2015-02-01 01:29:55 更新

概要

秋月と赤城の絡みが欲しいなぁと思って書いてみました!


SS4



パンパン!!



みんな「秋月(さん)、着任おめでとーーう!!!」



秋月「ううっ…みなさんありがとうございます!!」



隼鷹&千歳「っしゃーー酒じゃあああああ!」



夕張「ほどほどにしなさいよ!」



秋月「秋月のために歓迎会を開いてくれるなんて…ありがとうございますありがとうございます」



赤城「秋月さん、隣いいかしら?」



秋月「あっ、赤城さん!どうぞどうぞ!」



赤城「それではお邪魔しますね~」



秋月「みなさん優しいですね…歓迎会なんて生まれて初めてです」シミジミ



赤城「ふふ、ここのみんな仲いいのよ~家族みたいなもんだから新しい家族が増えて嬉しいのよ」



赤城「ところで秋月さん」ズイッ



秋月「は、はい!」



赤城「あの…言いにくいんだけど秋月さんは質素な食事を強いられたと聞いてるわ」



秋月「そうですね…牛缶がご馳走でしたから」



赤城「でもここに来たからには心配はいらないわ」



赤城「今までの分を取り返すぐらい美味しいものを一杯食べるのです」



赤城「食は生活の基本ですからね」



秋月「(わぁ…赤城さん説得力あるなぁ かっこいい)」



赤城「そして今のあなたはとても恵まれているわ」



赤城「貴方にとってまだ見知らぬ食べ物は私達よりたくさんあるはず」



赤城「そんな新たな食材と出会えるのだから!」


赤城「羨ましいくらいです」



赤城「と、いうわけで」ズイッ



赤城「あなたにこの鎮守府自慢の色々な食べ物を紹介していきたいと思います」



秋月「いいんですか!?」



赤城「もちろんよ」



秋月「ありがとうございます!」



赤城「いいのよいいのよ」



赤城「まずは…間宮さんの得意料理!」



ドン!



赤城「親子丼です!」



赤城「どこか懐かしく、ほっこり。まるで鶏の親から子への愛のような温かみを感じます。」



赤城「というわけで、どうぞ!」



親子丼「さあ、お食べ」



秋月「親子丼さん…おいしそうです」



秋月「いただきます!」



秋月「卵がふわっと舌の上で溶けて…そのあとのお肉の食感のダイナミックさといったら…」



赤城「でしょ?」ニコニコ



秋月「あ、赤城先輩!もっと食べたいです!」ジュルリ



赤城「任せなさい!」



赤城「次はこれです!」



ドン!



赤城「粕汁!」



赤城「今の寒い季節にぴったり。体を芯からあっためてくれて、様々な食材を楽しめます!」



粕汁「(。+・`ω・´)シャキーン」



秋月「いただきます!」



秋月「あったかい…」



秋月「そして汁と具達がしっかりと共存している…!」



秋月「そんでもって…そんでもっt…」



秋月「くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」」



赤城「あ、秋月さん?」



秋月「」



秋月「うへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ(゜∀。)」



赤城「秋月さん!しっかりして下さい!」



秋月「赤城さぁん…私は大丈夫れすよぉ」



秋月「ささ、早く次の料理にいきまひょお」



赤城「この娘…うっかり粕汁の酒かすに酔ってしまうぐらいお酒に弱い…」



赤城「そんなへべれけキャラだったのか!?」



赤城「まったく、駆逐艦は最高だぜ!」



赤城「と思いきやただ単純にご飯が食べたいだけのようね!」



赤城「質素な生活をしていたせいか、食べたことのないご飯のあまりのおいしさに心を持っていかれた…?」



秋月「(*゚∀゚)ウヒャヒャヒャ」ガツガツ



秋月「うめえwwwwwwwwww」




秋月「ご飯wwwwwwうますぎwwwwwwwwクソワロタンバリンシャンシャンカスタネットタンタンプップクプーシャンシャンブーチリリリリリンwwwwwwwww」



秋月「ご飯食べてるときにタンバリンするなんて行儀悪いですよ!」



秋月「どうも、ごはんなさい(ごめんなさい)」




秋月「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwwwwww」



秋月「私ギャグセンスありすぎですねwwwwwwwwww」



秋月「おらおら、早く次の料理持って来て!!」ガツガツ



天龍「は、はい!」



天龍(あれ…なんで給仕係やってるんだろう)




赤城「秋月さんの前にはどんどん皿が積みあがっていく…まるでバベルの塔…いや、そうあれはタベルの塔!」



赤城「食べることしか頭に無い人が産み出すモノ…」



赤城「私ですらぼんやりともやがかかったようにしか出したことがないのに…」



赤城「彼女はそれを一瞬で…」



赤城「しかも食欲が落ちる気配はない…」



赤城「まるであの掃除器みたいだわ…」



赤城「彼女は何者…?まさかダイソンからの刺客…?」



秋月「吸引力の変わらないただ一つのそうじき」



秋月「吸引力の変わらないただ一つのあきづき」



秋月「ふへへへへwwwwww」



秋月「えへへ…ディアゴスティー二ぃ」ガツガツ



赤城「なんと…彼女にとってはこんな食べ物たちは毎週集めようとするけど一個ずつがクソ高くて結局やめてしまう、というかもはや最初から破産するのはわかってるから買うことすらしない…」



赤城「ディアゴスティー二の商品ぐらいの難易度ということね…」



天龍(それ結構な難易度じゃね?)



赤城「恐ろしい子…」



秋月「初回は100円!」



赤城「間宮さんが腕によりをかけて作った食べ物が消えて行く…」



秋月「ラッスンゴレライ♪」ガツガツ



赤城「ちょちょっちょっちょっちょっと待っておにぃさん!」



赤城「もはやラッスンゴレライとかいう謎の単語でしかおいしさを表せないほど脳の仕事が舌、口に集中している…」



赤城「言葉を探している暇も惜しいのね…?」



赤城「頭に来ました…」



加賀「あっ、パクられた」



赤城「私も食べます!!!」



赤城「巷で話題…鎮守府内の大食艦といえばこの私、赤城でしょう!」



赤城「天龍さん!早く!」



秋月「早く早くー!あひゃひゃ」



天龍「ウィッス」




ーーこうして、鎮守府内の食料は減少を続けた。結局、赤城が秋月を誘ったのは秋月が食べているのに対抗した、というもっともらしい理由をつけて料理を食べまくるためだったらしい。

だが提督もやった行いが行いなだけに、処分しづらく、結局二人はお咎めを受けずに、その二人の隣にいた龍驤ーー



龍驤「なんでや!」



の向かい側にいた霧島ーー



霧島「どうして!?私の戦況分析が…」



のメガネを諸事情により掛けていた金剛が怒られた。



金剛「責任転嫁もいいところデース」


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