2017-01-10 21:45:14 更新

概要

三話目。
ガンダムはもう少し




前書き

ネタ全部分かるはず。

……多分。


Limit Ability



前回、俺の能力がチートかもと言ったな。


……あれは嘘だ。



トオル「……んっ~!くおぉ~!どふぁ~!」


霊夢「駄目ね。」


トオル「まだだ!まだ終わらんよー!」


霊夢「もう三分はたったわよ。」


トオル「……負けられないんだー!」


霊夢「……………。」


トオル「くぅぅ……!ぬお~……!」


霊夢「まあ、無理ね。」



……えー、私こと神木透が今何をしているかと言いますと……。



トオル「な、何故だ!?どうして出せない!?」


霊夢「だから、今のアンタじゃ無理なのよ。」


トオル「やってみなければわからん!」


霊夢「今やってみたじゃない。」


トオル「………………。」


霊夢「………………。」


トオル「……サボテンの花が咲いている……。」


霊夢「……何言ってんの?」



能力を使って、あるものを創り出そうとしている……。


トオル「くそっ……出来ない……!」


霊夢「………………。」


トオル「出ろおぉぉぉぉ!ぐぁんだあ~むっ!!」


霊夢「うるさっ。」



そう、それはGUNDAM……。



トオル「俺の声に答えろ!ユニコーン!」


霊夢「………………。」


トオル「俺が……俺たちがガンダムだ!」






男の子なら誰もが憧れる……ガ・ン・ダ・ムだっ!







霊夢「それは無いわ。」


トオル「何故に!?」


霊夢「何で私までそのよくわかんない奴に入ってるのよ。」


トオル「あぁ、そっち……?」



てなわけで、俺は単一能力、すなわち『イメージを具現化する程度の能力』ってのを持っているらしいことが発覚したので、早速使ってみたわけだ。


んで……。


トオル「石とか草とか、水とかなら創れるんだけどな~……。」


霊夢「それは凄い事だと思うわよ。」


トオル「でもさ……ロマンが無くね……?」


霊夢「知らないわよ。」


トオル「やはり『程度』なのか……。」


霊夢「ただの人間に出来ることなんてたかが知れてるわよ。」


霊夢(能力自体は神の領域だけど……。)


トオル「そうなんか……。」


こんな感じで、イメージしても出来るものと出来ないものがあるというね……。


ガンダムは然り、比較的大きいものは無理みたい。……艦これ?もちろんやってみましたよ。


無理だったけどね。


因みに小さいのに造れないのも結構あったよ。

原子とかね。

あれ?全ての万物は原子から成るんじゃ……。


主(こまけえこたあいいんだよ。)


トオル「」


霊夢「……どうしたのよ。鳩が豆鉄砲喰らったような顔して。」


トオル(こいつ……直接脳内に……!)


霊夢「……?」クビカシゲ


トオル「!!」ドキ


トオル(……霊夢ってこんな顔するのか……。」


霊夢「……何言ってんの?」


トオル「え、声に出てた?」


霊夢「何言ってるか良く分かんなかったけど出てたわよ。」


トオル「いや、分かんないなら良いんだ。」


霊夢「あっそ。」




話を戻すけど、要するに制限だらけのチート能力って訳か。


……まあ、そうなるな。


トオル「……てことで発想を変えてみようと思う。」


霊夢「はいはい。」


既に霊夢は呆れているようだ……が!

発想を変えてもう一度チャレンジだ!



……コンセプトは……『俺が(重要)ガンダムだ!』




トオル「てなわけで……ビームマグナムを!」ボンッ


……やっぱり出てこな……え、出た!?



トオル「マジかよJK……。」


霊夢「今度は何よ。」


適当にイメージしただけなんだけど……多分これビームマグナムだよな……?

トリガーは……あ、これか。


どっかでビームマグナムはライフルのうんたらかんたらって聞いたけど、まあ何もないっぽい森の方に撃つから多分大丈夫だろ(慢心)。


トオル「今度は外さない……アンタだけは……落とす!」


そう考えて、俺はセリフを言いながらトリガーを引いた。





チュドーーーーーン!!!






霊夢「」


トオル「」





霊夢「……は?」


トオル「」バタン







霊夢「……え、何!?」












人は、それをフラグと呼ぶ。







―――――――――――――――――――――――






――同時刻、魔法の森





チュドーーーーーン!!!



?「うわっ!?な、何だ!?」


……凄い音と衝撃だぜ。一瞬、何か光ったような気がしたと思ったらこれだ。一体何が……?


?「博麗神社の方か……。」


確証は無いけど、とりあえず行ってみるか。


ん、あれは……。


?「魔理沙!」


?「おう、アリスか。今のは何だったんだぜ?」


?「え……魔理沙のアレじゃないの?」


?「あぁ、違うんだぜ。だからとりあえず、霊夢のとこに行くつもりだぜ。あそこに行けば何か分かるだろ。」


?「……私も行くわ。今の光……誰かが生み出したとしたら、只者じゃないわ。」


?「合点、だぜ!」






―――――――――――――――――――――――






――???





?「……これは……!」


?「お嬢様、如何なさいましたか。」ヒュン


?「フフ……面白い運命が舞い込んで来たわね。」


?「………………。」


?「咲夜、もうじき侵入者が現れるわ。でも倒してはダメよ?」


?「……畏まりました。」


?「それと、あの子には何も口外しちゃダメよ?」


?「承知しております。」


?「……楽しみね。神木……トオル……。」


?「………………。」









――To be continue……


後書き




――一話目投稿時

?「主……長期執筆プラン、いけそうなのか?」

主「強化人間(既出投稿)でなくとも、やって見せる!」



――三話目投稿時



?「友が(ネタを)あんなに持たせてくれたのに!(たった三話で)もう弾切れなのか!?」

主「クロスSS……化け物めぇ……!」















……そもそもクロスオーバーなのか?


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