2017-01-10 22:28:51 更新

概要

TDR(東京ディズニーリゾート)へ艦娘と行く。

昔、彼女達は皆の夢を背負っていました。
そんな彼女達が、
今度は、「一人の男の、大きな夢」を見る。

そんなお話です。


前回のあらすじ。

トイマニで頑張った。



提督「よーし!よし!」


提督「…いてっ!」


提督「よし…次は…いててて!」


金剛「腕がっ…!腕ガー!」


比叡「見事な筋肉痛です!!」


提督「これ、明日にまで響きそうだな…!」


提督「あっ!アウトオブシャドウランド!!」


全員「あ!!」


榛名「大変です!もうすぐ始まりますよ!」


提督「急げ急げ!」


※走らずゆっくりと向かいましょう


提督「知っとるわ!!歩いてくぞ!!」


金剛「おー!!」


スタタタタタタ…


霧島「…320」


提督「ん?」


霧島「いえ!なんでもないです!さあ!行きましょう!」


…。

…。

…。


ロスト、ハンガーステージ前


提督「ぜぇ…!ぜぇ…!間に合った…!」


榛名「い、意外と遠いですね!!」


金剛「そ、そう言えば霧島ー?」


霧島「は、はい?」


金剛「さっきのん?ってのはどうしたんデスカー?」


提督「320って言ってたか?」


霧島「あ!よ、よく聞こえましたね!」


提督「大体検討はついてたからな…」


提督「よし!とりあえず中に入ってから説明するぞ!!」



ハンガーステージ内


全員「おおおおおおおおおおお!!」


提督「な…!なんじゃこりゃあ!!」


金剛「…ふ、ファンタスティックなステージネ…」


比叡「…ひ、ひえぇ…」


榛名「こ…これは映像…?ですか!?」


霧島「う、嘘でしょ!?そんなバカな…!」


提督「…いや、プロジェクションマッピング…!つまり!舞台に投影された映像だ!!」


霧島「嘘ー!?」


提督「間違いない!!絶対だ!」


提督「ってか席探さないとやべぇ!!!」


金剛「わっわっ…!!」


着席


提督「…流石に横の方は空いてたな…」


霧島「あ、提督。さっきの320って数字ですが…」


提督「ああ。教えようか」



提督「320。この数字が何を意味するのか予想は出来るか?」


全員「できませーん!」


提督「少しは考えろよ!!…まあ、最初から確認していこう。霧島。320を見たのはどこだ?」


霧島「ええと…トイビルトロリーパークのショップです!」


提督「スリンキードッグのギフトトロリーだな。店の形はトロリー電車のまま。そしてあの店の横側…つまりトロリー電車の正面から見た時、中央に320ってプレートがあるんだ」


榛名「普通に考えれば…320号車?ですか?」


提督「…じゃあ三択で問題!」


提督「1、1912年に走っていた電車の最終号車。つまり320号車」


提督「2、当時のアメリカで電車のおもちゃを販売していた会社の設立日3/20」


提督「3、トイビルトロリーパークの元ネタ、ルナパークの開園日3/20」


提督「4、あのエリアを造ったイマジニアの誕生日」


提督「…さてどーれだ!!」


金剛s「分かるかー!!」


金剛「普通に考えて1ネ!1!だってプレートにナンバーがあるのは当然ヨ!」


比叡「で、でも…!ディズニーはそう言うわからない部分の数字を押し出す事ありますよ!!」


榛名「そうです!実際体験してるじゃないですか!」


霧島「誕生日が彫られてるってどういう状況ですか!?」


提督「はい、もうすぐシャドウランド始まるから答えてー」


金剛「ムムム…!」


提督「ちなみに、誰かがやったツイッターのアンケートでは2番の内容が投票多かったそうな」


霧島「現実的に考えて私は1番ですね」


金剛「ハイハーイ!!私も私も!」


榛名「じゃあ私は皆さんと同じ2番でお願いします!」


比叡「…ここは運に任せます!!3番!!」


提督「ファイナルアンサー?」


全員「ファイナルアンサー!!」


提督「…」


提督「あ、ふと思ったんだけど、四人いて四人全員間違えるって事があったらすごいと思わない?」


霧島「提督!?絶対それ今の状況の事言ってますよね!?」


提督「そう!残念ながら正解は4番!イマジニアの誕生日でしたー!!」


全員「へぇ~…!分かるか!!」


比叡「な、なんで誕生日が!?」


金剛「きっとノリよ!ノリ!」


提督「んな訳なかろう」


提督「実はこんなBGSがある」


提督「トイビルトロリーパーク。それは1912年のルナパークを元ネタに作られた移動型遊園地だ。勿論シーから移動しないけどな?」


提督「さて、そのエリアを造るにあたって、コンセプト、そしてどんな世界感にするのかを「たった一人の男」が考えたんだ!」


比叡「ディズニー!?」


提督「残念ながらご冥福です…。違う違う。イマジニアの一人だ」


提督「…さて、考えてもみろ。…あのエリアにトイマニを造る!って考えるのは簡単だ…だが、シーの雰囲気を壊さず、それでいてより深くする為の設計を一人で創造したんだぞ?」


霧島「た、確かにすごいですね…!!」


金剛「でも、実際の雰囲気としてはランドチックではー?」


提督「一理ある。だが、一理ない」


提督「あの場所は移動型遊園地。そして、ルナパークとまるっきり似た見た目だ。例えば「トイマニ 夜景」ってのと「ルナパーク 夜景」なんて調べると、ほとんど同じ画像が出てくる」


提督「ルナパークの開園は1903年。…どうだ?かなり時期としては近いだろう?」


金剛「むむむ…!」


提督「そして、海を思わせる水色と白のデザイン…。あの場所をお子様向けでシーに合ってない…と言う人は、BGSをもっと知ってから語るべきだと思うね」


霧島「今の一言、かなりのDオタを敵に回した感が…!」


提督「こわい(小並感)」


提督「…まあ、もっとも…彼の業績はそこだけじゃないんだ。…なんてったって、あの場所の人たちにまで手を加えているからな…!」


提督「…普通、建築家の仕事ってのは、ビフォーアフターとかとは違うかもだけど、その場所のイメージ、そして設計をするのが仕事…だろ?」


金剛「YES!逆に、他の物に手を出したら、それこそセンスが問われるネー!」


提督「…なんと!彼はトイマニのキャストさんの衣装まで手掛けてしまったのだ!!」


全員「ええええええええ!?」


提督「…あの衣装。よく考えてみろ?男は水色に白と赤だぞ?」


比叡「コミケ感…!」


提督「…って言うか、他のエリアに居たとしたら、違和感がバリバリすぎて凄まじいんだ」


提督「だが…!あの場所に居る間は、その違和感は全くない。それどころか、中に入ってみれば子供向けのおもちゃにまで見える!」


榛名「確かに!すごく溶け込んでいて素敵です!」


提督「そう。彼は、自分の「作品」として、全てを完成させた…。「私の作品の中で、間違いなく最高傑作だ!」…とも言ったそうな」


全員「へぇ~!!」


提督「…って、イマジニア本人に会ったって言うキャストさんからのお話だけどね」


提督「その功績が称えられて、彼の誕生日は永遠に残る場所に記されたんだ…」


金剛「深いぃ~!ネ!」


霧島「そんなBGSがあったなんて…。いやいや!分かりませんよ!」


比叡「素敵ですねー!」


榛名「きっとウォルトに似て、素敵な夢を描くことが得意だったんですね!」


提督「間違いないな!」


提督「よし!!音が変わった!…アウトオブシャドウランド!始まるぞ!」


全員「わーーーい!!」


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Johnmineさんから
2017-01-10 22:49:15

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