四葉のクローバーとくまさん
総選挙応援SSです
小日向美穂ちゃんと緒方智絵里ちゃんです
美穂「…」ペラッ ペラッ
智絵里「…♪」ニコニコ
P「おっ、お疲れ様。何見てるんだ?」
美穂「あっ、プロデューサーさん!」
智絵里「お疲れ様ですっ。ちょっと懐かしいものを見つけちゃって…」
P「あぁ、今まで撮った写真のアルバムか。確かにそれは懐かしい」
美穂「ここまですごくあっという間な気がして…プロデューサーさんはどうですか?」
P「?どうって?」
智絵里「私達…あの頃と変われてますか?あの頃から…成長出来てますか?」
P「なるほどね…」
美穂「…」ゴクリ
P「俺から見たら、あの頃から全然変わってないかな」
智絵里・美穂「えぇっ!?」ガーン
P「もちろん悪い意味じゃないぞ?きちんと成長してるし、いい意味であの頃から変わってないなって」
智絵里「…どういうことですか?」
P「二人はあの頃から、俺やファンの皆に『思いきって踏み出す勇気』をくれるんだ」
美穂「思いきって踏み出す勇気…?」
P「そう、美穂は初めて会った時自分の事を緊張しいって言ってたよな?智絵里は臆病で引っ込み思案って。実は俺もそうだったんだ」
智絵里「そ、そうだったんですか?」
P「うん、そうだよ。二人にはそんな情けない姿見せたくなかったから精一杯取り繕ってたけど。」
美穂「知らなかった…」
P「今でも緊張やプレッシャーで押し潰されそうになったり、もっと言えば逃げ出したくなったり投げ出したくなったりすることがいっぱいある」
P「でもな、そんな時に諦めない気持ちと前を向く勇気をくれるのは、智絵里と美穂なんだ」
智絵里「…!」
P「きっとこれからもいっぱい大変なことがあると思う。特に俺なんて二人が思ってる以上に弱くて、情けないヤツだからさ。でもそんな人の背中を押してあげられるような、勇気をあげられるようなアイドルになってほしいんだ」
P「二人の頑張る姿はあの頃から変わってない。いつだって一生懸命で、どんどん魅力的になっていく。これからもそんな二人でいてほしい」
美穂「そんな風に言ってもらえるなんて…すごく嬉しいです!えへへっ♪」
智絵里「私達、これからもずっとずっと、プロデューサーさんと一緒にいたいです」
P「おぉっ、智絵里は大胆だなぁ」
智絵里「ふぇっ!?あ、あのっ、これはっ、そのっ!…うぅ」カァー
美穂「ふふっ、智絵里ちゃん耳まで真っ赤になっちゃった」ニコッ
智絵里「あぅ…」
P「もちろん俺もこれからも二人と一緒にいたいよ。二人が成長する姿をそばで見ていたいし、応援したい。初めて会った時から二人の事が大好きだから」
美穂「はやわっ!」
P「?」
美穂「ごごごごめんなさいっ!変な声出しちゃって…」カァー
智絵里「プロデューサーさん、反則、ですっ、10チョップ、ですっ」プシュー
P「えっ?へ、変なこと言ったかな」
美穂「そ、そのっ、私達も…その…す、すk…じゃなくて!プロデューサーさんと一緒に頑張りたい、です!"一緒に"!頑張りたいです!」ズイッ
P「お、おぅ」
智絵里「み、美穂ちゃん、美穂ちゃん」
美穂「ふぇ?」
P「こ、こう近いと恥ずかしいなー…あはは」メソラシ
美穂「!!!!!!!!!」ドカーン
智絵里「あっ」
美穂「」パタリ
P「えっ、美穂?美穂!?みほぉー!!」
〜〜〜
美穂「…先程はすみませんでした」
P「いやぁ大丈夫だよ、結構びっくりしたけど」
智絵里「(私もあれくらい、大胆になった方がいいのかなぁ…)」
美穂「はぁ…私、まだまだダメだなぁ…」
P「ははっ、そういうところも美穂の魅力の一つだよ」
美穂「こ、これ以上はご勘弁を…」カァ
智絵里「ぷ、プロデューサーさんっ!」アセアセ
P「あらら、ごめんごめん。言いたい事ハッキリ言っちゃうからなぁ」
美穂「…もぅっ…えへへ」フニャア
智絵里「そんなプロデューサーさんと一緒にいれて、私達も嬉しいですっ」ニコッ
P「さて…と、もうこんな時間だ。二人とも、もう帰らないとな」
美穂「わぁ、本当だ…」
智絵里「お話してたら、あっという間ですね…」
P「そうだな、でもこういうのも悪くない」
美穂「色んな事が聞けて、明日からも頑張ろうって思いました。ありがとうございます!」
智絵里「もっともっと頑張って、ファンの皆さんに、プロデューサーさんに輝く私達を見せてあげますねっ!」
P「おう!期待してるよ」
美穂「…それじゃあ、これで。お疲れ様でした!」ガチャリ
智絵里「お疲れ様でしたっ」ペコリ
P「お疲れ様、気をつけて帰るんだぞ」
バタン
P「(まだまだ舞踏会の階段は続いてる…でもいつか、最高のステージで二人を輝かせてやりたいな)」
P「…そのために、俺ももっと頑張るかぁ!」
終わり
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