2019-11-18 03:17:43 更新

前書き

前作の続きです。見てなくても大丈夫です


…朝 黒澤家


ルビィ「お姉ちゃんおはよ!」


ダイヤ「おはようございますルビィ。今日は起きれましたのね」


ルビィ「うん!花丸ちゃんのLINEで起きちゃった」


ダイヤ「花丸さんの?」


ルビィ「花丸ちゃん今日風邪でお休みだって」


ダイヤ「っ!?ホントですの!?」


ルビィ「熱も38度あるからって」


ダイヤ「こうしちゃいれらんですわ!!お見舞いに行かなくては!」


ルビィ「お姉ちゃん!学校行かないの!?」


ダイヤ「んなもん知らねえですわ~!」ピュー


ルビィ「…私もだけどお姉ちゃんもラブラブだなあ」


…花丸家


花丸「うーきつい…」ズズッ


花丸「ルビィちゃんダイヤさんに言ってくれたかな…」


花丸「…ダイヤさんお見舞いに来てほしいな」


花丸「なんて贅沢な事言っても仕方ないずらね」


ピンポーン


花丸「…」


ピンポーン


花丸「…」


ピンポーンハナマルサーン


花丸「…!ダイヤさん!」


花丸「…行かないとっ」ヨイショ


ダイヤ「花丸さん!お見舞いに来ましたわ!」バンッ


花丸「ずらぁ!?」


ダイヤ「体調はいかがですか?」


花丸「うっうん…さっきよりかはちょっといいけど……」


花丸「…そういえば学校は?」


ダイヤ「花丸さんが風邪なのにんなもん行ってる場合じゃないですわ」


花丸(姉妹そっくりずら)


花丸「気持ちは嬉しいけど学校にはきちんと行ってほしいな」


ダイヤ「いくら花丸さんの頼みでもそれは飲めません」フンス


花丸「どうしても?」


ダイヤ「どうしても」


花丸「…はぁ生徒会長失格ずらよ」


ダイヤ「花丸さんの為なら世界をも敵にしますわ」


花丸「はいはい」


ダイヤ「ホントですのよ!?」


花丸「ありがと」


ダイヤ「信じてないですわね?」


花丸「信じてないというか話が大きすぎるずら」


ダイヤ「それくらい花丸さんの事を愛してるって事ですわ!」


花丸「…っ//」


ダイヤ「顔が赤いですわ!まだ熱があるのですか!?」


花丸「…今上がったずら」


ダイヤ「いかんですわ!濡れタオル作って来ますから寝てて下さいな!」ドタドタ


花丸「…原因はダイヤさんずら」


……


ダイヤ「何かしてほしい事はありますか?」


花丸「んー…特にないかな」


ダイヤ「それでは困りますわ!せっかくお役に立つために参りましたのに!」


花丸「そう言われても…」


花丸「!…じゃあ膝枕してほしいずら」


ダイヤ「それくらいお易い御用ですわ!」


……


ダイヤ「はいどうぞ」ポンポン


花丸「失礼するずら」ポスン


花丸(やっぱり太もも綺麗だなあ。いい匂いもするし暖かい…)


ダイヤ「…どうですか?」


花丸「…ルビィちゃんが羨ましいずら」


ダイヤ「どうしてですの?」


花丸「こんな優しいお姉ちゃんが毎日いるから」


ダイヤ「…嫉妬してます?」


花丸「…」


ダイヤ「…コホンっ膝枕するのは花丸さんが初めてですわ//」


ダイヤ「こう見えてもルビィにもした事ないですのよ?」


花丸「…!」


ダイヤ「膝枕は何だか恥ずかしくて今まで誰にもした事無かったですの…//」


ダイヤ「花丸さんが初めての人ですわ//」


花丸(言い方が卑猥ずら//)


ダイヤ「…花丸さん?」


花丸「…ダイヤさんいい匂い」クンクン


ダイヤ「あんまり嗅がないで下さいまし!//」


花丸「無理ずら」クンクン


ダイヤ「もう…//仕方ないですわね…//」


花丸「…」クンクン


ダイヤ「…」


ダイヤ(花丸さんこんなに私の匂いを嗅いで…)


ダイヤ(何だか犬みたいで可愛いですわ)ナデナデ


花丸「…!」


ダイヤ「あっ…びっくりさせてしまいましたか?」


花丸「…もっと撫でて」


ダイヤ「っ//わかりましたわ!」ナデナデ


花丸(最高ずら)


……


花丸「スウスウ」


ダイヤ「寝てしまいましたわ」


ダイヤ「…さて今更ですが学校に行きましょうかね」スクッ


ギュッ


花丸「ん~…」


ダイヤ「…まだ一緒にいましょう」ナデナデ


ピコン


ダイヤ「?ルビィから?」


ルビィ『学校には風邪って言っておいたよ!果南ちゃんと鞠莉ちゃんはお見通しだったけどね!花丸ちゃんの事よろしくね~』


ダイヤ「ルビィにはプリンでも買って帰りますか」


花丸「…ダイヤさん?」


ダイヤ「!おはようございます花丸さん」


花丸「ごめんおら寝ちゃってた…」


ダイヤ「大丈夫ですのよ?よく眠れまして?」


花丸「うん//ダイヤさんの膝枕とナデナデが最高だったから//」


ダイヤ「…ありがとうございます//」


花丸「チラッまだ午前中だから今からでも学校に行って下さい」


ダイヤ「…どうしましたの急に?」


花丸「これ以上ダイヤさんといたら熱が冷めないずら」


ダイヤ「!どういう意味ですの!わたくしが邪魔ですの!?」


花丸「違うずら」


ダイヤ「じゃあどういう…」


花丸「…サン…テレ//」


ダイヤ「…はい?」


花丸「ダイヤさんといると照れちゃって顔が熱くなって熱が上がりっぱなしずら//」


ダイヤ(あら~|c||^.-^||)


ダイヤ「それはいけませんね。ではまた放課後にお伺いしますわ」


花丸「ごめんなさいずらわざわざ来てくれたのに…」


ダイヤ「いやわたくしが勝手に来ただけですのでお気になさらすに」


ダイヤ「ではまた夕方」チュ


花丸「!?ダッダッダイヤさっ///」


ダイヤ「これは熱を上げてしまったお詫びですわっ」


ダイヤ「それでは失礼します」ガラガラバタン


花丸「…//」


花丸「…もう今日1日熱下がらない気がする」



……


翌日 学校


花丸「おはよう!ルビィちゃん善子ちゃん!」


ルビィ「おはよう!治ったんだね!」


善子「ヨハネよっ!あんたも風邪引いちゃったのね」


ルビィ「…お姉ちゃんのお見舞いどうだった?」


花丸「!?//まあまあだったかな?///」


ルビィ「ふーん」ニヤニヤ


善子「そういえばルビィ今日1人で来てたわね」


ルビィ「そうなんだ~お姉ちゃん風邪引いちゃって」


花丸「!」


ルビィ「…今から花丸ちゃんお姉ちゃんのお見舞い行く?」


花丸「もちろん行くずら!」


おわり


後書き

風邪シリーズはこれでお終いです。


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2019-11-23 05:57:34

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