五航戦は聖杯戦争をするそうです。
五航戦の瑞鶴が聖杯戦争に参加します。
初投稿です。
温かい目で見守っていただけると嬉しいです。
「--!上!」
「…え?」
轟音とともに私は海上に叩きつけられた。
何が起こった?
左半身の感覚が無い、、もしくは無くなったかな。
そう考えているうちに冷たい海に飲み込まれていく。
「---!--!」私を呼ぶ声がする…
ごめん。もう戦えないや、、
そういえば走馬灯だったりあるって聞いたけど何もないし冷静だし不思議と怖くない。
死ぬときはあっけないもんだなあ。
もう轟音も声も何も聞こえない。痛みはもう無かったが目の前が暗くなってきた、、、
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ん?何か聞こえる。光が見える。
「------!!」 「----!?」
でも騒がしすぎやしないか?
救助が来たのだろうか?
光が強くなり全身を包んだ。
-- 「おわっ!!なんだ!?」
光に包まれて女の子が出てきた。
綺麗な緑髪のツインテールにセーラー服の女の子だ。
オレと同じくらいの子だ。
「翔鶴型航空母艦2番艦、妹の瑞鶴です」
「あなたが私の提督さん?」
瑞鶴「って…あれ?ここどこ?」
--「え?」
瑞鶴「海じゃない?倉庫の中?と、あなた誰?」
大きな音がしたその瞬間に熱いものが私の頬をかすめた。
轟音とともに建物が破壊され私と近くにいた男の子が吹き飛ばされた。
瑞鶴「襲撃っ!?」
打たれた方向を見た。
深海棲艦ではないが、
なぜ味方である私を打った?
--「外れちゃったネー!次は当てますヨー!!」
瑞鶴「っつ…金剛!何をしているか分かってるの!ここは陸地!海の上でもない!人がいるのよ!?提督さんが知ったら…」
金剛「提督はこの世界にいないデスヨ?」
瑞鶴「え?いない?」
金剛「だから!私が手に入れてあの世界に帰る!」
どういうことだ?何を言っている?
今はそんなこと考える暇ないか…
主砲がこちらを向いている、やらなきゃ…やられる!!
瑞鶴「艤装展開!第一次攻撃隊!発艦始め!」
弓を放つ、海の上でもないのに艤装が展開している。
何故だろう。不思議と力の使い方がわかる。さっきも何故か自己紹介しちゃったし。
海の上と変わらなく動けると思うし身体能力も高いと思う。
これならいける!
--「綺麗だ…」
弓道をやっていたからわかる。彼女の弓を打つ動作が洗練されていて流れるようだった。見惚れたと言っていいだろう。
だが矢から飛行機?戦闘機と言えばいいだろうか。
炎を上げたと思ったらいきなり出てきた。
--「なんなんだ一体…しかももう1人も変な格好しているし…」
もう1人のカタコトの方は巫女装束みたいな服で周りに大砲をぶら下げてるのか?多分さっきの爆発もコイツのせいだろう。
金剛「ファイヤー!!」
瑞鶴「爆撃開始!」
--「ちょ!嘘だろ!」
大きな爆発が起こり何が起きているのか分からないほどだった。うずくまることしかできない!
瑞鶴「おかまいなしね!」
金剛「提督に会うのは私デース!!」
--「ふぅ…」
--「まったく…何を遊んでいるのやら…」
2人を戦闘機が襲う。
瑞鶴「また!?今度はだ……」
知っている。嫌という程に知っている。
何度あの顔を見てムカついたことか!!
加賀「何をしているかと思えば…相変わらずね、五航戦」
瑞鶴「一航戦…!!」
金剛「加賀じゃないデスカー!あなたもいるとは思わなかったデスヨー!」
-- 「今度は何だ?」
屋根の上に立っている。
瑞鶴って子と同じような服だか青いスカートを履いている。
会話から聞くに3人共顔見知りっぽいな。
加賀「お遊びはそこまでにして。特に金剛、落ち着きなさい。」
金剛「落ち着いてマス。私は早く提督に会いたいだけネ。その為だったら手段は選ばない。ただ2人の相手をするのはさすがの私でも厳しいネ!って言うことで撤退するデスネー!」
砲撃音とともに煙が辺り一面に立ち込んだ。煙幕弾だろうか?
煙が晴れると金剛の姿はなかった。
加賀「今は追わなくていいの?」
指をこめかみ部分に当て誰かに語りかけている。
ここでも通信が使えるのだろうか?
瑞鶴「誰と話しをしているのよ一航戦!」
加賀「提督ではないわ。マスターと呼んだ方がいいのかし ら?」
瑞鶴「マスター?」
--「ええ。そして貴方達はサーヴァントと呼ばれているわ」
遠坂「こんばんは。私は遠坂 凛。ここにいる加賀さんのマスターよ」
瑞鶴「とりあえず落ち着いて話を聞きましょうか」
金剛が去った後、今は敵対の意思はないと言うことで遠坂さんって人から休戦を申し込んできた。
正直言うと助かった。情報が少なすぎる。
一航戦がすました顔をしているのは腹が立つが…
遠坂「衛宮くん大丈夫?」
そういって彼の手を掴んで立ち上がらせる。
衛宮「ああ。ただ遠坂これは何なんだ?」
私もそれは聞きたかった。
遠坂「あら。意外と冷静なのね。もっと慌てるものだと思うのだけれど?」
衛宮「もうさっきまで慌てすぎて今は嫌でも冷静になるよ」
遠坂「強いのね。だから貴方もマスターになったのかしら?」
衛宮「え?」
遠坂「本当に何も知らないのね。癪だけど敵にもならないだろうし、説明してあげてもいいわ」
加賀「ずいぶんと気前がいいのね」
遠坂「あら、どこかの誰かがこの声は!って言って制止を聞かずに助けに行ったのは誰でしたっけー?」
加賀「…っつ/// 何のことかしら?」
おおう。あの一航戦をからかっている。
この人は危ない、うん、本能が感じている。
遠坂「そんなことまでしたのだから何かあるのでしょう?
おまけに何も知らないようですしいっときの気の迷いよ。」
瑞鶴「ところでここはどこなのでしょうか?」
遠坂「ここは冬木市よ。貴方がどこから来たのか知らないけれど多分貴方の世界とは違う世界と思ってもらっていいわ」
瑞鶴「全く何を言っているのかわからない……」
遠坂「要するにパラレルワールド的なやつよ!」
アドバイスなどいただけるとありがたいです!
これってクラスはどうかってるですかね。