新規提督と艦娘の奮闘記?
新人提督と艦娘たちの物語。
暇つぶし程度に呼んでください。
艦これ改を購入したので書き始めました。
基本的にゲーム通りですが、ブラウザーの艦娘も出す予定です。
その日、提督として鎮守府に着任することとなった。
提督「まずは最初の艦娘である初期艦を選ぶのか」
初期艦として選べる艦娘は11人。
吹雪型1番艦「吹雪」、吹雪型5番艦「叢雲」、綾波型九番艦「漣」、暁型4番艦「電」、
白露型6番艦「五月雨」、睦月型1番艦「睦月」、朝潮型2番艦「大潮」、白露型2番艦「時雨」、
そして、 川内型1番艦「川内」、川内型2番艦「神通」、川内型3番艦「那珂」である。
提督「確か駆逐艦より軽巡洋艦の方が性能が少し高かったはずだ。となると最初は軽巡洋艦の川内、神通、那珂から選ぶのがよさそうだな」
川内型の三人から選ぶことにした。
さて、誰にしようか・・・・・・
提督「性能的には誰を選んだとしても大差はないはず。此処はネームシップである川内にするか」
と言う訳で、俺の初期艦を川内にしました。
川内「川内、参上。夜戦なら任せておいて!」
提督「提督になる者だ。これからよろしく頼む」
茶色い髪に同系色の目をした元気の良さそうな女の子だ。
初期艦を選ぶ時に名前や顔、そして性格が記されていた。
まさにその通りだと言うのが感想である。
川内「よろしく、提督。ところでさ、提督は夜って好き?」
提督「ん? 夜か? どちらかと言えば好きだな」
静かだし落ち着くし。
川内「そうなんだ! うん、提督とならうまくやっていけそうだよ」
夜が嫌いだったらダメなのか?
そう言えば、資料には夜と夜戦が好きだと書いてあったな。
つまり川内は夜型の娘なのだろうか?
まあいい。
初顔合わせは問題なく済ましたし、細かいことは気にしないでおこう。
大淀「初めまして、提督。大淀と申します」
提督室に現れた大淀と名乗ったメガネっ娘。
彼女も艦娘であるが、艤装がないので戦闘に参加できないらしい。
代わりに、彼女は大本営からの命令を伝達してくれるそうだ。
大淀「さっそくですが、大本営からの指令をどうぞ」
大淀さんから資料を受け取る。
そこには” 初めての建造!”とタイトルが記されていた。
提督「建造か」
各資材を消費して新たな艦娘を生み出す。
それが建造と言う行為だ。
大淀「その任務を後回しにし、このまま出撃も可能です・・・・・・どうしますか?」
このまま出撃すると、川内一人で戦わせることになる。
練度も低いし改修もまだだ。
そもそも川内だけで勝てる見込みなんて何処にもない。
やはり、建造して艦娘を増やした方がいいだろう。
提督「いや、任務を遂行するよ」
大淀「提督ならそうすると思ってました」
嬉しそうに微笑む大淀さん。
もしかして、俺は試されていたのだろうか?
酷い言動をすれば、彼女から上に報告されるかもしれないな。
そう考えると、大淀さんが怖くなってきた。
さて、俺と川内は工廠と呼ばれる施設にいた。
提督「では、さっそくやってみるか」
川内「何? 夜戦?」
提督「違う。建造だ」
工廠で行えるのは建造の他に武装の開発と艦娘の解体に武装の廃棄である。
夜戦なんてできないし、こんなところしたら大変なことになるのは想像に難くないだろう。
提督「建造は燃料、弾薬、鋼材、ボーキサイトの各資材と開発資材を一つ消費して行うんだったな」
燃料、弾薬、鋼材、ボーキサイトの各資材は30~999の量を投入して行う。
戦艦や空母などの強い艦娘を生み出す為のレシピがあるらしいが、今はそれを知らない。
恐らく沢山投入すれば強い艦娘が建造できるであろう。
提督「資材は燃料が6000に他の三つがそれぞれ3000ずつか」
ちなみに開発資材は10個である。
提督「限界であるALL999での建造が可能だな」
しかし、資材は艦隊を動かすのに必要なものだ。
燃料や弾薬は出撃する度に消費するし、鋼材は傷ついた艦娘を癒すのに使われる。
ボーキサイトも航空機を運用するのに使われるのでむやみに使うのは辞めておこう。
提督「最初の建造だし、最低限のALL30にするか」
モニターを操作して建造開始を押す。
すると、艦娘の完成する日数が液晶画面に表示された。
提督「二日か」
高速建造材を使えば即座に完成することが可能だ。
その高速建造材は5つある。
提督「待つ時間を短縮する為に使用しよう」
俺は高速建造材を使用し、そして初の建造が終了した。
霰「霰です。んちゃとかはいいません・・・・・・よろしく」
初の艦娘は帽子を被った可愛らしい娘だった。
それはいいのだが、んちゃと言うのはドクタースラ・・・・・・いや、辞めておこう。
提督「俺が提督だ。よろしく、霰」
川内「川内だよ。よろしくね」
軽く挨拶を済ました後、俺たち三人は提督室へと向かったのであった。
今日はここまで。
また次回もお楽しみに。
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