2019-07-25 18:12:46 更新

概要

昭和12年、日中戦争が勃発した、そして日中戦争・太平洋戦争を最後まで生き抜いたある航空兵しかし最期は特攻に…特攻で死ぬ筈の航空兵は人類対深海棲艦の戦争が始まった現代にタイムスリップしてしまった、その航空兵は何を思うのか?




注意、最初全く艦これ要素がありません、見なくてもそのあとの物語には影響しませんので「「現世」」の少し前ぐらいまでは飛ばしても影響はありません


前書き



それはある日のことだった…いつもどうり日差しが照りつける鬱陶しい夏の朝だった…

深海棲艦が現れてからは海上輸送どころか航空輸送も出来なくなってしまい、食料の大半を輸入に頼る日本は危機に陥っていたが日本政府と国民が協力し第一次産業の割合は第二次世界大戦前まで逆戻りしていた人々はこれを世紀の大革命といった、そして軍事機能も回復し呉工廠では艦娘の研究が終わり全国の鎮守府に艦娘が配属された…そんな時何処からか航空兵がビキニ基地周辺海域に現れる…



注意書き
もしこんなことがあったら…というif作品です、当時正式に生産されていない戦闘機があったり…など「は?なんでや」と思うとこもあるかもしれませんが温かい目で見ていただけると嬉しいです。
それと説明多いです読まなくても問題ないです






一一台南空一一一一一一






???1「まさか本当に日中戦争が起こるなんてな」


???2「本当だぜ、大本営は何を考えているんだ?」


???1「きっと度重なる米国の国際制裁のせいで日本も資源が足りないのだろう」


???2「そういうもんか?…それ大体俺らがわるいんじゃないか?」


???1「ばっか、お前そんなこと言ったらどうなるかわかったもんじゃないぞ」


???2「そうしたら、酷い目に合いそう」(小並感)


???1「当たり前だ」  


???2「でも、これからの時代は制空権が重要なんだろ?」


???1「あぁ、それを見越して航空兵になった」


???2「うそだな」


???1「バレたか…」


おい!お前ら!少し用がある、こっちへこい


???1「はっ!長官殿!」


???2「あぁ〜めんどくせぇ」


???1「だから、そういうのやめろって」





一一数時間後一一一一一一一一一





???1「新型戦闘機だってな」


???2「あぁ、それにしても零戦だなんて気味が悪いぜ、零なんて何も無いって意味じゃないか」


???1「まぁ、この戦闘機での初めての出撃が楽しみだぜ」


???2「いいよな生田とかはそういう戦闘機のれて」


???1→生田「そういうなよ、岩川は偵察機だろ?装甲厚いじゃん」


???2→岩川「いやーJ1N1って装甲脆いんだよな、それに防護機銃がなんか戦艦の主砲みたいになってるし…」


岩川「あっ、J1N1は主に二式陸上偵察機の元となった機体と考えてくれ、ちなみに二式陸上偵察機は夜間戦闘機の月光の元の機体ということで有名だぜ」


生田「誰に言ってるんだ?」




一一次の日一一一一一一




生田「じゃ、行ってくるぜ」


岩川「おう、俺もあとから行くわ」


生田「了解」


生田「発動機確認完了、これより一番機発着する」ブロロロ……


生田「さて、新型戦闘機はどんなもんだい?」ブウウウウウン


生田「おぉ、操作性がいいな…操縦棒がよく動く」


生田「中々速力もあるな、だがこれだと旋回力が…」


生田「……っ!……なんだこの動き…こんな動きをする戦闘機は初めてだ…」

 



説明しよう、皆大好き零戦は航続距離共に機動力が優れておりスピードに至っては世界トップクラスである(当時)しかし、そのあと登場してきたF6Fに加えF8F・コルセア・シコルスキーなどの精鋭艦載機にスピード面には負けてしまうが機動力の面には圧倒的に有利であったが、空戦の基本は1に速度で2に機動力であるので結果的に不利であるが、装備の質はよく、当時の主力艦戦の96艦戦にも装備していた7.7mm機銃2艇に加え20mm機関砲も2艇装備していた。(当時の初期型零戦すなわち零戦11型)は空母発艦を想定していないため着艦フックもついていない。それと零戦11型の20mm機関砲は弾詰まりが激しく、トリガーハッピーには向いていない。 




生田「おや?あれは中国軍機だな、フフフ2対1なら勝てると思ったか?」


生田「残念だったな」バババババ



機関砲が火を吹く、敵機は逃げて行くがもう予想済みだ敵機の進行方向に機関砲を打ち込む



敵機に弾が食い込む、20mm機関砲は炸裂弾だ、一発でも当たれば機体は吹き飛んでいく



逃げようとしている敵機にも弾を打ち込む…敵機は粉々に砕け散った

 


生田「しかし…中国軍機が俺達に挑んで来るなんて珍しいな」


生田「さては見知らぬ敵軍機なら勝てると思ったな?」


生田「残念その考えは甘いぜ…」

 

生田「こいつがあれば、この戦争には勝てる気がするな」


生田「しかし、こいつは本当に機動力がいいな巴戦にはうってつけだ」


生田「ん?あの飛行機は…」


岩川「……!!……!」  


生田「何言ってるか聞こえないな、まぁどうせ大したこと言ってないだろ」


岩川機一一機内一一一一


岩川「多分こいつ気づいてないな」 


岩川「しょうがないなぁ」 


岩川「機銃頼めるか?」ブウウウウウン


防御機銃要員「は!任せてください!」


岩川「よし、じゃあ敵をこっちにおびき寄せてから機銃を展開してくれ」


防御機銃要員「了解しました」


ブウウウウウン


生田「何してるんだ?ん?後ろ…」 


ババババ


生田「おぉ、危ない…余所見してた」 


生田「あぶねー助かったたぜ」手信号 


岩川「ダメダ」手信号

 

岩川「あいつ…いつか死ぬな」


岩川「多分死なないけど(矛盾)」


防御機銃要員「どういうことですか?それ…」


岩川「気にするな」


防御機銃要員「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」





一一基地航空場一一一一一一一





岩川「あのさ…俺達はこの戦争を終わらせることってできると思うか?」


生田「何を言っている」


生田「俺がこの戦争を終わらせてやるぜ!!」


岩川「は?どうだか?」 


生田「おいおい、夢のないこといっちゃあかんぜ」


岩川「ま、そんぐらい陽気じゃないと戦争なんて頭おかしいことできないわな」


生田「だな!!」ハッハッハ


岩川「そのとうり」ハッハッハ


周りの人「なんで笑ってるんだろう…」





一一数年後一一一一一一一




岩川「おいお前ニューギニア基地に移動だって?」


生田「お前もだろ…」


岩川「そうだった」


生田「えぇ(困惑)」


岩川「南方基地だから水戦に乗るのか?」


生田「あぁ、どうやらニ式水戦じゃなくて川西が製造した強風って言う水戦らしい」


岩川「強風ねぇ、二式で充分じゃない?」


生田「いや川西は製造の主力を失ったらしくて、その製造ラインを無駄にしないために開発したらしい、なかなか性能も良好らしい」


岩川「はえ〜俺は二式陸上偵察機になるけど防御機銃がなくなってスリムになっただけだな」


生田「防御機銃ないと怖くない?」


岩川「いや偵察機に防御機銃いらないと思う」


生田「そういうもんか」


岩川「そういうもんだ」







強風出撃ス







「強風」当時製造に余裕のあった川西航空機が開発した水上戦闘機だ、川西は水上機専門であったが昭和16年12月8日の海戦で水上戦闘機は一時相手を失いその余った製造ラインを活かすため開発された水戦なのだが、強風は別名「下駄ばき重戦闘機」と呼ばれている、瑞雲と言えば「下駄ばき機」だが強風は下駄ばき重戦闘機である。しかしそんな強風にも問題はあった、強風が搭載している発動機の火星一三型は空冷14気筒、離昇馬力1460馬力、外径1340mmという大型発動機であった、これは零戦が搭載する栄発動機より大きく、従って胴体も太くせざるをえなかったので、機動力が問題視されていたが、層流翼の搭載で機動力はあまり見劣らなかった、ちなみに日本で初めての層流翼搭載機である、また胴体からフロートまでの距離が長く耐久が心配されていたが(実際に試作機でフロートが折れ撃墜した機体があるが、搭載員は無事だった模様)14試高速水上偵察機を製造する際に開発していた折りたたみ式翼端浮舟を装備していたので製造には問題なかったのだが、結局強風は活躍する機会がなく、活躍の話を聞かないまま製造が中止になったが昭和17・18年と製造していたのは損害した分を補うためだったのだろう、しかし後の紫電のいしずえとなったのを見ると開発者の多大な努力は無駄ではなかったのだと思う。





生田「風防を閉じて…」


生田「スロットを入れて…」ブロロロ


生田「離水!!」ブロロロロロロ


生田「おぉ、練習で使っていた二式水戦より離水がはやい!」


生田「ふむ、味方機はまだ飛べてはいるが練度が酷いな、まぁ搭乗員を養成するのは時間と資金がかかるからな」


生田「ん?あれは…」


生田「うおっ!撃たれた!」


生田「あっぶねぇ!、あいつは…モスキート!」


生田「あいつら俺らが離水終わったら逃げるくせに

離水前だけを狙ってくるから腹立つんだよな」


生田「あっ!逃げんな!」


生田「双発機だからって逃げれるとおもったか?…」


生田「火星一三型舐めんなよ!」(火星一三型、発動機の名称である)


生田「喰らえ!」ババババ



敵機に銃弾が食い込む…やはり炸裂弾は偉大だ、バカみたいに大きいどこぞのtu4は落とせないが双発機程度なら簡単に落ちる、モスキートも炸裂弾の被害者なのだろう



生田「編隊が崩れたな…作戦は中止だ、帰投する」





一一ニューギニア基地一一一一一一一





生田「おい岩川、また移動だぞ」


岩川「またかよ、ていうかまたお前と一緒か」


生田「運命だな」


岩川「違いねぇ」







一一厚木飛行機基地一一一一一一一一

 






生田「えーと強風?」


岩川「強風からフロートを外した紫電の改造型の紫電改だ」


生田「中翼機が低翼機になってるんだけど…」


岩川「強風の発動機の火星一三型を誉11型発動機に変更した紫電に20mm機関砲二型を4艇搭載して給弾装置をベルト式にしたようだ、20mm機関砲二型は従来の一型に比べて射程距離が伸びたものらしい、しかもU字管を搭載した空戦フラップを装備してるようで、空戦時の旋回によってフラップが自動で出るらしいぞ、そして発動機も誉21型に換装しているようだ」


生田「すげぇ!けどよくわからん!」





一一数日後一一一一一一一一一






生田「んー?強風より操縦が楽だな、うおっ!機関砲すげぇ!」


生田「あっ!敵機…」


生田「うおっ!不覚!」


生田「だかな…」


生田「貴様では到底俺には追いつけないぜ(カッコつけ)」


生田「おりゃっ!」ババババ


生田「敵機撃墜!これより帰投する!」






一一数年後一一一一一一一






岩川「遂に暫くお別れだな」


生田「あぁ、ラバウルでも死ぬなよ」


岩川「死なんよ、だって米英機も大したことないらしいし」


生田「搭乗員の間じゃあラバウルは搭乗員の墓って言われてるらしいぜ」


岩川「まじか、お前も母艦搭乗員になったからって調子乗んなよ」


生田「俺は大丈夫だ、なんてったって烈風に乗れるんだぞ!零戦の後継機らしい、それより…お前は偵察機なんだから大丈夫だろ」


岩川「でも紫電改の方が強いんじゃないか?」


生田「まぁ、艦載機だからしょうがない」


岩川「違いねぇ」


生田「んじゃ、また会おう」

  

岩川「あぁ、次会うときは戦争が終わってるといいな」


生田「あぁ、本当に終わってくれたらいいな」





これが岩川と話した最後の話だった…岩川はガダルカナル上空で偵察中に燃料タンクをぶち抜かれて帰還困難になって自爆したらしい、俺は米国を恨んだ

 



それからさらにして、故郷の横浜も爆弾の海に沈んだ、俺が搭乗していた瑞鶴も遂に沈んだ… 

沖縄に米国が上陸したと聞いて遂に日本も終わったと思った、しかし沖縄県民の命を無駄にできるはずもなく鹿島基地からは特攻隊が連日のように飛んでいった…俺も最初は特攻機の直掩機だったが

日に日に増していく米国の空母のおかげで直掩機まで落とされるようになってからは直掩機は出撃しなくなった、となればもう俺はいらない訳だ、そして遂に特攻命令が降りた…皮肉なものだ日中戦争から太平洋戦争まで生き残ったのに最後は特攻だとはな…今まで生きた意味も無いと思った。 

しかし故郷も失ってはどこにも行くとこは無いと思っていた、だから俺は特攻が嫌な気はしなかった。

 


生田「ふう、なんて集中砲火だ…もう周りに味方機はいないな…どうやら俺以外全滅のようだ」


生田「さて、俺で終わらせてやるぜ!」 


生田「最後の最後まで生き残ってしまったが…日本が残ってるならそれでいい、だが…」 


生田「敵艦隊も捕捉できないとはな…」


生田「おっ、あれは」


生田「敵艦隊が見えてきt…


生田「なんだ?これは…」


生田「景色がどんどん崩れて…」  


生田「うっ、頭痛が…」


生田「くそ…」気絶













現世












生田「…………っ!」バッ


生田「俺は一体?」


生田「それに…ここはどこだ?」


生田「ん?通信がはいってる?」


通信機「」ザーザーザー


生田「ちっ、相変わらずだなって…」


生田「なんだあれ?」


生田「こんな所に基地なんてあったか?」


生田「旭日旗が上がっているな…」


生田「友軍か、だが滑走路がないな…」


生田「しょうがない強行着陸だ」






一一前線基地一一一一一一一一 






???1「提督!防空電索に感あり!国籍不明機です!」


???2→提督「なんだと!?大淀、通信をつないでくれ!」


???1→大淀「はい、わかりました」


提督「こちらビキニ基地、当機は日本の領空を侵略している、直ちに領空を出なければ当機を邀撃する。繰り返す…」


提督「反応なしか」


大淀「……待ってください、この電索の反応からみるに艦娘が利用する艦載機ではないと思われますがどうやって邀撃するのですか?」


提督「本土に要請を呼んで…」


大淀「ここに来るまでに例の機体が鎮守府に到着してしまいますが」


提督「鎮守府の全勢力を鎮守府近海に向かわせ、なんとしても撃墜しろ!!」


大淀「はい、わかりました(やりすぎでは?まぁ、いいです)」






一一生田機一一機内一一一一一一






生田「よし、高度を少しずつ下げて…なんだ?あれ…」


生田「人が海に浮いてる!!」


生田「えっ!?どういうこと?」


ドーン


生田「うおっ!撃ってきた!!」


生田「まずい!はやく着陸して誤解を解かねば…ていうかよく見ろ!日本軍機だろうが!」


ドカーン


生田「くっそぉ、少しかすった…結構ダメージ喰らったな…」


ドカーン バキ


生田「うおっ!!!翼が半分折れた!」


生田「だが翼が半分折れても飛べる!烈風の翼面積と歴戦の航空兵舐めんなよ!」


生田「フラップ展開!……………あれ?」


生田「くそっ!さっきの衝撃でフラップが開かない!」 


生田「ランディングギア展開!…………あれ?」


生田「片方しか開かない…ていうか…翼が折れちゃったし…ランディングギアも片方しか展開しないせいで…空気抵抗がめちゃくちゃになってしまった!機体操縦ができない!」


生田「落下傘で脱出だ!」



ピュュュュュゥゥ



ガガガガガガ



ドガーン



生田「あぁ、烈風が…」


生田「くそっ!お前ら覚悟しとけよ!反省文810枚書かせるからな!」






一一ビキニ基地一一一一一一






大淀「提督、国籍不明機の撃墜を確認しました、搭乗員が落下傘で脱出したようなので救助隊を出しましたが…」


提督「うむ」


大淀「あと…」


大淀「どうやら瑞鶴さんがあの国籍不明機は烈風だと言っているようで、他の艦娘からもあのフォルムと色合いは烈風じゃないかと声が上がっているようです」


提督「ふむ、烈風ねぇ」


提督「まっ、それは搭乗員に確認しないとわからんな」


大淀「はい、そうですね」




一一空母寮一一一一一一一




瑞鶴「あれは確実に烈風だった!」


翔鶴「私は烈風を積んだことがないから分からないわ」


飛龍「右に同じく」


蒼龍「右の右に同じく」


飛龍「そっかー瑞鶴は空母勢のなかでも結構終戦近くまでいたから烈風積んだことあるのか」


瑞鶴「えぇ、しかもあの操縦…」


蒼龍「翼が折れても飛行してたのは驚いたよね」


瑞鶴「確か私の搭乗員であれに近い操縦をしてる搭乗員がいたなぁ…」


翔鶴「気のせいじゃないかしら?」


瑞鶴「たしか日中戦争からの生き残りの人だったと思う」


飛龍「日中戦争からの生き残りって超熟練搭乗員じゃん!」


瑞鶴「えぇ、私が沈んだときは既に発艦してたから助かったと思うんだけど…」


蒼龍「まっ、昔の空母だった頃なんて覚えてないよねー」


飛龍「うん、多聞丸もどんな顔だったか忘れちゃったよ」


蒼龍「もぉーいつも飛龍は多聞丸ばっかり」


飛龍「いいじゃん、多聞丸」


瑞鶴「あははは…」


瑞鶴「(でもあれは確かに烈風だった、なんで、いまさら烈風が?もしかしてタイムスリップ?いやでも私達みたいな不思議な存在がいるんだからあり得るのかなぁ?)」


翔鶴「どうしたの?瑞鶴」


瑞鶴「ううん、なんでもない、翔鶴ねぇ」


翔鶴「そう…」



 





一一不時着地点一一一一一一








生田「あいたたた…」


生田「おぉ、奇跡的に烈風の近くに落ちた…」


生田「……って…あぶねーな、あと少しずれてたら木に当たってトマトジュースになるとこだった」


生田「あれ?動けない…」


生田「あぁぁぁぁ…」


生田「落下傘が木に引っかかってる…」


生田「救援まで待つか、救援来るか分からないけど」


生田「てか、結構時間たってるな、暫く気絶してたか」


生田「それにしてもあの海に浮いていた人達はなんだろう」


生田「変な小さい銃を向けて来たと思ったら爆発するんだもん」 


生田「7.7mm機銃かな?って思ってたら対空砲並みの爆発だぜ?しかもあの基地なんなんだろう」


生田「ていうか、特攻しようと思ったら景色が崩れてこんな所にきたんだよな………もしやタイムスリップ!?」


生田「んな訳ないか」



ブーン



生田「ん?」


生田「なんだ?あの小さい飛行機は?」



……………



???1「不時着機を発見しました、3時の方向です」


???2「さすが加賀デース、頼りになりマース」


???1→加賀「いえ、それほどでも…それより金剛さん、はやく救援に向かいましょう」


???2→金剛「そうですネーはやく救援に向かいましょウ」




………………




生田「おぉ、救援だ!………!?」


生田「女の子!?」


金剛「そうデース、女の子デース、はやく救援しちゃいマスネ…………」


金剛「ん?はやく降りてきてくだサーイ」


生田「木に引っかかってるんだ、助けてくれ」


金剛「ちょっと待っててくだサーイ」


生田「?」


金剛「………」バーン


生田「ひっ!」


金剛「これで助かりましたネー」


生田「あっ、ありがとう」


金剛「さぁ、帰りマース」

 

加賀「えぇ」


生田「え?そっちは海だぞ?」


金剛「え?」海に浮いてる


加賀「え?」海に浮いてる


生田「お前らかぁ…」


金剛「どうしたんデース?」


生田「さっき海に浮いてる人間に撃ち落とされたんだよ…」


加賀「あっ」


生田「まぁいいや、基地までお願いする」


金剛「了解ネー」





一一ビキニ基地執務室一一一一一一





提督「タイムスリップ!?」


生田「あぁ、なんか特攻のときに景色が崩れはじめたと思ったら気を失って気づいたらこの基地の近海にいた」


提督「いや、でも…………



…………



瑞鶴「なるほど」壁に耳あてて


翔鶴「ねぇ、瑞鶴?やめにしない?盗み聞きはよくないわよ」

 

瑞鶴「まって、翔鶴ねぇ、すごく気になるの」 


翔鶴「そう…先に食堂に行ってるわね」


瑞鶴「わかった(へぇーそういうことか、タイムスリップしてきたのね…でも、あの操縦…誰だっけ?思い出せないなぁ)」






一一空部屋一一一一一






生田「まさか、一部屋を一人で使えるとは…」


生田「それと提督が烈風を落とした代わりとして紫電改を作ってくれるらしい」


生田「どうやら設計図が残っていて明石っていうやり手の工廠の人が作ってくれるらしい、明石さんすげーな」


生田「だが今が2019年とは…戦争も70年前の話か…信じられんな」


生田「あと艦娘って言う戦時中の軍艦を擬人化した人達だが、すごく可愛いな、嫁にしたい」


生田「まぁ、今日は色々疲れたしもう寝よう」


生田「それに明日の朝礼で俺がここに正式に着任するのが決まったのを報告しないといけないしな…でも、こんな離れた島から本土とすぐに通信できてしまうなんて…技術の進歩は目覚ましいな」


生田「疲れた、寝よう」


生田「おやすみ」





一一次の日一一一一一





生田「緊張するな…」


提督「もう出るぞ」


生田「了解」


提督「それでは今日新たに着任した者を紹介する」


提督「特務士官中尉の生田英治だ」


生田「ご紹介に預かりました、特務士官中尉の生田英治です、この基地に着任することになりました、これからよろしくお願いします」 


パチパチパチ


提督「それでは本日の朝礼を終了する、通常任務に戻ってくれ」


艦娘「了解!」







一一食堂一一一一一一一一








生田「おぉ、すごい種類のメニューだ…」


生田「おっ!これうまそうだな」


生田「すいませーん」


???「はい、なんでしょう」


生田「間宮さんでしたっけ?」


???→間宮「はい、そうです」


生田「じゃあ生姜焼き定食をお願いします」


間宮「生姜焼き定食ですね?」


生田「はい」


間宮「これを持って行ってください、料理が完成したらその機械が鳴るので料理を取りに来てください」


生田「はっ、はい分かりました」


生田「すごいな…」


生田「おっ空いてる席あった」


ピーピー


生田「おっ、鳴った。取りに行こう」


間宮「はい、どうぞ」


生田「ありがとうございます」


生田「さて、いただきます」


瑞鶴「前いいかしら?」


生田「あっ、どうぞ」


瑞鶴「ありがとう」


生田「瑞鶴さん?でしたっけ?」


瑞鶴「えぇ、瑞鶴よ、よろしく」


生田「よろしくお願いします」


瑞鶴「多分あなたって私が艦だった頃に搭乗してたわよね?」


生田「瑞鶴さんが艦だった頃に搭乗してましたね」


瑞鶴「えぇ、たしか歴戦の熟練搭乗員が来たって有名になってたわ」


生田「えぇ?そうだったんですか?」


瑞鶴「えぇ…そりゃそうなるわよ、酷い空戦で発艦機の大半が帰ってこなかった空戦で翼が半分折れたにも関わらずグラマンを2機撃墜して来たんだから当然よ」 


生田「ハハハ…」バクバク


瑞鶴「ていうか食べ物にがっつきすぎじゃない?瑞鶴ふてくされるぞー」


生田「久しぶりの食事で…すみません(かわいい)」


瑞鶴「別にいいのよ、それじゃあ私食べ終わったからもう行くね」


生田「あっ、はいお気をつけて」


瑞鶴「ありがとう」


生田「かわいいけど、よくたべるな」


生田「驚きである」




一一工廠一一一一一一




生田「おぉ、懐かしい」


明石「いやー作るのに中々苦労しましたね」


生田「たしかU字管のとこが難しかったでしょ」


明石「よくわかりますね、あと誉発動機も再現するのに難しかったです」


生田「ハハハ」


生田「それより、もう乗ってもいいかな?」


明石「はい、大丈夫です」



  


一一簡易飛行場一一一一一一





生田「風防を閉めて…」


生田「スロットをいれて」ブロロロ


生田「離陸!」ブロロロロロロ


生田「おぉ、オクタン価の高いガソリンを使ってるようだから、動きが良好だ!」



一一地上一一一一一一



瑞鶴「すごい…」


飛龍「あれが、世界に名を轟かせた紫電改か…」


蒼龍「九九艦爆と違ってスピードがでてるね」


加賀「いや、当たり前でしょう」


赤城「美味しそう」ボソッ


明石「……(ちゃんと格納庫に鍵かけとこ)」






ウーウー






瑞鶴「敵襲!?」


加賀「敵航空機隊が接近中、超低空から侵入したようね、電索に反応してないわ」


飛龍「はやく落としちゃうよー」


蒼龍「…」←九九艦爆しか装備してない



一一上空一一一一一一



生田「よし、動きは良好…」


生田「通信?」


通信機「鎮守府に奇襲、ただちに敵機を撃墜せよ、これは演習にあらず、繰り返す…」 


生田「敵機…まだ、機関砲を試してないな」


生田「ちょうどいい」



一一地上一一一一一一



赤城「以外に敵が多いわ!」


加賀「不味い、敵機が鎮守府に近づいてる…」


瑞鶴「艦戦だけで艦爆が落とせない!」


ブーン‼


翔鶴「この音は…」


空母「紫電改!?」


ババババ


加賀「あれだけいた敵機が…」


赤城「あっという間に壊滅…」


瑞鶴「流石熟練搭乗員ね…」




一一上空一一一一




生田「ふむ、あの小さい艦載機共にも20mm機関砲は効くようだな、炸裂弾のお陰でどんどん落ちていく」


生田「よし、制空権を確保、あとは空母達がやってくれるだろう」


生田「フラップ展開」


生田「ランディングギア展開」


キキッキーー


生田「着陸完了」


生田「疲れたー」


生田「もうこんな時間か…」



一一食堂一一一一一一一一一一一一



赤城「すごかったですね!どうやったらあんな起動ができるんですか?」


生田「あれは空戦フラップのお陰だよ」


加賀「たった1機であれ程の敵機を撃墜するなんて…」


瑞鶴「紫電改、恐るべし」


生田「たしかに紫電改もすごいが一番すごかったのは零戦だぞ、中国で初めて搭乗したときは感動すらもおぼえたぞ」                


飛龍「たしかに零戦は強かったね」


生田「うむ、改造を重ねるごとに強くなっていったな」                     


生田「ご馳走さま、もう行くね」


空母「じゃーねー」              


生田「ふぁ〜〜〜」              


生田「すごい眠い………」


生田「おやすみー」                                     




第一話終了





後書き

はい、結構誤字がありました、修整したので大丈夫です
あとこのシリーズはゆっくり投稿していこうと思っているのでよろしくお願いします 


報告 一部戦闘機の説明を追加しました


このSSへの評価

3件評価されています


SS好きの名無しさんから
2019-07-26 08:22:18

H.E.Manteuffelさんから
2019-07-25 16:24:14

SS好きの名無しさんから
2019-07-21 10:26:55

このSSへの応援

3件応援されています


SS好きの名無しさんから
2019-07-26 08:22:11

H.E.Manteuffelさんから
2019-07-25 16:24:09

SS好きの名無しさんから
2019-07-19 13:57:59

このSSへのコメント

7件コメントされています

1: hg提督 2019-07-18 22:31:00 ID: S:WrQdqZ

すいません、結構重大な文のミスに気づきました、修整しましたので、安心してください
失礼しました

2: SS好きの名無しさん 2019-07-19 14:10:54 ID: S:EVHYQT

これめっちゃ面白い!続きめっちゃ期待してます!

3: hg提督 2019-07-19 19:05:51 ID: S:6CPbom

2さん、ありがとうございます!m(_ _)m

中々ssの内容を考えるのに苦労しますが、応援してくださるとやる気が湧きます!次回はの投稿は7月25日あたりを目指してます!

4: 艦娘可愛いぃ 2019-07-20 23:16:08 ID: S:0iQm_5

質問よろしいでしょうか、
このssの内容を少々リスペクトして分が今作っているssの参考にしてよろしいでしょうか?
よかったら返事をお願いします。

5: hg提督 2019-07-21 09:05:19 ID: S:Qy3VJF

艦娘可愛いぃ、さん
全然大丈夫ですよ、むしろ作ってください!

6: 艦娘可愛いぃ 2019-07-21 11:11:54 ID: S:ykLyi1

アッハイ
ありがとうござます!
というわけで作っちゃうぞー
まぁ、作らせてもらえるお礼に、
後書きでURL貼らせてもらいますね。
長文失礼しました

7: hg提督 2019-07-21 18:11:35 ID: S:udc89c

おぉ、ありがとうございます、
がんばってください!


このSSへのオススメ


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