2017-12-27 01:41:48 更新

概要

高校生の日常?恋愛?みたいな感じです


前書き

思いつきで書きました
タイトルは特に意味はないです
見ていただければ幸いです
暇なときにキャラ説明とか書きます




ハルカ「おはよ!ナツ!」



ナツ「なんでお前が部屋にいる」



ハルカ「いくら夜が暑いからって窓の鍵開けっ放しにするのはよくないと思うわ」



ナツ「ここ2階だぞ、おい」



ハルカ「少しがんばれば私の家から来れないこともないでしょ?」



ナツ「お前運動神経どうかしてるぞ」



ハルカ「そうかしら」



ナツ「なんで斜め後ろの家の窓から俺の部屋まで来れるんだよ」



ハルカ「愛の力?」



ナツ「きめえ」



ハルカ「ひどくない?」



朝②


ハルカ「そんなことはいいから早く準備しないと電車出発しちゃう!」



ナツ「はいはい」



ハルカ「ちょっと、なんで私の前で着替えるのよ!」



ナツ「いや、そんな気にすることじゃないだろ。ていうかカメラしまえ。」



ハルカ「いや、これは、ほら、成長記録?みたいな?」



ナツ「お前は俺のなんなんだよ」



ハルカ「未来のお嫁さん?」



ナツ「きめえ」



ハルカ「それさっきも聞いた!!」



登校


ナツ「電車まであと何分あるのよ」



ハルカ「えーと、あと10分くらいかな」



ナツ「それくらいなら余裕で間に合うだろ」



ハルカ「とか言っていつもギリギリだよね!?」



ナツ「いやあれはお前の歩く速度が遅いのが問題だと思う」



ハルカ「え、私のせいなの?」



ナツ「そうだな」



ハルカ「えぇー」



ナツ「以後気を付けるように」



ハルカ「はぁい…」



ハルカ「…って、そんなことより早く準備してよ!!」



登校②


ナツ「それじゃいってきまーす」



ハルカ「いってきまーす」



ナツ母「二人とも気をつけて行ってくるんだよ〜」


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ナツ「おい、急がないと電車出るぞ」



ハルカ「え、もうそんな時間なの?!」



ナツ「ほら走れって」



ハルカ「さっき余裕あるとか言ってたのはどこのどなただったかしらね」



ナツ「お前じゃね?」



ハルカ「私ではないわね!!」



登校③


ナツ「結局いつも通りギリギリなんだな」



ハルカ「ナツがもっと早く準備してくれればこんなに急がなくていいと思うのですけど」



ナツ「そうだな。でも今------」



ハルカ「そもそもこんなにかわいい幼馴染が毎朝起こしてあげてるというのにナツったら全く--------------」ブツブツ



ナツ「そうだな」



ハルカ「さっきから話聞いてるの!?」



ナツ「お前ここ電車ん中だぞ」



ハルカ「あっ…」



ハルカ「教えてくれてもよくない?」



ナツ「いや俺は教えようとしたけどお前が止まらなかったからな」



ハルカ「それは申し訳ない次第です…」



登校④


アキオ「よっ、お二人さん」



ナツ「よぉ、アキ」



ハルカ「アキくんおはよぉ〜」



アキオ「なんか二人ともちょっと疲れてない?」



ナツ「いやな、こいつのせいで電車逃すところだったんだよ」



ハルカ「いや、私何も悪くないよね?ナツが寝てたのが悪いんだよね?」



アキオ「ハルちゃんもご苦労なことで…」



ナツ「おい、俺の言う事を信じろよ」



ハルカ「ナツの話は嘘が多いからね」



ナツ「そうか?俺は嘘つかねえぞ」



アキオ「その発言が既に嘘だよ…」



どう思ってる?


アキオ「なぁ、ナツお前正直なところハルちゃんのことどう思ってんのよ」



ナツ「扱い易いバカ?」



アキオ「うわぁ、とてもひどい」



ナツ「そんなもんだろ」



ハルカ「バカとは失礼だな!!!」ポカ



ナツ「いたぁ」



アキオ「じゃあさ、ハルちゃんはナツのことどう思ってる?」



ハルカ「えっ!私?!私は…」



ナツ「なんだその反応」



ハルカ「うっさいバカ!!」



アキオ「初心よのぉ」



ナツ「お前彼女出来たことねえだろ」



アキオ「お前もねえだろ」



ナツ「え?いるけど?」



アキオ「え?」



ハルカ「え?」



ナツ「え?」



ハルカ「う、嘘だよね?そうだよね?」



アキオ「お、お前俺を置いていったい誰と…」



ナツ「いや、もちろん嘘なんだけどさ」



アキオ「知ってた」



ハルカ「よかったぁ…」



ナツ「よかったってなんだよ失礼なやつだな」



ハルカ「え、口に出てた?」



アキオ「思いっきり言ってたね」



ハルカ「……」



ナツ「あ、おい」



アキオ「走ってどっか行っちゃったね」



ナツ「乙女心は複雑だな」



アキオ「お前それわかってて言ってんの?」



ナツ「ハハ、ちょっと何言ってるか分かんない」




お弁当


ナツ「なぁ、アキ、あれ、フユカちゃんじゃね?」



アキオ「あ、ほんとだフユカのやつどうしたんだ?」



ナツ「ちょっと聞いてきてやるよ」



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ナツ「やほ、フユカちゃん」



フユカ「あ、ナツくん、こんにちは」



ナツ「2年生の教室に何か用事?もしかしてアキ?」



フユカ「はい…お兄ちゃん今朝弁当忘れてったから…」



ナツ「なるほどね。それ、渡しとくよアキに」



フユカ「いいんですか?ありがとうございます!」



ナツ「気にすることじゃないよ」



フユカ「ナツくんはいつも優しいですね」



ナツ「そう?嬉しいな」



フユカ「えぇ、とっても優しいですよ」



ハルカ「二人で何話してるのさ」



ナツ「うお、びっくりしたいきなり話しかけてくんなよな」



ハルカ「いいじゃない!気になったんだから!!」



フユカ「ハルちゃん、心配しなくても大丈夫だよ?」



ハルカ「え?心配?い、いやだなぁなんの心配もしてないって」



フユカ「ふふ、それじゃ私は教室戻りますね」



ナツ「おう」



ハルカ「バイバーイ」


----------------------------------


ナツ「ほらよアキ、弁当だってさ、よかったな」



アキオ「フユカはこれを届けに来てくれてたのか、ありがてえ」



ハルカ「あとでちゃんとお礼言っとくんだよ」



アキオ「わかってるって」



ハルカ「ほんとかな〜」



ナツ「おい、ハルカ俺の弁当は?」



ハルカ「心配しなくても持ってきてるから大丈夫だよ」



アキオ「幼馴染の手作り弁当とか羨ましい限りですね」



ナツ「お前も妹の手作りだろ」



アキオ「妹と幼馴染は全然ちげえよ」



アキオ「ハルちゃん、俺にも作ってきてくれてもいいんだよ?」



ハルカ「フユカちゃんがいるでしょ?アキくんには」



ナツ「お前にうちのハルカはやらん」



アキオ「父親かよ」



ハルカ「…///」



ナツ「ハルカの弁当もそうだがフユカちゃんの弁当もかなり美味しいな」



アキオ「おい、何勝手に食ってやがる。しかも俺の好物の生姜焼きじゃねえか」



ナツ「めっちゃうめえ」



アキオ「おい」


あと少しで



アキオ「そういやさ、もうそろそろで夏休みじゃん?」



ナツ「もうそんな時期なのか」



ハルカ「ナツ、今度こそ夏休みの宿題しっかり終わらせるわよ」



ナツ「また写させてください」



ハルカ「ダメ、こういうのは自分でやらないと」



アキオ「いやさ、宿題もそうなんだけどさお前ら夏休みって予定とかあんの?」



ナツ「エアコンの効いた部屋でゴロゴロするっていう予定がある」



ハルカ「私は特にないわね」



アキオ「二人とも予定ないなら海とか行かね?」



ハルカ「確かにいいかもね!!」



ナツ「おい、俺の予定無視してない?」



アキオ「そんじゃさ、フユカにも言っとくからアカネちゃんにも言っといてくんない?」



ハルカ「しっかり伝えとく」



ナツ「おい、俺の予定」



ハルカ「じゃあ予定決めないとね!!」



ナツ「だから!俺の予定!!」



夏休み


ハルカ「ナツ〜?準備できた?」



ナツ「できた」



ハルカ「忘れ物ない?」



ナツ「うん」



ハルカ「お財布持った?」



ナツ「うん」



ハルカ「鍵ちゃんと閉めてきた?」



ナツ「うん」



アカネ「お姉ちゃんはナツくんのお母さんか何かなの?」



ナツ「うん」



ハルカ「あー、これ自動返信モードになってるわ」


海へ


アキオ「おっ、3人とも来たな」



ハルカ「アキくんおはよー!!」



アカネ「アキさん、こ、この度は誘っていただきほんとに、あ、ありがとうございます!!」



アキオ「アカネちゃんも来てくれたんだね」



アカネ「もちろんです!!」



フユカ「みなさん、おはようございます」



ハルカ「フユカちゃんもおはよー!!」



フユカ「ハルちゃんは元気だね」



アキオ「ナツが一言も喋らねえな」



ハルカ「無理矢理部屋から出したからかな」



アカネ「にぃはインドア派だから外とか出なさそうだもん」



アキオ「ナツ、猫耳美少女だぞ」



ナツ「なん…だと…」



ナツ「おい!アキ!どこだ!」



アキオ「お、元気になったな」



ナツ「おい!」



ハルカ「それじゃレッツゴー!!」



フユカ「ゴー!」



アカネ「ゴー!」



ナツ「おい!」




ハルカ「やってきました!海ー!」



アキオ「やたー!」



ナツ「暑い」



フユカ「はい、ナツくんアイスどうぞ」



アカネ「フユカ、うちにもちょうだーい」



ハルカ「っと、海の前に荷物置きにいかないとね」



アキオ「えっと、確かこっちの方に…」



アキオ「お、あったあった」



ハルカ「おぉー、っていうかいいの?別荘借りちゃって」



アキオ「気にしなくていいぞ、親父が自由に使えって言ってたからな」



フユカ「いま鍵開けますね」



ナツ「うおおお!エアコンが効いている!!」



ハルカ「いきなりテンション上がったわね」



アカネ「外暑かったもんね」



ナツ「うおおおおおお!」



アキオ「ナツ、準備できたら海行くぞ」



ナツ「うおおおおおお!」



ハルカ「ナツも早く準備してね」



ナツ「あ、はい」



アキオ「急にテンション戻ったな…」



ナツ「騒いでたら暑くなってきた」



アカネ「お姉ちゃん!フユカ!早く海いこー!!」



フユカ「じゃあ私たちの先に行ってますね」



アキオ「おー、気をつけてなー」



アキオ「おい、ナツ俺たちも持ち物持って行くぞ」



ナツ「へーい」


海②



ハルカ「海だー!!!」



アカネ「海だー!!!」



アキオ「海だー!!!」



ナツ「お前ら元気いっぱいだな」



フユカ「う、海だー」



ナツ「フユカちゃんも無理しなくていいんだぞ?」



フユカ「…///」



ハルカ「ナツ!早く海入ろ!!」



ナツ「わかったわかった」



アキオ「俺はパラソルとか準備しとくからお前ら先楽しんでこーい」



アカネ「あ、あの私手伝います」



アキオ「いいのか?悪い、助かる」



アカネ「い、いえ」



フユカ「じゃあお兄ちゃん、私も行ってくるね」



アキオ「はいよー」



----------------------------


ハルカ「ナツ!どう?この水着」



ナツ「世界一かわいいよ(棒)」



ハルカ「もっと感情込めて!」



ナツ「世界一かわいいよ!!(棒)」



ハルカ「ナツって時々すごい器用なことするよね…」



海③


ハルカ「にしてもすごいよねプライベートビーチって」



ナツ「たしかに」



ナツ「人っ子一人見当たらない」



ハルカ「まるで無人島みたいだね」



ナツ「無人島でお前と二人っきりか…」



ハルカ「…///」



ナツ「メシには困んないな」



ハルカ「私、コックだと思われてない?」



ナツ「そんなことないぞ」



ナツ「うまい飯作るし、お菓子も作れるし、めっちゃおいしいし」



ハルカ「それ全部料理だよね」



ナツ「いいお嫁さんになれるな」



ハルカ「…///」



ハルカ「ありがと」



フユカ「私もいること忘れないで欲しいですね」


海④


ハルカ「い、いや別に忘れてた訳ではないんだよ!?」



フユカ「完璧に二人の世界でしたよ今」



ハルカ「ほんと!?」



ナツ「確かにそうだったかもしれない」



フユカ「まあ、いいですよ」



ハルカ「そっかぁ、二人の世界かぁ…」



フユカ「ハルちゃんどっか行っちゃいましたね」



ナツ「いつもこんな感じだろ?」



フユカ「ナツくんから見たハルちゃんはどんな人なんですか…」



ナツ「…大切な幼馴染」



フユカ「!」



フユカ「ってハルちゃん聞いてないし…」



ハルカ「うふふふ」



ナツ「きめえ」



ハルカ「ひどくない?」



フユカ「あ、帰ってきた」



二人の様子


アキオ「ふー、こんなもんかな」



アカネ「すごいですねアキくん」



アキオ「んー?まぁ、親父の影響でキャンプとか多かったからな」



アカネ「た、頼りになる男なんですね!!」



アキオ「お、マジ?」



アカネ「マジです!」



アキオ「ありがてえ!!」



アキオ「よし!気分がいいから海の家でも行くか!!」



アカネ「お姉ちゃんたち呼んできます!」



アキオ「ん、いやいいよ。あいつらはあいつらで楽しんでるだろうし」



アカネ「ふ、二人でですか?!」



アキオ「あ、嫌ならいいんだけど」



アカネ「いえ!全然嫌じゃありません!!」



アキオ「んじゃ決定な!」


--------------------------------


アキオ「おっさーん!」



店主「よう!アキ!でかくなったな!」



アキオ「この前会ったばっかりだろ!デタラメ言ってんじゃねえよ!」



店主「まあまあいいじゃねえかよ!」



店主「ところで、そっちの子は彼女か?」



アキオ「この子は友達の妹だよ」



アカネ「こ、こんにちは」



アキオ「アカネちゃん、ごめんなこんなおっさんの店で」



店主「こんなとはなんだ!こんなとは!」



アカネ「い、いえ!とてもいいお店だと思います!!」



店主「姉ちゃん見る目あるよ!」



アキオ「まぁ、レトロな感じはあるけどな…」



アカネ「あ、ありがとうございます!!」



アキオ「んじゃ、おっさんかき氷2つくれ!」



店主「あいよ!」



アカネ「あの、お金…」



アキオ「ん?いいよ、俺が奢ってやるよ」



アカネ「ありがとうございます!!」



店主「あいよ、お待ち!」



アキオ「ありがとよ!おっさん!」



店主「店ん中で食ってくか?」



アキオ「んー、いや、向こうでシートあっからそこで食べるわ」



店主「あいよ!また来いよ!」



アカネ「ま、また来ます!」


------------------------


ハルカ「あー!アキくんとアカネがかき氷食べてるー!」



ナツ「おい、アキ、なんだそれは、聞いてないぞ」



アキオ「そりゃ言ってないからな」



ハルカ「ずるーい!!」



ナツ「ちくしょう!!」



フユカ「ナツくん、ハルちゃん、はいアイス」



ハルカ「わー!!フユカちゃんありがとー!大好き!」



ナツ「フユカちゃんマジ天使」



フユカ「ふふ」


BBQ


アキオ「海と言ったらやっぱりバーベキューでしょ!!!」



フユカ「ということで、用意しておきました!」



ハルカ「いっぱい食べるぞー!」



アカネ「このお肉フユカが選んだの?」



フユカ「海に行く前にお兄ちゃんと一緒に選んできたの」



アカネ「うわ!すごい高そうなお肉!」



アキオ「遠慮なく食べてくれ!」



ナツ「肉を寄越せー!俺が焼いてやる!」



フユカ「ナツくんがやる気を出してますね」



アカネ「にぃ!これ!このお肉焼いて!」



ナツ「任せろ!」



ハルカ「ナツ!これ!これ焼いて!」



ナツ「紅蓮の炎で焼いてやるよ!」



フユカ「キャラがおかしくなってますね」



アキオ「ナツ!これも頼む!」



ナツ「お前は自分で焼いてくれ」



アキオ「(´・ω・`)」



肝試し


アキオ「はい!肝試しをしたいと思います!!」



ナツ「元気だなお前。」



アキオ「正直、これやらないと帰れないよな!」



ハルカ「わかる!私もやりたい!!」



ナツ「お前怖いの苦手だろ。」



アカネ「私も苦手なんですけど…」



フユカ「大丈夫だよ。この辺変な噂とかないし。多分。」



アキオ「一人ずつ丘の上にある紙コップを取ってきてもらいたいと思います!!」



ナツ「お前にしては手際いいな。」



ハルカ「はやく!やろ!」



アキオ「じゃあ順番決めをしまーす!」



--------------------------


1、フユカ

2、アキオ

3、アカネ

4、ハルカ

5、ナツ



アキオ「じゃ、早速フユカ行ってらっしゃーい!あ、これ懐中電灯な。」



フユカ「では行ってきますね、みなさん。」



ハルカ「フユカちゃんって意外と肝座ってるよね。」



ナツ「お前とは大違いだな。」



アカネ「」ガクガク



アキオ「アカネちゃん大丈夫か…?」



肝試し②



アキオ「それじゃ俺も行ってくるわ!!」



ナツ「おー、いってらー。」



アカネ「き、気をつけて下さいね!!」



アキオ「サクッと終わらせるから大丈夫だって。」



ハルカ「それが彼の最後の言葉だった…」



アキオ「変なフラグ建てんな!」



ナツ「いいから行ってこい。」



アキオ「あ、はい。」


--------------------


アカネ「うぅ…。私の番ですね…。」



ハルカ「怖かったら無理しなくていいんだよ?」



ナツ「オマエモナ。」



ハルカ「わ、私は全然大丈夫だし!」



アカネ「い、いってきます…」



ナツ「なんかあったら叫べよ?」



アカネ「はい…」



ハルカ「行っちゃったけど大丈夫かな。」



ナツ「…。大丈夫だろ。」



-----------------



ハルカ「そ、それじゃ私もいってきます!」



ナツ「ん。いってら。」



ハルカ「ナツ、気を付けてね?」



ナツ「任せとけ。」



肝試し③


フユカ「さて、そろそろお兄ちゃんが森に入ってきた頃かな。」



フユカ「この辺に隠れてお兄ちゃんを驚かせちゃおうっと。」



フユカ「ふふ…。楽しみだなぁ。」



-----------------



アキオ「そろそろフユカは丘の上に辿り着いた頃かな?」



アキオ「俺ももう少しで着くしなぁ。」



アキオ「やっぱ幽霊なんていないのかぁ。」



バァ!!



アキオ「うわぁああ!!!」



フユカ「ふふ。お兄ちゃんビビりすぎ。」



アキオ「って、フユカか…。あー、びっくりした。」



アキオ「心臓止まるかと思った。」



フユカ「大袈裟だね。」



アキオ「ったく。フユカもまだまだ子供だな。」



フユカ「お兄ちゃんに言われたくない。」



アキオ「うっ…。」



フユカ「それはそうとお兄ちゃん。もう少しでアカネちゃんがここを通るはずだからさ。ね?」



アキオ「ふっふっふっ。お主も悪よのぅ。」



--------------------



アカネ「なんでこんなに暗いの?」



アカネ「バカじゃないの?」



アカネ「お姉ちゃぁん。にぃ。」グス



アカネ「早く丘の上まで行って皆と合流しよ…。」



バァ!!!!



アカネ「いやああああああああああ!!!」



アキオ「大成功!!」



アキオ「ってあれ?」



フユカ「気絶しちゃってる…。」



アキオ「やりすぎちゃった!!」



フユカ「ちょっと様子見ておくのでハルちゃん達を任せるね!!」



アキオ「お前気合い入ってんな…。」



肝試し④



いやああああああああああ!!!!!



ハルカ「」ビク



ハルカ「アカネ?何?今の…。」



ハルカ「うわあああ!怖いよおおお!ナツううう!」グス



ハルカ「助けてえええ!」グス



ナツ「うるせえよ。」



ハルカ「え?ナツ?」



ナツ「何泣いてんだよ。」



ハルカ「ナツううう!」



ナツ「心配になって急いできて正解だったな。」



ハルカ「心配してくれたの?」



ナツ「当たり前だろ。」



ハルカ「…ありがと///」



ナツ「何照れてんだよ。」



ナツ「ほら、行くぞ?」



ハルカ「あ、ナツ待って。手繋ご?」



ナツ「…しゃーねーな。ほら。」



ハルカ「ありがと!」



----------------



アキオ「おっと、あれは一体。」



フユカ「ハルちゃんとナツくんが手を繋いで歩いてる…。」



アキオ「これはすごい事なのでは?」



フユカ「いい雰囲気じゃないですか!」



アキオ「ハルちゃんめちゃめちゃナツにくっ付いてるな。」



フユカ「そのままの勢いで告白しちゃえ!」



アキオ「言え!ハルちゃん!」



フユカ「まぁ、言わないですよねー。」



アキオ「ハルちゃん、ヘタレなところあるからねー。」



-------------------



ハルカ「まだなの?丘って。」



ナツ「んー。もう少しだと思うんだけどなぁ。」



ハルカ「…。やっぱりナツといると安心するなぁ。」



ナツ「そうか。それはありがたいな。」



ハルカ「うん。…ナツ、あのね?」



ナツ「あ、おい。あれじゃないか?丘の上の紙コップって。」



ハルカ「あ、本当だ。きっとあれだよ!」



ナツ「紙コップが4つか。まだ一人しかクリアしてないんだな。」



ハルカ「皆どこにいったんだろ。もしかして私達を驚かせようとどこかでスタンバってるのかもよ?」



アキオ「その通りっ!」



フユカ「ハルちゃんを驚かせようとしたら、ちょっと邪魔出来ない感じになってたからね。」



ハルカ「アカネがおぶさってるのはなんで?」



アキオ「驚かせたら気絶しちゃった☆」



ナツ「お前は何やってるんだ。」



アキオ「さて、それじゃ各々紙コップ持って帰りますか。」



ナツ「ん?ちょっと待て。お前って紙コップ人数分用意したよな?」



アキオ「?当たり前だろ。」



ナツ「紙コップ4つしかないぞ?」



アキオ「え?んなバカな。」



フユカ「お兄ちゃん本当に4つしかないよ?」



アキオ「えっ?なにそれこわい。」



ハルカ「えっ、えっ。これも私たちを驚かせる仕組みなんだよね?」



アキオ「いや、これはちょっと予想外かな〜って。」



ナツ「…よし。急いで戻ろう!」



ハルカ「そ、そうしよ!ナツ!手離さないでね!!」



フユカ「わ、私も戻ろうっと。」



アキオ「…。あ、おいお前ら待てって!やめて!置いてかないでええええ!」


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SS好きの名無しさんから
2017-12-16 00:29:59

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2017-12-16 00:30:03

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1: SS好きの名無しさん 2017-12-16 00:31:03 ID: F5NVZ15V

テンポが良くとても面白い!

byヒマジン


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