お隣の菊池さんは戦場に行っていた(仮) プロローグ
かつて戦場に行ってたという菊池さん。
その昔話を紐解いていくお話。
予め行っておきますが私が書いてるわけではなく知り合いが書いてるものを、代理投稿しています。
ですので作品の裏設定について聞かれてもすぐには答えられません。
作品への批評なども受け付けておりますが作者に届く関係で二三日はかかると思いますが予めご了承ください。
さて私も楽しく?読ませていただいております。一体、菊池さんはどんな凶人何でしょうか。
警告ですがグロテスク描写が大量に出てきます。こう、構想を聞く限りではバイオハザードみたいな感じなのですが……
苦手な方はブラウザバックして下さい。
ではどうぞ。
私の家の隣に住んでいる菊池さんは御年131歳。
ギネス記録のタイのご長寿にも関わらず100m12.33秒、立ち幅跳び2m48、人間離れした人だ。
そんな彼は戦場の怪物と言われた。
菊池さん(以降彼と表記)が初めて戦場立ったのは12歳のときだった。
当時この国は仮想敵国だった数ヵ国からの同時に奇襲をかけられ、そのまま多国間大戦へと発展していった。
幸いにして資源や食料はそこらじゅうにあったのでジリ貧にはならずにすんでいたが、その分兵は弱かった。
クソ雑魚蛞蝓(ナメクジ)だった。次々と犬死していく軍を見て、参謀達は苦肉の策で「国民総動員法」を制定、公布した。
「満20歳以上の健全な国民は兵として加盟する事等云々」これに早速腰をあげたのが、ヤンキーやヤクザの無法者、風俗嬢であった。
平和に生きるのが飽きた人々がこぞって戦場へと出征していった。
平和でそれゆえあぶれ者が少なからずいた。
この国こうして反撃へと転じていった。
とまぁここまでは学校でもならった話だったが、菊地さんの場合はちと違う。
彼の家は庶民とは少々線をかく家だった。父は教師、母は医者というまぁなんだ、エリートの家だ。
ドラマなんかでは圧迫され不自由な生活をしている……何てこともあるが、彼の場合は自由にのびのび育っていた。
山中にあった祖父母の影響も大きかったと本人も言っていた。
そんな彼は子供の頃から、いや、本性から残酷で自分の享楽中心に過ごしていた。
山にふらっと一週間潜っは生態系を無茶苦茶にした。
家宝の日本刀を振り回す(本当に振り回す)あげくの果てに喧嘩といって相手を、全治数年の怪我に追い込む。
そして、どのときも身の凍るような笑みを浮かべていた。
そんな彼が、戦場という遊び場に飛び付いたのも当然だろう。
家族に黙って彼は志願、愛用の剣鉈(通常の鉈より長く太く、木の枝や動物をばらす等に主に使われる。彼の場合は....察しろ。)をもち、殺人鬼をかくやという表情で高らかに心躍らせ、揚々と出征していった。
後に殺人鬼どころか"怪物"として呼ばれるようになるとは夢にも思...ってたかも。
第一章完 第二章に続く
一応、一章はできていますが、誤字脱字を確認しながらやっております。(章こどの文章は短めですがわかりやすいように分けていきます。)
第一章完結しました。第二章に突入します。と言っても、まだ第二章の原稿貰ってないので、書けません。次章は一ヶ月いないには上がると思います。それでは第二章「菊地さん、戦場へ」をお楽しみに
ではノシ
平成30年8月18日追記
しばらくサイトにアクセスできませんでしたが続きをもらったので月曜日頃に上げます。
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更新履歴
【私の家の隣に~本人も言っていた】を追加(平成30年8月8日)
文章に若干の修正(平成30年8月9日)
【そんな彼は~ってたかも。】を追加、これをもって第一章完結(平成30年8月9日)
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