってきてよ…」


翔鶴「あ、あら、ごめんなさい///」


翔鶴「それよりもう大丈夫なの?」


瑞鶴「それなんだけど、私なんでここで寝てるの?」


翔鶴「えっ?」




翔鶴「提督!どういうことですか!」ユサユサ


提督「まって翔鶴…ギブギブ」ガクンガクン


瑞鶴「翔鶴姉提督さんが死んじゃうよ!」


翔鶴「あ…ごめんなさい…」パッ


提督「首が…」ウップ


提督「うぅ…」ハァハァ


提督「…で、瑞鶴がどうしたの?」


翔鶴「記憶喪失になってしまいました!」


提督「え」


瑞鶴「まって翔鶴姉!そんなに重くないから!」


提督「…えっと、とりあえずどこまで覚えてるの?」


瑞鶴「提督さんに抱きついちゃったとこまでは覚えてるよ///」


提督「…」


提督「ならいいんじゃない?」


翔鶴「そんな!」


提督「いやだってよく考えたらオレすげー恥ずかしいこと言ってたし。なんなら翔鶴も忘れてよ」


瑞鶴「なに言ったの?教えてよー」ニヤニヤ


翔鶴「だめよ!瑞鶴がまた倒れちゃう!」


瑞鶴「え、ホントに何言ったの…?」


提督「まぁ瑞鶴に悪いことは言ってないからもう終わりにしようぜ。オレの黒歴史だもん」


瑞鶴「気になるー!」






那珂「艦隊のアイドル!那珂ちゃんだよー!」


那珂「提督、今日はよろしくね!」キャハ♪


提督「よろしく!」




提督「へー、那珂ちゃんは歌うのが好きなんだ」


那珂「そうだよっ!那珂ちゃんはぁ、アイドルだもん!」キャハ♪


提督「じゃあさ、やってみる?」


提督「ライブ」


那珂「え…?」


提督「あ、いやならいいよ?」


那珂「嫌じゃない嫌じゃない!」


那珂「ホントに、いいの?」


提督「うん。オレアイドルってよくわかんないけど、アイドルは歌うのが仕事でしょ?」


提督「まぁまずは鎮守府内限定だけどね」


那珂「それでもいいよ!」


那珂「那珂ちゃん、ライブするのが夢だったから」グス


提督「あー、アイドルは泣いてちゃダメだぞーほら」フキフキ


那珂「うん…」グス


那珂「…よし、笑顔笑顔!」ニコッ


提督「じゃあ告知からはじめよっか」


那珂「あ、それどうするの?」


提督「ちょっとまってね」ガチャ


提督「あー!こんな所におもしろいネタがあるぞーー!!!」


那珂「…?」


青葉「どこですかっ!」ビュン


那珂「うわぁ!」


提督「でたな!」


青葉「しれーかんネタはどこですか!」


提督「それはな…」


提督「こいつだ!」ジャーン


那珂「へ?」


提督「那珂ちゃん!初ライブ!」パチパチ


青葉「詳しく!」


提督「アイドルといえばライブ!艦隊のアイドル那珂ちゃんのライブを鎮守府にて行います!日時未定!青葉!広めて!」


青葉「わかりました!ちょっといいネタぐらいにはなりそうです!」


那珂「ちょっとそれどーいう意味!?」


青葉「それでは失礼します!」ピューン


那珂「ちょっとー!」


那珂「もう!失礼しちゃう!」プンスカ


提督「那珂ちゃんは本番に歌う曲あるの?」


那珂「うん!」


提督「じゃあ練習してきていいよー」


那珂「あれ?お仕事は?」


提督「もう今日の分は終わってるからね!」


提督「ライブの前にいっぱい練習しないと」


那珂「わかった!提督ありがとー!」キャハ♪


那珂「那珂ちゃん、練習してきまーす」バタン


提督「頑張ってなー」


提督「…」


提督「那珂のことも知れてよかった」


提督「…」カキカキ


提督「…これでいいかな」パタン


提督「終わり」スタスタ


バタン


ノート『那珂』





大和「大和型戦艦一番艦、大和!推して参ります!」


大和「本日はよろしくお願いします!」


提督「よろしく!」


提督「自己紹介します!」




大和「そのとき武蔵が…」


提督「まじ?武蔵にもかわいいとこあるんだね」


大和「そうなんでsグーよ…」


大和「あ、えっとあの///」


提督「ごめん大和お腹鳴っちゃった!」


大和(え…?)


提督「ご飯食べよう!」


大和「は、はい…」


提督「大和って料理上手いんだよね?この前買ってきた食材が余ってて…」


提督「もしよかったら大和の料理食べたいな」


大和「もちろんです!」


大和「大和ホテル自慢の…ホテルじゃないです!」


提督「?大和どーしたの?」


大和(わああああ、やっちゃったよー!提督がなにも言ってないのに自分で突っ込むなんて恥ずかしすぎるよー!なにが「ホテルじゃないです!」よ!大和のバカー!)シャガミ


提督「大和大丈夫か!?顔真っ赤だけど!」


大和「だ、だいじょうぶ、大丈夫です!」マッカ


提督「オレ料理しようか?それとも部屋もどる?」サスサス


大和「大丈夫です!大和が料理します!…から!」


大和「ちょっとだけまっててくださーい!」ダッ


大和「はー、はー、」ドキドキ


大和(恥ずかしかった…でも提督は何言ってたか聞いてなさそうだし…よし!深呼吸!)


大和「すー、はー。すー、はー。」


大和(よし、いこう)


提督(大和どうしたんだろう)


提督(今回はオレなんもやってないと思うんだ)


提督(…まぁとりあえず待とうかな)


ガチャ


大和「…失礼しました///」


提督「大丈夫?まだ顔赤いけど」


大和「もう大丈夫です///大和、料理はじめますね!」




大和「…♪」トントン


提督「やまとー」


大和「なんですかー提督?」トントン


提督「オレもなにか手伝えることない?」


大和「そうですね…」ウ-ン


大和「そこの野菜を切ってもらえますか?」


大和「切り方は…お任せします!おしゃれな感じで!」ニヤリ


提督「おっけー」スッ

スパスパスパーン!

提督「ほいっと」ポトポトポト


大和「な…!?」


大和(一瞬で切り分けた…!?しかも不揃いにみえて美しく、たまに星やハートのアクセントもはいってる…)


提督「どう?これ…って大和!ローストビーフならもう火止めないと!」


大和「あ!ご、ごめんなさい!」




提督「おいしいー♪」モグモグ


大和「…」ジー


提督「やまとー、せっかく作ったんだからおいしいウチに食べないともったいないよ?」


大和「はい…」


大和「提督?」


提督「んー?」モグモグ


大和「あの、提督ってもしかして料理がお上手なんですか?」


提督「ぜんぜんぜんぜん!オレなんかより大和の作ったほうがおいしいよー」


大和「そう…ですか…」


大和(絶対料理うまいでしょこの人…)チラ


提督「しあわせー♪」モグモグ


大和(料理できなかったらあんな切り方できないもん。本当に上手くないとしたら私の立場がないし)ジー


提督「やまとー?全部食べちゃうよ?」


大和「あ、いただきます!」


大和「そういえば提督、仕事はいいんですか?」


提督「ん、ん」ゴクン


提督「もう終わってるからいいの!」


提督「大和も食べ終わったらどっか行っていいよ」


大和「え、今日喋っただけになっちゃいますよ?」


提督「それが目的だし?」





提督「…」カキカキ


提督「ふぅ…食べすぎたなー運動してこよう」パタン


バタン

『大和』





提督「朝礼をはじめまーす」


提督「今日は真面目な話したいんだけどね?」


提督「オレ前に服装は自由だよって言ったじゃん」


提督「自由だよ?自由だけどさ、女の子として、いや人としての最低限なことはしよう?」


提督「もうオレ怒ったからな!名指しで言うぞ!」


提督「まずは…利根!筑摩!」


利根「吾輩なにかしたかの?」


筑摩「いえ姉さん、なにもしてませんよ」


提督「してんだよ!してなかったら言わないよ!」


提督「もうごめん、かんっぜんにセクハラになるけどこれだけは言わせて」


提督「お前らパンツ履け!」

ザワッ

霞「ちょっとクズ!この大勢の女性の前で何言ってんのよ!!セクハラよ!セ・ク・ハ・ラ!」


提督「うるせー!たとえオレが首になってもこれだけは直して欲しいんだよ!!!」


提督「そのままだと戦争が終わったあと大変なことになるから!」


利根「ところで提督」


提督「なに?」


利根「パンツとはなんじゃ?」


提督「はぁ?!え、ちょ、まじでいってる?」


利根「とうぜんじゃ!吾輩は常に本気で生きておる!」ドヤ


筑摩「さすが姉さんです!」


提督「ドヤ顔するとこじゃないから!あと筑摩褒めるな!」


利根「しかし提督よ、なにかわからないと対策のしようがないぞ」


提督「それもそっか。そっかじゃないけど!」


提督「じゃあ鈴谷!」


鈴谷(!)ドキーン


提督「パンツ貸してあげて!」


鈴谷「えっ?な、なんで鈴谷なの?」


提督「なんかそういうのに抵抗なさそうだから」


鈴谷「あ、あー、なるほどね」


鈴谷(抵抗あるに決まってんじゃん!提督のバカバカバカー!)マッカ


熊野「鈴谷…大丈夫ですの?」


提督「つーかお金なら渡すから2人の分のパンツ買ってきてあげてよ」


利根「む、それはいいな。ぜひお願いしたい」


鈴谷「鈴谷にまかせて!1番かわいいの選んであげるから!」


鈴谷(うぅぅ…///)


提督「はぁ…なんで提督にもなって壇上でパンツの話してるんだオレは」


吹雪「司令官?」


提督「どうした吹雪…」


吹雪「その、利根さん達が、あの…パンツをは、履いてないってどうしてわかったんですか?」


提督「この前外で運動してたら利根と筑摩もいてな」


提督「休憩中に喋ってたんだよ」


提督「そしたら『動いたから暑いのう』とか言って」


提督「急にスカートめくりだして」


提督「見る気なくても見えちゃうじゃん?」


提督「って!思い出した!」


提督「筑摩!」


筑摩「なんですか?提督」


提督「お前止めてよ!近くにいたじゃんか!」


筑摩「…?なんで止めなくてはいけないのですか?」クビカシゲ


利根「そうじゃ。暑かったのだからパタパタぐらいするだろう」


艦娘((えぇ…))


提督「あーもー…とにかく、鎮守府の外で絶対やらないこと!わかった?」


利根「仕方ないのう」


筑摩「わかりました」


筑摩(提督の前だから止めないんです。提督なら安心できますから…)ウフフ


提督「なんか疲れたからもう軽めにするね」


提督「潜水艦は水着の上に羽織るでもいいからなんか着ること…」


提督「みんなの改善が見られなかったらさすがに憲兵さんに相談します…」


吹雪「司令官、そういえばこの鎮守府に憲兵さんいなくないですか?」


提督「…たしかに。あれ?なんでだろ。あとで確認してみます。じゃあこれで終わり!」




ピリリリリ

元帥「む、携帯か。あいつかな」


元帥「もしもし?」


提督『ちょっと確認したいことあるんだけど』


元帥「どうした?」


提督『ウチ憲兵さんいなくない?』


元帥「そうだな」


提督『いつ来るかとかわかる?』


元帥「お前のとこに憲兵は配属されない予定だよ」


提督『は?え?なんで?』


元帥「…こっちの事情だ」


元帥「ただ、通報があったら即駆けつけるからな」


提督『ちょっとまってってじーちゃ』プツ


元帥「…ふう」


元帥「言えるわけないだろう、あんな理由…」






五十鈴「五十鈴よ。水雷戦隊の指揮ならお任せ。全力でがんばるわ!」


提督(水雷戦隊の指揮が得意…?ってことは五十鈴は駆逐艦の子達に好かれてるのかな?それなら!)


提督「ねぇ、五十鈴って運動は好き?」


五十鈴「え、運動?嫌いじゃないけど」


提督「それならサッカーやってみない?」


五十鈴「さっかーって駆逐の子達がやってるやつよね」


提督「そうそう!ダメ…かな?」


五十鈴「まぁ、いいけど」


提督「ホント!?」


提督「ありがとういすずー!」ダキッ


五十鈴「なっ!?///」


提督「ありがとー!」ギュー


五十鈴(抱きしめられてる///)


五十鈴「って、ち、ちょっと離れなさいよ!」


提督「あ、ごめん」パッ


五十鈴「…えっと」


五十鈴「きゅ、急に抱きついた理由を教えなさい」ドキドキ


提督「ごめんね?まじでうれしくて」


五十鈴「たまに見るけど駆逐艦の子達と一緒にやってるじゃない。そんな喜ぶの?」


五十鈴(まさか五十鈴は特別!みたいな?あーだめ、急に抱きしめられたから変なこと考えちゃう!)


提督「あ、そういうのじゃないよ」


五十鈴(そうよね…ってなんでちょっとガッカリしてるのよ!なんでもないんだから!)


提督「まぁ五十鈴とサッカーできるのはうれしいんだけど」


提督「じつはね」

バーン!

提督・五十鈴「…っ!」ビク


卯月「失礼しまーす!」


睦月「提督、サッカーのお誘いに来たにゃしぃ!」


睦月「ほら!早くくるにゃ!」グイグイ


提督「ちょっとまって!いま五十鈴と大事な話してるから!」


皐月「五十鈴センセイおはようございます!」


五十鈴「えぇ、おはよう」


提督「話し終わったら行くからさ!」


睦月「むー。じゃあ早くくるがよいぞ!」

バタン

提督「こんな感じで」


五十鈴「だいたいわかったわ…」


提督「ちょっと仕事する暇も無くてなー」


提督「誘ってくれるのうれしいし、付き合ってあげないとかわいそうだなって思って」


五十鈴「サッカーやるのはいいけど、五十鈴は初心者よ?」


提督「それはもちろん教えるよ!運動しやすい格好でグラウンド集合しようか」


五十鈴「了解!」




提督「みんな!今日は五十鈴が一緒にやってくれるぞー!」


文月「やったぁ〜!」


三日月「よろしくお願いします!」ビシッ


五十鈴「みんなよろしくね!」


提督「オレは五十鈴に教えてあげてるから、みんな少しだけ自分たちでやっててね」


駆逐艦「「はーい!」」



五十鈴「けっこう多いわね…」ポーン


提督「だろー?あとは今日いないけど、吹雪とか深雪とか白露型の子達もいるんだ」ポーン


五十鈴「それを1人で見てたの?」ポーン


提督「けっこうきつかった」ポーン


五十鈴「でしょうね…」ポーン


五十鈴「長良型のみんなにも聞いてみましょうか?」


提督「それはまじで助かる!お願いします!」




提督「はーいみんな、今日はこれで終わり!」

エー!

提督「訓練しないとダメだよー」


提督「生きて帰ってこないとサッカーできないからね」


睦月「わかりましたー。みんなー?かいさーん!」





提督「五十鈴、お疲れ様!これあげる!」


五十鈴「ありがと」ゴクゴク


提督「じゃあシャワー浴びて着替えたらまた執務室に来てくれる?」


五十鈴「わかったわ」





提督「じゃあ五十鈴は対潜対空も水雷戦隊の指揮もできるんだ」


五十鈴「そうよ!」フフン


提督「これからいっぱい働いて貰うよ!」スッ


五十鈴「望むところよ!」ギュ



提督「…」パタン

『五十鈴』




提督「北上、大井、こんばんは」


北上「やー提督。めげないねー」


提督「当たり前だろー?」


大井「…」ジー


提督「まだだめかーそれじゃね!」フリフリ


大井(なんでそんなに私に構うの…?)


北上「大井っち、どした?」


大井「いえ、なんでもありません。北上さんいきましょう!」





提督「…これと、これも」ピッ

ガコン

提督「…」ヒョイ


蒼龍「提督?」


提督「お、蒼龍」


蒼龍「なんかいっぱい買ってるねー」


提督「そう?」


蒼龍「1人で4本も飲むの?」


提督「…まぁ、そうかな」


提督「蒼龍はなにしてるの?」


蒼龍「空母で飲み会してるんだよ!ちょっと外の空気に当たりに来たの」


提督「飲み会?楽しそうじゃん!」


蒼龍「提督も参加する?大歓迎だよ!」


提督「あー…いや、今日はやめとくよ。また誘ってくれたらうれしいな」


蒼龍「そっか…」


提督「飲み会楽しんでねー!」スタスタ


蒼龍「はーい!」フリフリ



ガチャ

提督「…」


提督「今日は月がきれい」


提督「あの時と同じ、満月」


提督「…」


提督「…」ポロポロ




朝潮「駆逐艦、朝潮!これより秘書艦任務にはいります!」


提督「おう!よろし…く?」

ゾロゾロ

大潮「大潮ですー!アゲアゲでまいりましょう!」


荒潮「お邪魔するわね〜?」ウフフ


提督「なんで朝潮型の子がみんな来てるの?」


満潮「朝潮姉に変なことしないように見張りにきたのよ」


提督「別にしないけど」


霞「どーだか!集会でパンツなんて言うクズ司令官なんて信用できないわ!」


霰「司令官に興味ある…だけ」ボソッ


提督「えー」


大潮「大潮はみんな行くって言ってたからついてきちゃいました!」


提督「んー、じゃあみんなまとめてやっちゃおうか」ゴソゴソ


荒潮「あら?」ウフフ


提督「…これで全部かな」コトン


提督「じゃあ朝潮型の秘書艦は今日全員ってことで」


満潮「ふん!」




コンコン

提督「はーい」

ガチャ

大淀「提督にお知らせがあってきました」


明石「私もいますよー」ヒョコ


明石「って執務室にいっぱいいるね」


提督「あーごめん」


提督「朝潮以外ちょっと執務室から出てもらっていいかな?」


提督「ちょっと明石達の話聞きたいから」


霞「どさくさに紛れて朝潮姉に変なことしないでしょうね!」


提督「大丈夫だって。それにもしオレがそーゆーことしたとしても、大淀と明石がいるんだから」


霞「…わかったわ」


霞「みんな、いきましょう」


提督「ありがとー霞」


提督「じゃあそこら辺座っといてよ。オレはお茶でも用意するから」


朝潮「司令官!朝潮がやりますよ!」


提督「じゃあお願いしよっかな」


朝潮「はい!」



朝潮「お待たせしました!」

コトン

提督「ありがと朝潮。ここ座って」


明石「朝潮ちゃんありがとうね」


大淀「ありがとうございます」


提督「助かったよー」ナデナデ


朝潮「あっ司令官…///」


大淀(また…!)


明石(あの撫でテクなにかに応用できないかな)


提督「それで、話ってなに?」ナデナデ


大淀「あ、はい。えっとですね」


大淀「実は、私達の艤装が大本営から褒賞として配られるそうです」


提督「ん?どういうこと?」ナデナデ


大淀「特定の海域攻略や作戦を成功させると私達の艤装が貰えるようです」


明石「例えば私なら鎮守府近海の潜水艦掃討任務、作戦番号で言うなら1-5など」


大淀「私は資源輸送作戦、同じく1-6ですね」


大淀「自分で言うのもなんですが、私の艤装は性能がいいのでぜひ入手して頂きたいです」


大淀「明石はさらにいろいろできるようになるらしいです。詳しくは本人に聞いてみてくださいね」


大淀「私は仕事が溜まってしまっているのでここで失礼します」


提督「はーい。ありがと」ナデナデ


朝潮「はー♡はー♡」トロン


明石「それでは私の艤装についてお話しします」


提督「よろしく!」スー←手櫛


朝潮「んっ♡はぁぁ♡」ビクン


明石(この人横に気づいてないのかな…?)


明石「私の艤装は2つ機能がありまして」


明石「あ、もちろん戦闘も出来ますよ?あんまり得意じゃないですけど。それ以外で2つです」


明石「まずは艤装の修理ですね」


明石「今は入渠してるときに直していますが、私の艤装で小破までなら直すことができるようになります。ドックが足りないってときに頼ってください!」


明石「ただ、艦娘の疲れや怪我などは入渠しないと治らないので艦娘に無理させすぎちゃダメですよ!」


提督「ふむふむ」スー


明石「次は装備の改修ですね!」


明石「提督、今任務で謎のネジが溜まってません?」


提督「あー、めっちゃ溜まってるかも」ナデナデ


明石「実はそれ改修に必要なんです!捨てないでくださいね?」


提督「わかった」ナデナデ


明石「改修は、簡単に言うと装備の性能を少しづつ上げていくって感じです」


明石「ホントに微量ですけど、積み重ねるとわりとバカにならない強化ができます」


明石「あと最大まで改修するとワンランク上の装備に作り替えることができたりします!」


提督「ほー」ナデナデ


明石「改修についての説明は以上です!」


明石「これから前に話してた艤装の改造についてお話ししたいんですけど、工廠に来ていただけますか?」


提督「おっけー行こうか」


提督「朝潮もくる?」


朝潮「はー♡はー♡」ガクガク


明石(アレ腰砕けてない?撫でるだけで?やばくない?)


朝潮「あ、私は、んんっ♡はー♡少しおやすみしたいです…んっ♡」ビクン


提督「朝潮?大丈夫か?顔真っ赤だぞ!」


朝潮「は、はい、あの、ちょっと、暑かったりするだけですからぁ♡」ハー


朝潮「朝潮のことは気にせずに、はー♡、工廠へ行ってください…」フー


提督「風邪かな…?」


明石(こいつまじで言ってる?)


提督「じゃあ…」カチャカチャ


提督「これ、あったかいのと冷たい飲み物な」


朝潮「あ、ありがとうございます…///」


提督「あと」ヌギ


明石「!?」


提督「これ、オレの上着。寒くなったら羽織ってね」


提督「毎日洗ってローテしてるけどもし臭かったら捨てていいよ」


朝潮(司令官の…上着!?)ドキドキ


提督「もし急につらいとかなったら電話してな」ポン


朝潮「ひゃぅ!」ビクン


提督「それじゃ行こうか」


明石「はい…朝潮ちゃんムリしないでね?」


朝潮「りょうかい…ですぅ…」



明石「…」ジー


提督「なんだよ明石」


明石「いえべつにー」プイ




朝潮「司令官の…!上着…!」ゴクリ


朝潮「…!」ドキドキ




妖精達「テイトクサンダー!」


提督「元気してる?」ナデナデ


妖精「ゲンキ!アソンデー」スリスリ


提督「ごめんなーまたこんどね」


妖精「ウーワカッタ」


明石「では艤装の改造について説明します」


提督「はい」


明石「艤装は一定練度に到達すると改造できるようになります。改造すると、基本的にほとんどの性能の上限があがります」


明石「それだけでなく特殊な能力がついたり艦種が変わったり、改造すると大きく艤装は大きく変化します」


明石「注意が必要なのは、近代化改修がリセットされることです。艤装自体を改造するので、後付けの改修は破棄しないといけないんですよね」


明石「ですので、改造直後は少しだけ性能が下がってしまいます。ご留意くださいね?」


提督「りょーかい」


提督「そうだ、酒保の方にリクエストいい?」


明石「はい、どうぞ!」


提督「ちょっと高級な耳かき棒が欲しいです」


明石「わかりました!入荷までしばらくお待ちくださいね!」






朝潮「司令官の匂い…」クンクン


朝潮「さっき撫でてもらってたときも、この匂いを嗅いでいるときも…」クンクン


朝潮「ここが、ムズムズします」ソー

サワ

朝潮「んんっ!?」ビクン


朝潮「司令官…!しれいかん…!」コスコス


朝潮「あっ♡はーっ♡しれーかん♡もっと♡」クチュクチュ

コンコン

ハイルワヨー

朝潮(も、もうだめ!なにか、なにかのぼってっ!)


朝潮「〜っ!♡♡」ビクンビクン

チョ、チョット!!



満潮「やっぱり心配だわ!」


霞「あのセクハラ司令官になにかされてないか確かめなきゃ!」

コンコン

満潮「返事がないわね…」


霞「入るわよー!」


満潮・霞「…えっ?」


軍服にくるまった朝潮らしき痙攣してる人を発見


霞「ちょっと朝潮姉!?」


満潮「大丈夫!?」


朝潮「ふー♡ふー♡しれぇかぁん♡」ハーハー


満潮「霞」


霞「…」コク


霞・満潮「「ぶち殺してやる…!」」



ガチャ

提督「朝潮ただいまー」

ゴゴゴゴ

提督「…あれ?」


霞「このクズ!朝潮姉になにしたのよ!」


満潮「返答によってはあなたの命はないわ…!」ジャキン


提督「まって!まって!オレなんにもしてない!」


霞「じゃああれはどういうことよ!」


提督「あれ…?」


提督(朝潮の顔が真っ赤だったこと?)


提督「なんか風邪っぽかったから冷たい飲み物とあったかい飲み物あげて、あと寒くなったら大変だからオレので朝潮には申し訳ないけど上着貸したの」


満潮「そんなこと聞いてないわ!」


提督「オレそれしかしてないよ!」


霞「埒が明かないわ」


満潮「大淀さんと明石さんに聞きに行くわよ!あんたもついてきなさい!」


提督「なんなんだよもー」



大淀「提督が朝潮さんになにかしたか?」


霞「はい!様子がおかしいの!」


大淀「『変なこと』はしてないですね」


提督「だろ?」


満潮「まだよ!大淀さんの見てないところでやったんでしょ!」


提督「やってないって…てか変なことってなんだよ」



明石「提督が朝潮ちゃんになにやってたか?」


明石「頭撫でてましたね」


満潮「そ、それだけ?」


明石「『変なこと』はしてないです」ニヤ


提督(なんでにやけてるんだこいつ)


霞「で、でもなにかはしてるはずよ!」



朝潮「司令官に変なこと…?されてませんよ?」


霞「そんな!?じゃああれはどーいうことなの!?」


朝潮「あ、あれは、その、熱があって、あの///」


朝潮「こ、この話はもうおしまいです!ふたりとも司令官にあやまってください!」


満潮「わかったわよ…」


満潮・霞「…ごめんなさい」ペコ


提督「いいよいいよ」ナデ


満潮・霞(ひゃ…!)ゾクン


霞「やっぱり…!」


満潮「変なことしてるじゃない!!」ジャキン


提督「なんでー!?」


霞「このクズー!」カオマッカ


提督「ひぃー!」ピューン


大潮「3人とも楽しそうですね!」


霰「んちゃ」


荒潮「ホントはなにがあったのかしらー?」ウフフ


朝潮「な、なでなでが気持ちよかったです///」




提督「そうだ朝潮、これ引いて」


朝潮「はい!」

ゴソゴソ

朝潮「これです!」


ボール「北上」


提督「北上かー」


朝潮「あ、あの司令官」モジモジ


提督「どした?」


朝潮「も…もし、おじゃまでなければ…」


朝潮「その、撫でて欲しいです…///」


提督「いいよー」ナデナデ


朝潮「はぅ…」


朝潮(クセになっちゃいそうですぅ///)トロン




提督「…」カキカキ


提督「今日は収穫が多かったな」パタン

『朝潮』『大潮』『満潮』『荒潮』『霞』『霰』






提督「あ、いた!」タタッ


提督「北上、大井!」


北上「ん?提督じゃん」


大井「…」


提督「こんばんはー」


北上「ばんわー」


大井「…こんばんは」


提督・北上「!?」


提督「大井が…!挨拶を…!?」


北上「大井っち…!」


大井「な、なんですか」


北上「だってあの大井っちが挨拶したんだよ…?」


提督「オレもびっくりしたよ…」ウウ


大井「大げさです。あと泣かないでください気持ち悪い」


提督「大井の声はじめて聞いたかもしれない」ウウ


大井「1ヶ月もずっと挨拶されてめんどくさかっただけです!」


提督「じゃあよかったついでにお願いがあるんだ」


提督「北上、明日秘書艦やってくれない?」


北上「秘書艦?」


提督「そうそう。であさっては大井にやってもらいたいなって思ってる」


大井「ダメです!北上さんと2日一緒にいられないなんて!」


提督「別に1日拘束する訳じゃないし、いつでも会いに来ればいいし」


提督「あと…」ニヤ