ゲーム好き元闇医者のヒーローが軍医になった。
初投稿&初挑戦。
誤字脱字の可能性有り。
稚拙的な表現有り。
それでも良ければ読んでください。
究極のデスゲーム「仮面ライダークロニクル」を終わらせ、檀正宗の野望を阻止した宝生永夢たち。
その中の1人花家大我はその後ゲーム病専門医として患者を治療していた。
ある日、1本の通報で大我はゲーム病患者がいると言われる建物へと急行したのだが…
大我「ここか…治療すべき患者がいるという建物は…。」
大我「クロノスも倒して沈静化しつつあるゲーム病が…こんなところでも発症してるとはな。」
大我「ん…?あんなとこに門番か?とりあえず聞くだけ聞くか…おい!」
憲兵「貴様…何者だ?ここは関係者以外立ち入り禁止だぞ!」
大我「俺はここに患者がいるとの通報があって来たんだが?」
憲兵「その身なりで医者か?笑わせてくれる。証明書がないと通してはやれんぞ。」
大我「この服装の方が楽でな。生憎証明書なんざ持ってねぇ。緊急通報だから証明書なんて無くても通してくれなきゃ患者が死ぬぞ。」
憲兵「そんなことを言われてもここは提督と我々憲兵隊以外人間はいない。他は艦娘と妖精だけだ。体調不良ならば所属の軍医が…。」
ギィヤァァァ!!
憲兵「なんだ!?あのデカい怪物は!?」
大我「ほぉ…これまた大きいバグスターユニオンだこった。」
憲兵「貴様…あの怪物を知ってるのか!?」
大我「あぁ。だから来たんだろうが。あれは俺の仕事であり…獲物であり…敵だ。」
??「すみません!憲兵さん!その方は司令官がお呼びした先生ですので早く鎮守府に入れてください!」
憲兵「ふ…吹雪殿!?し…しかし…。」
吹雪「睦月ちゃんが突然倒れて中から変な怪物が現れてそれに取り込まれて…ううっ。」
憲兵「…今回は特別だ…。早く睦月殿を助けてくれ。」
大我「やらない訳にはいかないからな。案内しろ。」
吹雪「はい!こちらです!」
大我「さっき患者は取り込まれたって言ったな?」
吹雪「はい…。」
大我「ならば、患者とバグスターの切り離しからか。」
ドライバーカチャリ
吹雪「それは…?」
大我「まぁ見てろ。第壱戦術。」
バンバンシューティング!
吹雪「え?」
大我「変身!」
ガシャット!
レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!?
アイムアカメンライダー!
吹雪「姿が変わった!?なにあれ!?かわいい!!」
大我「ミッション開始!」
ガシャコンマグナム!
ギィイイイイイ!!パパパパッ!!
吹雪「す…凄い!」
大我「チッ。これじゃキリないか。」
トウメイカ!
吹雪「あれ!?消えた!?」
ギィィィィ…?
大我「伏せてろ。」
ガシャット!!キメワザ!!
バンバンクリティカルフィニッシュ!
吹雪「え!?あ、はい!」
大我「食らえ。」
バババババッ!
ギャアアアアア!!
ドコォオオオン!ドサッ…
リボル「ヌゥアアアア!!」
吹雪「睦月ちゃん!!」
睦月「」
大我「気を失ってるだけだ。援護射撃してやるから、そいつ連れてどっか行ってろ。」バンバン
吹雪「分かりました!」
大我「またお前か…リボル。」
リボル「ミッション開始ィ!殲滅だァ!」
ジャキン!バババッ!
大我「めんどくせぇ。第弐戦術。」
ガッチャーン!レベルアップ!
ババンバンバンババンバンバンシューティング!
ガシャコンマグナム!!
吹雪「また姿が変わった!」
大我「あいつ…。どっか行けって言ったのに。」
リボル「こうなったら…。あの小娘たちだけでも道連れに!」
ジャキン!パウッ!パウッ!
吹雪「!?キャアッ!」
コウソクカ!
ギュンッ!!
吹雪「!?」
コウテツカ!
キィンッ!ガキィンッ!
吹雪「せ…先生?」
大我「どっか行けって言っただろうが!」
吹雪「す…すみませんでした。」
大我「絶対に俺の後ろにいろ。」
吹雪「分かりました。」
ズッキューン!
ガシャット!!キメワザ!!
バンバンクリティカルフィニッシュ!!
リボル「そんな馬鹿な!」
ズキューン!!
ドカァァアン!!ギャアアアアア!!
大我「ミッション完了。」
ゲームクリア!
ガッシューン!
吹雪「ありがとうございました!先生!」
大我「先生って言うな。大我でいい。」
吹雪「…はい!大我さん!」ニコッ
大我「」フイッ
吹雪「むぅ。」
大我「それより睦月の容態を確認しねぇと。」
カシャッ!
ピピッピピッ!
ピロン!
吹雪「ど…どうですか?」
大我「一応大丈夫だ。もう少し休めば目が覚めるだろう。」
吹雪「良かったぁ…。とりあえず修理ドックに連れていきますね。あ、大我さんは司令官に会ってもらえますか?」
大我「分かった。」
吹雪「では…また。」スタスタ
大我「さて…俺は司令官とやらに挨拶に行くとするか。」スタスタ
吹雪「睦月ちゃん…もう少しで修理ドックに着くから…頑張って。」スタスタ
睦月「」
夕立「吹雪ちゃん!睦月ちゃん!」タタタタタ
吹雪「夕立ちゃん。睦月ちゃん気を失ってるから少し静かにしてあげて。」
夕立「ごめんなさいっぽい。あ、睦月ちゃんをおぶるの交代するっぽい。」
吹雪「ありがとう。ちょっと疲れちゃった。」ムツキオロシ
夕立「睦月ちゃんが怪物になったって聞いたんだけど…。」ムツキオンブ
吹雪「でも大我さんが睦月ちゃんを助けてくれたんだよ。」
夕立「大我さんって誰っぽい?」
吹雪「提督が先生って言ってたからお医者さんだと思うんだけど。」
夕立「ふうん。」
吹雪「その大我さんがとてもカッコ良くてさぁ〜。バァンって!」
夕立「お医者さんなのに銃を撃つっぽい?」
吹雪「第壱戦術!第弐戦術!」ビシィ
夕立「吹雪ちゃん話聞いてないっぽい。そしてうるさいっぽい。」
吹雪「夕立ちゃんもあの動きを見れば絶対見惚れるって!」
夕立「まぁ吹雪ちゃんが言うのだから本当っぽいね。」
吹雪「話してたら修理ドックに着いちゃってたね。」
夕立「見た感じ誰も使ってないっぽいから早く睦月ちゃんを入渠させてあげるっぽい!」ムツキオロシ
吹雪「服を脱がせて…っと。」ヌガセヌガセ
夕立「なんか…ちょっと脱がし方がエロいっぽい。」
吹雪「そんなこと言ってないで手伝ってよ。仕方なく脱がせてるんだから。」
夕立「ぽーい。」
吹雪「っと…よし。あとはお風呂に入れてあげて…。」
睦月「」チャポッ
吹雪「これでよし!お手伝いありがとう。夕立ちゃん!」
夕立「どういたしましてっぽい!そう言えば、吹雪ちゃんのことを提督さんが呼んでたから執務室に行って欲しいっぽい。」
吹雪「司令官が?分かった!今から行くね。」
夕立「じゃあ私はまた遊んでくるっぽい!」タタタタタ
吹雪「司令官が呼んでるってことは大我さんもいるってことだよね?さっきのお礼も言わないといけないし…。とにかく急がなくっちゃ。」タタタタタ
吹雪「でもやっぱ…大我さんカッコイイ♡」
大我「司令官とやらに挨拶するのは良いんだが…。吹雪のやつから場所を聞いてねぇ。」
大我「それらしい建物に入ったが周りは女だらけ。場所を聞こうにも俺から遠ざかるし…。自分で探し回るしかねぇ…か。」
??「すみません。花家大我先生ですか?」
大我「花家大我は俺だが?」
大淀「申し訳ございません。私、軽巡洋艦の大淀と申します。執務室に連れてくるようにと提督から命じられて参上致しました。」
大我「そうか。吹雪に司令官に会ってくれと言われたんだが場所を聞きそびれてな。」
大淀「吹雪ちゃんに会ったのですか。では睦月ちゃんが取り込まれた怪物も…。」
大我「もう倒して吹雪がドックに連れて行った。」
大淀「そうですか。安心しました。では、執務室の方にご案内致します。」
大我「ここにいる女…いや、女子は皆…。」
大淀「えぇ。私と同じ艦の魂を持った少女…。艦娘と呼ばれる存在です。」
大我「何のためにお前たちは戦ってるんだ?」
大淀「深海棲艦を倒して、制海権と制空権を取り戻し、世界平和を目指しているんです。あの…青い海をもう一度見るために。」
大我「ここから見える海は青く見えるんだが。」
大淀「昔はこの付近も海は赤かったんです。私達が本格的に動き始めてからこの付近は青くなりました。」
大我「お前たちも大変なんだな…。」
大淀「さて、お話もこれくらいにして…。ここが執務室です。」
大我「案内ご苦労。助かった。」
大淀「いえいえ。さぁ、提督がお待ちですので…。」
大我「あぁ。」
コンコン
提督「はーい、どうぞー。」
ガチャ
大我「失礼する。」
提督「君が花家大我君だね。私は辻本吾郎。提督なり、司令官なり、辻本なり、好きに呼んでくれ。話は聞いているよ。仮面ライダークロニクルを攻略してゲーム病のパンデミックから世界を救った英雄の1人だって。」
大我「そんなことはどうでもいい。あんたか?俺を緊急通報で呼び出したのは?」
提督「そうだよ。そりゃあ、自分の仲間がバグスターになってしまったからね。専門のCRに通報したんだが、灰馬院長が『ゲーム病専門の医者がいるから。』って電話番号おしえられてな。」
大我「飛彩先生の親父さんか…。勝手に俺のとこを紹介するとは…。」
提督「その点に関しては凄く感謝している。本当にありがとう。」
大我「ならば、診察料及び移動費、紹介料を加えて…。」
提督「あぁ。そのお金を払う必要はないよ。君にはここで軍医として働いてもらうから。」
大我「…はぁ!?今何つった!?」
提督「だから、君には軍医として…。」
大我「どうしてそうなる!」
提督「当たり前だろう?君は艦娘に出会ってしまった。君は仮面ライダーとは言え、一般市民だ。艦娘は国家機密だ。この意味が分かるかい?」
大我「つまり、情報漏洩を避けるために俺をここに閉じ込めるつもり…ってことか。」
提督「情報漏洩すると困るのはこっちも同じだしね。それからもう1つ。何故艦娘である睦月がゲーム病に侵されてしまったのか?」
大我「話が見えない。ゲーム病はバグスターウイルスに感染した人間がストレスを感じることで発症する。…ちょっとまて。」
提督「そう。おかしいんだよ。人間が発症するはずなのに艦娘が発症した。ストレス云々は今回は睦月に聞かないと分からないけれど、色々調べないと分からないんだ。」
大我「その原因を俺が調べろ…と言うのか。」
提督「そういうこと。まぁさらにもう1つ理由があるんだけど…。」
コンコン!
??「しれーかん!遠征の報告書持ってきたわ!」
提督「お、はーい、入りなさい。」
ガチャ
??「失礼するわ!」
??「Привет(やぁ)」
??「やっと遠征終わったわー!」
??「なのです!」
大我「なっ…!こんなに小さい子供が?」
提督「暁、響、雷、電、遠征お疲れ様。疲れたろう?間宮券いるかい?」
暁「お子様じゃないっての!しれーかん、この失礼な人誰?」
響「司令官хорошо(ありがとう。)」
雷「司令官、この人軍人さん?にはあまり見えないわね。」
電「眼つきがその…少し怖いのです。」
提督「今日から私達の仲間になるお医者さんだよ。花家大我先生だ。ほら、挨拶して。」
第六「「「「よろしくお願いします!(なのです!)」」」」
大我「ちょ…ちょっとまて。まだここにいると決まったわけじゃ…。」
提督「君にはもう1つ。艦娘達の相手をして欲しい。私も色々と大変でね。なにせ200隻もの艦娘を1度に見れないしな。なに、最初は駆逐艦の子達だけでもいいからさ。」
大我「だから俺は…。」
提督「給料もちゃんと払うからさ。いいだろう?」
大我「もし…嫌だと言ったら?」
提督「長門。」
ガチャ
長門「呼んだか?提督。」
提督「長門…。第六駆逐隊の子達を尾行するのはあまり良くないなぁ。」
長門「び…尾行など!して…いな…い。」
提督「してたね?」
長門「…すまなかった。」
大我「…そいつが俺を潰しにくるってか?」
提督「そうだよ。彼女はビックセブンと呼ばれるだけあって一筋縄じゃいかないんじゃないかな。」
長門「…。」
大我「まぁいい。仕方ねぇか。」
第六&長門「やった!」パァ
提督「心から歓迎する。花家大我先生!ようこそ!横須賀鎮守府へ!」
コンコン
提督「はーい、どうぞー。」
ガチャ
吹雪「失礼します!大我さんここにいてくれるんですか!?」
大我「半分脅される形…だったけどな。」
吹雪「それでも私は大我さんの傍にいるだけでとても嬉しいです!」ギュウッ
大我「ちょ…!?」
吹雪「私を睦月ちゃんを助けてくれてありがとうございました!」
大我「分かったから!離れろ!痛い!」
吹雪「あ…すみません。」パッ&シュン
大我「いってぇ…。悪気ないの分かったから。加減ぐらい覚えて欲しいものだな。」
吹雪「が…頑張ります!」
大我「何を頑張るんだ…。」
提督「随分仲が良くなったな。吹雪、花家君を案内してあげて。第六駆逐隊は補給後は待機。」
吹雪&第六「はい!失礼しました!」
吹雪「ほら、大我さん行きますよ!」ギュッ
大我「お、おう。」
ガチャバタン
長門「さて私も…。」
提督「君には何も命令してないよ。これから尾行していた罰を下さないといけないよねぇ。」
長門「え…ちょっと…それは…ヒッ!」
イヤァァァァァ!!
吹雪「ここが大我さんが勤務する医務室で隣が大我さん私室ですね!」
大我「ほぉ…。備品はしっかり揃っていそうだな。」
吹雪「ちょっとした怪我をしちゃった子とか来るのでちゃんと診察してあげてくださいね。」
大我「そういうのはドックでは治らないのか?」
吹雪「ドックで治せるのは、深海棲艦との戦いで負った傷だけなんです。睦月ちゃんも本来ならこの医務室に運ぶべきなんですけど、この部屋は普段誰もいないので…それよりも面倒見が良い妖精さんがいるドックの方が良かったんです。」
大我「そうだったのか…。」
吹雪「でも、今日から大我さんがここで働くのでちょっとした怪我でも治療してもらえますね。」
大我「たかが俺に会う口実で怪我とかされても困るんだがな。」
吹雪「私はそんな馬鹿なことはしません。暇があればここに来るつもりですから。」フンス!
大我「俺は1人の方が気が楽だからあまり来んな。」
吹雪「でもでも!看護師さんってお医者さんの隣にいるじゃないですか!私なら大我さんの隣に…!」
大我「あっ。」
吹雪「どうかしたんですか?大我さん。」
大我「完全に忘れてたぞ。アイツを。」
吹雪「あいつ?」
大我「アイツ絶対キレてるな…。」
吹雪「??」
〜花家医院〜
ニコ「おっそーい!」プンスカ!
ニコ「大我が緊急通報で出て行ってもう2日経つし!」
ニコ「連絡しても繋がらないし!」
ニコ「もー!どこほっつき歩いてんのよー!」イライラ
??「ニコちゃーん。大我がいないからってピリピリし過ぎなんじゃなーい?」
ニコ「き…貴利矢先生。ここに何の用??」
貴利矢「いやぁ、大我が居なくて寂しそうな顔してると思ってねぇ。」
ニコ「大我が居る場所を知ってるの?」
貴利矢「まぁね。飛彩の親父さんがペコペコしながらここの電話番号を教えてたから。かなりのお偉いさんなんだろうと思ってな。それで飛彩に聞いてみたら、通報主は横須賀鎮守府の提督なんだってさ。」
ニコ「今どき海軍の人がゲーム病なんて驚きね。」
貴利矢「ただ、それ以外の情報は何も教えてくれなかったんだよね。」
ニコ「はぁ?ってことは患者が誰かも、どんな症状なのかも分からないってこと?」
貴利矢「そういうこと。つまり、海軍は何かを隠しているんじゃなーい?ってこと。」
ニコ「大我はその隠された真相に…!そしてもう手遅れに…。ううっ!」
貴利矢「流石にそれは無いと思うけどさ。でもそれも時間の問題…かもしれないねぇ。」
ニコ「大我は横須賀鎮守府にいるって言ったよね。この天才ゲーマーNが救出しに行ってあげる!」ダダダダダ
貴利矢「あっ!?ちょっと…。行っちゃった。」
貴利矢「えっ。ちょっとまって。この病院の先生も看護師さんもいなくなっちゃうの。」
貴利矢「俺動けなくなっちゃったじゃん…。」
シーン
貴利矢「大我のやつ…後で覚えてろよ。」
〜横須賀鎮守府〜
大我「ハッ…ハックション!ハックション!」
吹雪「大我さん。風邪ひいたんですか?」
大我「心配すんな。ただのクシャミだ。」
吹雪「最後にここが工廠で私達が生まれてくる場所ですね。ここには普段、工作艦の明石さんと軽巡洋艦の夕張さんがいらっしゃるはずなんですが…。どこに行ったんでしょうか…。」
グウウウウウウ!!
吹雪「あっ…//」
大我「俺も少し腹が減ったな。食堂まで案内してくれ。」
吹雪「もう…。大我さん優しいんだから…。」ボソッ
大我「何か言ったか?」
吹雪「いえ!じゃあ食堂まで行きましょうか。」
〜修理ドック〜
睦月「…にゃ…にゃしぃ〜。」パチッ
睦月「頭が割れるように…痛いにゃしぃ〜。」
睦月「何で睦月はドックに…?」
〜数時間前…遠征海域に出撃中〜
睦月『睦月の艦隊!いざ参りますよ〜!』
天龍『って言っても…遠征なんだけどなぁ。』
龍田『あらあら…。でもこれも任務なんだから。ちゃんとしないとねぇ…。』
望月『あ〜めんどくせぇ。』
睦月『面倒くさがらないで!張り切って参りましょう〜!』
…
睦月『嘘…。こんな所になんで!』
レ級『ニシシシシッ!』
天龍『こんな所にレ級が出るなんて聞いてねぇぞ!』
龍田『ちょっとマズいわねぇ〜。睦月ちゃんと望月はちゃんは早く離脱しなさい。ここはあたしと天龍ちゃんでなんとかするから。』
睦月『で…でもっ!』
望月『すみません。お願いします。』ザァァァ
睦月『…分かりました。ご武運を!』ザァァァ
レ級『チッ!待テェ!』
天龍『おっと!ここは通さねぇぞ。』
龍田『どうやら死にたいようねぇ〜。』
……
睦月『何であんな海域に…。』
望月『今は考えるより鎮守府に戻って提督に報告しないと。』
睦月『う…うん。』
望月『大丈夫。天龍さんも龍田さんも強いの知ってるでしょ?』
睦月『うん…。』
レ級『撒イタトデモ思ッタ?』
睦月『う…嘘?』
望月『こんな短時間で?』
レ級『ニシシシシッ!』
睦月『じゃあ…天龍さんも龍田さんも…?』
レ級『沈ンダヨ。水底ニネェ。』
望月『そんな…。』
レ級『心配スルナ。直グニ後ヲ追ワセテヤル。マズハ…オ前カラダ!』ジャキンッ!
望月『あぁ。沈むのか…。』
睦月『望月ちゃん!』ザァッ!
レ級『喰ライナ!』ズドンッ!
睦月『危ない!』ドンッ!
望月『うわぁっ!?』
睦月『キャアッ!』ガンッ!
睦月『あれ?痛くない?』クビカシゲ
望月『何とも…ない?』
睦月『とりあえず…大丈夫。』
??『オラオラァ!逃げんなぁ!』ビュッ!
レ級『オット…。』ヒョイッ
睦月&望月『て…天龍さん!?』
天龍『この野郎!お前ら逃がした途端に弾幕張って逃げやがって。』
龍田『まさか可愛い後輩達にちょっかいを出すなんてねぇ〜。死にたいのかしら〜?』
睦月『てことは…レ級の言ったことは?』
望月『全部…嘘…?』
レ級『ア〜レェ?乗セラレチャッタァ?』ニシシッ
レ級『デモネ。今度会ウ時ハ水底カモシレナイネ。楽シミニ待ッテル。ニシシシシッ!』ブクブク
天龍『待てぇ!敵前逃亡すんな!』ブオンッ!
龍田『敵の反応…消失。一体何だったのかしら〜。』
望月『睦月…ごめんね。』
睦月『ううん!私のやりたいようにやっただけだから。』
天龍『とりあえず、この事態は報告しなきゃな。鎮守府に帰投するぞ。』
睦月『はい…。…っ!?』ズキッ!
龍田『睦月ちゃん?撃たれた所が痛むの?』
睦月『いえ…。だ、大丈夫です。戻りましょう!』
〜横須賀鎮守府〜
天龍『俺と龍田は提督のところに報告に行くが…。無理せずに休んでくれ。』スタスタ
龍田『睦月ちゃん、具合が悪くなったら早めにドックに行きなさい。』スタスタ
睦月『了解です。』ビシッ
望月『お疲れ様でした。』ビシッ
睦月『…っぐっ!』ズキィ!!
望月『やっぱドック連れて行こうか?』
睦月『ううん!大丈夫!大丈夫にゃしぃ!』
望月『そう?』
睦月『うん!じゃあ、また後でね!』タッタッ
〜埠頭〜
睦月『痛…い。キツ…い。』
オ前ハ…何ノ為ニ生キテ何ノ為ニ戦ウ?
睦月『そんなの…この海を守りたいからに…』
ソレハ本心デハナイダロウ?
睦月『そんなことない!』
歴史ハ繰リ返ス。
歴史ニ抗ウ為ニ貴様ハ踠キ苦シム。
ソレガ貴様ノ運命。
睦月『違うっ!違うっ!!』
サァ…早ク沈ンデ楽ニナリマショウ?
睦月『嫌ァァァァッ!!』
ギィヤァァァ!!
〜現在〜
睦月「私…自分を抑えられなくなって…。」ゾクッ
??「あっ!睦月ちゃん!やっと起きた?」
睦月「ヒッ…!?あ…明石さん?」
明石「そんなに驚いちゃった?ごめんね?」
睦月「いえ…。えっと…私は怪物に…。」
明石「そう…。でも、お医者さんが治してくれたのよ。」
睦月「お医者さん?」
明石「えぇ。噂によるとここの軍医さんになったって話らしいわよ。」
睦月「その方は今どこにいますか!?」
明石「それは…分からないけど…。時間的に食堂かなぁ?」
睦月「ありがとうございます!」ザバァ!
明石「お礼を言いに行くのは良いと思うんだけど…。服着ようね。」
睦月「わ…分かってますってば!」
貴利矢「おい。お前!」
レ級「…?」
貴利矢「俺のアイデンティティをパクるな!」
レ級「…ニシシッ。」
すごく面白いです。続き待ってます!
大我さんニコちゃんはどうしたんですか?