2020-01-06 21:24:20 更新

概要

これは地味な提督と艦娘との日常の始まる前の話です。


前書き

今回はシリアス要素も入れました。
良ければ見てください。


⁇「ここが俺が着任する鎮守府か。」


⁇「初期艦は誰なんだろ?」


⁇「まあ、入ってみないとわからんか。」


⁇「(俺は◯◯提督。ある人に頼まれて、

新米提督になった。なぜなら、

その人に色々と助けてくれたからだ)」


提督「さてと、憲兵さんに聞いて、司令室に

到着したのは良いが。すごい汚れだな。

きれいにするか。」


1時間後


提督「ふー、疲れた。(掃除をするのは

久しぶりなような気がするな)」


提督「それにしても、初期艦の艦娘が

来ないな?迷子か?」


数分後


コンコン


提督「(お?来たか?)どうぞ。」


⁇「失礼します。」


提督「⁉︎」


⁇「航空母艦、加賀です。

あなたが私の提督なの?

それなりに期待しているわ。」


提督「あー、今日付で着任した、◯◯提督だ。

よろしくお願いします。」


加賀「男は、信用できないわ。

話しかけないでくれるかしら。」


提督「............え?」( ゚д゚)


加賀「だから、男は信用出来ないって

言ってるのよ。」


提督「えええええええ⁉︎」


数分後


提督「どういうことですか⁉︎元帥⁉︎

確か、初期艦って駆逐艦の話では⁉︎」


元帥「いや〜、実は初期艦の駆逐艦が

今いなくてな〜。その代わり、

正規空母の加賀を送ったから、

仲良くしてくれ。その加賀、

男嫌いになった艦娘だよ。」


提督「ということは、昔男に何かされたと?」


元帥「そうじゃない。信用してた男に

裏切られたんだよ。」


提督「(⁉︎)本当ですか?」


元帥「あぁ、その男は艦娘達を優しく

接していたんだが、鎮守府が襲われた時

仲間を置いてけぼりにしたんだ。

もちろん、そこの鎮守府には

その加賀が居たんだ。」


提督「その男はどうしたんですか?」


元帥「もちろん、捕まえて、牢屋に入れてる」


提督「そうですか。」


元帥「話出来るのはここまでだ。俺も会議で

忙しいからな。」


提督「いえ、忙しいのに教えて下さって

ありがとうございます。」


元帥「またわからん時は、連絡してくれ。」


提督「分かりました。ありがとうございます」


カチャ


提督「(そうか、酷い目にあったんだな。)」


加賀「............」


ーーーーー


加賀「赤城さん‼︎」


赤城「加賀さん、どんなことがあっても...」


ーーーーー


提督「おーい。加賀?」


加賀「⁉︎」


提督「おい?大丈夫か?」


加賀「気安く触らないで!」


提督「加賀。」


加賀「(男なんて信用できない!)」


提督「大丈夫そうだな。ちょっと頼みが

あるんだが?」


加賀「何かしら!」


提督「そう怒るなよ。建造のやり方を

教えてほしいんだ。それぐらいは

良いだろ?」


加賀「...分かったわ。」


提督「ありがとう、加賀さん」


加賀「急に敬語になったけど、

どうしたのかしら?」


提督「あぁ、つい言ってしまう癖なんだ。

気にしないでください。」


加賀「(変な人)」


工廠


加賀「ここで妖精さんに建造してもらうの」


提督「なるほど。資材はもともと

用意された奴でやるのかぁ。」


加賀「おすすめは、30/30/30/30 よ。」


提督「教えてくれてありがとう。

優しいんだな?」


加賀「⁉︎勘違いしないでほしいわ‼︎

私はただ建造のやり方を教えただけ‼︎」


提督「分かってる、分かってる。」


加賀「(この人といると調子が狂うわね)」


提督「良し、建造スタート‼︎」


20分後


提督「お?誰か出てきたな?」


⁇「電です。どうぞ、よろしくお願い致します」


提督「電、今日付で着任した◯◯提督だ。

こっちは秘書艦の加賀さんだ。

よろしくな。」


加賀「よろしくね。電ちゃん」


電「はい、よろしくなのです!」( ^∀^)


提督、加賀「(かわいい。)」(´∀`)


提督「電、俺も着任したてだから鎮守府を

一緒に回ろうか?」


電「はいなのです!」


提督「加賀さんもどうです?」


加賀「............」


電「なんか司令官さんを無視してるのですが」


提督「きにするな。後で加賀さんと

仲良くしてやってくれないか?」


電「了解なのです。」


加賀「(やはり変な人)」


2時間後


提督「大体は覚えたし、書類仕事でもやるか」


電「電も手伝うのです。」


加賀「...」


提督「電、大丈夫だ。1人でもやれるから、

加賀さんと一緒にお風呂に行ってくれ。

気遣いありがとうな。」(^_^)


電「分かりました。加賀さん一緒に

行きましょう。」


加賀「え?えぇ、行きましょう。」


ガタン


提督「...さてとやるか。」


一方、加賀と電の様子


電「はぁ〜、気持ちいいのです。」( ´∀`)


加賀「そうね。」(^ ^)


電「そういえば、加賀さんはなんで

司令官さんを無視したのですか?」


加賀「...昔、私は他の鎮守府にいたの。

そして、信用していた人に

裏切られて、その後男は信用できなく

なったの。」


電「そうだったのですか。嫌な事を言わせて

すみません!」


加賀「いや別にあなたが謝る必要はないわ。

言ったのは私だから。」


電「はぁ。」


加賀「さて、先に上がらせてもらうわ。」


電「電も一緒に行くのです。」


数分後


電「着替えたので、そろそろ...あれ?」


加賀「?」


電「加賀さん、何を飲んでるのです?」


加賀「コーヒー牛乳よ。」


電「どこに置いてあったのです?」


加賀「あそこの冷蔵庫に置いてあったわ」


電「どれどれ?ほんとなのです。

色々と飲み物があるのです。

でも届かないのです。」


加賀「取ってあげるわ。何がいいの?」


電「牛乳でお願いします。」


加賀「はい。」


電「ありがとうなのです。」


加賀「どういたしまして。」


電「ん、ん。」ごくごく


電「ぷはぁ。美味しかったです。」


加賀「口に牛乳ついてるわよ。」ふきふき


電「あ、ありがとうなのです。」


加賀「(かわいい)」(´∀`)


電「加賀さん、さっきの話なのですが。」


加賀「何かしら?」


電「やっぱり、仲良くした方がいいと

思うのです。」


加賀「あら?どうしてかしら?」


電「だって、司令官さんは何もしていないのに

無視するのは良くないと思ったからです」


加賀「電ちゃん、例えそうだったとしても

そう簡単に私の心は開かないわ。」


電「そうですよね。そんなことをされたら、

誰だって嫌になりますよ。」


加賀「さあ、提督の場所にいくわよ?」


電「了解なのです。」


数分後


加賀「さて、そろそろ...」


提督「待て!2人とも来るな!」


加賀、電「⁉︎」


ガチャ


加賀「⁉︎」


電「⁉︎」


⁇「加賀か?無事だったんだな‼︎」


加賀「来ないで!」


⁇「何でだ?迎えに来てあげたのに。」


電「司令官さ...」


提督「電‼︎加賀を連れて逃げるんだ‼︎」


電「何で⁉︎」


提督「いいから!」


電「わかったのです。」


⁇「さあ、一緒に帰ろう。加賀」


加賀「来ないで!」


電「加賀さん、こっちなのです!」


加賀「⁉︎ええ!」


⁇「待て、加賀!」


ガシッ!


⁇「あーん?」


提督「お前の相手は俺だ‼︎」


⁇「邪魔するな!」


提督「よっと!さっきは油断して、

片腕を撃たれたが次は

そうはいかんぞ。ウッ!

なんだこれは⁉︎」


⁇「この部屋に催眠ガスを巻かせてもらった」


提督「ふざけやがって‼︎加賀さんを裏切った

お前が何でここにいるんだ!××提督!」


××提督「加賀さんを連れ戻しに来たんだよ。

探すのに苦労したぜ。」


提督「そもそもお前は憲兵に捕まって

牢屋にいたはず。」


××提督「憲兵に、「解放したら100万を出して

やる」と言ったら、出してもらって、

そして殺して、現在に至るわけ。」


提督「きさま!なんということを‼︎」


××提督「じゃあな。」


提督「くそぅ、なんとか、しないと、、、」


ーーーーー


電「大丈夫ですか?」


加賀「ええ。大丈夫よ。」


××提督「見つけたぞ!加賀‼︎」


電、加賀「⁉︎」


後編に続く










後書き

次回は、提督の名前と能力が明らかになるので楽しみにしてください!追記:今更感ながら間違いがあったので訂正しました。またあった場合は訂正していきたいと思います。


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2019-09-29 19:00:53

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このSSへのコメント

5件コメントされています

1: シュルト 2019-03-26 16:28:35 ID: S:S3nOWo

シュルト
今回はどう感じました?
質問は出来る限り返信するつもりです。
何なりと質問してください!



2: SS好きの名無しさん 2019-04-03 15:02:28 ID: S:yU5EoG

初見です
とても面白いと思いました。
ただ ! や ? の記号が多用されていて
少し見にくいと感じました。
後編も続けて読まさせて頂きます。

(100万で解放って安い憲兵やなぁw)

3: シュルト 2019-04-04 22:47:07 ID: S:MyAbXx

質問ありがとうございます。
出来る限り見やすく書いていこうと
思います。

4: 命滅戦艦 怨桜血 2019-09-29 15:36:17 ID: S:G_XfJY

シュルトさん、私の作品を読んでくださりありがとうございます!
私の作品の方のコメント欄で感謝を述べたかったのですが、コメント欄になれていないため、間違えて削除してしまいました。すいませんでした。

シュルトさんの作品はとても面白かったです!
続きを楽しみしています!

5: シュルト 2019-09-29 23:01:19 ID: S:IvTbqi

いえいえわざわざこっちで返信してくれて
ありがとうございます。これからもお互い頑張りましょう。^_^


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