2019-11-24 03:28:33 更新

⚠この物語は本来の設定が違う所があるよ~


それでもいい人は見て欲しいかなん?


…朝 松浦家


果南「…」グウグウ


果南「…ん」モゾモゾ


果南「ふぁ~」アクビー


果南「今何時…?」


果南「もう9時かぁ~」


果南「今日何しようかなん?」キャピ


果南「…なんて」


果南「ハァ…」


ご機嫌いかがかなん?果南だよ~


高校卒業して大学1年の夏休み!


沼津の大学に入学して1人暮らしを始めました!


そして鞠莉と一緒の大学に行ったんだけど何とうっかりミスで別学科!


一応学校ではLINEとかで連絡はとってるんだけどなかなか時間が合わなくて…


夏休みこそは鞠莉と一緒に遊び尽くしたいって思ったんだけど…


果南「何で連絡してこないの!」


果南「もう夏休みも半分過ぎたのに…」


果南「じゃあこっちからすればって話なんだけど」


果南「なんかする機会失ったっていうか…」


果南「それに会いたがってる感が出て嫌なんだよね」ハァ


果南「鞠莉は私に会いたくないのかな…」


果南「仕方ない!」ヨイショ


果南「…散歩でも行こっと」


……昼 沼津


果南「今日も相変わらず暑いね~」ジリジリ


果南「これじゃスルメになっちゃうよ…」


果南「どこかで涼もう」


果南「お!あそこいいね~!」


果南「…1人でいると独り言増えちゃうね」ハハ…


果南「ん~やっぱお昼時だし混んでるなぁ」


果南「別のお店にしようかな」


果南「…あれ?」


果南「あれは…!」


果南「ダイヤと鞠莉!?」


果南「なんで鞠莉がダイヤといるの!?」


果南「いやそもそもなんで誘ってくれないの!?」


果南「考えても仕方ない…」


果南「…殴り込んでやる」ドタドタ


……ファミレス


鞠莉「………なんだけど…」


ダイヤ「………と言ってもですね……」


果南「……ちょっと」


鞠莉ダイヤ「…?」


鞠莉ダイヤ「!?!?!?」


果南「なんで2人が一緒にいるの?」


ダイヤ「こっこれはですね?」


果南「なんで私を誘ってくれないの?」


鞠莉「いやこれには事情がアリマシテ…」


果南「言い訳なんか聞きたくないんだけど…?」


果南「私だけ仲間外れにして2人で楽しく遊んでたんだ?」


ダイヤ「果南さん落ち着いて下さい…ね?」


果南「落ち着いてるよ?焦ってるのはそっちじゃん」


果南「んで?なんで2人が一緒にいるの?」


果南「怒らないから話して」


鞠莉「……それは」


ダイヤ「…鞠莉さんいいのですか?」


鞠莉「これ以上秘密にしてても果南がかわいそうだから…」


ダイヤ「ほんとにいいのですね?」


鞠莉「…」コクン


ダイヤ「…だったら私からは何も言いません」


果南「もったいぶらないでさっさと話して!」


鞠莉「わかった!話すから!」


鞠莉「落ち着いて聞いてね?」


鞠莉「実はダイヤに相談に乗ってもらってたの…」


果南「……なんの?」


鞠莉「かっ…」


鞠莉「果南をどうやったら遊びに誘えるかって//」


果南「…へ?」


鞠莉「だから!果南を遊びに誘うにはどうしたらいいか相談してたのダイヤと!」


果南「……それだけ?」


鞠莉「ホントは初日から誘いたかった…」


鞠莉「でもそれは何だかがっついてるって思われると思って避けてたの…」


鞠莉「だから3日くらいたってから誘おうと思ったんだけど…」


鞠莉「パパママがイタリアに帰るから一緒に帰る事になっちゃって…」


鞠莉「気づいたら夏休み半分すぎて…」グスッ


鞠莉「…果南と遊びたかったのに~!!もう半分しかないなんて~!!!!!」ウワーン


鞠莉「ごめんねぇぇ!かなぁぁぁん!!!」ポロポロ


果南「な…」


果南「なんだあ~」ヘナヘナ


果南「私てっきり鞠莉に愛想尽かされたかと思ったよ~」


果南「ずっと待ってたんだからね!?」


鞠莉「ごめんね果南…」グスッ


ダイヤ「…?」


果南「…何か言いたそうだねダイヤ」


ダイヤ「いや素朴な疑問何ですけど…」


ダイヤ「果南さんは鞠莉さんに連絡したのですか?」


果南「…してないけど」


ダイヤ「どうしてです?」


果南「なっなんか…会いたがってるって思われたくなかった//」


鞠莉「!」


鞠莉「果南は私に会いたかったの?」


果南「//」コクン


鞠莉「!」


鞠莉「かな~ん!!!ベリーキュート!!!」ハグッ


鞠莉「言ってくれればいいのに~!!!」


鞠莉「やっぱり果南は恥ずかしがりやね!」


果南「うっうるさい!//」


ダイヤ「お互い謙遜けんそんしてた訳ですのね…」


ダイヤ「それじゃお二人共仲直りして下さいな」


鞠莉「ごめんね果南?」


鞠莉「寂しい思いをさせちゃって…」


果南「私こそごめん…」


ダイヤ「ではこれからお二人でデートしてきてはどうですか?」


果南「デッデート!?//」


鞠莉「オォ~ウ!!!いいですね!行きましょ果南!」


果南「ちょっと鞠莉!?」


鞠莉「早く~!」


果南「はぁ…もう鞠莉ったら」ハァ


果南「ごめんねダイヤ」


ダイヤ「いいのですよ」


ダイヤ「お二人が仲良くしてくれればそれで」


ダイヤ「…最初は殴られるかと思ったですけど?」


果南「…ほんとにごめん」


ダイヤ「冗談ですわ」クスッ


ダイヤ「ほら早く行って下さいな」


ダイヤ「今日はまだ時間がありますしたっぷり楽しんで」


果南「ありがとう!またねダイヤ!」ノシ


ダイヤ「…」ノシ


ダイヤ「……ふぅ」


ダイヤ「………!」


ダイヤ「お会計してない…」


ダイヤ「ちょっとお二人共~!!!お会計~!!!」



ダイヤのおかげで仲直りできた私と鞠莉


この後のデート楽しみだなあ


つづく


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