それは３時間目の水泳が終わって着替えようとしたときに起こりました…

穂乃果｢あれ？あれ？｣

海未｢どうしたのですか？早く着替えないと４時間目に遅れてしまいますよ？｣

ことり｢何か探し物？｣

穂乃果｢わ、私の下着がない！！｣

こと･うみ｢えぇぇぇぇ！？｣

穂乃果｢どこ探してもないもん！…もしかして盗んだ人がいるとか…｣

海未｢なるほど…ですがここは学校ですよ？そう簡単に外部の方が入れるものでしょうか…｣

ことり｢う〜ん…でも外部の人じゃなかったら誰が盗むんだろう…｣

穂乃果｢…生徒…とか？｣

海未｢ひ、人の下着を盗むような人はこの学校にいるはずがありません！｣

ことり｢でも水泳の授業が終わるまで更衣室には鍵がかかってたんだよね？｣

穂乃果｢そうだよ、防犯防止だって先生が言ってたよ｣

海未｢…となると穂乃果の下着が盗まれたのは授業が始まる前か終わってすぐの可能性がありますね…｣

ことり｢でも穂乃果ちゃんの下着を盗んで自分も着替えるとなると…｣

穂乃果｢１分も…ないよね？｣

海未｢ということはこの中に犯人がいるのでしょうか…｣

ことり｢で、でももう私たちしか居ないよ？｣

穂乃果｢もしかして…｣ｼﾞｰｯ

海未｢わ、私は違いますよ！｣

ことり｢私も違うよ！｣

穂乃果｢う〜ん…４時間目に遅れるのもまずいしとりあえず着替えよう！｣

海未｢そうですね！…？穂乃果の手に持っているのは誰の下着ですか？｣

穂乃果｢あっ…下着見つかったー！｣

海未｢…はぁ…やっぱり穂乃果は穂乃果でしたね｣

ことり｢あはは…穂乃果ちゃんは穂乃果ちゃんだったね｣

穂乃果｢もー！しょうがないじゃん！誰だってあるよ！｣

ことり(でも…パンツは私がすり替えて持ってるから本物じゃないんだけどね)

海未(ですが…ブラジャーは私がすり替えて持っていますから本物ではありませんが)

おしまい