2019-04-08 21:52:10 更新

概要

彼は嗤う。


前書き

今更ですが、
深海凄艦×
→深海棲艦○
です。間違っていました。

登場人物

緋瀬 冬谷 14歳 男

本作の主人公。
黒髪黒目で毛先が赤みがかっている。
純高ミスリル製の鉄パイプ(重さは30㎏)を2本持っている。
愛知県から艦娘の妹を探しに、舞鶴へ行っている。天然女たらし。地理弱い。
誕生日は7月29日。

長良 15歳 女

呉鎮守府所属。
元気で強い。たまに怒られる。
艦娘コードネームは軽巡洋艦長良型1番艦 長良。
誕生日は4月25日。

五十鈴 15歳 女

呉鎮守府所属。
ツンデレ。結構ボーイッシュ。
そっけない感じだが、仲間思い。
艦娘コードネームは軽巡洋艦長良型2番艦 五十鈴。
誕生日は10月29日。

由良 13歳 女

呉鎮守府所属。
雷、鳳翔と続いて面倒見がいい。
だが、少しズレている一面も。
艦娘コードネームは軽巡洋艦長良型4番艦 由良。
誕生日は2月15日。

大鳳 14歳 女

呉鎮守府所属。
礼儀正しく、『作法の鏡』という二つ名を持っている。(しかしその二つ名は大本営が勝手につけたので大鳳本人は気付かず)
艦娘コードネームは装甲空母艦大鳳型1番艦 大鳳。
誕生日は4月7日。

セレン 6歳 女

舞鶴で沈んだと思われた反戦争派の深海棲艦。(仮死状態だった)
艤装は展開出来ないため、本人は「肩ガ軽クナッタ」と言っていた。
甘い物が好き。辛い物が嫌い。
誕生日は3月19日。


3話 赤目、呉へ


~舞鶴ふ頭付近~


ザザザザザ...


長良「由良〜、ソナーに反応ある〜?」


由良「今は大丈夫〜」


大鳳「冬谷君、大丈夫ですか?」トウヤオブリ


冬谷「は、はい…あの、重くないですか?」オブラレ


五十鈴「その台詞普通逆よ」


大鳳「あはは…所で、冬谷君軽すぎないですか?」


冬谷「あー…この前体重測ったら、42kgだったんですよ…」


冬谷以外「「「「「………」」」」」


長良「ちくしょー!!!」スパァァァン


冬谷「痛ったい!!」


由良「むー!」ポカポカ


冬谷「いやだから痛いって!!」


五十鈴「チッ……」シュホウカマエ


冬谷「五十鈴さん待って!!それ(主砲)向けないで!!それは流石に俺が死んじゃう!!!!」


大鳳「え、ダ…ダイエット…とかは…」


冬谷「えと…最近は、これ(鉄パイプ)を振り回してたくらいで…」


大鳳「。・゚・(ノД`)・゚・。」


冬谷「ああぁぁぁああ大鳳さん泣かないで下さい!!!!というか今泣かれたら俺落ち…」グラッ


ズルッ


大鳳「あ」


長良「あ」


五十鈴「あ」


由良「あ」


冬谷「あっ」


サッパァァァァン!!!!


冬谷「ガボゴボブクブク」


すいません言ってませんでした俺カナヅチです…


長良「何してんの大鳳ぉぉぉぉぉ⁉」


大鳳「ぴゃぁぁぁぁごめんなさいぃぃぃぃ」



あ、やば、息が…



ここで俺の意識は途切れた。



〜数分後〜


冬谷「……ゲホッゴホッ!!……あ"ー…」


大鳳「だ、大丈夫、ですか…?」カオアカ


冬谷「だ、大丈夫です…何で顔赤いんですか?…あっまさか…」


大鳳「っ⁉」


冬谷「大鳳さん海に入りましたか?」


大鳳「へぁえ⁉あ、うんそうそう!」


冬谷「やっぱり…熱出さないでくださいね?」


大鳳「う、うん…」


大鳳「(……言えない)」


大鳳「(私が冬谷君に、人工呼吸をした事が言えない!!)」


大鳳「(まぁでも、バレてないよね…?)」


冬谷「あ、そうだ。大鳳さんさ、」


大鳳「はい⁉」



冬谷「初めてはちゃんと好きな人にあげなよ?」ヒソヒソ



大鳳「ほにゃっ⁉な、何でそれを…」


冬谷「大丈夫。秘密にしておくよ?」


大鳳「……ぁうううう…恥ずかしい……」カオマッカ


冬谷「ほーらいつまでも赤くなってないで、行きましょ?」テツナギ


大鳳「ぁう…はい…」カオマッカ


〜一方、長良達は〜


長良「大鳳に任せて先行っちゃったけど、大丈夫かな…」


五十鈴「あ、大鳳から『起きたから今から追いつきます』って来た。」ピロン


由良「そう?良かったぁ…」ε-(´∀`*)ホッ


五十鈴「……(これは、言わなくていいわよね)」


そのメッセージには、


大鳳『冬谷君に私の初めてをあげちゃいました…』


と書かれていた。


セレン「マダ来ナイノカ?ニーチャン。」


由良「すぐにくるって言ってましたよ?」


セレン「ソウナノカ。」


ザザザザザ…


長良「あ、来たー!」


冬谷「おーーい」ノシ


長良「わーーい」ノシ


大鳳「……」カオアカ


由良「……大鳳さん、顔赤くない?」


五十鈴「海に入ったからじゃない?」


由良「そうかな…」


長良「冬谷君大丈夫だったー?」


冬谷「はい。もう大丈夫ですよ?」


五十鈴「……大鳳、あとで話しましょ?」ヒソヒソ


大鳳「は、はい…」


長良「ささ、後もう少しで呉鎮守府だよー!」


冬谷「いやー楽しみだなぁ」ニコニコ


五十鈴「あ、そういえば冬谷、衣笠なんだけど…」


冬谷「何ですか?ドタキャンは無しですよ?」


五十鈴「そうじゃなくて、あの後衣笠のいる第一艦隊が発狂しちゃって…」


冬谷「ほう?」


五十鈴「旗艦が『そんな奴うちらの艦隊が潰してやるわ』って言ってて…」


冬谷「…第一艦隊の艦娘は?」


五十鈴「旗艦が龍嬢で衣笠、足柄、叢雲、神通、日向。」


冬谷「…よし、まとめて捻り潰してやろう!」ニッコリ


セレン「オ、ニーチャンノ戦イガ見レルノカ?」


由良「ええそうよ。冬谷君の戦いが見れるのよ〜?」


長良「あ、五十鈴さ、ちゃんと条件として陸上にした?」


五十鈴「それはもう言ってあるわ。」


冬谷「よーし、暴れるぞー!」ニコニコ


大鳳「……(皆さん何で冬谷君から出てる殺気に気付かないんですか……!)」コワイコワイ


長良「あーでももう1900だよ?明日にしようよ?」


冬谷「そうですね。今日は俺も休みたいし…」


五十鈴「まぁそれは言っておくわ。さ、着いたわ。」


長良「ただいま我が家!」


大鳳「もう降りて大丈夫ですよ?」


冬谷「あっ、すいません。ありがとうございました。」ペコリ


由良「さて、帰宅連絡を入れなきゃ…」


冬谷「……この事、ここの提督さんは知っているんですか…?」


六人「「「「「「…」」」」」」



「そこは問題ない!」バァンッ



五十鈴「どうしたの、司令?」バッサリ


呉提督「」ズコー


冬谷「……ノリがいい人だ…」


呉提督「五十鈴そこは乗って欲しかった…まぁともあれ、おかえり、皆。」


長良「長良他四人、帰宅したよー!」


呉提督「と、君が噂の冬谷って男の子?」


冬谷「はじめまして。冬谷です。」ペコリ


呉提督「まぁまぁ、そう固くならないで。……で、何を連れているの?」


冬谷「友達」


呉提督「いやそういう事じゃなくてだね。紹介してほしいよ。」


冬谷「友達で元深海棲艦、戦艦レ級のセレン。」


セレン「宜シクナ。呉ノ提督サン。」


呉提督「……攻撃して来たりは…」


冬谷「しないけど」


呉提督「裏切ったり…」


冬谷「させないし」


呉提督「……ま、君が言うならいっかぁ。宜しくね。セレン。」


セレン「コッチコソ。」


呉提督「じゃあ君の部屋…どうしようか…」


冬谷「第一艦隊の近くは駄目ですよ?」


呉提督「うん…じゃあ、海防艦の所でいい?」


冬谷「海防艦って何ですか」


大鳳「遠征や補給などに特化した艦種の事です。」ダテメガネクイッ


冬谷「そうですか…ま、いっかぁ。(伊達メガネ可愛い)」


呉提督「はいじゃあ解散!冬谷君は付いてきて。案内するよ。」


冬谷「はい。それじゃ、また明日。」


四人「「「「バイバーイ」」」」


冬谷「セレン、行こ?」


セレン「ワカッター」テテテ


……明日が楽しみだー♪(wkwk)


ー4話に続くー


後書き

さぁ戦闘タイムが始まるぞぉ〜

五十鈴「重巡、五十鈴よ。」
大鳳「装甲空母、大鳳です。」
五十鈴「さて、早速LINEでのあの発言について聞きましょうか」
大鳳「あ、あれは…後で…話します…」
五十鈴「その言葉、信じたわよ?」
大鳳「はい…さ、4話について話しましょう?」
五十鈴「そうね。冬谷って、あんな戦闘狂だったの?」
大鳳「いやもうそんなレベルじゃないですよ」
五十鈴「そうなの?」
大鳳「背負っている時、上から殺気がビシビシと…」
五十鈴「…それ相当怒ってるわよね」
大鳳「だと思いますが…」
五十鈴「ま、それは4話を見てからにしましょ?」
大鳳「そうですね。それでは。」
五十鈴大鳳「「さようならー」」



五十鈴「……さぁ、話を聞きましょうか」
大鳳「ぅう…えっと…」


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SS好きの名無しさんから
2019-03-23 23:17:25

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2019-03-23 23:17:26

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1: SS好きの名無しさん 2019-03-23 23:17:45 ID: S:7Aj_ZD

次の戦闘シーンが早く見たいです!頑張って下さい!


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