執務室

北上「……ねぇ大井っち」

大井「なんですか？」

北上「大井っちってかわいいよね〜」

大井「そうゆう北上さんはキモいですよね」

提督「何これ…」

俺と大井が結婚してから北上と大井の関係はこうなってしまった

あ、ケッコンカッコカリじゃないよ？本物の方ねガチだよガチ

正直結婚指輪渡すとき振られたらどうしようとか凄い悩んだけど、当たって砕けろで行ったら了承してくれた

凄い嬉しかったね

大井とは初期艦娘の愛柄でね、近年深海棲艦側の苛烈さから初期艦娘から改二に改装すると協力な重雷装巡洋艦になる大井を初期艦娘として指定してくれた

最初は俺に対して冷たい対応だったんだよね。

あのツンデレ駆逐艦や七面鳥が遠慮するレベルだったよ。正直辛かったね

だけどもいつも秘書艦で一緒にいるうちに好きになっていた

大井は結婚前に比べてベタベタになり逆に北上は大井に甘えるかのように喋りかけている。

皆知ってると思うけど、普通の大井と北上はこんな関係じゃないんだよね

大井がサイコレズよろしく、北上にべったりで、北上はいつものマイペースさで二人のキャラは保っていたんだけどね…

だけど大井は北上に対してそっけない返事をしていた

提督「…なあ大井」

大井「はい、何でしょうか？」

提督「北上も寂しいだろうしさ、今度休みの日作っておくから一緒に街でも買物にでかけたらどうだ？」

北上「て、提督…」

大井「すみませんけどお断りします」

北上「そんな……」

提督「…なんでだ？」

大井「昔の私なら喜んで了承しますけど、今は違います。提督という素敵な旦那様がいるのになんで"他の女"と買物に出かけるんですか？なんならその休日に私と一緒に街にでも行ってデートしませんか？」

北上「………」

提督「………」

廊下にて―――

提督「北上、すまないな」

北上「ん〜まあ、なんとなく予想はついてたけどねぇ」

提督「すまないな…なあ」

北上「ん？な〜に？」

提督「最近、大井は球磨達と合ったり喋ったりしてるのか？いつも俺の所にいるから姉妹艦とのコミニケーションとか色々できてるのか？」

北上「ハッキリ言ってできてないね」

北上「大井っちが提督と結婚したのは嬉しかったけど、まさかここまで提督にべったりは予想外だったね、球磨姉がイライラし始めてるよ。少しは会話や帰ってこいって」

提督「マジか…」

北上「というか提督、大井っちに言えば？大井っち提督にベタベタだから言うことぐらい聞くと思うけど」

提督「言って入るんだけどな…軽く流されるというか…」

北上「あ〜そうゆうことね〜」

提督「むしろここまでべったりになるなんて思ってなかったんだよ。俺としては昔の冷たい大井も好きなんだが…」

北上「え？提督ってドＭだったの？」

提督「ドＭじゃねぇよ、ただ懐かしく思ってな」

北上「懐かしむなら好きとは言わなくない？」

提督「………」

北上「ん〜？」