―ある日―

杏子（今日も暇だなあ。）

杏子「！」

杏子はあるものに気付いた！

杏子「魔女の結界!?」

杏子（あれっ？何か体が引っ張られる……。……ってっいうか，吸い込まれて行く!!わああああああああ!!）

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杏子（……う～ん……。）

杏子は目を覚ました。

杏子（何か山が見える……。）

杏子「……っていうか，どこだ!?ここは!?」

杏子（どうやらワープするホールに違う場所に吸い込まれたらしいな……。こんなのあるのかよ……。）

杏子（あっ，ここはどこかの駅のようだな……。）

　　　　　北河

　　　　きたかわ

　　　　Kitjkawa

←北山

杏子（きたかわ……？聞いたこと無い駅名だな……。）

杏子（無人駅だな……。）

杏子（電車に乗って見滝原に帰るか……。）

杏子（え～とっ，何の電車に乗って見滝原に帰ればいいんだ……？）

杏子は路線図を見た。

杏子（見滝原は松葉線（しょうようせん）っていう電車に乗ればいいのか……。あれ？見滝原に松葉線っていう電車走っていたっけ……？今いる場所は峰崎中央線の駅なのか……。）

杏子（次に駅の時刻表を見よう……。）

1　峰崎　10：20

杏子（峰崎？これも聞いたことのない駅名だな……？……っていうかもしかしてここはもしかして異世界か!?）

杏子（どうやって元の世界に帰ればいいんだ……？）

杏子（まあ，まずは電車に乗るか……。）

杏子（電車が発車するのは10時20分か……。今は9時20分だから，まだまだ1時間はあるな……。）