2019-11-25 23:24:19 更新

概要

たぬポンさんの作品を受け継いだものです(2019/11/25 完結しました)


前書き

登場キャラ一覧


提督

毎度金剛になにかと振り回されるツッコミ役


金剛

毎度毎度なにか騒ぎを起こすトラブルメーカー
なぜか毎回提督を巻き込む





















夏だ!!


海だ!!


地獄絵図だ…



~以下回想入ります…~



提督室



ガチャッ


金剛「ヘイ提督ゥー!」


提督「何だよ金剛…テンション高いな…」グテー…


金剛「提督に荷物が届いたので持ってきたネー!」


提督「あっありがとう…わざわざ」


金剛「お礼を言われる筋合いはないデース!」ε-(・ω・´)フンッ


提督「お礼を言われる程・の・事・じゃ・無・い・な?」


金剛「オ~ウ…日本語難しいネ~」肩すくめ


提督「…」ハァ…


金剛「で、何が届いたデスカ?」


提督「…実家からす」


金剛「もしかして結婚指輪デスね!?」


提督「…は?」


金剛「でもそれだったらこんなに大きな段ボールは必要ないような…」ウーン


提督「いや、そもそも…これ結婚指輪じゃ…」


金剛「ハッ!なるほど…なぞはすべて解けマシタ!」ビシッ


提督「…はぁ?」


金剛「体積も小さな結婚指輪をこんなに大きな箱に入れた理由……それは!」


提督「…何だよ 言ってみろよ(あぁ…疲れた……)」ハァ…


金剛「結婚指輪が大量に入っているから…デス!」(`・▽・´)ドヤ


提督「(いやありえねーだろ)」


金剛「つまりこういう事デス!!」


金剛「提督は私をとっても愛しています…」


提督「………」ホジホジ 鼻ほじってる


金剛「そう 愛しすぎている…だから!」


提督「……」キョロキョロ ティッシュを探している


金剛「だから一回のプロポーズじゃ満足できないと思ったのデース!」ドドンッ


提督「………」( ´・ω・) ティッシュが無いことが分かってちょっと萎えてる


金剛「そう つまり、提督は何回もワタシにプロポーズしたい…」


提督 「…」タッタッタッ…


ガチャッ…パタンッ 手を洗うために部屋を出る


金剛「だから!大量の結婚指輪を買ったのデス!」


金剛「ああ…でも、こんなに沢山の結婚指輪…私の左手の薬指にハメきれない」


ガチャッ


金剛「せめて…せめてワタシの薬指があと1メートル長かったら!」


提督「アホか」ビシッ ←金剛の脳天にチョップする


金剛「アベシ!いっ痛いデース!せっかく人がロマンチックな妄想していたのにー…」


提督「なんで左手の薬指が1メートル長いのがロマンチックなんだよ!」


金剛「ハア……提督は女の子の気持ちが分かっていないデース」┐( -"-)┌ ヤレヤレ


提督「そんな女の気持ち分かってたまるかよ」


提督「言っとくけど この箱の中身はスイカだぞ」


金剛「Suicaデスかー 一体何枚あるんデショウカ…」


提督「なんで実家からSuicaが送られてくるんだよ!」


金剛「提督の実家がカード会社だからじゃないデスか?」


提督「俺の実家は農家だよ…」


金剛「oh!初耳デース!」


提督「あれ?言っていなかったっけ」


金剛「ハイ!初めて聞きマシター!」


提督「そっかー…言ってなかったけなー」


金剛「…と、言う事はまさか西瓜が届いたのデスか?」


提督「そうだよ がっかりした?」


金剛「ノー!むしろ楽しみデース!」


提督「へぇー 意外だな」


金剛「スイカ割りやった事が無かったノデ!」


提督「…へぇ……」


金剛「やりたいデース!」


提督「えー……」


金剛「提督はやりたくないデスか?」


提督「うん だって色々用意するのめんどいし…」


金剛「えー!やってみたいデス…」(´・ω・) ショボーン


提督「うっ…いきなりしょんぼりすんなよ 分かったよ やろう」


金剛「ありがとうございマース!ワタシ、提督大好きデース!」ガバッ 提督に抱きつく


提督「う~ん こういうのも悪くないかな…」///









提督「スイカの位置覚えたか?」


金剛「ハイッ!」


提督「それじゃあ目隠しをして」


金剛「…ちょっとドキドキシマース」///


提督「やっぱりスイカ割りが初めてだとドキドキするか?」


金剛「あー…スイカの話じゃなくて」///


提督「ん?」


金剛「このまま手も拘束されて足も拘束されて襲われちゃったりしたら…って思ッテ!」///


提督「安心しろ 誰もお前を襲わねーから!」


金剛「なっ!そっそれって…お前の事は俺が守ってやるぜ 的な!?」///


提督「つくづく幸せな奴だな…」


提督「それじゃあスイカ割りのルール説明しまーす」


提督「まず目隠しをした状態で10回ぐるぐる回ります」


金剛「ハイッ」


提督「次にスイカのあると思われる場所まで行きます」


金剛「ハイッ」


提督「木の棒をスイカめがけて振り下ろします」


金剛「ハイッ」


提督「以上です 質問は?」


金剛「そういえば提督!」


提督「なんだ?」


金剛「実は事前に予習してきてたので大丈夫デシタ!」


提督「早く言えや」


金剛「それとスイカを割るには…実はコツがいるのデース!!」


提督「ほお?何だよ 言ってみろよ?」


金剛「それは…」


提督「…」


金剛「………」


提督「………」


金剛「企業秘密」


提督「うわぁ!腹立つ!」


金剛「まあ、36.5cm三連装砲を使うとだけ言っておきましょう…デース!」


提督「はい失格!!」



―金剛の夏は終わったー


                ―完―










金剛「ちょっ!ちょっと待つデース!」


提督「何だよ 失格って言っただろ?」


金剛「そっそんなの認められないデース!提督にそんな権利はないはずデース!」


提督「あるよ!このスイカもとはといえば俺のだもん!」


金剛「………」


提督「………」


金剛「まさに正論…」


提督「おい!」


金剛「なんデース?」


提督「何デース?じゃねーだろ!なんで折れちゃうんだよ!!そこは“ワタシが提案者デース”とか言えよ!!」


金剛「………」


提督「………」


金剛「………」


提督「なっ何だよ…」


金剛「…私が提案者デース……」


提督「なっ…それは……確かに」(迫真の演技)


金剛「………」


提督「………」


金剛「……提督もちょっと興味あったのデスね」ボソッ


提督「うるせっ」


金剛「それじゃあ場所を変えないといけないデスね」


提督「そうだな 今は俺と金剛二人で執務室の中でスイカ割りをやっているんだもんな」


金剛「説明口調…」ボソッ


提督「文句を言うな」













鎮守府付近砂浜



提督「よし!砂浜の上にスイカ置いたし始めようか!」


金剛「イェーイ!」


提督「それじゃ目隠しして10回回って」


金剛「了解デース!」


金剛「1……2……3………」ぐるぐる


提督「………」


金剛「4……5……6……」ぐるぐる


提督「1+1は?」


金剛「2!……3……4……」ぐるぐる


提督「………」


金剛「5……6……7……」ぐるぐる


提督「1×1は?」


金剛「1!……2……3……」ぐるぐる


提督「………」


金剛「4……5……6……」


提督「1-1は?」


金剛「0!……1……2……」


金剛「3……4……5……」


金剛「ろ……おb(ピ―――――)」ビチャビチャ


提督「あ…やり過ぎた ゴメン…」



―しばらくお待ちください―


………………

………




提督「だっ大丈夫か?金剛」


金剛「うぇ……だっ大丈夫……デース……」ゼェ…ゼェ…


提督「いやぁ…まさか(ピ―)とは思っていなかった」


金剛「まあ……誰だってあれだけ回ったら酔うデース……」


提督「ごめんなさい」


金剛「……チューしてくれたら許しマス」


提督「やだよ」


金剛「まあ……誰だってあれだけ吐いてるの見たらキスしたくなくなりマスよね」


提督「やめろよ 女の子が吐くとか使うなよ…」


金剛「それじゃあ気を取り直していきまショウ!」スクッ


提督「イエーイ!」


提督「それじゃあ早速スイカ割ろうか!」


金剛「了解デース!」


提督「(…そういえば今思ったけど)」


提督 「(実弾とかで撃たれてたら俺死んでたな…)


提督「(っん?待てよ)」


提督「なあ金剛…?」


金剛「ハイ なんデスか?」


提督「それ…実弾じゃないよね?」


金剛「…………」


提督「何で黙るの!?」


金剛「えーっと……そのような心配はしなくて大丈夫デス!」


提督「俺は実弾では無いという事を確認したいんだよ!大丈夫とかそういうのはいいから!!」


金剛「………」


提督「だから何で黙るの!?」


金剛「……チッ!」


提督「舌打ち!?」


金剛「ちっ違うデース!舌打ちじゃなくてエコーロケーションデース!」


提督「…いやいやいや!!嘘でしょ!?そんな超人的な能力身に着けている訳がな…」


金剛「右斜め前方、距離にして約12,2メートル先に球状の物体を確認シマシタ」


提督「超人だったー!!何であのタイミングで使ったのか分かんないけどとにかく超人だった―!!」


金剛「それでは撃ちマース!!」


提督「えっ!?なにナチュラルに撃とうとしてるの!?ねえ待って!」


金剛「バーニングゥラーヴ!!」ダァンッ!!



スイカ 「」バァンっ!!!!!! スイカ木っ端微塵!


提督「撃ちやがったー!!」


金剛「……ふっこれでスイカも」


提督「木っ端微塵だよコラ!」バシッ!!


金剛「いっ痛いデース!」


提督 「痛いように叩いたからな!てかほんとに打つ奴がいるか!」


金剛 「だって実弾のほうがやり甲斐あるからと思っテ…」


提督 「たしかにやり甲斐はあるかもしれないがスイカが木っ端微塵になったら食べられないだろ!」


金剛 「っえ?スイカ食べるつもりだったんですカ?」


提督 「…っえ?」


金剛 「いやまさか食べるとは思ってなかったネ もし食べるならもう少し加減したネー」


提督 「…お前、まさか最初からスイカ食べないでぶっ壊すためだけにやってたのか?」


金剛 「そうデース!なかなかの爆発力だったデショ!」(`-v-´)ドヤ


提督 「この大ばかやろう!!」ゴツン!!


金剛 「アウチ!痛いデース!!」


提督 「食べ物を粗末にするんじゃない!罰として今日から1日3食ずっとなくなるまでスイカを食べなさいスイカだけ食べなさい!」


金剛 「What!?1日3食ずっとスイカ!?提督Crazyデース!」


金剛 「1日3食ずっとスイカだけ食べてたら飽きるデース!追加で塩もプリーズ!」


提督 「塩付けたらいいのか!?そういう問題じゃないだろ!」


金剛 「それじゃ砂糖も付けてくださーイ」


提督 「いやだからそういう問題じゃ…」


金剛 「なら次は普通に割るのでみんなで食べるデース!そうすれば私だけ独り占めしなくて済むネー!」


提督 「いやうんまぁ それはそうなんだけどね?俺が言ってる意味はそういう意味じゃなくてね?」


金剛 「Shut Up!!もう黙るね!それ以上は言っちゃいけないネ!」


提督 「いや誰のせいでこんなこと言ってると思ってるの!?」


金剛 「テートクしつこいと嫌われるデース!もう過ぎたことはとっとと忘れまショー!」


提督 「いやいや過ぎたことってまだ数分程度しか経ってないのに忘れられるか!」


金剛 「…」(¬_¬ )


提督 「…なっなんだよ」


金剛 「…」(¬_¬ )


提督 「…はぁ、わかったよ もう忘れるから次は普通に割ってみんなで食おうぜ?」


金剛 「っ! わかったネー!それじゃまだまだあるスイカを全部粉々にしていくネ!」


提督 「粉々にしないで普通に割れよ?」


金剛 「おっと!間違えましタ それじゃ木っ端微塵にしていくデース!」


提督 「だから普通に割れって!なんでチリひとつなくそうとするんだよ!」


金剛 「また間違えたデス!日本語難しいネー!」


提督 「うんまぁ使い方によっては全然違うからたしかに難しいのはわかるが…」


金剛 「それじゃどんどんスイカを割って血みどろな液体を出させて殺っていくデース!」


提督 「割るのはいいが生々しい言い方だな!たしかに割ったら赤い汁が出てきて頭をかっち割ってるみたいだから殺してるみたいだがそんな言い方はないだろ!」


金剛 「やっぱり日本語は難しいデース」


提督 「もう難しい関係ないから!あきらかにわざとだろ!」


金剛 「提督 気にしたら負けデース!」


提督 「気になるわ!」



その後、金剛はスイカを何十個も割ってみんなに分け与えていった 一部の者から私もスイカを割りたかったという者もいたがこれ以上割られても食べられないため許可をあげなかった


提督 「その後ブーブー言われたけどしらん!文句を言うなら金剛に言え!」


金剛 「ひどいデース!!」














執務室



バッターン!


金剛 「HEY提督!昼食の時間デース!」


提督 「こらこら入る前にノックしなさい てかドアを強く開けない」


金剛 「Noprogress!壊れてないから問題ないネー!」


提督 「問題あるから まぁドアは壊れてないからいいとして、ノックしないことには問題あるぞ?」


金剛 「ノンノンノン!それも問題ないネ なぜならドアを開けた時にノックしたからデース!」


提督 「それはノックとは言わねぇ!てかあれがノックだとしたら強すぎだから!」


金剛 「私からしたらあれが普通デース!戦艦だから大目に見ろデス!」


提督 「…そうか なら次から俺もお前の部屋に行った時、バズーカー持って開けてやるからな」


金剛 「ちょっ!?それはもう別問題ネ!私より酷いことになるヨ!」


提督 「お前らの力に対抗するならそれくらいは用意しないとな もしやめないならそうするが?」


金剛 「うー…わかったヨ 次からは優しく開けるネ」


提督 「わかればよろしい」


提督 「それじゃ昼食に行こう」カタッ


金剛 「YES!早く行くデース!」













食堂



ガヤガヤ…


金剛 「ごっはん!ごっはん!ごっはーん!」(*>∀<)ノ♪


提督 「金剛うるさい ごはんが楽しみなのわかるが騒がない」


金剛 「なら提督もご一緒に!」


提督 「やらんぞ」


金剛 「ごっはん!ごっはん!ごっはーん!」ヾ(〃^∇^)ノ


提督 「…」



鳳翔 「…あら?これは提督 今から昼食ですか?」


提督 「あぁ 金剛と一緒にな」


金剛 「へいホーショー!わたし寿司が食べたいネー!」


鳳翔 「ネタにもよりますがなにがいいですか?」


金剛 「中トロとイクラとウニとホタテがいいでデース!」


提督 「ずいぶんと高級なものを頼むなおまえ!贅沢すぎるだろ!」


金剛 「食べたいときに食べないと後で後悔するネー!」


鳳翔 「えっと…金剛さん さすがに中トロやイクラなどはないんですが……」


金剛 「WATTS!?ないんですか!?」Σ(゚д゚;)


鳳翔 「はい…というか、そのような高級食材は仕入れていないので元からないんですが…」


提督 「あたりまえだろ そんな高級なもの毎回バクバクと食べられてたら鎮守府が火の車だわ 現時点で空母二人と戦艦二人のせいで飯代だけでも精一杯なのに」


大和&武蔵&赤城 「「それはだれのこと(だ!)ですか!」」


加賀 「…」モグモグ…


提督 「あっそこで食べてたのか わるいわるい!聞こえるように言っちまって!(笑)」


大和 「絶対悪意ありますよね!」モグモグ…


赤城 「てか悪意しか感じられません!」バクバク!!


武蔵 「私たちのどこが食べ過ぎだと言うんだ!」ガツガツ!!


加賀 「へいほふもっほほうははぼはんがはへはいへふ(提督もっと豪華なご飯が食べたいです)」ガツガツバクバク!!!!


提督 「いやどこからどう見ても食べ過ぎだろ あと加賀お前はだまれ」


赤城 「そんなことありません!私たちは普通ぐらいしか食べていません!!てかおかわり下さい!」モグモグ


大和 「私もおかわりください!」モグモグ


武蔵 「わたしもだ!」バクバク


加賀 「ふぁはひほあほひゅうひんはえふははい!(私もあと10人前ください!)」ムシャムシャ


提督 「お前らいい加減にしろよ 次から飯抜きにするぞ」


大和&武蔵 「「fuck!!」」


赤城&加賀 「「You!!(ひゅー!)」」


提督 「だれがいかれてるだ お前らの方がイカレてるだろ」


金剛 「まぁまぁ提督 あの四人が大食らいなのは今に始まったことじゃないネ 気にすることないヨ」


提督 「それじゃおまえの飯を減らすか?それでもいいならかまわないが」


金剛 「fuck!!ふざけるなデース!私の飯はだれにもやらねぇデース!!」


提督 「ならあいつらに一言いってやれ」


大和&武蔵 「「(言ったら)」」ギロッ


赤城&加賀 「「(殺す!)」」ギンッ!!


金剛 「お前ら食いすぎデース!自分の飯を食べる分に関してはなにも言いませんがわたしの飯まで取るナー!!」


大和&武蔵&赤城 「「躊躇なく言ってきたー!」」


加賀 「っ…頭にきました!」スチャッギギギ… 矢を構えて金剛に向ける


金剛 「おうやる気デスか?やるなら相手してやるデース!」ジャキッ 46cm三連装砲を加賀に向けて構える


提督 「っば!?お前ら、ここで暴れるのはやめ…」



鳳翔 「…加賀さん 金剛さん?」ボソッ


加賀&金剛 「「っ!!!!!?」」ゾクゥッ!!!!!!


鳳翔 「…ご飯は静かに仲良く食べてくださいね?もしここで暴れたら…」スゥ…


鳳翔 「わたし、提督に辞表だして辞めさせてもらいますからね?」ニコッ 懐から辞表を取り出して二人に見せつける


金剛 「Oh nooo!!それはマジでカンベンでーす!!お願いだからそれだけはやめてplease!!」


加賀 「ーっ…ほっ鳳翔さん それだけはほんとにやめてくださいおねがいします!」ガクガク


提督 「てかなんで用意してあるの!?っえ マジで辞めるつもりで書いたのそれ!?」


鳳翔 「冗談ですよ 今のところは出しませんよ?」ニコッ


提督 「今のところは!?」


赤城 「ーっほ、鳳翔さんのご飯が食べられなくなる…?そんなーっ!?」ガタガタ


大和 「加賀さん赤城さん!早く、早く謝ってください!!鳳翔さんのご飯が食べれなくなったら私たち死んでしまいます!!」


武蔵 「そうだ!早くあやまれ!」


赤城 「わたしも!?私関係ないんですが!?」


加賀 「申しわけありません鳳翔さん お願いです お願いですから、なにとぞ辞めるのだけはおやめになってください!」_○/|_ 土下座


金剛 「やめるのだけはマジでやめてネー!!やめるならわたしを倒してからにしろデース!」


鳳翔 「あらそうですか?ならお相手してあげますよ」


鳳翔 「゛本気で潰す気で…ね?゛」ギロッ!!


金剛 「っ!!!!!?」ゾクゥ!!!!


金剛 「(なっなんですかこの気迫は!?とても軽空母が出せるような気迫じゃないネ!!)」


金剛 「(背筋が凍りそうデース!!これはマジでパネェデス!!)」



提督 「こっ金剛今すぐ土下座して謝れ!これはシャレにならない!!」


金剛 「あっアイムソーリーヒゲソーリー!!メソポタミア文明ですみません!!」_○/|_ 土下座


提督 「お前バカにしてるだろ!てかなんでメソポタミア文明!?」


金剛 「間違えたネ!黄河文明デシタ!」


提督 「だからなんでそうなる!てかなんで世界四大文明!?」


鳳翔 「提督 すみませんがこれを」スッ… 辞書を提督に差し出す


提督 「こんごー!!!!」


金剛 「鳳翔さんすみません!お願いですからやめないでください!!」


鳳翔 「反省してますか?」


金剛 「はい!」


鳳翔 「どれくらい反省してますか?」


金剛 「この身を捧げるぐらい反省してます!あっでも触るのはダメネ 触るなら場所をわきまえるデース!」


提督 「お前謝る気ねぇだろ!」


鳳翔 「そうですか なら許します」


提督 「許すの!?」


鳳翔 「はい 反省してるようには見えませんが何度も謝られてもこちらも気が散るだけなので仕方なく許すことにします」


鳳翔 「ただし、次このようなことをした場合には本気でやめますからね 以後、お気をつけてくださいね…?」ニコッ


全員 「「っ!!!!!?」」ゾクゥ!!!!!!


提督 「おっお願いだからやめないで鳳翔さん!次このようなことがあった場合にはそいつを一週間牢屋監禁するからどうかやめないでください!!」_○/|_ 土下座


全員 「「えぇっ!!!!!?」」


鳳翔 「いやさすがにそこまでしなくても…私もそこまで鬼じゃありませんよ」


提督 「鬼じゃなくても次このようなことがあった場合にはやめるんですよね!そうなるんだったらそいつを牢屋監禁や一週間休みなしにしたほうがぜったいいいです!」


金剛 「一週間休みなし!?ブラックデース!!」


加賀 「提督その罰はどうかと思います さすがにそこまでの罰は…」


提督 「なら鳳翔がやめてもいいのか!」


加賀 「同意しましょう 賛成です」


赤城 「ちょっ加賀さん!?」


大和 「提督!私たちはどちらかというと一週間休みなしのほうが…」オソルオソル


提督 「おまえ達の場合は1ヶ月休みにするわ!この資材大食らい者共が!!」


武蔵 「だれが資材大食らいだ!私たちはこれが普通なんだ!」


提督 「お前らの普通は普通じゃないんじゃボケェ!周りの食事量を見てから言えCrazy共!!」


大和 「ひっひどい そこまで言わなくても…」グスッ…


提督 「っえ!?ちょっ大和さん!?」ギョッ


大和 「わたしだってこんなに食べたくはありませんよ…でも、仕方ないじゃないですか お腹が空くんですから……」ウルウル


大和 「わたしも女性なのでこんなに食べたら周りの方に引かれることぐらいわかっていますよ…でも、このくらい食べないと満足できないんですよ?それは提督もわかっているはずですよね……?」ポタッポタッ…


武蔵 「ーっ提督貴様ァ!!!!よくも大和を泣かせたなァ!!!!大和を泣かせるとはシャレになってないぞ!!!!!!」ブチィッ!!


加賀 「提督最低です 女に対してそのような言葉はどうかと思います 反省してください」


赤城 「提督最低提督変態提督糞野郎!!!!!!」


提督 「えぇっ!!!?俺のせい 俺のせいなのこれ!?あと赤城 お前は悪口しか言ってねぇぞ!」


金剛 「提督最低デス 女を泣かせるなんて男としてサイテーネ!提督こそcrazy of crazyデース!」ビシッ


提督 「金剛にも言われたー!しかも金剛にクレイジーって言われたー!あの金剛に言われたー!!」щ(゚ロ゚щ)ウガー


金剛 「あの金剛ってどういう意味デースか!!提督わたしのこと舐めてませんか!?」


提督 「いやいや舐めてませんよ?これっぽっちたりとも舐めてございませんのことよ?」オホホホホ


金剛 「fuck!この提督ムカつくデーブ!」


提督 「上司に向かってデブとはなんだ!俺は太ってないぞ!」


加賀 「突っ込むとこそこですか fuckはいいんですか」ビシッ


赤城 「デーブデーブ!提督のひゃっかんデーブ!」


提督 「うるせぇ万年デブ!少しは食べるのを控えてやせろ!」


赤城 「デブではありません!ぽっちゃり系と言ってください!」


加賀 「いやそこは太ってないと言うところですよ赤城さん」ビシッ


武蔵 「提督 貴様には少ししつけが必要みたいだな?大和を泣かせておきながら放置するとは…!」コキコキ


提督 「いえ放置してたわけではありません!決して放置してたわけではありませんので怒らないでください!」


提督 「大和もう泣くな!俺が悪かったからもう泣かないでくれ!これ以上泣かれると俺マジで殺される!」


大和 「だって…!」ウルウル


提督 「もし泣き止んでくれたら出撃させてやるから!もちろん武蔵も出すから!」


大和 「ホントですか!?」パァァ


武蔵 「ほぅ?出撃か それは願ってもないことだな!本来艦娘は戦うためにいるのだから出撃は当たり前なのだがな」


武蔵 「提督よ もし許して欲しければ1日に1度は出撃に出せ そうすれば許してやる」


提督 「…いや、さすがに毎日は…いくら一度だけの出撃とはいえ、疲れが溜まるだろ?それに毎日にしたら休みがなくなっちまうからブラック企業になっちまう」


金剛 「まさかの正当な答えを言ってきたデース!」ビシッ


武蔵 「むっ…そうだな たしかに毎日にしたら休みがなくなるな?それはそれで別問題だな」


武蔵 「なら週五で出撃を頼む それなら平気だろ?もし望まなければ今ここで貴様の命を…!」ゴキゴキッ


提督 「喜んでその条件呑みましょう!!」


武蔵 「だとよ?大和 これなら許してやれるか?」


大和 「えぇ!やっと定期的に出撃ができるなら許します!」ヾ(〃^∇^)ノ


武蔵 「よかったな提督よ 許してもらえたじゃないか?もし許されなかったら今頃下半身と上半身が別れていたぞ」


提督 「こっわ!怖いよ武蔵!お前が言うと冗談に聞こえないから冗談だったとしても言わないで!」


武蔵 「冗談なんかじゃない 本気で言ってるんだぞ?」


提督 「あらやだこの子こわーい!わたしのことバラバラにする気よーん!」オカマ口調


金剛 「テートクがオカマになったネー!キモイデース!」


提督 「Shut Up(黙れ)!!誰もお前に言ってない!貴様は黙ってろこんご~う!」


金剛 「さらに変な口調で私の名前呼ばれたデース!キモすぎおろろろろ~デース!!」


提督 「上官に対して二度も暴言を吐いたな金剛!貴様今日一日懲罰房送りだ!」


金剛 「What!?これだけで懲罰房送り!?ふざけるナー!」


提督 「ふざけてなんかいない!上官相手に悪口など言語道断一方通行!」


金剛 「ふるっ!古すぎるネそのオヤジギャグ!!」( ゚∀゚)・∵ブハッ!!


提督 「誰がオヤジだ!俺はまだまだ若いわ!」


金剛 「そっちのオヤジじゃねぇデース!」


提督 「とにかくだ!今日一日懲罰房で反省しろ…」



比叡 「へい提督 ちょっと表に出ませんか?」クイッ 提督の背後から邪悪なオーラを出してニッコリ笑っている(別の意味で)


提督 「ーっ…」サー…


霧島 「わたしも御一緒させていただきます 一緒に行きましょう提督」ガシッ 提督の肩を掴んで逃がさないようする


榛名 「あっえと…はっ榛名……」オロオロ


金剛 「榛名はムリしなくていいネ あとのことは私たちに任せるネ!」


提督 「任せるじゃねぇよ金剛!元はと言えばお前が…」


比叡 「提督 ちょっと演習場に行きませんか?わたしすごぉく行きたいんですが」クイクイッ


霧島 「奇遇ですね比叡姉様 わたしも非常に提督と演習場に行きたかったところです」


提督 「俺は行きたくない!てかなんでお前ら出てくんだよ!おまえ達には関係ないだろ!」


比叡 「関係ありますよ 金剛お姉様が理由もなく懲罰房に入れられそうになってるんですからそれは止めますよ ねぇ霧島?」


霧島 「はい その通りです!」


提督 「いや理由ならちゃんとあったじゃん!?俺を暴言を吐いたからって!」


比叡 「認められません そんなことで懲罰房送りはおかしいかと思います」


霧島 「同感です 私もおかしいかと思います」


提督 「なんで!?」


金剛 「ふっふー!どうやら形勢逆転のようですネ提督 いくら提督でも私たちsisterには勝てないネ!」


榛名 「あれ わたしも入っているのですか?sisterってことは…」


金剛 「おっと!榛名はなにもしなくていいネ 私たち3人でやるから見ていてくだサーイ」


比叡 「けけけけけ!提督を料理の材料にしたらおいしくできるでしょうか?」ケケケケケ


霧島 「いえ、たぶん無理だと思います 提督まずそうなので逆に料理の材料にしたらゲテモノ料理ができるかと思います …まぁ、使わなかったとしてもゲテモノ以上の料理ですが……」


比叡 「ちょっ!?それはどういう意味霧島!私の料理がそんなに不味いっていうの!!」


霧島 「不味いです そうですよね金剛姉様」


金剛 「…否定しないデース」


比叡 「お姉さまー!!!!!!」Σ(☆ェ◎^;)ガビーン!!


榛名 「(私も聞かれたら否定できません…)」


提督 「…おい 俺との話はどうなった?」


金剛 「もう終わったネ 話をぶり返すんじゃないデース!」


提督 「…もういいや これ続けてるといつまでも続きそうだからもう終わりにするか」


金剛 「メタイデステートク」


提督 「まぁとにかくだ 俺ならまだしも、他の提督が来たときにはそんな口調で話すなよ?さすがに他の提督にそんな口調で話したら罰与えるからな」


金剛 「それはわかってるネー!他の提督には言わないから安心するデース!」


提督 「それならいいけど」


提督 「あっそれと鳳翔さん 俺まだ頼んでなかったけど今日は塩鮭定食でお願い」


鳳翔 「はい わかりました」


金剛 「わたしはチキン南蛮定食に鳳翔さんの手作り紅茶を一つお願いデース!」


鳳翔 「わかりました 私の入れ方でよろしければ入れますね?」


金剛 「よろしくデース!」



榛名 「…なんだかんだ言って、やっぱり提督たちは仲良しですね?」 サテト、ドコデタベヨウカナ


霧島 「そうね 今さっきみたいに争いごとになってもすぐ収まりますからね」 テートクココニスワッテイッショニタベルネ!


比叡 「それにここ最近ずっと金剛お姉さまが秘書官だからよけいに仲いいよね なんか金剛お姉さまを持っていかれてるようで提督に憎悪が湧いてくる」イラッ ソウダナソコニスワッテタベルカ


榛名 「比叡お姉さま抑えておさえて…」ドウドウ デース!!


霧島 「…まぁ それで金剛お姉様が幸せならわたしは別に構いませんが 比叡姉様もそうですよね?」


比叡 「それは…」


榛名 「榛名は同意です 金剛お姉様が幸せになってくれるなら提督に預けてもいいと思います!」


霧島 「そうですよね 榛名姉様の言う通りです!」


比叡 「…でも、金剛お姉様を取られたくはありません もし結婚とかしたら、もう金剛お姉様とはお話ができなくなってしまいます」


比叡 「それだけじゃない 金剛お姉様の顔を見ることだって難しくなるからよけいにそういう関係になって欲しくないです ずっと私たち一緒だったので誰か一人でもかけると…さみしいです」


霧島 「それは…まぁ、私も同意ですが」


榛名 「…でも、それでも!それが金剛お姉さまの幸せなら、私は受け入れます 私たちが縛っていては金剛お姉さまはいつまで経っても幸せになれません!」


榛名 「まだお姉さまと提督がそういう関係になるかはわかりませんがその時は受け入れてあげましょう!」


比叡 「…」


霧島 「…比叡姉様…」


比叡 「…」


比叡 「…幸せにできなかったら提督をしばきます それでもいいなら…!!」ググッ


榛名 「っ! はい!もしその時は榛名も容赦なく滅多打ちにします!」❁**(⸝⸝⸝ˊᗜ​ˋ⸝⸝⸝)❁**パァァ


霧島 「…その時は私も加勢しますが、榛名お姉様はその笑顔で怖いこと言わないでください…」



提督 「っあ!こら金剛 俺の鮭とるな!」


金剛 「へへーん!いただきデース!」パクッ


提督 「てめぇ人の飯食うんじゃねぇ!吐き出しやがれコノヤロウ!!」ギャーギャー


金剛 「んーんー♡」モグモグ…


提督 「食べるな俺の鮭!!かえしやがれコノヤロウ!」ガシッ!! 金剛の頬を掴んで握りしめる


金剛 「んーっ!!!!!?」ムギュッ!!


提督 「しゃけぇぇ…俺のシャケ返せやゴラァァァ!!!!!!」グググッ!!!!!!


金剛 「ムオォォオォォォッ!!!!」ムギュゥゥゥ… 頬を握りしめられて口元が変形する


提督 「吐きだせぇぇ!早く俺のしゃけをかえしやが…」


ポンポンッ


提督 「っあ?なんだ今取り込みちゅ…」


鳳翔 「( ͡ ͜ ͡ )」ゴゴゴゴゴッ!!!!!!スッ… 万遍な笑顔で威圧を出しながら辞表を差し出す


提督 「すいませんでしたー!!!!」_○/|_ 土下座


提督 「騒がしくしてしまってほんっとすみません!お願いですからやめないでくださいなんでもしますから!」


金剛 「っん?今なんでもするって…」


提督 「お前に言ってねぇ金剛!てかお前もあやまれ鳳翔さんマジで辞めるぞ!」


金剛 「それはマジ勘弁sorry!マジス卍!!」卍(゚∀゚卍)


鳳翔 「(╬^∀^)」ピキッ



全員 「「(あっ…これはやばい)」」


提督 「こんごう!お前マジでふざけ…」


鳳翔 「…金剛さん?あなた…ほんとにおふざけの度が過ぎていますね さすがのわたしでも…」スゥ…


鳳翔 「【我慢の限界というものがあるんですよ…?】」(╬ ಠ益ಠ)ギロッ


金剛 「っ!!!!!?」ゾクゥッ!!!!


鳳翔 「うふふ?金剛さん 少し…私と遊びましょうか?演習場に行きましょうか」( ͡ ͜ ͡ )ニッコリ


金剛 「NO!!いやデース!!motherとbattleしたくないデェェス!!Lifeがいくらあっても足りないネ!!」


祥鳳 「だいじょうぶですよ?ライフがなくなる1歩手前で止めてあげますので?」( ͡ ͜ ͡ )


金剛 「轟沈一歩手前!?もっとイヤデース!!それならいっその事沈めてもらった方がいいデース!!」


鳳翔 「そこまではしません そこまでしてしまったら私捕まってしまいます」


提督 「安心しろ 俺が証拠隠滅しといてやる!」( ̄▽+ ̄*)


鳳翔 「あら それは頼もしいですね!」


金剛 「fuck!!なに手伝おうとしてんですかテートク!そんなことしたら私の砲塔で撃ち抜くネ!!」スチャッ


提督 「やめろ それはシャレにならん 俺バラバラになっちまう」


鳳翔 「さぁ金剛さん ちょーっとこっちに来ましょうね?」ガシッ


金剛 「ノォォォォーッッ!!!!だれか、だれかHelp me!!sisterー!!!!」ズルズル…


比叡 「ーっ…」:(;゙゚'ω゚'):


榛名 「ムリです 助けられません」


霧島 「相手が悪すぎます 鳳翔さんを敵に回してはこちらに勝ち目はありません」


金剛 「そんなァァァッッ!!!!」


鳳翔 「さぁ たのしいたのしいお遊戯が始まりですよ」ズルズル…


金剛 「イャアァァァァッッ!!!!」ズルズル…



比叡 「…南無です お姉さま」


大和 「…無事に帰って来れますかね?金剛さん」モグモグ…


武蔵 「…さぁ まぁ半殺しで済ませてもらえると思うから帰ってこれるんじゃないか?たぶん」モグモグ…


提督 「…あとで証拠隠滅用の始末書作っとこー」



数時間後、金剛は大破+赤疲労で解放されて自分の部屋に帰ることができた…(その後、出撃があったがさすがに休ませた…)













数日後…



夜ー提督の部屋



提督 「…」カリカリ… 仕事中


金剛 「…」ペラッカリカリ… お手伝い中


提督 「…ふぅ やっと終わった!これでゆっくりできるー!」ンー!


提督 「金剛 そっちはどうだ?」


金剛 「こっちも終わるネ!あとこの書類にサイン書けば…」カリカリ…


金剛 「よし!わたしも終わったデース!」


提督 「あー今日も疲れたぁ… 一日中椅子に座ってると腰やケツが痛くなる」ハァ…


金剛 「提督サラッと下ネタ言うのやめるネ セクハラデース」


提督 「俺のケツの事言ったのにセクハラなのか!?」


金剛 「そうデース!女性にお尻のことを話すのはセクハラデース!もしこれが私のお尻のことを言ってたら憲兵に連行物デース!」


提督 「そりゃそうだ さすがにそれはわかってるが」


金剛 「それより提督 少し一息入れませんか?仕事終わりに一杯!」


提督 「…酒か?俺はべつに構わないが…」


金剛 「いや、お酒はやめとくネ わたしお酒得意じゃないデース…飲んだらどうなるかわからないネ」


提督 「たしかにお前が酒飲むといきなり服脱ぎ出すからな あれはマジでやめてほしい 主に俺が憲兵に連れていかれる意味で…」


金剛 「あはは…あの時はほんとにsorryネ 普段はSistersと飲んでるから気にしてなかったんデスがまさか私に脱ぎ癖があるとは思わなくて…」


提督 「俺もまさかお前が酔ったら脱ぐとは思わなかったよ 酒強いだろうと思ってたのに意外にも酒に弱くてすぐ潰れたからな?」


提督 「あの時はホントにまいったよ もし比叡たちが来てくれなければ何していたことか…」ハァ…


金剛 「…」


提督 「さてと、それでどうするんだ?酒飲まないとなると紅茶か?飲むなら俺も飲むが」


金剛 「…そうデスね 早く作って飲みましょうか」ハァ…


提督 「? どうした?なんかものすごく暗い顔してるが」


金剛 「なんでもないデス 気にしないでください…」(v_v `)はぁ・・・。


提督 「?」


提督 「(なんでいきなり暗い顔になったんだ?俺なにかしたか?)」


提督 「(…もしかして、酒飲みたかったのか?でも酒飲んだら金剛はすぐ服を脱ぐからあまり飲ませたくないんだが)」


金剛 「(はぁ…テートク女心わかってないデース そこは私の裸が見たいからお酒飲もうって欲しかったネ)」


金剛 「(私くらいの胸ならテートクも喜んでくれるはずなのに…なんで紅茶になるんデスか もしかして私に魅力がないんデスか?)」


金剛 「(…はぁ もういいデス さっさと紅茶入れるネ)」カタッ タッタッタッ…


提督 「(っあ やっと動き始めた…動き始めるまで5分かかったな 紅茶飲むと決まってから)」


提督 「(…そんなに酒飲みたかったの?いつも紅茶すすってる金剛がめちゃくちゃ暗い顔させながら紅茶作っててすごく気味が悪い いつもの笑顔はどこにいった)」


金剛 「はぁぁ…マジ萎えぽよデース」(´Д`)ハァ…


提督 「(なっ萎えぽよ…?萎えぽよってなんだ?萎えてんのか?やっぱり酒飲みたかったのか?)」


金剛 「…fuck」コポボ…


提督 「(fuck!?いまfuckって言ったか!?そんな暴言吐くほど飲みたかったのか!?)」


提督 「(こっこれはやばい!紅茶なんかより酒を飲ませないと後で何されるかわからない!!急いで俺の秘蔵の酒を出さなくては!)」ガタッ!!


金剛 「っ!? どっどうしたネ?提督 いきなり立ち上がって」


提督 「金剛 今酒持ってくるから待ってろ!俺の秘蔵の酒を持ってきてやるから!」タッタッタッ!!…ガチャッ 走って自分の部屋に入っていく


金剛 「っえ!?でっでもお酒はイヤだって…ってもう行っちゃったネ」


金剛 「(急にどうしたんでしょうか?いきなり酒を持ってくるなんて…それに提督の秘蔵のお酒を用意してくれるなんて)」


金剛 「(…もしかして 私の思いが伝わったデスか!?わたしがお酒に酔ってふしだらになったところを襲ってくれる気になったんでしょうか!)」


金剛 「(やっとわかってもらえたデース!これでようやく提督と夫婦に…えへへへへ!)」(*´∀`*) 〉


金剛 「(毎日欠かさず勝負下着をつけといてよかったデース!これなら見られても平気ネ!)」


金剛 「(…あれ?ちょっと待つネ 今日たしか、勝負下着は洗濯物に出した記憶が…)」


金剛 「…」チラッ 服の胸元部分をめくって今付けてる下着を確認する


金剛の下着 『よぉ 普通の下着だぜ!』


金剛 「(オーマイガー!!なんてこったい!今日に限って普通の下着付けて来ちゃったデース!!)」ウガァァァ(´゚д゚`)


金剛 「(でもたしか、仕事が始まる前に洗濯物を干したはずネ 朝から干してたからもう乾いてるはず!)」


金剛 「(よし!急いで着替えに行かなくては!)」ダッ!! すぐに自分の部屋に行こうと執務室から出ようと…



ガチャッ


提督 「待たせたな金剛!酒の準備ができたから一緒に飲もうぜ!」ハァ…ハァ…


金剛 「…っえ?」


金剛 「(SUPERオーマイガー!!マジかよデース!テートクタイミング悪すぎネ!)」


金剛 「(今から下着を着替え直しに行こうとした瞬間にくるなんてマジアリエッティ(ありえない)デース!!)」


金剛 「(まずいネー こんな普通の下着じゃ提督を落とせないネ なんとしてでも勝負下着に着替えてこなくては!)」


提督 「お前の口に合うかわからないが俺の秘蔵の酒 ウィスキーだ!こんな酒でよければ一緒に飲もうぜ!(こんな安酒で満足してくれるだろうか もし満足してくれなければこの後何されるか…!!)」ゾクッ


金剛 「提督 お酒飲む前にちょっと化粧を治してくるね その間に準備をお願いするデース!(お酒飲む前に着替え直してこないと!)」カタッ


提督 「っえ!?いっいや、すぐに飲もうぜ!べつに化粧なんて治さなくてもいいだろ!(なんで化粧なんて治してくるんだ!まさかウィスキーじゃ満足できないのか!?)」


提督 「(おねがいだー!俺の秘蔵の酒でウィスキー以上に高い酒なんてないんだ!!ウィスキーで我慢してくれぇぇー!!)」


金剛 「いぃいや!やっぱり飲む前に少し綺麗にしたいというか…(なんですぐに飲むんデスか!別にすぐじゃなくてもいいじゃないデスか!)」


金剛 「(こっちはお酒に酔った勢いで勝負下着で提督を誘惑して襲ってもらおうと考えてるのになに考えてるんデスかこの提督は!!人の気持ちも知らないで!!)」


提督 「(ぜったいに行かせないぞ!ここを出てったら何を持ってくるのか予想もできやしない!ヘタしたらこんな安酒に対して俺をいたぶる物を持ってくる可能性も…!!)」ゾクッ


金剛 「(ぜったいに着替えてこないといけないネ!なんで提督がすぐに飲ませようとしてるかはわかりませんがなんとしてでもここから出て着替えてこなくては!!)」ギリッ


提督&金剛 「「(ぜったいに出て(いくデース!!)いかせない!!)」」



ガチャッ


鹿島 「提督さん お夜食をお持ちしましたがどうで…」


提督 「…」


金剛 「…」


鹿島 「…えっと、おじゃまでしたか?」


提督 「いや いいところに来てくれた!ちょうど腹減ってたんだ!(ナイス鹿島!マジでいいタイミングで夜食を持ってきてくれた!)」


鹿島 「そうでしたか!それならよかったです」


金剛 「ーっ…」ギリギリ…


金剛 「(タイミング悪すぎデース!なんでこのタイミングで夜食を持ってくるネ!鹿島の分際で…!!)」ギリギリ…


鹿島 「金剛さんの分も作ってきましたのでご一緒に食べませんか?」


金剛 「わるいですがわたしはお腹すいてないのでいらな…」ググゥ…


鹿島 「…」


提督 「…」


金剛 「…いっいただきデース」


鹿島 「はい!」








金剛 「おいしいデース!ものすごくdeliciousね!!」(*´ч`*)モグモグ


提督 「あぁ!このタマゴサンドめっちゃうまい!!さすが鹿島だな!」モグモグ


鹿島 「お口に合うようでなによりです!」ニコッ


提督 「いやぁ ちょうど小腹も空いてたからほんとによかったよ!ありがとな鹿島」


鹿島 「いえ 提督さんは皆さんのために夜遅くまで頑張ってくださってるんですからこれくらいのことは…」


提督 「鹿島はほんとよくできた女子だよな!嫁さんにもらった男はさぞ嬉しかろうに!」


鹿島 「そんな!お嫁さんだなんて…」///


金剛 「…」ムスッ


金剛 「(ふたりとも良い雰囲気デース…私がいるのに何二人だけの世界に入ってるんデスカ)」モグモグ…


金剛 「(たしかに鹿島はわたしと違ってもの静かで仕事などを完璧にこなす方ですがそれでも胸とかは私の方が…!!)」


鹿島 「あっ提督さん 口元にたまごが…」スッ…ピッ


提督 「っん 付いてたか?ありがとう」


鹿島 「…」ジー


提督 「…? どうした?鹿島 俺の口元に付いたたまごを見て?」


鹿島 「…〜♪」パクッ 指に付いたたまごを口に入れて食べる


提督 「っ!」


金剛 「ーっな!?」ガタッ


鹿島 「…えへへ!提督さんの口元に付いてたたまご おいしいです!」


提督 「…おっおいしいのか?味は変わらないと思うが…」//カァァ


鹿島 「変わりますよ?提督さんの味が付け足されているのですごくおいしいです!」クスッ


提督 「…そっそうか(俺の味ってなに…?俺って美味いのか?)」///


金剛 「〜っ…」(๑ŏ н ŏ๑)ムゥ…


金剛 「(提督の顔が赤くなってるネ…わたしにも見せたことのない表情で…)」プクー


金剛 「(わたしにもあんな顔見せて欲しいネ…っ! そうだデース!)」


鹿島 「はい提督さん コーヒーです!」スッ


提督 「あっありがとう…」


金剛 「ちょっと待つネ!」ビシッ


提督 「…なんだよ?」


金剛 「鹿島 そのコーヒーもらうヨ?」スッ


鹿島 「っえ?あっはい どうぞ」


金剛 「はいテートク アーン!」


提督 「…はい?」


金剛 「コーヒーは私が飲ませてあげるネ!だから口開けるデース!」


提督 「…いや、コーヒーは自分で飲む…」


金剛 「遠慮するなデース!」グイッ


提督 「わぶっ!ちょっま!!」


ゴクッ


提督 「ぶはっ!!!!」ゴホッ


金剛 「ぎゃあァァァっっ!!!!提督の汚染されたコーヒー飛沫がァァァっっ!!!!」


鹿島 「だっだいじょうぶですか提督さん!」


提督 「ゴホッゴホッ!きっ器官に入った…思いっきりむせた!」ゴホッゴホッ


金剛 「テートクなにするデスか!私が飲ませたコーヒーを吹き出すなんてひどいネ!」


金剛 「しかも挙句の果てにはわたしの服にまで飛ばして おかげでシミがいっぱいできたデース!」


提督 「それはこっちのセリフだアホォ!いきなりコーヒー飲ませといてなんで俺が怒られなくちゃいけないんだ!」


提督 「おかげでコーヒーが器官に入ったんだよ!お前のせいでな!」


金剛 「それは提督がちゃんと飲まなかったのがわるいデース!ちゃんと飲んでればむせることなんてなかったはずネ!」


提督 「飲めるかー!食べ物ならまだいけるが飲み物に関してはムリだわ!しかもあんな勢い良く口の中に流されたら誰でも吐き出すわ!」


金剛 「そんなことないネ!わたしなら余裕で飲めるデース!」


提督 「ほぅ?言ったな なら試してみろよ!」スッ


金剛 「っえ ちょっま!!」


提督 「ほらよっ!」グイッ



ゴクンッ


金剛 「グハァッ!!!!」ブシャァッ!!


提督 「ウギャアァッッ!!!!!!顔面にィィィィッッ!!!!!!」ビチャァッ!!!!


鹿島 「…」


金剛 「ゴホッ!ゴホッ!っ…こんなの飲めるカー!!なにしてくれるデスかテートク!!」щ(゚皿゚#щ)ウガー


提督 「同じことをしてやったんだよ!同じ苦しみ味わってわかっただろ!」


金剛 「テートクの飲ませ方がわるいデース!もっと丁重に飲ませないと吐き出すネ!」


提督 「さっきのお前のやり方で飲ませてやったんだよ!」


金剛 「ぜんぜんちがうデース!わたしはもっと丁重に飲ませてたネ!」


提督 「あれが丁重か!?どこからどう見ても乱暴に飲ませてるようにしか見えなかったが!」


金剛 「あれのどこが乱暴と言うんデスか!どこからどう見ても丁重に飲ませてたデース!」


提督 「逆に言ってやるよ!あれのどこが丁重なんだ!」


金剛 「全部デース!」


提督 「What!?ぜんぶ!?冗談を言うにしても無理があるわ!」


鹿島 「…あのー 二人とも落ち着いて…」


提督&金剛 「「だって金剛(提督)が!」」


鹿島 「いつまでも言い合ってはキリがありませんよ それにお互いしあったのですからもういいじゃありませんか」


鹿島 「これ以上言い合っていたら喉が枯れてしまいますし、なによりお二人は仕事終わりなので疲れも溜まっているはずです」


鹿島 「そのような状態でまた疲れを貯めるようなことをしたら明日に響いてしまいます なのでもうやめにしましょう」


提督 「…そうだな 鹿島の言う通りだな」


提督 「すまない金剛 これ以上言い合っても意味がないからやめるぞ」


金剛 「わかったデース sorryネ提督」


鹿島 「提督さん もう夜遅いのでそろそろお休みになられては?」


提督 「っん そうだな…腹も満たされたし、仕事も終わったから 風呂はいって寝るかな」


鹿島 「お背中流しますよ?」ニコッ


金剛 「What!?」


提督 「っえ!?あっいや、いいよ!自分で洗えるから!」


鹿島 「遠慮なさらず!それじゃ行きましょうか!」グイッ


提督 「ちょっ!まて鹿島!腕を引っ張るな!てか、一緒に入ったら色々とまずい!」


鹿島 「なにがまずいんですか?ただお背中を流すだけですよ」( ・∀・) ニヤニヤ


提督 「いや背中流すだけでもだな!」


鹿島 「…それとも、お背中流すだけではなく あっち系のお世話もした方がよろしいですか…?」///


提督 「っえ…いいの?」///


鹿島 「お望みであれば…」///シュルッ… 胸につけているリボンを外して準備を…



金剛 「唸れ!私のこぶしー!!」ブンッ!!


提督 「…っへ?」


ボスゥウゥゥッッ!!!!!!


提督 「おぼぉうえぇっ!!!!!!」金剛の拳が腹に思いっきり入る


鹿島 「提督さん!!!?」


金剛 「bullet!bullet!Finish!!」ボスボスッガァンッ!!!!


提督 「グエェエェェッ!!!!!!」腹、腹、顎に拳を入れられる


バタンっ…


提督 「」0(:3 _ )~チーン…


鹿島 「きゃああ!提督さーん!!」


金剛 「っは!!!?しまったネ!おもわず提督を殴っちゃったネ!」


金剛 「提督だいじょうぶデスか!生きてますカ!」


提督 『アハハハハー なんか体が軽くなったみたいだー なんか空から天使が…』魂が抜けて天に向かおうと…


金剛 「ダメデース!!そっちに行っちゃいけません!!」ガシッ


提督 『はぅぅっ!!!?』ギュゥゥ!! 魂姿で金剛に握られる


鹿島 「金剛さんなにを掴んでるんですか!?わたし何も見えないんですが!」


金剛 「提督の魂がheavenに行こうとしてるんデース!天使たちも提督を迎えに来てマース!」


鹿島 「えぇっ!!!?みっ見えるんですか!?」


金剛 「見えるデース!提督まだ天に召される時じゃないネ!戻ってくるデース!!」ギュゥゥ!!!!


提督 『オォォッッ!!!!つっ潰れる!!魂なのにっ死ぬゥ!!!!』ミリミリッ!!!!


天使たち 『わぁぁ…二度死ぬってこういうことを言うんだね』


天使たち 『死んでなお死ぬってつらいよね…』


天使たち 『…てか、二回死んだらこの人どうなるの?』


天使たち 『『さぁ?』』


天使たち 『…』


金剛 「フォォッ!!!!提督行っちゃダメデース!!行くならわたしも一緒にheavenに行くネ!!」グググッ!!!!


鹿島 「あぁあの!金剛さん なんか提督の顔色がものすごく青ざめてるんですが!?」


金剛 「身体から魂が離れてるからデース!早く戻さないと死んじゃうデース!!」


提督 『別の意味で死ぬ!!お前に握りつぶされて死ぬぅ!!!!』メキメキッ…


天使たち 『…』


天使たち 『…ねぇ これ…どうする?無理矢理でも連れていく?』


天使たち 『いやムリでしょ…これ魂じゃなかったらこの人もう死んでるけど、魂の形が変形してるほどの力で握られてるんだから連れて行きようがないよ』


天使たち 『てか、なんでこの艦娘 私たちは愚か、この人の魂が見えるんだろ 普通見えないはずなんだけど…』


金剛 「ごちゃごちゃうるせぇデース!さっさとテートクを返すネー!!」


天使たち 『『声まで聞こえちゃってるよこの艦娘!?ほんとになんなの!!!?』』


鹿島 「だれに話しかけてるんですか金剛さん!?私なにも言ってませんが!?」


金剛 「そこら辺に飛んでるマッパの露出狂のハエどもデース!」


天使たち 『だれがハエだ!露出狂なのは認めるが!』


天使たち 『それは認めるの!?たしかに俺たち常に裸だけどさ!』


天使たち 『…てか、なんで俺たちって生まれつき裸なんだ?女天使はみんな服着てるのに」


天使たち 『『さぁ?』』


天使たち 『…うん わかるわけないよね』


金剛 「提督!身体の中に戻るデース!!」グググッ…


金剛 「ほあちゃァァっっ!!!!」ボスゥ!!


提督 「グホオォォォッ!!!!!!」ミシィ!! 金剛の拳が思いっきり溝に入る


鹿島 「提督さん!!!?」


金剛 「ヨッシャー!!戻ったデース!!これで提督は生き返って…」


提督 「おのれは俺を何度殺せば気が済むんじゃぁぁ!!!!」ガァン!!!!


金剛 「ギャインッ!!!!」頭部に提督の拳が思いっきり降りかかる


鹿島 「(うわぁ……すごく痛そう ものすごい音出てたけど大丈夫でしょうか…)」


鹿島 「(提督さんの手……)」


提督 「いってェェェ!!!!指がァァァ!!!!右手がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」ジーン


金剛 「あぁぁ頭が!!頭がァァァッッ!!!!!!」ウガァァァ!!!!!!


提督 「こんのぉ石頭が!!指が折れるかと思ったわ!!折れたらどうするんだ!!」ズキズキ


金剛 「それはこっちのセリフデース!!乙女の頭に拳をぶつけるとは何事デスカ!男としてサイテーデース!!」ズキズキ


提督 「俺を殺そうとしておいて良くもそんなこと言えたな!おまえの方が最低だわ!」


金剛 「ファーック!!黙れチンパンジー!!だれもわたしは殺そうとなんて…」


提督 「」ブチッ


ガシッ!!


金剛 「っ!!!?」ゾクッ 提督に頭を鷲づかみされる


鹿島 「てっ提督さん!?」


提督 「…おい金剛 いま…なんつった?」


提督 「いまチンパンジーって言ったか っあ?」ギロッ


金剛 「ひぃっ!!!?」ビクッ!!


金剛 「(なっなんデスかこの殺気は!?今まで感じたことない気を…!!)」カタカタ…


提督 「人をチンパンジー扱いするとはいい度胸じゃねぇか…っお?金剛ちゃんよぉ」ピキッ


提督 「おれよぉ 猿ってきらいでよォ?人をチンパンジー扱いするとはいい度胸じゃねぇか っあ?」ググッ… 金剛の頭を握り潰そうと…


金剛 「…あの、提督…握力弱くてぜんぜん痛くないネ 握力もっと鍛えることを進めるデース」


提督 「やかましいわ!」



鹿島 「…。」


提督 「はぁ…なんか今日はいろいろと疲れた もう寝よ」


金剛 「わたしも疲れたデース お酒飲む気失せたネ…」


提督 「おれも…風呂は明日の朝入ろう 鹿島も夜食ありがとな おいしかったぞ」


鹿島 「あっはい 満足してもらえてなによりです」


提督 「金剛 今日はお疲れ 明日もたのむぞ?」タッタッタッ…


金剛 「わかったデース」タッタッタッ…



ガチャッ…パタンッ


鹿島 「…」ポツーン…


鹿島 「…わたしも部屋に戻りましょう」タッタッタッ…


ガチャッ…パタンッ













別の日ーとあるデパート



金剛 「今日は提督とお出かけデース!」( •̀ω•́ )ドン


提督 「金剛 おまえデパート内で騒ぐな」


金剛 「テートク!今日は二人っきりでお出かけデスね これはデートデース!」


提督 「金剛 今騒ぐなと…」


金剛 「提督 よけいなこと考えてると時間がなくなるネ!はやく行くデース!」グイッ


提督 「ちょっ!おいこんご…」



むにゅっ…


提督 「っ!!!!!?」///


提督 「(いっいま…なにか腕にやわっこいものが…!!)」///


金剛 「? どうしましたか?提督 顔が赤いデース」ムニュッ 提督の腕が胸に当たっていることに気づいていない


提督 「っえ!?あっいや、なんでもない…(むっ胸が!腕に胸が当たってる!)」///


金剛 「そうデスか?なら早く行くデース!」グイッ


提督 「おっおう……」///




榛名 「…行きましたね 提督たち」ヒョコ 物陰から提督たちの様子を伺っている


霧島 「そのようですね」ヒョコ


比叡 「金剛お姉様のおっぱ〇…金剛お姉様のおっぱ〇……!!!!」ギリッ


霧島 「それにしてもお姉様もやりますね 無意識とはいえ、提督の腕を胸につけるなんて」


榛名 「提督焦ってますね 顔真っ赤にさせて」


比叡 「こんごっぱい…こんごっぱい……!!!!」ギリギリ


霧島 「比叡お姉様うるさいです 黙ってくれないでしょうか」


榛名 「最初はどこに行くんでしょうか?やっぱりショッピングモールからでしょうか」


霧島 「おそらくはそうでしょう 最初はショッピングモールで買い物が普通かと思います」


比叡 「金剛お姉様の下着選び!?」


榛名 「比叡お姉様黙っててくれないでしょうか うるさいです」


比叡 「だってお姉様が!」



店員 「あのー…すみませんお客さま あまり騒がられますとほかのお客様にご迷惑なので……」


比叡 「うるさい!今お姉さまを監視してるんだから黙ってな……」


榛名&霧島 「「」」ガンゴンッ!!!!


比叡 「アゴォッ!!!!」二人に後頭部をグーパンでぶん殴られる


バタンっ…


比叡 「」0(:3 _ )~チーン…


榛名 「すみません気をつけます」


霧島 「このバカお姉さまは静かにさせますのでどうかご心配なく」


店員 「はっはぁ……(ものすごい落としてたけど…この人生きてるのかしら)」


榛名 「それでは行きましょうか」


霧島 「そうですね」ガシッ


比叡 「」ズルズル…



店員 「…」


店員 「あの気絶した人…襟元掴まれながら持っていかれたけど……首、締まってないかしら」


店員 「お願いだから事件とか起こさないでよね…わたしのバイト代減っちゃうから!」ドン!!













おしゃれグッズ売り場



金剛 「テートク!これどうデスか?似合いますカ!」ネックレスを付けて見せびらかす


提督 「っお なかなか似合ってるじゃないか 意外にも」


金剛 「意外にもってどーいうことデスか!意外にもって!」


提督 「そのまんまの意味だが?」ニヤニヤ


金剛 「むかー!!」( `皿´)


提督 「あっそれとこのイヤリング付けてみてくれないか?たぶんそのネックレスと相性合うぞ」スッ


金剛 「っえ ほんとデスか?」


提督 「あぁ 嫌なら構わないが」


金剛 「だれもいやだなんて言ってないネ!テートクが進めてくれたんデスから付けるデース!」スッ…


パチッパチッ


金剛 「どうデスか?提督 似合いマスか?」チャラ…


提督 「っお!なかなか似合うじゃないか 意外にも」ニヤニヤ


金剛 「ファーック!!」




榛名 「…良い雰囲気ですね 提督もいいぐらいにからかっていますね」ヒョコッ 商品棚を利用して隠れている


霧島 「そうですね しかも提督が進めたイヤリングもネックレスと相性合ってますね」


比叡 「はぁはぁ…金剛お姉様がオシャレした姿……かわいすぎます」///グヘヘ


榛名 「比叡姉様 もう少し声抑えたください」


霧島 「しかし、提督にしては良いチョイスをしましたね ほんとにあのネックレスとイヤリングは合ってます」


榛名 「ほんとですね 提督も口ではあぁ言ってますが、ちゃんと考えていますね」


比叡 「わたしは金剛お姉様に選んでもらったものならなんでもいいです!」///ハァハァ


榛名&霧島 「「ちょっとだまれ」」


比叡 「ひぇっ!!」ビクッ




金剛 「うーん…このネックレスとイヤリングは決定として 他にわたしに合いそうなものは…」ウーン


提督 「…これなんてどうだ」スッ


金剛 「それは…ブレスレットデスか?」


提督 「あぁ それとこの髪留めも付けてみろ たぶん似合うぞ」スッ


金剛 「ほんとデスか?なら付けてみるネ!」スッ…パチッ


金剛 「どうデスか?提督 さっきよりかわいくなりましたカ!」キャピッ


提督 「…」ジー…


金剛 「…あれ テートク…?」


提督 「…金剛 お前付けまつ毛とかって使うか?」


金剛 「っえ?まぁ…使わなくはないデスが」


提督 「ふむ なら今の姿から長めの付けまつ毛を付ければお姉さんっぽさが上がるぞ お前に似合いそうだ!」


金剛 「このオシャレから長めの付けまつ毛ですか…?」


提督 「あぁ!もしくは、ここを髪留めじゃなくて この帽子を付ければ」スッ…ポスッ


金剛 「ワッ!」


提督 「うん かわいさ上昇だな!似合ってるぞ」


金剛 「っえ あっえと、…あっありがとデース……」///カァァ


提督 「よし これ買うか!店員さーん!」




榛名 「おぉ…!金剛お姉さますごくかわいいです!提督が最後にオススメした帽子がものすごくジャストフィットしてます!」(*゚Д゚)オォォ...


霧島 「ほんとですね まさか最後の最後であの帽子をチョイスしてくるとは思いませんでした いつもの二倍可愛くなりましたね」


比叡 「ハァハァ…!金剛お姉様可愛すぎ…ぺろぺろしたいです!」ԅ(//́Д/̀/ԅ)ハァハァ


榛名 「」ゴンッ!!


比叡 「あひぃっ!!きゅぅぅ……」ガクッ… 後頭部をぶん殴られて気を失う


霧島 「榛名お姉様 もう一回殴っときますか?」スゥ…


榛名 「いや一回で気絶してるんですからさすがにもう一度は…」




金剛 「…っん?」 スミマセンコレクダサイ


提督 「っん どうした?金剛」 ハーイ!


金剛 「…今、比叡の雄叫びが聞こえたような気ガ…」 オカイケイコチラニナリマース!


提督 「っえ 俺には聞こえなかったが…?」 カードデ


金剛 「うーん…気のせいでしょうカ?」 ハーイ!




榛名 「ーっ…」タラー…


霧島 「…っあ 危ないところでしたね もう少しでバレるところでした…」


榛名 「まったく…比叡姉様には困ったものですね やっぱり一緒に連れてくるべきじゃありませんでしたね」


霧島 「たしかに置いてきた方が良かったですね さっきから騒いでばかりいるので、いつバレてもおかしくは…」


比叡 「っは!?おっお姉様!待っててください 今から私もそちらに…!」


霧島 「」ガァンッ!!!!


比叡 「あはんふんふぉん!!キュゥゥ……」バタンッ


霧島 「…やはりもう一度殴っといて正解でしたね あともうめんどくさいんでトイレとかに縛り付けて置いてきた方が良さそうですね」


榛名 「そうですね もうめんどくさいんで縛り付けてきましょう!」ニコッ



近くにいる店員 「(…あの人たち、さっきからあの二人組をストーキングしてるけど、なにしてるのかしら)」


近くにいる店員 「(てか、一緒にいた一人を殴って二回も気絶させてたけど…ほんとに何してるの?てか、その気絶させた人を連れてどこ行くの?)」


近くにいる店員 「(…お願いだから変なことはしないでね 私の給料が下がっちゃう!)」ドンッ!!













お昼ーファーストフード



店員 「お待たせしました ホットケーキにいちごパフェ、アップルパイにストロベリードリンクです」カタッカタッ…


金剛 「oh!すごく美味しそうデース!それに飾り付けもゴージャスデース!」


提督 「…おまえ、お昼にそんな甘いものを食べるのか?てか頼みすぎだろ…」


金剛 「ノンノンノン!これぐらい朝飯前デース!デザートは腹黒って言うじゃないデスか!」


提督 「それを言うなら別腹な というか、デザートの前に何も食べてないだろ」


金剛 「これがお昼デース!デザートと一緒に食べれば一石二鳥ネ!」


提督 「…そこで一石二鳥使うか……?」




榛名 「…多いですね デザートの量……」比叡をトイレに置いてきて二人で偵察中


霧島 「そうですね さすがにあの量を食べるのは……」


榛名 「量なら行けると思いますが、全部甘いものとなると……」


霧島 「…厳しいですね わたしなら絶対飽きます」


榛名 「私も飽きます……」



金剛 「んー!Delicious!!やっぱりデザートは美味しいデース!」パクパク


提督 「…そうか まぁおいしいならかまわないんだが、たのむから残すなよ?」


金剛 「ふっふーん!提督 わたしは戦艦デスよ?戦艦であるこの私がこれくらいで残すわけがありません!」


提督 「いやたしかに量で言ったら残さないと思うが、甘さで言ったら残すんじゃないか?甘いのに飽きて食べれなくなるとか…」


金剛 「だいじょうぶデース!毎日紅茶を飲んでる私からしたら、こんな量朝飯前デース!」


提督 「飲み物と食べ物を一緒にするなよ…てか、圧倒的に量が違うだろ 明らかに今注文したデザートの方がいつもの量よりはるかに超えてるだろ」


金剛 「そんなことないデース!いつもこのくらいは普通に食べてるネ!」


提督 「そうなのか?なら平気かな」


提督 「(よく太らないな これだけの量を毎日食べてたら太ると思うんだが…)」


金剛 「んー!もうサイコーデース!」パクパク



榛名 「…いつも、あんなに食べてましたっけ?」


霧島 「いや…あんなには食べていません あの半分くらいなら4人で食べていたことはありましたが…」


榛名 「…1人では多すぎますよね」


霧島 「多すぎですね……」



提督 「…」モグモグ…


提督 「(次はどこに行くか…アクセサリーは結構見たし、この後行くとしたらなにがいいかな)」


提督 「(一応俺の予定では映画にしようかと思ってるが金剛の好きな映画とかってイマイチわからないんだよな…たぶん恋愛もの系が好きだとは思うんだが)」


提督 「(…聞いてみた方がいいかな)」モグモグ


金剛 「? どうしましたか?テートク」モグモグ…


提督 「…なぁ金剛 この後の予定だけどさ」


金剛 「この後デスか?わたし映画が見たいデース!」


提督 「っお 奇遇だな 俺も映画にしようと思ってたんだ!」


金剛 「ホントですか!?なら映画にするデース!」


提督 「金剛はどういう映画が好きなんだ?それに合わせるつもりだが」


金剛 「わたしですか?わたしは恋愛もの…」


提督 「(やっぱり恋愛ものか!それなら話がはや……)」


金剛 「とゾンビものが混ざった作品が好きデース!」


提督 「…っえ ゾンビもの……?」


金剛 「Yes!ゾンビが襲ってくる中、ふたりは窮地の中行き続けて 次第に結ばれていくのが好きデース!」


金剛 「あっでも最後BADになるのはノーネ 最終的に結ばれた二人が死んで終わりになるのはノーサンキューネ」


提督 「…そっそうか(恋愛でゾンビものか…意外にありきたりだが、意外にもないもんなんだよな)」


提督 「(いやDVDとかで探せばいっぱいあるぞ?今上映してる映画でそういう内容のものがないんだ ちなみに今上映してるものだが…事前に調べたんだがな?)」



本日、上映される作品は…



午後からの部



1、neco!(なにこれ?)←提督の感想

2、INU!(…っは?)

3、すっぺらぴっちょん(なめてんの?)

4、ぶっぽるぎゃるぴるぎゃっぽっぱー!(絶対なめてるよね)

5、未来が見える提督(まって これ次回作)

6、単独行動隊提督(まて これ作者の別アカの作品)

7、あふぁんふんふぉん!!(ばかやろう)



提督 「(…うん ろくなものがない!てか題名が意味不明!!)」


提督 「(いや犬猫はわかるよ?なぜ英語にしたかはわからないがこれはわかる!)」


提督 「(3作品以降からの作品なんて意味わかんねぇよ!んだよすっぺらぴっちょんって!もう言葉がわけわからん!)」


提督 「(てか次回作の作品をここで宣伝するなよ!あと別アカの作品も宣伝するなよ!)」


提督 「(最後のあふぁんふんふぉんなんて誰もわからないだろ!ちなみに言っておくがこれはデトバのドワイ〇と言うやつがダメージ受けたときに上げる声だ!どうでもいいがな!)」


提督 「(てか、よくよく考えたら事前になにが上映されるか見たんだからわかってたじゃないか!なんで映画を見ようとしたんだ俺わ!)」


金剛 「? どうしたんデスか?提督 なにかものすごく悩んでる顔してますが」


提督 「…あー、その なんだ…やっぱり映画やめるか」


金剛 「えぇー!?なんでデスか!一緒に見ましょうヨ!」


提督 「うーん…そうしたいのは山々だが、今日上映される映画にお前が好むような映画がなくてな…」


金剛 「だいじょうぶデス!テートクが勧める映画なら一緒に見るネ!だから行くネ!」


提督 「(俺が好むような作品がないからよけいに困ってるんだよ…)」



榛名 「…今日上映される映画ってどんなのでしたっけ?」


霧島 「これです」スッ 映画館で上映される作品が書かれてるパンフレットを取り出す


榛名 「……えっと、これ…なんですか?ほんとに映画なんですか……?」


霧島 「さぁ…私にもわかりません 題名がふざけすぎてるので映画かどうかも…」


榛名 「これは提督が迷うのも無理ありませんね わたしでも迷います…」


霧島 「私なら映画をやめて別のところに行ってます」



提督 「…よし わかった!ならこの後すぐ上映されるnecoっていう映画を見るか!」


金剛 「Cat?…どんな映画デスか?それ」


提督 「いや 俺も知らない…ただ、なんとなく選んだ」


提督 「いやなら別のにするが…どうする?(別のにしてもろくなものがないが…)」


金剛 「それでいいデース!提督が選んでくれた映画ネ その映画にしましょう!」


提督 「わかった それじゃ早く食べていくか!」


金剛 「YES!早く食べるデース!」













上映後…



店員 「ありがとうございましたー」



金剛 「すっごくおもしろかったデース!Catとってもかわいかったネ!」


提督 「そっそうか ならよかった」ハハハ…


提督 「(なんだよこの映画…ただ猫が外で戯れてるところを撮っただけのくそ映画じゃねぇか これを映画にするっておかしいだろ)」


提督 「(てか、お客が俺たち以外誰もいないというのもすごかったな…よっぽど人気がないんだな 一回見れば納得できる)」



榛名 「…」


霧島 「…さっきの映画、ひどかったですね 榛名姉さま」


榛名 「えっえぇ…あまりこういうことは口にしたくないのですが……駄作でしたね」


霧島 「ほんとですね というか、隠れて金剛お姉様たちを見てましたが私たち以外誰も居ないというのにも驚かされました」


榛名 「榛名もびっくりしました もはやB級映画を越えてC級映画でもいいですね」


霧島 「わたし的にはさらに越えてDでもいいかと…」



金剛 「ねぇねぇ提督 次はどこ行きますカ?」


提督 「…そうだな 金剛ってゲーセンとかって行くか?」


金剛 「ゲームセンターデスか?もちろん行くデース!」


金剛 「格ゲーとかメダルゲームとかはやりませんが音ゲーやUFOキャッチャーとかやるネ!」


提督 「っお!そうか ならいい景品があるか寄ってみるか!」


金剛 「YES!LET'S GO!!」



…オネエサマー!!



金剛 「…っん?」


提督 「っん どうした?金剛」


金剛 「…いえ 今誰かに呼ばれたような気が…」


提督 「…っえ?」






比叡 「んー!んーっ!!」ジタバタジタバタ!!!! 手足縛られて口を塞がれている


榛名 「はーい ちょっと黙ってましょうね?比叡お姉様」ボスッ!!


比叡 「んんっ!!」榛名に容赦ない腹パンされる


霧島 「あら?気絶しませんでしたね ならもう一発やらなくてはいけませんね」


榛名 「そうですね それではもう一発行きます!」ボスゥッ!!


比叡 「んんぅっ!!!!」グフッ!!


霧島 「…まだ気絶しませんか なら仕方ありませんね 少々手荒ですが首筋に刺激を…」


比叡 「んんーっっ!!!!」ブンブンッ!!


店員 「…あのー お客さま…ちょっといいでしょうか」


榛名 「…はい?なんでしょうか」ギロッ


店員 「ひぃっ!!なっなんでもありません…」ビクッ


霧島 「賢明な判断ですね はぁっ!!」シュッ!!



ドスっ!!


比叡 「んんっ!!!!っ…」ガクッ…


榛名 「…気絶しましたね これで静かに運べますね」


霧島 「そうですね それではまたトイレにでも放り投げておきましょう」


榛名 「トイレより屋上に置いといてはどうでしょうか いっそのことそこに縛り付けておけば」


霧島 「…そうしましょうか それじゃ屋上に運びましょう」ヨット


榛名 「もう運ぶの面倒なんで引きずりませんか?引きずった方が楽です」


霧島 「いやさすがに引きずるのは…」


榛名 「…わかりました それじゃ運びましょう」ヨット


比叡 「」チーン…


榛名 「あっ店員さん すみませんがこのことはくれぐれも警備員や警察などには言わないでくださいね?面倒ごとはいやなので」


榛名 「もし知らせた場合には…わかっていますね?」ギロッ


店員 「ひぃっ!!」ビクゥッ!!


霧島 「ちょっ榛名姉様!」


霧島 「すっすみません店員さん ちょっと姉様が脅しを入れてしまって…」ゴソゴソ…


霧島 「…これ、少ないですが これでご内密にお願いします」スッ…


店員 「…はっはい わかりました……」ビクビク…


霧島 「それでは行きましょう榛名姉様 このバカを運びに」


榛名 「はい!」


タッタッタッ…



店員 「ーっ…」ビクビク…


店員 「(めっめちゃくちゃ怖かった!とくにあのおとなしそうな人…なにあの鋭い眼光!!並のものとは思えなかったわ!)」


店員 「(おっお願いだから変なことしないでよ…わたしの給料減っちゃうから!)」ドンッ!!


店員 「(…てか、あのメガネかけてた人 なにを渡してきたのかしら?もしかして金封…?)」チラッ


カサカサ…スッ


中身 「映画チケット カップルセットで無料券!カップル限定デース!」


店員 「……っ」クシャッ


店員 「くそっ!リア充爆発しろ!!」ビリビリ!!













ゲームセンター



ウィーン…


金剛 「よし!この位置デ…」カチャカチャ…


アーム 「」ウィーン…ガシッ アームが商品を掴み取る


金剛 「よし!上手く掴んだデース!そのまま取り出し口に…」


提督 「いや ムリだ」



ウィーン…ボトンッ


鯖のぬいぐるみ 「ハイダメー」アームから離れて落っこちる


金剛 「NOー!!落っこちたデース!てか横からムリと言うなデース!」ウガー


提督 「いや原理を考えてムリだから てかお前、考えなしにこの…さっ鯖か?のぬいぐるみの頭を掴んで取ろうとなんてムリだから」


提督 「長細いぬいぐるみだから頭を掴んでも落ちるのは当たり前、しかもお前はがむしゃらに取ろうとしてるからよけいに無理だ もっと考えて取らないと取れるわけがない」


金剛 「無理ムリやかましいデース!なら提督がやってみろネ!」


提督 「おれ?…あまり得意じゃないんだが、まぁやってみるか」チャリン


金剛 「もし一発で取れたら なんでも提督のお願いをひとつ聞いてやるデース!」


提督 「っお?そうか なら一発で取らないとな!」


金剛 「まっムリに決まってますがネ」




榛名 「…お姉様 ずいぶんと余裕ぶっこいてますね」提督達がやってるUFOキャッチャーとは別のUFOキャッチャーの物陰から覗いている


霧島 「まぁたしかに あの位置からじゃあの…さば?のぬいぐるみを取るのは難しいですからね しかも一発じゃよけいに…」


榛名 「というか 金剛お姉様もあんなのが欲しいなんて…変な趣味をしてます あのサバのぬいぐるみ、ものすごくリアルなんですが…」


霧島 「たしかに…リアルすぎて気持ち悪いですね あれを私たちの部屋の中で飾られるのはちょっと気が引けます」


榛名 「正直、やめて欲しいです…」




提督 「…」


提督 「(たしかにこの位置からじゃ一発じゃ取れないな 出口まで距離がありすぎる)」


提督 「(それにこのサバぬいぐるみ 縦長だから普通に取ろうとしたら確実に落ちる…となると、なにか別の方法で取らなくては……)」


金剛 「ヘイヘーイ?提督 まだやらないんですか?早くしてくれデース!」ニヤニヤ


提督 「(…なら、定番だがあの部分を狙うか 上手くいけば取れる!)」チャリン


金剛 「っお?とうとう入れましたネ さぁさぁどうするんデスか?」


提督 「…」カチッ



キャッチャー 「ミギヘマイリマース」ウィーン…


提督 「…」カチャン


キャッチャー 「トマリマース」カチッ


提督 「…」カチッ


キャッチャー 「マエヘマイリマース」ウィーン…


提督 「…」カチャン


キャッチャー 「トマリマース」カチッ


キャッチャー 「オリマース」ウィーンッウゥー…



金剛 「ギャッハハハハハ!!思いっ切り外してるデース!そんなぬいぐるみの真横にアームなんて下ろしてどうする…」




サバのぬいぐるみ 「」ズボッ ぬいぐるみのタグの中にアームの先が入り込む


金剛 「……っえ」


提督 「よし 計画通り!」ニヤリ



サバのぬいぐるみ 「イヤー!!!!」ブラーン…ブラーン… アームにタグが引っかかって出入口に向かっていく


キャッチャー 「ヒラキマース」ウィーン…



ポスンッ…


取り出し口(ボイス) 「オメデトウ オメデトウ オメデトウ オメデトウ…以下略」



提督 「いっちょ上がり!」ガタッ


金剛 「」( ゚д゚)


提督 「どうだ?金剛 俺の腕はよぉ?」ニヤニヤ


提督 「俺の手にかかればこんなもんよ 一発で取れちまったぜぇ?」

(´^∀^`)ニタァ


金剛 「…あっ」


提督 「あっ…?」


金剛 「ありえないデース!?あのぶきっちょで頭わるくてオヘソがデーべーそーな提督が一発で取れるなんておかしいネ!!」


提督 「誰がでべそだ!てか、頭わるかったら海軍なれねぇからな!」


金剛 「ぶきっちょは認めるんですか…」


提督 「まぁ手先はあまり器用じゃないのは自分でもわかってるからな それに関しては認める」


提督 「だが!ぶきっちょだったとしても一発で取れたんだ!これでもうぶきっちょなんて言わせねぇぞ!」

(`・∀・´)ドヤッ


金剛 「いやまぐれデスよ それにUFOキャッチャーが上手くできたところでぶきっちょは関係ないネ」


提督 「俺の喜びをかえせーっ!!」




榛名 「…すっすごいです ほんとに一回で取ってしまいました」( ゚д゚)


霧島 「タグに引っかけて取るなんて…よく狙えましたね?タグに引っかけるだってそう簡単じゃないはずなのに」


榛名 「……提督 なにをお願いするんでしょうか?」


霧島 「あっそういえばそうでしたね」





提督 「さぁて金剛 約束、忘れてないだろうな?」ニヤリ


金剛 「っ…」ギクッ


提督 「一発で取れたらなんでも聞いてくれるって言ってたよな っな?」

( ・∀・) ニヤニヤ


金剛 「…はっはて?なんのことやら……」( ºωº ;)


提督 「忘れたとは言わせないぞ?約束は守ってもらうからなぁ?」ニタァ


金剛 「ひぃっ!?けっケダモノデース!!私の体をあちこち触る気デスね!!」バッ!!


金剛 「いやデース!!こんなケダモノに襲われたくありまセーン!!」

(>Д<)ヤー!


提督 「いや誰もそんなこと言ってないからな!?てかゲーセンで誤解を招くようなこと言うんじゃねぇ!!」


金剛 「いやーっ!!だれかヘルプミー!!」




お姉様ーっ!!



金剛 「…っん?」


提督 「? どうした?金剛」


金剛 「……今、比叡の声が聞こえたような……?」


提督 「またか?でもあいつらは鎮守府にいるはずだよな ここにいるなんてことは…」チラッ






比叡 「ーっ…!!」バタバタ…


榛名 「おかしいですね…屋上に捨ててきたはずなんですが、なんでここにいるんですか?」ギュゥゥ… 比叡の首を絞めて持ち上げている


霧島 「はっ榛名姉様 さすがにそれは死んでしまいます…」


榛名 「平気ですよ 艦娘なんですから…!」グググ…


比叡 「ーっ……ー………!!!!」パンパンッ…パンパンッ…


霧島 「…あの、ギブと言ってますが……」


榛名 「っえ?もっと?わかりました!」グググ…!!


比叡 「ーっ………」ピクピク…


霧島 「ちょっ!?はっ榛名姉様それ以上は!!」






提督 「ーっ……」サー…


金剛 「…テートク?どうしたんデスか?さっきから何か見てるようですが」


提督 「いぃぃいやなんでもない!そっそれよりも次行くぞ次っ!!なにか面白そうなゲーム探しに行くぞ!」ガシッ 金剛の手を掴んで引っ張っていく


金剛 「っ!」///ドキッ


金剛 「(てっテートクが手を握って…!)」///カァァ


提督 「(なんでアイツら来てるんだ?てか、あいつらなにやってるんだ!?比叡の首を絞めてたけどマジでなにやってんだ!?)」


提督 「(あんな所を金剛に見せたらどうなるかわかったもんじゃねぇ!ヘタしたら比叡を助けるために榛名とバトルかもしれない!!)」


提督 「(おれはなにも見なかった なにも見なかった…うん 何も見なかった!)」グッ!!


金剛 「(あっ…提督 握る力を強くして……)」///


金剛 「(だっ大胆過ぎるデース!テートクからしてくれるのも予想外なのに、こっこんな人の多い場所で手を繋いで歩くなんて……)」///


金剛 「(…はっ恥ずかしいネ……)」///プシュー…






榛名 「さぁて…どうしましょうか?このまま気を失わせて ゴミ箱にでも捨ててもいいんですが」


比叡 「っ……………」ピク…ピク……


霧島 「はっ榛名姉様 そろそろ…本気で力を緩めたほうが……」アワワワ


榛名 「……仕方ありませんね それじゃ一旦離しましょう」スゥ…


比叡 「ーっは!」ヒュォ… 首を絞められてる力が緩んで息を吸おうと…


榛名 「あっでも」ギュゥゥ!!


比叡 「かはぁっ!!!!」


榛名 「騒ごうなんて考えないでくださいね?もし騒いだら 今度こそ窒息させますからね」グググ…


比叡 「ーっ!ー…!!」コクコクッ


榛名 「なら離します」スゥ…ドサッ


比叡 「かはぁっ!!ゲホッ!ゲホッ!…」ヒュー…ヒュー…


榛名 「まったく あまり手を焼かせないでください比叡姉様?首を絞める力だって加減考えながらやらないといけないので大変なんですよ?」


霧島 「いや榛名姉様 結構本気出してましたよね?比叡姉様の首かなり力強く閉めてましたよね」


榛名 「…まぁ割と本気出してました そうでもしないと比叡姉様を止めることは出来ないので」


霧島 「たしかにそうかもしれませんがさすがに首を絞めるのは…」


比叡 「ーっ…」ハァ…ハァ…


比叡 「(まっマジで死ぬかと思った…あとちょっとでも遅かったら死んでたかもしれない!!)」フー…フー…


比叡 「(しかも妹に殺されそうになるなんて思ってもなかった…はっ榛名恐るべし!)」フゥ…フゥ……


榛名 「霧島 先に提督たちの様子を見てきてください わたしはちょっと比叡姉様と話があるので遅れます」


霧島 「わかりました では先に行って様子を見に行ってきます」タッタッタッ…



榛名 「…では、比叡姉様 私たちはこのまま提督たちの様子を伺い続けますが比叡姉様はどうしますか?」


榛名 「おとなしくしてるならついてきても構いませんが おとなしくできないなら今すぐ帰ってください」


榛名 「…どうしますか?もしついてきて、途中で騒いだりしたら…今度こそ締めますので覚えといてくださいね?」ギロッ


比叡 「ーっ…」ゾクッ


比叡 「(はっ榛名の目が本気だ!いつも優しそうな目をしてる榛名が本気で睨みつけてる!)」


比叡 「(普段大人しくしてる人が怒ると怖いとはいうけど…ほっほんとに、ここまで怖いなんて!!)」ブルブル…


比叡 「(でっでも!金剛お姉様を守るには私がついていないと…私が守らなくては、金剛お姉様のvirginが提督の手に!!)」ググッ…


榛名 「早く決めてください 決められないなら帰ってください」


比叡 「…わ、わかった 大人しくするからついて行く」


榛名 「なら早く行きますよ?こんなところで道草食ってる暇はありません」


比叡 「はい…」スクッ


比叡 「(…でも もし金剛お姉様の身に何かあったら、この比叡 命に変えてもお守りを!)」ググッ


榛名 「あっそれと比叡お姉様 今は隠してるんですが榛名は46cm連装砲を持ってきていますので、なにかへんな動きをした瞬間…撃ち抜きますからね?」


比叡 「…っへ?」


比叡 「(っえ 46cm連装砲を持ってきてる…?このゲームセンターに!?)」


比叡 「(いやいやいやいや!!それはさすがにまずいでしょ!?こんな民間人がいるところに46cm連装砲を持ってくるのもまずいけど、そもそもなんで持ってきた!?)」


比叡 「(…まっまさか わたし対策のためだけに持ってきたの?わたしがなにかする前提で持ってきたってこと!?)」


比叡 「(どんだけわたし信用されてないの!?いやまぁ日頃の行いが悪いといえば悪いけど!)」


榛名 「比叡お姉様 いつまでそこで立ってるんですか?早く行きますよ」


比叡 「(…もう、大人しくしてよう 今の榛名を怒らせたら本気で殺される……)」スクッ


タッタッタッ…













帰宅道中…



金剛 「うーん!今日は楽しかったデース!また来たいデース!」


提督 「そうだな また暇ができた時にでも来ようか?」


金剛 「YES!近々にでもまた来たいデース!!」


提督 「暇ができたらな?今のところは大規模な作戦もないから近いうちにまた来れると思う」


金剛 「その時はまた一緒に行くネ!」


提督 「あぁ!約束だ」




榛名 「…結局あの後、これといって進展はありませんでしたね」ヒョコッ


霧島 「そうですね…お互い距離が縮まるようなことはありませんでしたね 金剛お姉様ももっと提督に近づけばよかったのに」


比叡 「(よかった…金剛お姉様の純白は守られた!)」グッ


榛名 「このあとは普通に帰られるんですかね?」


霧島 「普通に帰りそうですね ホテルとかそういうところで一晩明かなさそうです」


比叡 「(それでいい むしろ明かすな!)」ギリッ




金剛 「ねぇテートク わたしもうひとつ行ってみたいところがあるデース!」


提督 「っん もう遅いのにまだ行きたいところあるのか?」


金剛 「YES!!ちょっと遠いんですがいいデスか?」


提督 「…とおい?」




霧島 「おや?これはまさか」


榛名 「まさか金剛お姉様からお誘いに!?」


比叡 「ーっ…お おねえさ!」


榛名 「はい黙りましょうね?」ドスッ


比叡 「ぐぇぇっ!!っ……」ガクン…


霧島 「…見事な溝打ちですね かなり強く突いたように見えましたが……」


榛名 「気のせいです」


霧島 「…そうですか(けっこう鈍い音出てましたが…)」




提督 「それって車とか使わないと行けないところか?さすがに今から車を用意するのはきついんだが」


金剛 「だいじょうぶデース!帰り途中にあるからへいきネ!」


提督 「帰りにある…?」


金剛 「それじゃ鎮守府に帰宅するデース!」グイッ


提督 「おっおぉ…」


提督 「(…一体、どこへ行く気だ?)」














鎮守府近く海岸



ザザァ…ザザァ……



金剛 「んー…!やっぱり夜の海は満月が反射してキレイデース!」ザッザッザッ…


提督 「…なぁ 来たかった場所って…ここか?もろ鎮守府の敷地内なんだが」


金剛 「そうデース!最後にここへ来たかったネ!」


提督 「海なんて腐るほど見てるだろ?おれもお前も なんになんでまた海を?」


金剛 「…」


提督 「……金剛?」


金剛 「…ねぇ提督 もしネ?もし…深海棲艦を倒しきって戦争が終わったら…私たち、どうなるネ?」


提督 「……っえ」


金剛 「戦いが終わったら私たち…お役御免になっちゃうけど、そうなったら…どうなるの?」


金剛 「わたしは今の生活が楽しい…こうやって提督と出かけたり、比叡たちとティータイムやったり みんなでワイワイして……」


金剛 「でも戦いが終わったらそれは終わっちゃうの?兵器として作られた私たちは…その後、どうなるの?」


提督 「…それは……」


金剛 「もし知ってたら教えてほしいネ 兵器として作られた私たちは、提督と一緒で普通の人間に戻してもらえるの?それとも…解体されて終わるの?」


提督 「………」




榛名 「…これは、ちょっと雲行きが怪しくなってきましたね」ヒョコッ


霧島 「そうですね …でも、その事は私たちも気になります もし戦いが終わったら…どうなるんでしょうか」


比叡 「」チーン…




提督 「…」ザザァ…ザザァ……


金剛 「…正直に話してほしいネ どうなの…?」


提督 「……そうだな これは軍事機密だから、本来艦娘にだけは言っちゃいけないんだが……」


提督 「【……聞かないことを進めるぞ?】」


金剛 「っ!」



ポツ…ポツポツ……


ザー…



提督 「…」ザー…


金剛 「………」ポタポタ…


提督 「…どうする?それでも……聞きたいか?」


金剛 「………」




榛名 「………」


霧島 「……榛名姉様 これは、もしかして………」


榛名 「……そうかも、しれませんね 私たちは姿かたちが変わっても…兵器には違いありませんから」


霧島 「………」




金剛 「…聞いたら、わたしはいつも通り…今後も、振る舞うことは出来ますかネ?」


提督 「それは… ………」


金剛 「…そうですか なら、もうここまで聞いてしまったんですから 聞いても聞かなくても一緒デス!」


金剛 「教えてください 戦争が終わったら…私たちは、どうなるんデスか?」


金剛 「包み隠さず、全部話してください!!」


提督 「………」


提督 「…その前に金剛 お前の練度は今どのくらいだ?」


金剛 「っえ まだ95デス…」


提督 「…そうか まだ95か」


提督 「なら全部は言えないが、一部だけお前に伝えとこう」


提督 「【とある一部の艦娘のみ 解体はされない】」


金剛 「…っえ?」


提督 「条件付きの艦娘のみ兵器型人間の権利を与えられるんだ 少々、体をいじられることになるがそれは兵器を持てなくさせるための改装という名の整形」


提督 「全員はほぼムリだが、自分の気に入った艦娘だけ条件を満たせば人間になれる …まだ俺の鎮守府にはその条件を満たした奴はいないけどな」


金剛 「…てっテートク その条件って……」


提督 「まぁ戦争が終わるなんて思っちゃいないけどな!深海棲艦がいなくなるなんて夢のまた夢」


提督 「条件を満たしたところで戦争が終わらないんじゃ意味がない だから気にすることない!」


提督 「それよりも早く鎮守府に戻るぞ?雨が降ってきて服がびちょびちょだ 早く着替えないと風邪ひく」


金剛 「…そうですね はやく戻りましょうか?」ニコッ



シカシ、チンジュフノチカクデヨカッタナ?アソビニイッテルトキニフラナクテ


ホントデース!ハヤクオフロニハイルデース!!




榛名 「…条件付き、ですか?」フフッ


霧島 「その条件とやらは時間がかかりそうで意外にも早く終わりそうですね?とくに金剛お姉様なら」


榛名 「そうですね この鎮守府の中で一番練度が高い艦娘…しかも 秘書艦を任せられてからずっとお姉様だけですからね?」


霧島 「それに気づいてない金剛お姉様は鈍感ですね 自分でよく提督のことを鈍感だと仰ってるのに」ハァ…


榛名 「金剛お姉様も人のこと言えないですね」


霧島 「まったくね」


霧島 「…でも 条件を満たせば解体されずに済むとわかってよかったですね?戦争が終わったとしても、好きな人と暮らしていけるなら 金剛お姉様も本望ですね」


榛名 「そうですね 私たちとはお別れになってしまいますが、それで金剛お姉様が幸せになってくれるなら…」


霧島 「まっ戦争が終わるなんて 誰も思っていませんがね?深海棲艦がいなくなることはほぼないかと思うわ」


霧島 「さて!雨にも降られて濡れたので早くお風呂に入りましょう!」


榛名 「はい!明日も早いですからね」


比叡 「」チーン…





どんなに長くても、どんなに短くても その日はいつかはやってくる


ずっと秘書にされているなら なおのこと早く訪れるであろう その者が幸せになる日が……


いつか、その日が来るまで…わたしは待ち続ける みんなを出し抜いて幸せになるのは悪い気がするが でもみんなも納得してくれるはず



…いつか、その日が来るまで………











ーENDー

























































































































…幸せな終わり方なのに、なぜここまで見るの?



……っえ まだ続いてると思ったから?ふーん…



…ねぇ さっきの文、なんて言うか知ってる?



世間で言う…フラグって言うんだよ フラグ回収おつ!ってよく聞くでしょ?それと一緒だよ



ここまで見たってことは………なにか裏があると思ったんじゃないの?見てる人たち



そうじゃなきゃ見ないもんね?こんなところ もう上にはENDって書いてるし!



………まぁ 見たいなら見てってよ?フラグ回収したエンディングってやつをさ



見たくないならこのままブラウザバックしてね ほんとによくあるパターンだから






警告したからね





















…それじゃ はじめるね


























…ドゥンっ!!



ボガァァァンッ!!!!!!


バシャンッ!!ブクブク………



ーっこ こんごー!!!!






ブクブク…



? 「…」ブクブク…


? 「(…あぁ わたし……沈んだん……デスね?陽の光が遠くなっていく………)」


? 「(……やっと もう少しで、提督と結婚できたのに………あと少しで…………)」


? 「(………ごめんなさい 提督…結婚式の準備 してたの知ってたのに………できそうにないネ)」


? 「(私がいなくても…元気で過ごしてネ?私の代わりは……いっぱいいるから)」


? 「…また、会えたら……そのときは また一緒に………付き合いデース……………」



ブクブク………














…LAST END……


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2019-07-28 03:09:41

たぬポンさんから
2018-04-09 22:51:48

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2019-07-28 03:09:42

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2018-08-01 23:29:55

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2018-08-01 19:50:53

たぬポンさんから
2018-04-09 22:51:49

このSSへのコメント

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1: たぬポン 2018-04-09 22:52:22 ID: BXZEG0pI

引き継いでいただき本当に感謝です!

更新楽しみに待ってます


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