2015-04-11 16:49:09 更新

概要

前回もご覧下さい。続くかは不明

どういう対戦が見たいでしょうか?


 生っすか!?サンデー本番中


春香「いよいよ始まってしまいました!」


春香「私たちの『生っすか!?サンデー』の存続を賭け戦い」


春香「その名も『シアター組の下克上!?』!」


千早「私たちの後輩のシアター組が与えられたテーマに沿って元祖765プロ13人と勝負します」


千早「私たちが負け越した場合、シアター組に番組を譲るというルールがあるわ」


美希「これは負けられない戦いなの!」


春香「それでは、さっそく第一回戦目を始めます!」


千早「テーマは野球。シアター組からは永吉さん、AS組からは我那覇さんです」


美希「それでは読んでみるの!すばるー!ひびきー!」


_______________


響「はいさーい!こちら我那覇響だぞ!」


昴「俺はシアター組の永吉昴です」


白井「球審の白井です」


琴葉「この場の進行は私、田中琴葉がお送りします」



琴葉「それではルール説明をします。勝負内容は一打席勝負。ピッチャーは昴ちゃん、バッターは響ちゃん」


琴葉「勝敗は響ちゃんが塁に出れば勝ち。それ以外なら昴ちゃんの勝ちです。」


琴葉「もちろん、内外野には一般的な守備範囲にアウトゾーンが存在します」


響「ふふーん。自分、完璧だから必ずヒット打ってやるさー!」


昴「必ず抑えてやるからな!」


昴「もし、オレ達が勝ち越したら、元野球選手とか、経験者の芸能人と一打席勝負する『昴チャレンジ』をするからな!」


響「うぎゃー!自分のコーナ名を真似するんじゃないぞー!」


琴葉「その辺にして、そろそろ始めましょうか」


琴葉「昴ちゃんも響ちゃんも位置に着きました。それではプレイボール!」


響「いつでもいいぞ!」


昴「よぉ~し」


琴葉「昴ちゃん第一球投げました!」


ビュッ スパーン


白井「アーーーーーィッ!!!」


琴葉「ストライクです」


昴(全く反応してこなかった…)


響(練習で付き合ってくれた真の球より早いぞ!しかも昴は左投げ出し)


昴(なら、もう一球ストレートだ!)


琴葉「第二球投げました!」


ガキンッ


白井「ファウル!」


響「……」


昴(一球目はタイミングを測ってたのか…。二球目はかなり合ってきてる)


昴(これで2ストライク。断然オレが有利)


昴(ほぼ向こうは振ってくるだろう…。やっぱり最後はスライダーで詰まらせてやるぜ)


昴「これで決めるぜ!」


琴葉「昴ちゃん振りかぶって第三球投げました!」


ビュッ


白井「ボール」


昴「何!?」


昴(2ストライクからオレのスライダーを見逃しただと)


響(やっぱり言ってた通り、スライダーで決めに来たぞ)


昴(配球が読まれてたか)


昴(落ち着け…。オレの有利は変わらない。もう一球勝負に行くぞ)


琴葉「第四球投げました!」


白井「ボール」


昴「また見逃した!?」


響(昴のストレートとスライダー…。動画でも見たけど、ほんとにフォームに差がないな)


昴(どうする三球連続スライダー?いや、ここは直球か?)


響(ここまでは律子のデータ通り。この状況で昴がスライダーとストレートの投げる確率は半々。次が勝負だぞ)


昴「いくぞ!」


琴葉「第五球!」


昴(しまった!スライダーが甘く!)


響「これなら行けるぞ!」


課金!!!!!!


昴「!?」


琴葉「この打球は大きい!!ポールを超えた!」


響「やったー!ホームランだぞ!」


昴「そんな…」


白井「ファウル!」


響「え?」


昴「お」


響「そんなのおかしいぞ!あんなに大きかったのに!」


昴「確かに大きかったがポールの上だから正確にはわからない」


響「むー。納得いかないぞ!ビデオ判定だ!!」


琴葉「どうやらビデオ判定になうようです」




白井「えー。球審の白井です」


響「……」


昴「……」


白井「ビデオ判定の結果、ビデオの映像が私の判定と異なる為ビデオを退場としプレーを続行します」


響「ファッ!?」


昴「……」


響「おかしいぞ!何のためのビデオ判定さ!」


昴「さすが白井のオッサン。自分の下した判定に絶対の自信を持つ審判の鑑」


響「昴も何言ってんのさ!おかしいでしょ!」


昴「白井はこういう男だ。プロ野球でも多々ある」


響「」(呆然)


琴葉「響ちゃん、あんまり抗議すると、今度は響ちゃんが退場になっちゃうかも」


響「うう」


昴「気を取り直して!」


琴葉「第六球投げました!」


響「打ち直すぞ!」


スカッ


琴葉「縦のスライダーで空振り三振!」


昴「よっしゃ!」


琴葉「この勝負は昴ちゃんの勝利です!」


響「そ、そんなぁ…」


琴葉「これで、シアター組がまず一勝です。それではスタジオにお返しします~」


____________


美希「響は不憫なの!」


春香「そんなこと言ってる場合じゃないよ!」


千早「これでこちらは一敗ね…」


春香「え、え~気を取り直して次のテーマはこちら!ドン!」


千早「ファン対決…!?」


美希「よくわからないの!」


春香「私たちもルールは知らないので、これから聞きます!それでは今週の『シアター組の下克上!?』はここまで!」


千早「お楽しみに」


美希「またねなのー!」


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